新聞

Google、Googleニュースショーケースの日本での提供を開始

2021年9月16日、Googleが、Googleニュースショーケースの日本での提供開始を発表しました。

Googleニュースショーケースには、現在12か国以上の1,000社を超える報道機関が参加しており、今回、国内の40社以上の報道機関を対象に提供を開始するものです。

Googleニュースショーケースでは、参加報道機関が、単一または複数の記事を「パネル」にわかりやすく表示させることができ、これにより、同プログラムに参加する報道機関は、より多くの方法で重要なニュースを自ら届けること等ができると説明されています。

また、参加報道機関とのライセンス契約の一環として、読者が一部の有料コンテンツへアクセスできるよう、参加する報道機関に支払いを行っているとしています。

Google ニュースショーケースの提供を開始(Google Japan Blog,2021/9/16)
https://japan.googleblog.com/2021/09/showcase.html

総務省情報通信政策研究所、「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を公表

2021年8月25日、総務省情報通信政策研究所が、「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を公表しました。

インターネット、ソーシャルメディア等のインターネット上のメディア、テレビ、ラジオ等の情報通信メディアについて、利用時間の長さ・時間帯、利用率、信頼度等を継続的に把握し、新聞、雑誌等の情報通信メディア以外のメディアを含め、メディア間の関係や利用実態の変化等を明らかにすることを目的として、総務省情報通信政策研究所が、東京女子大学現代教養学部 橋元良明教授ほかとの共同研究により、2012年から毎年実施している調査で、今回で9回目です。

「情報源としての重要度」は10代から30代では「インターネット」、40代から60代では「テレビ」が最も高いことや、「メディアとしての信頼度」は30代から60代では「新聞」が最も高く、10代では「テレビ」の信頼度が「新聞」よりも高いことなどが指摘されています。

米・フロリダ大学図書館、フロリダ州の歴史的新聞20万ページをデジタル化しオンラインアクセス可能に

2021年8月24日、米国のフロリダ大学の図書館George A. Smathers Librariesが、フロリダ州の歴史的新聞20万ページをデジタル化し、同大学の新聞のデジタルアーカイブであるFlorida Digital Newspaper Library(FDNL)で公開したと発表しました。

プロジェクトは、フロリダ州立図書館・文書館から、図書館サービスおよび技術法の助成金の内5万3,040米ドルの資金提供を受けて実施されました。デジタル化には、同大学によりマイクロフィルム化された新聞が利用されました。

また、取組の一環として行われた、図書館員向けにプロジェクトやFDNLを説明するオンライン研修の録画が、あわせて公開されています。

米・ジョージア公共図書館サービス(GPLS)と“Digital Library of Georgia”、1882年から1985年までのジョージア州の新聞をデジタル化し公開

2021年8月12日、米国のジョージア公共図書館サービス(GPLS)と“Digital Library of Georgia”が、1882年から1985年までの同州の新聞10タイトル6万7,000ページ以上をデジタル化し新たに公開したと、GPLSのウェブサイトで発表されました。

州内の歴史的な新聞が閲覧できるウェブサイト“Georgia Historic Newspapers”上で公開されており、新聞記事の全文検索や、日付・都市・州・内容の種別ごとの閲覧等ができます。発表の中では、コミュニティ内の連携機関からの資金提供に加え、GPLSがプロジェクトの選定・デジタル化のための資金提供を行ったと述べられています。

More than a Century of Digitized Newspapers from Across Georgia Added to Free Online Portal(GPLS, 2021/8/12)
https://georgialibraries.org/newspapers-2021/

英国図書館(BL)、新聞のデジタル化画像100万ページ分が無料でオンライン閲覧可能になったと発表

2021年8月9日、英国図書館(BL)は、新聞のデジタル化画像100万ページ分が、同館の新聞のデジタル化と公開を行うプロジェクト“British Newspaper Archive(BNA)”のウェブサイトにおいて、無料でオンライン閲覧可能になったと発表しました。

BNAは、ファミリーヒストリーに関するサービスを提供するFindmypast社とBLの協力により実施されており、同ウェブサイトでは英国やアイルランドのものを中心に、1699年から2009年までの新聞4,400万ページ以上のデジタル化画像が提供されています。同ウェブサイトでの画像の閲覧には料金の支払いが必要ですが、BLと同社の連携協定により一部画像の無料閲覧が可能になったと述べられています。

今回対象となったのは、著作権保護期間が満了した1720年から1880年までの新聞158タイトルです。BLの発表の中では、今後4年間にわたり毎年約100万ページ無料で閲覧できる新聞を追加すると述べられています。なお、無料閲覧の対象となっている画像でも、閲覧時にはアカウント登録(無料)やサインインが必要です。

徳島市立図書館、徳島県立図書館等の協力により「徳島新聞データベース」が利用可能となったと発表

2021年8月6日、徳島市立図書館が、徳島県立図書館と徳島新聞社の協力により「徳島新聞データベース」が8月から利用可能となったと発表しています。

徳島新聞データベースが利用可能になりました(徳島市立図書館,2021/8/6)
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/toshokan/oshirase/tokushinDB.html

参考:
長野県の北アルプス地域5市町村(大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村)の図書館で、新聞記事データベース「聞蔵IIビジュアル」の共同利用が開始:県立長野図書館が支援
Posted 2020年4月3日
https://current.ndl.go.jp/node/40704

米・ブリガムヤング大学、女性向け新聞に掲載された広告の画像を検索・閲覧できるデータベースを公開

2021年7月20日、米国のブリガムヤング大学(Brigham Young University:BYU)が、女性向け新聞“Woman's Exponent”に掲載された広告のデジタル化画像を検索・閲覧できるデータベース“Exponent Advertisements”の公開を発表しました。

“Woman's Exponent”は、1872年から1914年にかけてユタ州のソルトレークシティで発行された新聞であり、地域や一般のニュース、家事のコツや教育に関する情報を掲載していました。

データベースでは、約4,000の広告画像について、キーワード等による検索、年・広告を出している事業者・産業ごとにまとめられた画像の閲覧、広告画像数の経年変化を示したグラフの表示といった機能が提供されています。画像はパブリックドメイン、グラフや検索結果等の画像以外のコンテンツはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYで公開されています。

ルクセンブルク国立図書館(BnL)、新たなOCRソフトウェアを公開

2021年7月26日、ルクセンブルク国立図書館(BnL)が、人工知能(AI)を活用した、新たなOCRソフトウェア“Nautilus-OCR”をGitHubで公開したと発表しました。

同館は、2006年から光学文字認識(OCR)を利用した歴史的な新聞のデジタル化を行っていますが、紙や印刷の品質・経年劣化等により、文字を正確に認識できなかったと述べられています。今回公開されたソフトウェアは、AIを用いた課題解決を推進する政府のイニシアチブAI4GOVの支援のもと、同館により開発が行われました。

発表によると、“Nautilus-OCR”は、METS/ALTO形式のOCR結果の質向上や通常のOCRエンジンとして利用でき、行の自動特定、フォントの分類、精度向上の予測等のモジュールが含まれています。その他、パブリックドメインの新聞記事を基にした、手書き文字のOCRデータセットや、機械学習モデルも公開されています。オープンソースライセンス“GNU General Public License(GPL)”のバージョン3で提供されています。

岐阜県図書館、所蔵地図展「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催

岐阜県図書館が、2021年7月3日から8月26日まで、所蔵地図展「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催します。

同館では、約15万点の地図および地図関連資料を所蔵し、随時、所蔵する地図を紹介する企画展示を行っていますが、今年が、1891年に発生した濃尾震災から130年目にあたることから、所蔵する濃尾震災関連の地図や写真、新聞記事、書籍等のほか、岐阜県防災課が作製した写真パネル、中越震災・阪神淡路大震災・東日本大震災等に関連する地図や写真を展示するものです。

「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催(岐阜県図書館)
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/info-events/2021/06/130.html

北米の研究図書館センター(CRL)、世界の新聞コレクションのデジタル化公開事業“Global Press Archive CRL Alliance”の第2フェーズの開始を発表

2021年5月26日、北米の研究図書館センター(CRL)が、世界の新聞コレクションのデジタル化公開事業“Global Press Archive CRL Alliance”の第2フェーズの開始を発表しています。同事業は、CRLが、East View Information Services社と連携して2019年に開始した事業で、これまで5つのコレクションが公開されています。

2022年中頃までに、アクセスできる新聞を450万ページまで拡大し、そのうち300万ページはオープンアクセスであることを目指しており、2年間の第2フェーズでは、オープンアクセスコンテンツとして200万ページ、会員館のみ利用可能な著作権保護期間中のコンテンツとして100万ページ、のあわせて300万ページが提供される予定です。

対象となるコンテンツは、CRL等で洗い出し、諮問委員会や会員館から選ばれた広範な主題的専門知識を持つ選定チームによって優先順位が決められます。全てのコンテンツは画像および全文テキストで提供され、East View Information Services社のカスタマイズされたGlobal Press Archiveのプラットフォームで公開されます。

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