情報検索

米・ハーバード大学、Caselaw Access Projectで公開している判例データの検索インターフェース“CAP search”を公開

2019年4月3日、米・ハーバード大学ロースクールのLibrary Innovation Lab(LIL)は、Caselaw Access Projectで公開している判例データを検索できるインターフェース“CAP search”の公開を発表しました。

Caselaw Access Projectは、米国の連邦政府と各州の判例集をオンラインで公開するプロジェクトであり、2018年10月に、判例データのAPIとデータの一括ダウンロード機能が提供されていました。

Launching CAP Search(Library Innovation Lab, 2019/4/3)
https://lil.law.harvard.edu/blog/2019/04/03/launching-cap-search/

CAP Search
https://case.law/search/

日本出版インフラセンター、日本国内で出版された書籍の検索サイト「Pub DB」を公開 Books.or.jpの後継

一般社団法人日本出版インフラセンターが、国内で発行された紙・電子書籍を検索できるサイト「Pub DB」を公開しました。同サイトは日本書籍出版協会の書籍情報検索サイト「Books.or.jp」の後継にあたります。

日本書籍出版協会のデータベースセンターは、日本出版インフラセンターの出版情報登録センターと2018年4月に組織統合されていました。この統合に伴い、2019年1月31日から両者のデータベースも統合され、新たに「出版書誌データベース」となっていました。Pub DBはこの出版書誌データベースに蓄積されたデータで、約230万点の書誌情報が含まれるとされています。また、Books.or.jpに存在した現在入手可能な書籍に限定する、という制限はなくなり、蓄積されている全書籍データが検索可能になったとのことです。

なお、URLについてはBooks.or.jpから変更されていません。

本の総合カタログ Pub DB 出版書誌データベース
https://www.books.or.jp/

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、Geoshapeリポジトリを大幅に拡充し、歴史的地名に関する情報源としての機能を充実させたことを発表

2019年1月17日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、地物の幾何形状データを公開するデータリポジトリであるGeoshapeリポジトリを大幅に拡充し、歴史的地名に関する情報源としての機能を充実させたことを発表しました。

拡充内容として次の4点が紹介されています。

・国勢調査町丁・字等別境界データセットの公開
・歴史的行政区域データセットβ版への「市区町村の歴史的変遷」(1970年4月以降)、「隣接行政区域」、「リンクトオープンデータ」の項目の追加
・歴史的地名/現代地名による境界データ検索のリリース
・歴史的行政区域データセットβ版と国勢調査町丁・字等別境界データセットをリンクし、「現在の町丁・字はかつてどの市区町村に属していたか?」等を調べられるようにしたこと

ニュース(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2019年1月17日付けニュースに「Geoshapeリポジトリを大幅に拡充し、歴史的地名に関する情報源としての機能を充実させました」とあります。

Europe PMC、新インタフェースのベータ版公開を開始

2018年10月11日、Europe PMCが、新インタフェースのベータ版公開を開始したことを発表しました。

今回のインタフェース改修は2017年に実施した、12人の研究者を対象とする文献検索に関する日記式調査の結果に基づいて行われたものとのことです。検索結果ページで、従来は一度に一つしか選択できなかった絞り込みフィルターを同時に複数選択できるようになったこと等に加え、文献詳細ページで本文がオープンアクセスの場合は本文まで閲覧できたり、図を一覧できる機能等が追加されています。

Announcing new Europe PMC Beta!(Europe PMC、2018/10/11付け)
http://blog.europepmc.org/2018/10/europepmc-beta.html

J-GLOBALがリニューアル:文献情報への抄録・索引の追加、広告枠の設置など

2018年10月12日、科学技術振興機構(JST)の科学技術情報探索サービスJ-GLOBALがリニューアルされました。
同機構はリニューアルの主な内容について、「文献情報に抄録・索引を追加」、「インターフェースの刷新」、「モバイル対応」、「広告枠の設置」の4点であると発表しています。

お知らせ(J-GLOBAL)
https://jglobal.jst.go.jp/news
※「2018/10/12 J-GLOBALはリニューアルしました。」とあります。

J-GLOBALはリニューアルしました。(J-GLOBAL)
https://jglobal.jst.go.jp/news/2973

京都大学、デジタルアーカイブシステム(Peek)の新版を試験公開

2018年7月30日、京都大学は京都大学研究資源アーカイブの資料を閲覧・検索するためのオンラインサービス、京都大学デジタルアーカイブシステム(Peek)の新版を学外向けに試験公開しました。

新Peekでは画面デザイン等が一新されているほか、「地図からさがす」、「年表からさがす」といった新機能も提供されています。

Peek 京都大学デジタルアーカイブシステム
https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/app/

京都大学研究資源アーカイブ(トップページ「お知らせ」に2018年7月30日付けで新システム公開の情報を掲載)
http://www.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/

E2022 - ヒューリスティクスを踏まえた情報探索とは<文献紹介>

ヒューリスティクス(heuristics)は,「問題解決,学習,発見に利用可能な類似の事例における経験に基づく意思決定」と一般的に理解されている。例えば,検索エンジンの検索結果を参照する際に上位10個のページにアクセスが集中する。これは経験則的に,結果の上位に挙がったものが求めている情報との関連性が高いと検索者が考えるためである。

トーハンの電子書籍サービス「Digital e-hon」がサービス終了 本・雑誌コンテンツについては購入金額相当のポイントに変換

2018年4月16日、トーハンの電子書籍サービス「Digital e-hon」が、2018年4月27日を以てサービスを終了することを発表しました。

Digital e-honには本・雑誌コンテンツと医学文献コンテンツがありますが、前者については2018年7月31日までダウンロード・閲覧できるものの、以降は閲覧等もできなくなるとのことです。代替として、コンテンツ購入者には、購入時の金額相当のDigital e-honポイントが付与されます。同ポイントは電子書籍サイト「Book☆Walker」等、他サービスのポイントにさらに変換可能とのことです。医学文献コンテンツについてはサービス終了後も、ダウンロード済みのコンテンツが継続して閲覧でき、ポイント交換等は行われないとのことです。

なお、医学文献検索サービス「医中誌パーソナルWeb(Digital e-hon版)」についても2018年5月31日でサービスを停止するとされています。

図書館情報学教育のトレンド、課題、機会:Carol Tenopir教授へのインタビュー(記事紹介)

Elsevier社のLibrary Connectブログに、2018年3月23日付けでテネシー大学ノックスビル校のCarol Tenopir教授へのインタビューに基づく記事”Trends, challenges and opportunities for LIS education: an interview with Carol Tenopir”が掲載されています。Tenopir教授は情報アクセス・検索、電子出版、学術情報流通等の分野で多くの業績を成した研究者です。

インタビューではTenopir教授自身のキャリアの話題からはじまり、オープンサイエンスが図書館情報学教育に与える影響、図書館情報学教育が今日、直面している課題、今後10~15年で図書館情報学専門職はどうなっていくか、といったトピックについて尋ねています。

生物医学分野の非営利助成機関の団体Health Research Alliance(HRA)、オープンサイエンスのための新しいプラットフォーム“HRA Open”を公開

2018年3月12日、生物医学分野の非営利助成機関の団体Health Research Alliance(HRA)は、米国国立医学図書館(NLM)、figshare、Dimensionsなどとの連携協力により、オープンサイエンスのための新しいプラットフォーム“HRA Open”を、研究成果の公開・共有プラットフォームfigshare上に立ち上げたことを発表しました。

HRA Openでは、HRAの加盟機関から助成を受けた研究者は、助成による研究成果のうち、出版物をPubMed Central(PMC)に登載し、それ以外の図表やデータセットなどの研究成果をHRA Openにアップロードして共有することができます。また、助成金のデータベースを検索して、受給した助成金とそれによる研究成果とを結びつけることができます。

PMCへの出版物の登載は、NLMとの連携により実現しています。NLMへはHRAの加盟機関の助成金とそれを受給した研究者のデータが提供され、出版物や研究成果へのアクセスを促進するために利用されます。

ページ