新聞

北米の研究図書館センター(CRL)、East View Information Services社との協力事業の成果として帝政ロシア時代に刊行された新聞のデジタルコレクションを公開

2021年4月20日、北米の研究図書館センター(CRL)は、East View Information Services社との協力プロジェクトの成果として、帝政ロシア時代に刊行された新聞のオープンアクセス(OA)デジタルコレクション“Imperial Russian Newspapers”の公開を発表しました。

“Imperial Russian Newspapers”は、East View Information Services社が推進する新聞のデジタルアーカイブ“Global Press Archive(GPA)”のコレクションに、CRLとの共同プロジェクトによる成果物の第4弾として追加されました。18世紀から20世紀初頭にかけての、モスクワやサンクトペテルブルクで刊行された主要紙に加え、広大なロシア帝国内の地方紙を含む、23万ページ分のコンテンツが含まれています。

これらのコンテンツの多くは、ロシア国立図書館の支援により利用可能となったものと説明されています。また、帝政ロシア時代に刊行された既知の新聞の詳細な書誌情報を含む、2点の電子書籍型式のレファレンスリソースも最終的には含まれる予定としています。

熊本県立図書館、熊本地震に関する展示を実施中

熊本県立図書館が、2016年4月14日および16日に発生した熊本地震から今年で5年を迎えることから、4月の展示として、熊本地震に関する展示を実施しています。

1階子ども図書室では、熊本地震の本や防災の本を集めた「いのちをまもろう くまもとじしんから5ねん」が行われています。

2階第1閲覧室では、熊本地震の被害の大きさがわかる資料や避難所での活動・記録等の資料、復旧・復興の様子がわかる資料に加え、防災・減災に関する資料も展示する「熊本地震から5年」が行われています。

3階第2閲覧室では、同館が所蔵する、熊本地震当時の様子を知る事ができる資料の一部に加え、他県でどのように熊本地震が報道されたかが分かる新聞等を展示する「熊本地震から5年」と、防災に関する雑誌を集めて展示する「防災 熊本地震から5年 東日本大震災から10年」が行われています。

子ども図書室 4月の展示(熊本県立図書館)
https://www2.library.pref.kumamoto.jp/?page_id=409

英国の研究プロジェクト“Living With Machines”開発のツール“Press Picker”のソースコードが公開:英国図書館(BL)所蔵新聞コレクションの概要をタイトル変遷・資料フォーマットの相違に対応して可視化

2021年3月8日、英国図書館(BL)及び英国内の大学・研究機関による共同研究プロジェクト“Living With Machines”は、プロジェクトで開発したツール“Press Picker”のソースコードを公開したことを発表しました。

“Living With Machines”は、第一次産業革命が19世紀を中心に人々へ与えた影響を、データサイエンス・人工知能(AI)・デジタル人文学の方法論を活用して探求する研究プロジェクトとして、2018年に開始しました。英国研究イノベーション機構(UKRI)による5年間の助成の下、BL、及びデータサイエンスとAIの研究機関としてBL内に本部が設置されているアラン・チューリング研究所が中心に取り組んでいます。

同プロジェクトは、BLが所蔵する当時の新聞資料について、デジタル化が未完了の資料群のデジタル化を計画していますが、分量が非常に多い上に、発行時期による頻繁なタイトルの変遷や、資料フォーマット(原紙またはマイクロフィルム)の相違が、全体像の把握を困難としています。“Press Picker”はこのような背景の下、効率的な新聞資料のデジタル化を進めるために、BLの新聞コレクションの概要を把握するツールとして開発されました。

国立国会図書館、「全国新聞総合目録データベース」の提供終了を発表:データは「リサーチ・ナビ」上で公開予定

2021年3月10日、国立国会図書館(NDL)は、これまでNDLサーチを通じて提供していた「全国新聞総合目録データベース」の提供を終了することを発表しました。終了時期は、2021年度第1四半期以降を予定しています。

終了後は、3月31日時点の同データベースのデータを「リサーチ・ナビ」上で公開する予定です。

ニュースの新着情報(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/news_index.html
※2021年3月10日付で「全国新聞総合目録データベースの提供を終了します」と掲載されています。

2021年3月10日 全国新聞総合目録データベースの提供を終了します(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/210310_02.html

福井県立図書館、福井新聞縮刷版巻頭の「記事の見出し一覧(今月の主なニュース)」のデータベースを公開

2021年2月28日、福井県立図書館が、福井新聞縮刷版巻頭の「記事の見出し一覧(今月の主なニュース)」のデータベースを公開しました。福井新聞社からの協力も得ています。

公開範囲は、昭和51(1976)年11月分から平成20(2008)年3月分までで、平成23(2011)年3月分まで随時更新予定としています。

同館ウェブサイトの「ふくいを知る」内の「福井新聞縮刷版『記事の見出し一覧』」ページでPDFファイルとして公開されており、「デジタルアーカイブ福井」内の「詳細検索(新聞記事)」からの記事見出しの検索も可能です。

福井県立図書館 お知らせ
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/tosyo/index.html
※2021年02月28日欄に「福井新聞縮刷版 巻頭「記事の見出し一覧」を公開しました」とあります。

仙台市民図書館、同館で収集した様々な震災の記録を展示する「震災10年をふりかえる」を開催中

2021年2月4日、仙台市図書館が、同館Twitterにおいて、仙台市民図書館で展示「震災10年をふりかえる」を開催中であると紹介しています。

仙台市民図書館で収集した様々な震災の記録(書籍・チラシ・パンフレット・新聞等)を展示するものです。

@sendai_lib(Twitter,2021/2/4)
https://twitter.com/sendai_lib/status/1357121308736188416

参考:
仙台市若林図書館、震災関連事業「荒浜の思い出、そして今、未来へー海辺の図書館写真展」を開催中
Posted 2021年2月3日
https://current.ndl.go.jp/node/43180

ProQuest社、フランスのル・モンド紙の1944年から2000年までのアーカイブを2021年3月に提供開始

2021年1月26日、ProQuest社は、フランスの日刊紙ル・モンド(Le Monde)の1944年から2000年までのアーカイブを、2021年3月にデジタル画像として提供することを発表しました。

ル・モンド紙は、第二次世界大戦中のフランスにおいて、ナチス・ドイツの占領から解放された1944年にド・ゴール(Charles de Gaulle)将軍の要請を受けて創刊されました。中立的な報道姿勢、深い分析、高品質なジャーナリズム等から、フランスを代表する新聞とされています。

提供予定の同社によるル・モンド紙のアーカイブでは、紙面に掲載された対象期間の全ての記事がデジタル画像として収録され、記事別の索引が作成される他、テキスト検索等にも対応しています。また、その他の新聞・書籍・雑誌・論文などの多様なコンテンツを含む同社のプラットフォーム上で一元的に検索することも可能になる予定です。

公益財団法人新聞通信調査会、「第13回メディアに関する世論調査」の調査結果を公表

2021年1月24日、公益財団法人新聞通信調査会は、「第13回メディアに関する世論調査」の調査結果を公表しました。

2020年10月30日から11月17日までの期間、全国の18歳以上の5000人を対象に訪問留置法で実施された調査であり、回答率は61.3%(3064人)でした。

調査結果の報告書では、次の6つのテーマ別に設けられた質問計34問への回答結果がまとめられています。

・各メディアの印象・信頼度
・新型コロナウイルス感染症
・ニュースとメディア
・生活の中の新聞
・新聞への意見
・インターネットとニュース

そのうち、インターネットニュースを見ている人(全体の 75.6%)を対象として4つの質問が行われた「インターネットとニュース」に関しては、次のような回答結果等が紹介されています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していた韓国国立中央図書館(NLK)、2021年1月19日から開館:館外から一時的に利用可能としたオンラインDBの提供期間を延長

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年12月8日から休館していた韓国国立中央図書館(NLK)が、2021年1月19日から開館しています。

1日あたりの利用者数を制限し、先着順の予約制により開館しています。同館内に設置されている、障害者用閲覧室「障害者情報ヌリト」(国立障害者図書館)や北韓資料センター(統一部)、同館が所管する国立子ども青少年図書館も同様です。

文化体育観光部からの1月18日付の発表によると、同じく休館していた、ソウル特別市所在の文化体育観光部所管の博物館・美術館等の文化芸術施設も1月19日から再開しています。

また、1月13日、NLKは、2020年末まで館外から一時的に利用可能としたオンラインDBの提供期間を2021年6月まで延長したと発表しています。対象は、国内のDB3種類(DBpia、e-article、KOREASCHOLAR)、海外のDB4種類(Nature、SAGE Journals、SpringerLink、Taylor & Francis)です。東亜日報と朝鮮日報の新聞記事DBは2021年中は館外から利用できるように切り替えたとしています。

町田市立図書館(東京都)、市内在住の新成人に誕生日に発行された新聞のコピーをプレゼントする企画「二十祭まちだ応援事業」を開催中

2021年1月5日から31日まで、東京都の町田市立図書館が、市内在住の新成人を対象に、誕生日に発行された新聞のコピーをプレゼントする企画「二十祭まちだ応援事業」を開催しています。

2000年4月2日から2001年4月1日までに出生し、町田市に在住する新成人は、所定の申込書を町田市立図書館のカウンターに提出することで、自身の誕生日に発行された新聞のコピーを最大3ページまで申し込みすることができます。申し込みされた新聞のコピーは後日同館が郵送で対象者へプレゼントします。

申し込みは新成人本人が行う必要があります。また、利用は新成人1人につき1回までです。

二十祭まちだ応援事業 新成人の方にお誕生日の新聞コピーをさしあげます!(町田市立図書館)
https://www.library.city.machida.tokyo.jp/event/post_211.html

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