学術情報

Springer Nature社、アルゴリズムを活用して内容を機械生成した研究書を刊行

2019年4月2日、Springer Nature社は、リチウムイオンバッテリーに関する最新の研究動向を要約した化学分野の研究書“Lithium-Ion Batteries:A Machine-Generated Summary of Current Research”を刊行したことを発表しました。

要約等はアルゴリズムを活用して機械生成したものであり、同社が刊行した初めての機械生成による単行書とあります。アルゴリズムは“Beta Writer”という名称であり、同社がドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マインの応用計算言語学研究室と連携して開発したものです。

科学技術・学術審議会の科学技術社会連携委員会による「今後の科学コミュニケーションのあり方について」が公表

文部科学省に設置された科学技術・学術審議会の研究計画・評価分科会科学技術社会連携委員会により2019年2月8日に取りまとめられた「今後の科学コミュニケーションのあり方について」が、3月14日、同省のウェブサイトで公表されました。

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成31年03月14日欄に「今後の科学コミュニケーションのあり方について」とあります。

【イベント】人文社会系分野における研究評価シンポジウム~シーズからニーズへ~(2/15・東京)

2019年2月15日、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)において、筑波大学URA研究戦略推進室が主催するシンポジウム「人文社会系分野における研究評価シンポジウム~シーズからニーズへ~」が開催されます。

人文社会系分野のニーズにあった研究評価指標について、評価される側、評価する側双方の観点から、出版社も交えて議論する内容です。

参加費無料、定員100名(先着順)であり、事前の申込みが必要です。

主なプログラムは次のとおりです。

○講演
・iMD: 新たな学術誌評価指標の提案
池田潤氏(筑波大学学長補佐室長、人文社会系・教授)

・人文学の研究はどのようにすれば「見える」のか:人間文化研究機構の取り組みを通じて
後藤真氏(人間文化研究機構、国立歴史民俗博物館研究部・准教授)

文部科学省、「人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)」を同省ウェブサイトで公開

2019年1月23日、文部科学省は、科学技術・学術審議会学術分科会人文学・社会科学振興の在り方に関するワーキンググループが2018年12月14日付けでとりまとめた「人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)」を同省ウェブサイトで公開しました。

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成31年01月23日欄に「人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)」とあります。

人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/044/houkoku/1412891.htm

【イベント】情報・システム研究機構シンポジウム2018「SDGsに向けた新しい取り組み~データサイエンスによる日本からの貢献~」(2/8・東京)

2019年2月8日、東京大学伊藤謝恩ホール(東京都文京区)において、情報・システム研究機構シンポジウム2018「SDGsに向けた新しい取り組み~データサイエンスによる日本からの貢献~」が開催されます。

シンポジウムでは、データサイエンスの最先端研究に取り組む同機構の研究者による講演や、同機構との分野融合研究が進む国文学研究資料館のロバート・キャンベル館長による講演が行われます。

参加費無料(要申込・先着順)です。主なプログラムは以下のとおりです。

”Apples and Oranges” 混ぜたら何ができる?~異分野融合でさらなる発展を~
ロバート・キャンベル氏(人間文化研究機構 国文学研究資料館 館長)

世界最北のエンジニアの現場のお話~極域研究を救うデータサイエンス~
照井健志氏(情報・システム研究機構 国立極地研究所 特任研究員)

日本DNAデータバンク・これまでの30年とこれから〜国際連携による巨大生命情報基盤へのデータ集約とそれにまつわる諸問題〜
中村保一氏(情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 教授)

Clarivate AnalyticsとChurchill Capital Corpが合併の合意を締結

2019年1月14日、Web of Science等の商品を手掛けるClarivate Analyticsと、情報技術・ソフトウェア関連企業の買収・合併等を手掛けるChurchill Capital Corpの間で、両社の合併に関する合意が結ばれたことが発表されました。

Clarivate Analyticsはトムソン・ロイター社の知的財産・科学事業の、オネックス・コーポレーションとベアリング・プライベート・エクイティ・アジアへの売却に伴い、2016年10月に設立されました。Churchill Capital Corpとの合併は2019年第2四半期に完了する見込みで、合併後の企業はClarivate Analyticsとして運営される予定であり、またニューヨーク証券取引所への上場を予定しているとのことです。

AIを利用して論文の要約を自動生成するサービス“Paper Digest”がDigital Science社の“Catalyst Grant Award”を受賞

2018年10月9日、Digital Science社は、AIを利用して論文の要約を自動生成するサービス“Paper Digest”を最新の“Catalyst Grant award”に選出したと発表しています。

“Paper Digest”は、オープンアクセスの論文を対象に、3分以下で読める要約をシングルページで生成するサービスです。2018年10月16日現在、同サービスのウェブサイトで公開されているベータ版は無償で使用することができます。

Digital Science Announces New Catalyst Grant Winners(Digital Science,2018/10/9)
https://www.digital-science.com/press-releases/digital-science-announces-new-catalyst-grant-winners-2/

J-GLOBALがリニューアル:文献情報への抄録・索引の追加、広告枠の設置など

2018年10月12日、科学技術振興機構(JST)の科学技術情報探索サービスJ-GLOBALがリニューアルされました。
同機構はリニューアルの主な内容について、「文献情報に抄録・索引を追加」、「インターフェースの刷新」、「モバイル対応」、「広告枠の設置」の4点であると発表しています。

お知らせ(J-GLOBAL)
https://jglobal.jst.go.jp/news
※「2018/10/12 J-GLOBALはリニューアルしました。」とあります。

J-GLOBALはリニューアルしました。(J-GLOBAL)
https://jglobal.jst.go.jp/news/2973

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、サイエンスマップ2016を発表

2018年10月9日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、論文データベース分析により国際的に注目を集めている研究領域を俯瞰した「サイエンスマップ2016」(2011年から2016年が対象)を発表しました。

「サイエンスマップ2016」では895の国際的に注目を集めている研究領域が見い出されました。日本の参画領域数は前回発表した「サイエンスマップ2014」から9.1%(25領域)増加し、参画領域割合は前回から1ポイント上昇し33%となりました。中国のシェアが50%以上を占める研究領域数が79領域存在しており、中国の先導により形成される研究領域数が拡大していることが指摘されています。

日本の167大学・公的研究機関等について、「サイエンスマップ2016」のいずれの研究領域に参画しているかを可視化した「サイエンスマップ活動状況シート」を作成されています。また、インタラクティブにサイエンスマップの表示が可能なウェブ版もあわせて公開されています。

【イベント】東洋学・アジア研究連絡協議会シンポジウム「「近未来の東洋学・アジア研究」―言葉の重みを受けとめ、いかにその壁を超えるか― 」(12/15・東京)

2018年12月15日、東京大学において、東洋学・アジア研究連絡協議会シンポジウム「「近未来の東洋学・アジア研究」―言葉の重みを受けとめ、いかにその壁を超えるか― 」が開催されます。

内容は以下の通りです。

報告レジュメ集によると、川島真氏の報告は「近現代中国研究の直面している研究態様の変容、すなわち①中国自身の変容と方法論との関係、②新たな研究データベースや史料環境にまつわる課題、そして③成果の発信方法の変容などについて論点を提示したい。」となっています。

・開会挨拶:斎藤明氏(国際仏教学大学院大学教授、東洋学・アジア研究連絡協議会会長)

・総合司会:小島毅氏 (東京大学教授)

・報告:
 間野英二氏 (京都大学名誉教授):『バーブル・ナーマ』研究の軌跡―諸言語の壁を乗り越えて―
 戸内俊介氏 (二松学舎大学准教授): 出土文献から見る上古中国語の“文法化”について
 船山徹氏 (京都大学教授):訳語の適性―「衆生」から「有情」へ、そして再び「衆生」へ―
 川島真氏 (東京大学教授):中国の『大国化』と中国近現代史研究の変容

・閉会挨拶:池田知久氏(東京大学名誉教授、東洋学・アジア研究連絡協議会顧問)

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