古典籍

立正大学図書館、「古書資料館バーチャルツアー」をリニューアル公開

2021年7月28日、立正大学図書館が、4月に公開した「古書資料館バーチャルツアー」をリニューアルしました。

主に画面内に表示されるアイコンをクリックすることで、書架の拡大画像およびタイトルを一覧(同学OPACへのリンクを含む)できる機能や、古書資料館の紹介動画やギャラリーなどを閲覧することができる機能が追加されています。

古書資料館バーチャルツアーリニューアルのお知らせ(立正大学図書館, 2021/7/28)
https://www.ris.ac.jp/library/news/cb6q79000000dner.html

古書資料館紹介(立正大学図書館)
https://www.ris.ac.jp/library/kosho/introduction.html
※バーチャルツアー

韓国国立中央図書館(NLK)、古文献情報資源の共有と活用に関し、韓国古典翻訳院と業務協約を締結

2021年8月11日、韓国国立中央図書館(NLK)は、韓国古典翻訳院と業務協約を締結したと発表しています。韓国の古文献情報資源の共有と活用における協力を目的としたものです。

両機関が古文献のハングル化において協力することで、国民にとってさらに便利な古文献情報を提供することが目指されており、主要な協約内容として、所蔵する古文献の原典および画像の共同活用、古文献の整理・翻訳・研究といった成果物の共同活用、古文献の整理・翻訳および韓国学分野での情報交流があげられています。

국립중앙도서관-한국고전번역원 업무협약 체결(国立中央図書館-韓国古典翻訳院業務協約締結)(NLK,2021/8/11)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=39738&schBcid=normal0302

【イベント】第7回日本語の歴史的典籍国際研究集会(11/11・オンライン)

2021年11月11日、国文学研究資料館の主催により、第7回日本語の歴史的典籍国際研究集会がオンラインで開催されます。

古典籍資料の教育への利用等について、国内外の事例紹介が行われます。オンライン会議システムZoomを用いた参加(要事前申込)と、YouTubeライブ配信の視聴(事前申込不要)の2通りの参加方法があります。

主なプログラムは以下の通りです。

●第1セクション「デジタル社会における教育の取組等」
・古典教材の未来を切り拓く!(仮)
⼭⽥和⼈氏(同志社⼤学⽂学部教授)

・「データ駆動型人文学」の担い手を探る
永崎研宣氏(⼈⽂情報学研究所主席研究員)

・くずし字を読むエッジAIの開発
早坂太⼀氏(豊⽥⾼専情報⼯学科教授)

●第2セクション「具体的実践等の取組」
・ドイツにおけるデジタル・ヒューマニティーズと日本学における応用
ミヒャエル・キンスキー氏(ゲーテ⼤学フランクフルト・アム・マイン⽇本学部教授)

伊賀市上野図書館(三重県)、藩校崇廣堂の蔵書目録や旧蔵書を紹介する企画展示「史跡 旧崇広堂 学びの記録」を開催中

三重県の伊賀市上野図書館が、2021年8月4日から10月31日まで、同館が所蔵する津藩の藩校の支校・崇廣堂の蔵書目録や旧蔵書を紹介する企画展示「史跡 旧崇広堂 学びの記録」を開催しています。

崇廣堂が建てられて、今年で200年となりますが、同館は、1905年に、崇廣堂を利用した上野町丸之内尋常小学校の一部を使用して阿山郡教育会附属図書館として設置されました。

企画展示「史跡 旧崇広堂 学びの記録」(伊賀市の図書館・図書室,2021/8/4)
https://www.iga-library.jp/?p=8721

伊賀市上野図書館 伊賀市上野図書館のあゆみ
https://www.iga-library.jp/?p=26

大阪府立中之島図書館、「おおさかeコレクション」にて「森田文庫」の一部、「三井文庫」の一部、「近世活字本」を公開

2021年7月20日、大阪府立中之島図書館が、「おおさかeコレクション」にて、特別コレクション「森田文庫」の一部、「三井文庫」の一部、「近世活字本」を公開したと発表しています。

森田文庫は、大阪市内で開業していた漢方医・森田幸門氏の旧蔵書で、診察、治療、漢方、本草など医学の各分野に関する資料が含まれます。

三井文庫は、大阪大学医学部助教授を経て国立大阪南病院長をつとめた三井駿一氏の旧蔵書で、中国の医学書が多く含まれます。

近世活字本は、江戸末期から明治初年にかけての近世活字本のコレクションです。

大阪府立中之島図書館 お知らせ
https://www.library.pref.osaka.jp/site/nakato/
※「「おおさかeコレクション」で当館所蔵の特別コレクション「森田文庫」(一部)、「三井文庫」(一部)、「近世活字本」を公開しました。 (2021年7月20日更新)」とあります。

中国・武漢大学、図書館内に古典籍保護・文献修復研究センターを設置

中国・湖北省の武漢大学図書館は、2021年7月11日付けのお知らせで、7月9日に同館で開催された「2021年全国大学図書館古典籍保護学術セミナー」及び「武漢大学古典籍保護・文献修復研究センター設立式」の様子を紹介しています。

お知らせによれば、武漢大学古典籍保護・文献修復研究センターは武漢大学図書館本館D棟の2・3階に設置され、同館の古典籍保護、文献修復、整理研究を推進します。湖北省図書館館長・湖北省古典籍保護センター主任の劉偉成氏のコメントも紹介されており、湖北省古典籍保護センターと武漢大学古典籍保護・文献修復研究センターとの協力事業を進めるとしています。

武汉大学古籍保护暨文献修复研究中心揭牌(武漢大学図書館, 2021/7/11)
http://www.lib.whu.edu.cn/news/newDetail.html?id=253705

国文学研究資料館、東海大学付属図書館と覚書を締結:東海大学が所蔵する国文学者・池田亀鑑の旧蔵書「桃園文庫」をデジタル化公開へ

2021年7月8日、国文学研究資料館が、東海大学付属図書館と日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画におけるデータベース構築に関する覚書を締結したと発表しています(6月17日付)。

国文学研究資料館が、東海大学が所蔵する国文学者・池田亀鑑旧蔵の「桃園文庫」(『源氏物語大成』を編纂する過程で購入した『源氏物語』の写本をはじめ、『伊勢物語』『土佐日記』などの王朝文学に関するさまざまな資料約2,000点を含むコレクション)のデジタル化を3年計画で進め、「新日本古典籍総合データベース」で順次公開するものです。

駒澤大学、『禅籍目録 電子版』を公開:同大学図書館刊行『新纂禅籍目録』を電子データ化

2021年6月4日、駒澤大学が『禅籍目録 電子版』を公開しました。2019年から試行運用されていました。

同大学図書館刊行の『新纂禅籍目録』が電子データ化したものですが、今回、さらに「敦煌禅宗文献目録」および「禅籍抄物」に関するデータベースの一部も追加されています。

また、「禅籍抄物」については準備が整い次第、順次追加公開される旨案内されています。

『禅籍目録 電子版』公開のお知らせ(駒澤大学, 2021/6/4)
https://zen-branding.komazawa-u.ac.jp/news/1519/

禅籍目録 電子版(駒澤大学)
https://zenseki.komazawa-u.ac.jp/

東北大学附属図書館、同館が所蔵する「狩野文庫」のうち約4,000点の画像を「新日本古典籍総合データベース」上で公開

2021年6月11日、東北大学附属図書館は、同館が所蔵する「狩野文庫」全10門のうち、第7門(数学)、第8門(理学)、第10門(工学・兵学)に含まれる約4,000点の画像(約27万画像)の公開を発表しました。「狩野文庫」は、明治期の思想家・教育者である狩野亨吉文学博士の旧蔵書からなる、和漢書古典を中心とする古典籍コレクションです。

国文学研究資料館の「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」の一環としてマイクロフィルムからデジタル化されたものであり、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」上で公開されています。

【本館】「狩野文庫」マイクロフィルムから4千点27万画像を公開(第一弾)(東北大学附属図書館, 2021/6/11)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/2021/20210611.html

香港中文大学図書館が開催した中国古典籍のOCRコンテスト(記事紹介)

台湾・中央研究院デジタル文化センターは、2021年5月5日付けのお知らせで、香港中文大学図書館が開催した中国古典籍のOCRコンテスト「中国古籍文字自動識別挑戦2021」(2021 Chinese Classic Text OCR Challenge)において優勝したことを報告しています。

同コンテストは、2021年3月、10日間にわたりオンラインで開催されました。毎日アップロードされる50枚の古典籍画像に対し、各チームでOCR処理を行った上、一時間以内に認識結果をアップロードするという手順で行われました。文字及びレイアウト認識の正確性が評価対象であり、同センターのチームが91%の認識率で優勝しました。

参加チームの総数は、中国大陸から13チーム、香港から5チーム、台湾から4チーム、米国から1チームの計23チームであり、所属でみた内訳では、学界関係が13チーム、ビジネス界関係が6チーム、その他が4チームでした。全参加チームのうち、90%以上の認識率であったのは同センターのチームのみでした。

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