今回新たなテーマとして加わった“Regenerating the Academic Library”は、危機からの脱却、劇的に変化した状況での舵取り、将来に向けた再構築など「再生」のプロセスを通じて学術図書館を支援するものとあります。4部構成のサービスにおけるサンプル費用も提示されており、2万5,000ドルとなっています。
2021年2月に刊行された、東亜図書館協会(CEAL)の“Journal of East Asian Libraries”の172号に、立教大学の小牧龍太氏による記事“Documenting and Mapping COVID-19 Responses by CEAL Libraries”が掲載されています。
調査は、“Council on East Asian Libraries Statistics 2018-2019 For North American Institutions”に掲載されている機関のうち、米国・カナダの大学の図書館43館を対象に、ウェブサイトとSNSの投稿(2020年3月から2020年9月中旬分)を2020年8月中旬から9月中旬にかけて収集し、可視化ツールを用いて分析する方法で行われています。
2021年2月24日付で、米国南東部研究図書館協会(ASERL)は、デジタル資料の“Controlled Digital Lending”(CDL)導入を検討する図書館向けに法的・技術的な考慮事項等を解説したガイドとして、“Future Thinking: ASERL’s Resource Guide to Controlled Digital Lending for Research Libraries”を公開しました。