情報検索

医学分野のシステマティックレビュー・メタアナリシスにおける文献検索手順記録方法の指針“PRISMA-S”(文献紹介)

2021年1月26日付で、生命医学分野のオープンアクセス(OA)出版社BioMed Central(BMC)が刊行する“Systematic Review”誌に、論文“PRISMA-S: an extension to the PRISMA Statement for Reporting Literature Searches in Systematic Reviews”が掲載されています。

オンラインを利用した医療情報の検索行動におけるヘルスリテラシーの役割:米・ミネソタ州の成人を対象とした横断調査(文献紹介)

2021年1月27日付で、医療分野のイノベーションや情報技術を扱ったオープンアクセスの査読誌“Journal of Medical Internet Research”(JMIR)の第23巻第1号に、米国の社会福祉・公衆衛生分野の研究者らによる共著論文“Role of Health Literacy in Health-Related Information-Seeking Behavior Online: Cross-sectional Study”が掲載されています。

日本電気株式会社(NEC)、三重県選挙管理委員会と協力し、選挙事務を支援する人工知能システムの実証実験を実施:法規集等の検索作業を支援

2021年1月21日、日本電気株式会社(NEC)が、三重県選挙管理委員会の協力を得て、選挙事務を支援する人工知能(AI)システムの実証実験を実施することを発表しました。

事務の効率化と候補者や市町村等からの問い合わせへの迅速な対応を目的に、法規集や事例集等に含まれる法令・判例・通知・行政実例等の検索を支援する、AIを活用した検索システムの検証が行われます。

発表では、株式会社ぎょうせいが提供する書籍から三重県選挙管理委員会により選定されたものをデジタル化したデータや、地方公共団体の過去の問い合わせ回答履歴が検索対象となると述べられています。

実施期間は1月から3月にかけてです。

NEC、三重県で選挙事務における法規集・事例集等の検索作業を支援するAIシステムの実証実験を実施(NEC, 2021/1/21)
https://jpn.nec.com/press/202101/20210120_01.html

ディスカバリープラットフォームDimensions、収録するデータセットの件数が800万件を超えたことを発表

2020年11月24日、Digital Science社のディスカバリープラットフォームDimensionsは、同プラットフォームに含まれているデータセットの件数が800万件を超えたことを発表しました。そのうち200万件は、出版物と紐づけられています。

2020年1月にデータセットが新しいコンテンツ種別としてDimensionsの全てのバージョンに追加されました。このときはFigshare等のリポジトリ分が含まれていました。今回のリリースでは、約900のDataCiteのリポジトリ分が追加されたとしています。

Dimensions now includes more than 8 million datasets(Dimensions, 2020/11/24)
https://www.dimensions.ai/blog/dimensions-now-includes-more-than-8-million-datasets

リポジトリの利用・パフォーマンス分析のためのウェブサービス“Repository Analytics and Metrics Portal(RAMP)”を用いた7か国35の機関リポジトリの分析(文献紹介)

2020年11月12日付で、Emerald社が刊行するデジタル情報・流通分野の査読誌“Online Information Review”のオンライン速報版(ahead-of-print)の論文として、“An analysis of use and performance data aggregated from 35 institutional repositories”がオープンアクセスにより公開されています。

同論文は、リポジトリの利用・パフォーマンスの経時的なデータを集約し、オープンデータセットとして提供するウェブサービス“Repository Analytics and Metrics Portal(RAMP)”を用いた機関リポジトリの実績の分析に関する論文です。2017年からサービスを開始したRAMPは、現在、米国のモンタナ州立大学図書館・ニューメキシコ大学図書館が運営し、世界中の55以上の機関リポジトリからデータを集約しています。データ集約にはGoogleのウェブサイト分析用ツールGoogle Search Consoleを利用しています。著者らは2019年の5か月間にRAMPが集約した7か国35の機関リポジトリのデータの分析を実施しました。

米・カリフォルニア州立図書館、同州政府機関・政府当局の提供する全ての助成金情報を検索可能なオンラインツール“California Grants Portal”の運用を開始

2020年7月15日、米国のカリフォルニア州立図書館は、カリフォルニア州政府機関・政府当局の提供する全ての助成金情報を検索可能なオンラインツール“California Grants Portal”の運用を開始したことを発表しました。

同館が新たに運用を開始した“California Grants Portal”では、カリフォルニア州の政府機関や省庁が提供する助成・融資の情報について、競争的なもの、先着順のものを問わず、全てオンライン上で一元的に検索・発見可能となっています。ツールは幅広い助成金関係者らの意見に基づいて、同館の専門チームが14か月間をかけて設計しました。ポータルサイトのデータは24時間ごとに更新され、キーワード検索やカテゴリー選択、助成対象となる申請者別の絞り込み等に対応しているほか、APIやcsvファイルを介してポータルサイトのデータへアクセスすることもできます。運用開始時点で100件以上・合計170億ドル以上の助成金情報が提供されています。

米・ロチェスター工科大学の研究チームが数学公式に関する無料のオンライン検索ツール“MathDeck”を開発し公開

米・ロチェスター工科大学理学部(College of Science)の2020年6月23日付のお知らせで、同大学の研究チームが高度な数学公式の作成・編集・参照等が可能になるオンライン検索ツール“MathDeck”を開発したことが発表されています。

MathDeckは、数学的な表記を双方向的で共有しやすくする目的で、同大学の教員・学生が構成する学際的な研究チームによって開発されました。MathDeckでは、手書き・タイピングされた数式画像のアップロード、LaTexによるテキスト入力など、複数の方法で数式を入力・編集することができます。アップロードされた数式画像の認識には、画像処理や機械学習の技術が用いられています。

中国科学院(CAS)、「新型コロナウイルス感染症」に関する最新の研究成果をワンストップで発見するためのプラットフォームとしてDigital Science社のDimensionsを推奨

Digital Science社が2020年2月21日付のブログ記事において、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」に関する最新の研究成果を、出版社を問わずにワンストップで発見するためのプラットフォームとして、中国科学院(Chinese Academy of Sciences:CAS)が同社のディスカバリープラットフォームDimensionsを推奨していることを紹介しています。

米PLOSがデータ・傾向分析のためにDigital Science社のDimensionsを採用

2020年2月11日、Digital Science社は米PLOSが同社のディスカバリープラットフォームDimensionsを、データ・傾向分析のために採用したことを発表しました。Dimensions AnalyticsとAPIがPLOSに対し提供されます。

PLOSのビジネス分析マネージャーのコメントによれば、Dimensionsを利用することで、PLOSの刊行する雑誌の編集上の意思決定について、よりデータ・ドリブンに行うことができるようになるだろうと考えているとのことです。

PLOS adopts Dimensions to monitor data and trends in Open Access(Dimensions、2020/2/11付け)
https://www.dimensions.ai/news/plos-adopts-dimensions-to-monitor-data-and-trends-in-open-access/

農業関連の文献データベースAGRIS、検索機能の強化を含む新しいインターフェースを導入

国際連合食糧農業機関(FAO)の管理するポータルサイトAIMSの2019年12月11日付のお知らせで、農業関連の文献データベースAGRISが検索機能の強化を含む新しいインターフェースを導入したことが発表されています。

新しいインターフェースとなったAGRISでは、言語・資料種別を条件にして検索可能になっています。検索結果内ではフィルターを利用して、公開日・データ提供者・本文リンクの利用可否等を条件に絞り込みをかけることができます。また、検索結果を文献タイトル・著者・出版物のタイトルなどの特定のフィールドで絞り込むためのクエリオプションの追加、詳細画面から直前に選択したクエリオプションを保持したまま元の画面へ戻る“Back”ボタンの追加も行われています。

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