日本情報

英国国立公文書館(TNA)、首相府・内閣府の1997年の文書を追加公開

2021年7月20日、英国国立公文書館(TNA)は、同国の首相府及び内閣府の1997年の文書を追加公開したと発表しています。

ブレア政権初期の頃のもので、フランス・米国・日本・ロシアといった国々との交渉にかかるファイルも含まれると説明されています。

1997年のメージャー政権末期のものはすでに公開されています。

More Prime Minister’s files from 1997 released(TNA,2021/7/20)
https://livelb.nationalarchives.gov.uk/about/news/more-prime-ministers-files-from-1997-released/

北米日本研究資料調整協議会(NCC)、日本・北米・欧州の諸機関が公開する日本関連デジタル画像のデータベース“NCC Japanese Digital Image Gateway”を正式公開

2021年7月12日、北米日本研究資料調整協議会(NCC)は、データベース“NCC Japanese Digital Image Gateway”(DIG)の正式公開を発表しました。日本・北米・欧州の大学・アーカイブ・図書館・博物館等が所蔵・公開する日本関連デジタル画像のポータルサイトであり、2021年6月時点で184のリソースを収録しています。

DIGは、米・プリンストン大学東アジア図書館の日本研究司書であるSetsuko Noguchi氏と、NCCの情報リソーススペシャリストであるNaoko Kato氏により構築されました。タイトル・キーワード・説明文を対象にした検索や、主題分類による検索が可能です。また、日・英二言語での利用に対応しています。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、サービスハブ“Orbis Cascade Alliance”からのコンテンツの提供を開始

2021年6月10日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、サービスハブである“Orbis Cascade Alliance”からの5万点を超すコンテンツの提供を開始したと発表しています。“Orbis Cascade Alliance”は、太平洋北西岸の37の大学図書館によるコンソーシアムです。

今回提供が開始されたコンテンツは、オレゴン州・ワシントン州・アイダホ州の機関からのものであり、日系アメリカ人の強制収容所内の様子を撮影した写真のコレクション「ジョージ&フランク・ヒラハラコレクション」(ワシントン州立大学)・「クースキア強制収容所スクラップブック」(アイダホ大学)、ワシントン州・アイダホ州に居住するインディアンであるネズ・パース族を撮影した写真のコレクション(ワシントン州立大学)、リード大学アーカイブズにある1960年代・1970年代の学生の抗議活動の写真(リード大学)、女性の季節労働としての梨の梱包作業の様子を撮影した写真(南オレゴン大学)が含まれています。

フィンランド国立図書館、同館の日本関連コレクションをオンラインで検索可能に

2021年5月31日、フィンランド国立図書館が、同館の日本関連のコレクションを、統合検索サービス“finna”上でのオンライン検索を可能にしたと発表しました。

検索可能となったのは、 “Japonica collection”と“Buddhist collection”です。これらのコレクションは、これまで紙でのみ目録が作成されており、オンラインでの検索ができなかったと述べられています。

“Japonica collection”は、20世紀初期にヘルシンキ大学が、フィンランドの初代駐日公使であるG. J. Ramstedt等から寄贈を受けた和書等、約620タイトル1,400冊以上で構成されています。“Buddhist collection”は、1968年に駒澤大学と愛知学院大学から寄贈を受け、1973年に補完されたものであり、主に仏教関連の文献で構成されています。

なお、資料はフィンランド在住者が利用でき、特別コレクションに該当する資料は特別コレクションの閲覧室で利用可能とされています。

長崎県と公益財団法人角川文化振興財団、「バチカンと日本 100年プロジェクト」を実施:バチカン使徒図書館等の日本関係文書の調査研究活動

2021年4月15日、株式会社KADOKAWAのウェブサイトに、長崎県と公益財団法人角川文化振興財団が、「バチカンと日本 100年プロジェクト」を発表したことが掲載されました。

教皇庁文化評議会(Pontificium Consilium de Cultura)の後援を得たものであり、プロジェクトの中心は、バチカン使徒図書館やバチカン使徒文書館等に所蔵されている日本関係文書の調査研究活動と述べられています。

トピックス一覧(KADOKAWA)
https://www.kadokawa.co.jp/topics/
※2021年4月15日付で、「【長崎県×角川文化振興財団】共同で行う国際文化交流プロジェクトを発表!」が掲載されています。

【長崎県×角川文化振興財団】共同で行う国際文化交流プロジェクトを発表!(KADOKAWA)
https://www.kadokawa.co.jp/topics/5691

立命館大学アート・リサーチセンター、オランダのライデン国立民族学博物館の日本コレクションに関するデジタル化画像を公開

2021年3月4日、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)は、オランダのライデン国立民族学博物館が所蔵する日本文化資料のうち、浮世絵・銅版画・古典籍などの資料について、全作品のデジタル化画像を一般公開することを発表しました。

ライデン国立民族学博物館は、江戸時代に欧州で唯一日本と交易のあったオランダの機関として、シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold)や長崎・出島の商館長であったブロンホフ(Jan Cock Blomhoff)らのコレクションを中心に、多数の日本コレクションを収蔵しています。同館の収蔵品はすでにオランダ国立世界文化博物館のコレクションデータベースから閲覧可能となっていますが、ARCのポータルサイト上で「ライデン国立民族学博物館の日本コレクション」として公開されたことにより、集中的に閲覧することができるようになりました。

ARCのポータルサイト上で公開されたデジタル化画像には、オランダ国立世界文化博物館のデータベースへ直接アクセス可能なボタン等が設置されています。

北米の東アジア研究図書館における日本語の漫画雑誌の所蔵状況等に係る調査(文献紹介)

2021年2月に刊行された、東亜図書館協会(CEAL)の“Journal of East Asian Libraries”の172号に、米・スタンフォード大学のVictoria Rahbar氏による報告記事“Report on Japanese-Language Manga Magazine Survey 2020”が掲載されています。

本文献は、北米の東アジア研究図書館における日本語の漫画雑誌の所蔵状況や、図書館員が日本語の漫画雑誌を収集する、もしくは、収集しない要因を明らかにするために行った調査の報告記事です。

調査は、CEAL加盟館のうちの43館に対し、2020年2月24日に電子メール(8問)を送付して行われました。本文献は、2020年4月15日までに回答のあった15館のうち、スクリーニング質問に回答しなかった2館を除いた13館分の回答を用いて分析されています。

調査結果として、回答館のうち30.77%が日本語の漫画雑誌コレクションを所蔵していること、日本語の漫画雑誌コレクションを構築するプラスの要因として研究・指導上のニーズや学生からのリクエストがあること、マイナスの要因としては、整理・製本、予算、保存スペースに係る問題があることが紹介されています。

また、回答館のうち、

ページ