情報ネットワーク

Springer Nature社、購読機関外からの簡便な電子リソースアクセス認証に関する新サービスSeamlessAccess.orgを採用

2019年11月12日、Springer Nature社は、購読機関外からの簡便な電子リソースアクセス認証に関する新サービスSeamlessAccess.orgを採用することを発表しました。

SeamlessAccess.orgは、電子リソースのアクセス向上に関する国際STM出版社協会(STM)と米国情報標準化機構(NISO)による共同イニシアチブResource Access for the 21st Century(RA21)のガイドラインに基づいて構築された、簡便な電子リソースアクセス認証に関する新サービスです。NISO、STM、ORCID等の利害関係者がサービスを共同運営しています。複数の場所から複数の端末でアクセスするという利用形態の変化を背景に、十分に機能しなくなってきた既存のIPアドレスによる利用者認証に代わって、シングルサインオン(SSO)環境を活用した簡便で有効な利用者認証サービスの提供を目指しています。

OCLC、リモートアクセス用ソフトウェア“EZProxy”の新バージョン6.6.2を公開

2019年9月26日、OCLCは、リモートアクセス用ソフトウェア“EZProxy”の新バージョン6.6.2を公開したことを発表しました。OCLCは新バージョンの主な特徴として以下の点を挙げています。

・セキュリティ強化のため、シングルサインオン(SSO)時のユーザーネーム暗号化と2019年3月にリリースされたOpenSSL 1.0.2sへの対応を実施した

・デバッグツールFiddlerに準拠したログファイル生成により図書館が迅速にアクセスに関するトラブルへ対処可能になった

・図書館と大学のSSOサービスがより密接に統合可能になった

また、ポート番号で中継先を振り分けするオプションEZproxy’s Proxy by Portについて、多くの一般的な電子リソースサイトとの互換性がないことから、2020年9月30日をもってサポートを終了することが合わせて発表されています。同オプションを利用している場合には、サポート終了後は中継先をホスト名で振り分けするように案内しています。

北米研究図書館協会(ARL)・米・ネットワーク情報連合(CNI)・米・EDUCAUSE、新しいデジタル技術が普及する中で研究図書館の影響力を促進するためのパートナーシップを締結

2019年8月16日、北米研究図書館協会(ARL)は、米・ネットワーク情報連合(CNI)・米国のNPO組織EDUCAUSEと新しいデジタル技術が普及する中で研究図書館の影響力を促進するためのパートナーシップを締結したことを発表しました。

3組織は研究・学習に関する事業の共同パートナーとして、デジタルコンテンツの制作・普及・再利用に関して重大な変化が起きている中、研究図書館が研究・学習を最大限に促進する方法を把握するために協力する、としています。特に、データサイエンス・人工知能・モビリティネットワーク技術・ユビキタスネットワーク技術・クラウドコンピューティング・アンビエントコンピューティング・拡張現実・仮想現実などの技術や新興分野がどのように研究と学習の方法の根本的な変革を起こしているかに焦点が当てられます。

このプロジェクトは18か月・3つの段階で組織され、研究図書館・情報技術分野・高等教育分野・研究事業分野・3組織から専門家等が参加します。プロジェクトを通して、利害関係者等向けに以下のような点に関する推奨事項や可能な活動の提示が行われる予定です。

総務省、「ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書」を公表

2019年4月10日、総務省が、「ネットワーク中立性に関する研究会」がとりまとめた「ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書」を公表しました。

「中間報告書(案)」に対して実施した意見募集に寄せられた意見32件もあわせて公表されています。

ネットワーク中立性に関する研究会における中間報告書(案)に対する意見募集の結果及び中間報告書の公表(総務省,2019/4/10)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban04_02000150.html

ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書 [PDF:73ページ]
http://www.soumu.go.jp/main_content/000613654.pdf

カナダインターネット登録局(CIRA)、インターネットとフェイクニュース、プライバシー等に関するカナダ人の経験や意見を調査したレポートを刊行

2019年2月19日、「.ca」ドメインの管理等を行うカナダの非営利団体であるカナダインターネット登録局(The Canadian Internet Registration Authority:CIRA)が、インターネットとフェイクニュース、プライバシー、サイバーセキュリティとアクセスに関するカナダ人の経験や意見を調査したレポート“CANADIANS DESERVE A BETTER INTERNET”を刊行しました。

2018年12月にカナダのインターネットユーザー1,200人以上に対し行った調査に基づくものであり、得られた主な知見として以下を挙げています。

〇ソーシャルメディアとフェイクニュース
・75%が、少なくとも時々は(at least sometimes)フェイクニュースを目にすると回答した
・57%がフェイクニュースに騙されたことがある
・70%が次のカナダ連邦議会選挙の結果にフェイクニュースが影響を与えるのではと懸念している

総務省、「ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書(案)」に対する意見を募集

総務省が、2019年2月26日から3月18日まで、「ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書(案)」に対する意見を募集します。

総務省では、近年インターネットを巡る環境が大きく変化してきていることを踏まえ、ネットワーク利用及びコスト負担の公平性や透明性確保の在り方等について2018年10月から検討を進めており、今回、これまでの議論を踏まえ、検討の結果として中間報告書(案)を作成したことから、同案について意見を募集するものです。

意見募集の結果を踏まえ、中間報告書が取りまとめられる予定です。

ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書(案)に対する意見募集(総務省,2019/2/25)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban04_02000147.html

総務省、「ネットワーク中立性に関する研究会(第7回)」の配布資料として「ネットワーク中立性に関する研究会 中間報告書(案)」をウェブサイトで公開

2019年2月20日、総務省が、同日開催された「ネットワーク中立性に関する研究会(第7回)」の配布資料として、「ネットワーク中立性に関する研究会 中間報告書(案)」を同省ウェブサイトで公開しました。

新着情報一覧(総務省)
http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/whatsnew/index.html
※2019年2月20日欄に「ネットワーク中立性に関する研究会(第7回)配布資料」とあります。

ネットワーク中立性に関する研究会(第7回)配布資料(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/network_churitsu/02kiban04_04000245.html

総務省、開催予定の「ネットワーク中立性に関する研究会」における基本的な視点や具体的な検討項目等についての提案・意見を募集

2018年10月5日、総務省が、ネットワーク利用及びコスト負担の公平性や透明性確保の在り方等について議論・検討するため「ネットワーク中立性に関する研究会」を開催すると発表しました。

10月17日に第1回会合を開催し、以降順次開催する予定です。

(1) 電気通信事業者、コンテンツプロバイダ、オンライン・プラットフォーマー、利用者など、関係者間におけるネットワーク利用及びコスト負担の公平性の在り方
(2) 新たなビジネスモデルに適用されるルールの明確化
(3) 利用者に対する情報提供(透明性確保)の在り方

等が検討事項としてあがっていますが、会議での検討に資するため、検討を進めていくに当たっての基本的な視点や具体的な検討項目等についての提案・意見を募集するとしています。また、研究会で実施するヒアリングへの参加を希望する事業者等についても募集しています。

募集期限は10月22日です。

南丹市(京都府)、同市の公衆無線LANサービス「Nantan Free Wi-Fi」の災害時用ネットワークを開放

2018年6月18日、南丹市(京都府)が、同市の公衆無線LANサービス「Nantan Free Wi-Fi」について、地震により災害時用のネットワークを開放したと発表しています。これにより、同市の中央図書館、文化博物館等47拠点で、無認証、接続回数制限なしで本サービスを利用することができます。

ケーブルテレビ・インターネット(南丹市)
http://www.city.nantan.kyoto.jp/www/kurashi/101/006/011/index.html
※「平成30年6月18日 【南丹市公衆無線LAN】災害時用無線LANをご利用ください」とあります。

【南丹市公衆無線LAN】災害時用無線LANをご利用ください(南丹市)
http://www.city.nantan.kyoto.jp/www/kurashi/101/006/011/index_41413.html

国立国会図書館、『レファレンス』No.803で「ネットワーク中立性をめぐる議論」を刊行

国立国会図書館の調査及び立法考査局が、刊行物『レファレンス』No.803(2017年12月)で「ネットワーク中立性をめぐる議論」を公開しました。

2000年代以降欧米を中心に議論されてきたネットワーク中立性について、欧米及び日本での議論の経緯と近時の論点を整理しています。

ネットワーク中立性をめぐる議論(PDF: 934KB)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11003877_po_080304.pdf?contentNo=1
https://doi.org/10.11501/11003877

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