Nature Publishing Groupは、INASP(International Network for the Availability of Scientific Publications)との協同プログラムによって、アフリカ・アジア・南アメリカの発展途上国20カ国の大学・研究機関に対して、Nature誌など65誌の学術雑誌(電子ジャーナル)へのフリーアクセスを提供する、と発表しています。
2001年にアジア電子図書館国際会議(ICADL)が、2004年と2006年には電子図書館国際会議(ICDL)が開催されたインドをはじめ、南アジアはオープンアクセスや電子図書館に関する活動で重要な役割を担っています。このほど、南アジアで成功を収めている電子図書館やオープンアクセス活動(オープンコースウェア、オープンアクセス雑誌、メタデータ収集サービス等)について詳述している文献“Open Access to Knowledge and Information: Scholarly Literature and Digital Library Initiatives – the South Asian Scenario”がユネスコにより刊行されました。
第10回アジア電子図書館国際会議(10th International Conference on Asian Digital Libraries:ICADL2007,E587参照)が,世界27か国から約300名の参加者を集め,ベトナム・ハノイの国際会議場を会場として,2007年12月10日から13日の4日間にわたって開催された。 会議1日目は,ニュージーランドデジタルライブラリ…