カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


Text Encoding Initiative(TEI)コンソーシアム、ガイドライン(P5)version 4.2.0のリリースを発表:ルビを符号化するためのエレメントを導入

2021年2月25日、Text Encoding Initiative(TEI)コンソーシアムが、ガイドライン“P5:Guidelines for Electronic TextEncoding and Interchange”version 4.2.0、および、“TEI Stylesheets”のversion 7.51.0 のリリースを発表しています。

コードネームが“Ruby”と名付けられたガイドラインversion 4.2.0では、ルビを符号化するためのエレメントが導入されました。

New Release: TEI Guidelines 4.2.0 / Stylesheets 7.51.0(TEI,2021/2/25)
https://tei-c.org/2021/02/25/new-release-tei-guidelines-4-2-0-stylesheets-7-51-0/

国際文化会館図書室・ドイツ日本研究所図書室・日仏会館図書室、共同展示「3.11から10年」を開催中

2021年3月1日から3月31日まで、国際文化会館図書室、ドイツ日本研究所図書室、日仏会館図書室が、共同展示「3.11から10年」を開催しています。

英語、ドイツ語、フランス語で書かれた、東日本大震災関係の資料が展示されています。

【共同書籍小展示】 3.11から10年(国際文化会館)
https://www.i-house.or.jp/programs/library_exposition202103/

共同展示「3.11から10年」(日仏会館, 2021/3/1)
https://www.mfj.gr.jp/bibliotheque/2021/03/01/exposition_dix_ans_fukushima/index_ja.php

フランスの学術機関コンソーシアムCouperin、研究者の文献調査行動に関する調査報告書の2020年版を公開

2021年3月1日、フランスの学術機関コンソーシアムCouperinが、研究者の文献調査行動に関する調査報告書を公開したことを発表しました。

Couperinが、フランスの高等教育機関や研究機関の研究者を対象に、2020年5月から6月にかけて実施したアンケート調査の結果をまとめたものです。5,598件の回答が寄せられ、そのうち、約74%が科学・技術・医学系(STM)、約26%が人文・社会科学系(SHS)です。

報告書には、以下をはじめとした内容がまとめられています。

・回答者の約77%が所属機関のポータルサイトを利用しており、大学に所属する研究者は約82%が利用すると回答した。また、SHS分野の研究者の方が、STM分野の研究者よりも、利用するという回答の割合が高かった。一方で、システムの質と機能に対する不満を感じている研究者もいる。

・資料の探索や全文へアクセスを目的とした、Google等の検索エンジンの利用について、約65%が頻繁に利用する、約30%がたまに利用すると回答した。

熊本県立図書館、2021年2月13日に発生した福島県沖地震の被災地域からのレファレンスをできる限り受け付けると発表

2021年3月4日、熊本県立図書館が、2月13日に発生した福島県沖地震で被災した人や図書館を支援するため、被災地域からのレファレンスをできる限り受け付けると発表しています。

手紙・FAX・電子メールで受け付けるとしています。

2月13日に発生した福島県沖地震で図書館が使えない方へ(熊本県立図書館,2021/3/4)
https://www2.library.pref.kumamoto.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=615&comment_flag=1&block_id=1969#_1969

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)、閉鎖した「農林漁業協同組合の復興への取組み記録 東日本大震災アーカイブズ」のデータを承継して公開

2021年3月4日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)は、株式会社農林中金総合研究所(農中総研)が閉鎖した「農林漁業協同組合の復興への取組み記録 東日本大震災アーカイブズ」のデータを承継し、ひなぎく上で公開したことを発表しました。

「農林漁業協同組合の復興への取組み記録 東日本大震災アーカイブズ」は、農中総研が農林漁業協同組合(農協・漁協・森林組合など)や全中・全漁連・全森連などと連携し、震災からの復旧・復興に各地域がどのように取り組んでいるかの情報をデータベース化したウェブサイトとして2012年3月に公開されました。東日本大震災の発災から10年を迎え、取組みを⾵化させないために、農中総研は関係団体と協議のうえ、提供された掲載情報を国⽴国会図書館へ寄贈することとし、2020年11月30日をもって同アーカイブを閉鎖しました。

国⽴国会図書館が承継したデータは、承継前と同様にひなぎく上で検索することが可能です。なお、ひなぎく上で閲覧できる承継データは、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)で保存したものとなります。

cOAlition S、研究者を対象に「プランS」が研究成果の公開やオープンアクセス(OA)への見解に与えた影響に関するアンケート調査を開始

2021年3月2日、cOAlition Sは、助成した研究成果の完全即時オープンアクセス(OA)実現に向けて、研究者を対象に「プランS」が学術出版やオープンアクセス(OA)への見解に与えた影響に関するアンケート調査を開始したことを発表しました。

同調査は「プランS」の影響をモニタリングするcOAlition Sの取組の一環として行われます。アンケートは簡易調査を定期的に繰り返す「パルス・サーベイ」として2021年を通して実施され、第1回の調査期間は2021年3月1日から16日までです。

cOAlition S calls researchers to complete Plan S impact survey(cOAlition S,2021/3/2)
https://www.coalition-s.org/coalition-s-calls-researchers-to-complete-plan-s-impact-survey/

日本図書館協会(JLA)、2021年度における三ツール(NDC新訂10版・NCR1987年版改訂3版・BSH第4版)のオンライン配信に伴う負担金(手数料)を発表

2021年3月1日、日本図書館協会(JLA)は、「2021年度三ツールのオンライン配信事業に伴う負担金(手数料)について」を発表しました。

JLAは2021年度の図書館情報学の授業において、『日本十進分類法(NDC)新訂10版』・『日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版』・『基本件名標目表(BSH)第4版』の三ツールのオンライン配信を行う際に必要となる負担金(手数料)について、基礎額と計算方式を発表しました。基礎額は著作物使用料として負担される受講学生一人あたりの金額であり、NDC新訂10版が350円、NCR1987年版改訂3版が190円、BSH第4版が360円です。「基礎額」と、各ツールを使用する学期ごとの科目・クラスの履修学生数を合算した「学生数」との積が、支払の必要な負担金の金額となります。

三ツールのオンライン配信に関する利用申請の受付は2021年4月21日から開始します。申請者は、配信が認められ希望するツールへのアクセス権とパスワードを受信後に、JLAが送付する請求書の記載事項に従って、指定の金融機関に負担金(手数料)を振込する必要があります。

東洋文庫、「梅原考古資料 銅鐸 画像データベース」の全件データを公開

2021年3月1日、公益財団法人東洋文庫は、「梅原考古資料 銅鐸 画像データベース」について、全件のデータを公開したことを発表しました。

同データベースは入力途中の状態で公開が開始されていましたが、3,955件全てのデータ入力が終了し、検索等の機能をアップデートした上で改めて公開されたことを紹介しています。

【ライブラリ】梅原考古資料 画像DB「銅鐸」全件公開(東洋文庫, 2021/3/1)
http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach_db.php?tgid=214

梅原考古資料 銅鐸 画像データベース
http://124.33.215.236/umeharadotakuopen/umejpdotakuqueryinput.php

化学分野のプレプリントサーバーChemRxiv、2021年第2四半期以降ホスティング先を英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)の“Cambridge Open Engage”へ移行

2021年2月25日、英国のケンブリッジ大学出版局(CUP)は、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivのホスティング先が、2021年第2四半期から同出版局のオープンリサーチのためのプラットフォーム“Cambridge Open Engage”になることを発表しました。

ChemRxivは2017年に米国化学会(ACS)が中心となって運用を開始したプレプリントサーバーです。運用開始以来、6,300点以上のプレプリントが投稿され、1,600万回以上の閲覧・ダウンロードが行われています。2021年現在、ACSの他、中国化学会(CCS)・日本化学会(CSJ)・ドイツ化学会(GDCh)・英国王立化学会(RSC)が運営に参加しています。

プラットフォーム移行後のChemRxivでは、ACS・CCS・CSJ・GDCh・RSCの刊行する提携雑誌へ直接プレプリントを投稿できる機能が利用可能な他、コンテンツのアップロード状況の確認・改訂版プレプリントの簡易な投稿・ユーザーのコメントへの返信等の機能を備えた著者用ダッシュボードなどの“Cambridge Open Engage”が提供するサービスを利用可能になります。

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)と共に学術研究に果たす大学・研究図書館の役割をテーマとした調査プロジェクトを開始

2021年2月19日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)は、英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)と共同で、学術研究の支援者・責任者としての大学・研究図書館の役割をテーマとして、大規模調査を実施していることを発表しました。

同調査プロジェクトは、研究者と大学・研究図書館との間の連携関係の長期的な発展を支援する目的で実施されます。実施期間は2021年1月から6月までです。

RLUKとAHRCはプロジェクトの一環として、回答所要時間が10分から15分程度のオンラインアンケートを行っています。アンケートは大学・研究図書館と学術コミュニティとの間の共同作業について経験や認識を問う内容であり、特に図書館が学術研究における共同研究者や研究責任者に相当する役割を果たすことについて、強い関心を持って作成されていることを説明しています。

アンケートは2021年3月21日を締切として、委任先の英国バーミンガム・シティ大学(BCU)のウェブサイト上で行われています。

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