感染症

静岡県、「新しい県立図書館」アイデアコンペを実施

2020年11月26日、静岡県が「新しい県立図書館」アイデアコンペを実施することを発表しました。

同県は、静岡県立中央図書館の新館整備計画を進めており、ウィズコロナ・アフターコロナ時代に対応しつつ、新しい県立図書館ができることや、県立図書館でできることについて、自由な発想のアイデアを募集するとしています。

大学程度の部、高校程度の部、一般の部があり、応募期間は2020年12月1日から2021年1月15日です。

「新しい県立図書館」アイデアコンペを実施します(静岡県, 2020/11/26)
https://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-080/shintosyokan/idea_competition.html

フランス国立図書館(BnF)、2020年11月24日から研究図書館の閲覧室を一部再開

2020年11月20日、フランス国立図書館(BnF)が、同館の研究図書館の閲覧室について11月24日から一部再開することを発表しました。一般向けの閲覧室については、引き続きサービスを休止しています。

再開するのは、フランソワ・ミッテラン、リシュリュー、アルスナル、オペラ座の研究図書館です。同対応は2021年1月4日まで行われる予定です。

閲覧室を利用するためには、研究図書館の利用カードである“Pass Recherche”と、閲覧したい資料を24時間前までに予約することが必要です。来館者には、マスク着用、入館・入室時の手指消毒、他の来館者と1.5メートル以上間隔をあける等、新型コロナウイルス感染症対策を徹底することを求めています。

また、発表の中では、引き続きオンラインサービスとデジタルリソースの提供を行うと述べられています。

Actualités
https://www.bnf.fr/fr/actualites
※2020年11月20日付で“Réouverture des salles de lecture de la Bibliothèque de recherché”と掲載されています。

熊本県立大学図書館、夏目漱石離熊120年記念展示をオンラインで開催

2020年11月27日、熊本県立大学は、同大学図書館による夏目漱石離熊120年記念のオンライン展示「熊本で出会った夏目漱石と寺田寅彦―俳句・絵画・ヴァイオリン」の開始を発表しました。

現在の熊本市にあった旧制第五高等学校で教授を務めていた夏目漱石が、イギリス留学のため明治33年(1900年)に熊本を離れてから120年となることを記念する展示です。発表では、「コロナ禍の中で様々な制約を受ける図書館の新たな貢献のかたち」と述べています。

夏目漱石離熊120年記念展示を開始しました!(熊本県立大学, 2020/11/27)
https://www.pu-kumamoto.ac.jp/news/detail.php?id=1161

夏目漱石離熊120年記念展示「熊本で出会った夏目漱石と寺田寅彦―俳句・絵画・ヴァイオリン」
https://soseki-kumamoto-anniversary.com/

【イベント】電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー(12/18・オンライン)

2020年12月18日、「電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー」がオンラインで開催されます。

同セミナーでは、電子出版制作・流通協議会(電流協)が発行した『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告書』の内容と、図書館における新型コロナウイルス感染症対策について説明が行われます。

参加費は無料で、事前の申込が必要です。

当日の主な内容は以下の通りです。

・「公共図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について
講師:長谷川智信氏(電流協)

・「大学図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について
講師:野口武悟氏(専修大学教授)

・「電子図書館調査2020、With/Afterコロナの図書館・電子図書館のこれから」
講師:植村八潮氏(専修大学教授)

電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー(電流協)
https://aebs.or.jp/seminar20201218.html

八王子市図書館(東京都)、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて実施した「市民の読書環境等に関する緊急アンケート調査」の結果を公開

2020年11月24日、東京都の八王子市図書館が、9月3日から30日の期間に実施した「市民の読書環境等に関する緊急アンケート調査」の結果を公開しました。

同館は、新型コロナウイルス感染症拡大による市民の読書環境の変化や、図書館へのニーズを把握し、「新たな生活様式」に基づく読書環境の整備に活用していくため同調査を実施しました。アンケート調査には、八王子市内在住者389人と、同市に在住し図書館利用者登録済の利用者492人が回答し、同館のウェブサイト上で、読書環境・同館の利用動向・今後の同館への希望等に関する回答結果の概要や集計結果が公開されています。

米国の非営利団体StoryCorps、コロナ禍の感謝祭におけるオンラインでの会話を記録・保存するGreat Thanksgiving Listenへの参加を呼びかけ:Google CloudのAI技術を用いて会話をテキスト化

2020年11月18日、オーラルヒストリーを記録・保存・共有する活動を行っている非営利団体StoryCorpsが、“Great Thanksgiving Listen”の名称のもと、オンラインでの会話を記録するためのプラットフォーム“StoryCorps Connect”を用いて、祖父母・教師・年配者との会話を録音するよう呼びかけています。

新型コロナウイルスの感染が拡大し、感謝祭の休暇の計画を再考するよう求められている米国において“StoryCorps Connect”を使って安全に一同に会してもらうとともに、そこでの会話のうち許可が得られたものを、米国の歴史の一部として、米国議会図書館(LC)のStoryCorpsアーカイブで保存するとともに、オンラインで公開する取組です。

また、Google CloudのAI技術と機械学習を用いて、会話のテキスト化も行う計画で、テキスト化された会話は情報として追加するとともに検索を可能とします。

米・マサチューセッツ州図書館コミッショナーズ理事会、公共図書館の空間デザインに関するガイド“Library Space: A Planning Resource for Librarians”を公開

2020年11月16日、米・マサチューセッツ州図書館コミッショナーズ理事会(Massachusetts Board of Library Commissioners:MBLC)は、公共図書館の空間デザインに関するガイド“Library Space: A Planning Resource for Librarians”の公開を発表しました。

発表によれば、同ガイドは図書館空間デザインのためのベストプラクティスをまとめた内容となっており、図書館員・管理者・空間プランナー・建築家に対し公共図書館建築を計画しデザインするためのツールを提供するものです。

同ガイドの作成は、MBLCが実施するプログラム“Massachusetts Public Library Construction Program”と米・ボストンを拠点とするデザイン企業Sasakiとの協力により、2019年6月から2020年11月にかけて行われました。同ガイドp.16には「柔軟な施設」(A Flexible Facility)についての記述があり、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い実施された図書館施設の閉鎖やソーシャルディスタンシングにも言及しています。

韓国国会図書館(NAL)、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした「社会的距離の確保」のレベル引き上げにともない、2020年11月24日から再度休館:韓国国立中央図書館(NLK)は予約数を調整

2020年11月23日、韓国国会図書館(NAL)は、首都圏の「社会的距離の確保」のレベルが「第2段階」に引き上げられたことにともない、2020年11月24日から別途通知があるまで再度休館すると発表しました。

韓国国立中央図書館(NLK)では、先着順による予約可能な利用人数を調整し、11月25日から307席とすると発表しています。

국회도서관 임시 휴관 안내(2020.11.24. ~ 별도공지시)(国会図書館臨時休館案内(2020.11.24.~別途通知時))(NAL,2020/11/23)
https://www.nanet.go.kr/usermadang/notice/noticeDetail.do?searchNoSeq=2758

【イベント】第2回SPARC Japanセミナー2020「プレプリントは学術情報流通の多様性をどこまで実現できるのか?」(12/18・オンライン)

2020年12月18日、第2回SPARC Japanセミナー2020「プレプリントは学術情報流通の多様性をどこまで実現できるのか?」がオンライン開催されます。

新型コロナウイルス感染症の拡大を契機としてますます加速する、多様なプラットフォームによるプレプリント公開の最新動向や目的を共有することによって、プレプリントの方向性を展望する機会として開催されます。特にオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)による『Bibliodiversity(書誌多様性)の形成に向けた行動の呼びかけ』で学術情報流通における多様性の障壁として挙げられた4項目を論点として、学術情報流通の多様性をどこまで実現できるのかなどについて議論が行われます。

参加費は無料ですが事前申込が必要です。主な内容は以下のとおりです。

・開会挨拶/概要説明
 矢吹命大氏(横浜国立大学大学戦略情報分析室)

・機関リポジトリによるプレプリント公開
 河合将志氏(国立情報学研究所 / オープンサイエンス基盤研究センター)

・研究成果公開のグローバルスタンダードに向けた筑波大学の取り組み
 森本行人氏(筑波大学URA研究戦略推進室)

英国の大学関係者有志による学術機関向け電子書籍の高額な価格設定への調査を政府に求めたキャンペーンCampaign to Investigate the Academic Ebook Market(記事紹介)

英BBCが2020年11月13日付で、英国内の大学図書館員・教員・研究者等2,500人以上の有志が、学術機関向け電子書籍の高額な価格設定への調査を政府に求めたキャンペーンとして、“Campaign to Investigate the Academic Ebook Market(CIAEM)”を実施していることを報じています。

同キャンペーンは政府に対する公開書簡の中で、新型コロナウイルス感染症の拡大により、大学の研究・教育の場面で電子書籍への需要がかつてないほど高まっている一方、大学図書館は著作権法上の制約により個人向けのタイトルを購入できず、数倍から数十倍以上の価格の機関向けタイトルを様々な制約付きで購入しなければならない実態について、具体的な事例とともに訴えています。そして、このような状況を生み出しているのが学術機関向けの電子書籍市場が少数の企業の寡占状態にあることを指摘し、機関向け電子書籍に関する学術出版業界の商慣行の調査と緊急の対策を英国政府に対して求めています。

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