古典籍

皇學館大学、「皇學館大学デジタルアーカイブ」を公開

2021年4月28日、皇學館大学が、「皇學館大学デジタルアーカイブ」を公開しています。

同アーカイブは、同大学が所蔵する皇室文化・神道・国学・文学・語学・歴史学・館史(大学史)などの文献資料の公開、保存管理を目的に構築されたものです。

現在、山城淀藩士福富家に伝来した資料群「福冨家文書」、および、羽前大瀧家に伝来した、幕末の国学者・鈴木重胤に関する資料群が公開されています。

皇學館大学デジタルアーカイブ公開のお知らせ(皇學館大學,2021/4/28)
https://www.kogakkan-u.ac.jp/information/detail.php?mdid=5930

皇學館大学デジタルアーカイブ
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2420355100

国文学研究資料館、「データ駆動による課題解決型人文学の創成プロジェクト」のウェブサイトを開設

2021年4月1日、国文学研究資料館が、「データ駆動による課題解決型人文学の創成プロジェクト」のウェブサイトを開設していました。

同プロジェクトは、「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(歴史的典籍NW事業)」の後継です。文部科学省の「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想ロードマップの策定ーロードマップ2020ー」の一環として、2020年9月に策定されました。

人文学分野の研究を他分野と共有するためにデータ駆動型に再構築し、データインフラストラクチャーを築き、他分野と協働し課題解決型の人文学研究を創成することを目的としています。

実施内容として、以下の項目が挙げられています。

1.データインフラストラクチャーの構築
2.コンテンツ解析からの展開
3.マテリアル分析・解析
4.人文系データ分析技術の開発
5.データ駆動型人文学研究の展開

国文学研究資料館とポーラ文化研究所、化粧文化に関する資料をデジタル化し公開:同研究所が所蔵する古典籍176冊と浮世絵349点

2021年4月16日、国文学研究資料館と、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスで化粧に関する研究活動を行うポーラ文化研究所(東京都品川区)が協力・連携し、化粧文化に関する資料のデジタル化を行い公開しました。

発表によると、同研究所が所蔵する、化粧・髪型・装い等に関する、江戸時代を中心とした、古典籍176冊の画像7,235コマと浮世絵349点の画像459コマが、高精細デジタル画像で公開されています。

画像は、国文学研究資料館が運営する「新日本古典籍総合データベース」、ポーラ文化研究所の「蔵書データベース」「化粧文化データベース」で閲覧可能です。

お知らせ(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/news/
※2021年4月16日付で、「「新日本古典籍総合データベース」でポーラ文化研究所の画像を公開開始」と掲載されています。

東京藝術大学附属図書館、「東京藝術大学附属図書館 デジタルコレクション」を正式公開

2021年4月1日、東京藝術大学附属図書館が、「東京藝術大学附属図書館 デジタルコレクション」を公開しました。

2020年1月からテスト版として学内限定で公開していたものを正式に公開したもので、現在のところ、和漢書、楽譜、文書・記録類、写真等が搭載されています。

和漢書には『古画備考』『役者評判記』等が、楽譜には日本で最初期に輸入されたピアノ教則本のバイエルや、東京音楽学校(本学音楽学部の前身)に設置されていた邦楽調査掛が採譜した伝統的な邦楽曲(雅楽等)の五線譜等が、文書・記録類には音楽取調掛(東京音楽学校の前身)時代に作成された文書や記録が搭載されています。

近畿大学中央図書館、特設ウェブサイト上で「バーチャル貴重書展 ~いにしえの書物~」を開催中

2021年3月19日から6月30日まで、近畿大学中央図書館が、「バーチャル貴重書展 ~いにしえの書物~」を開催しています。

近畿大学中央図書館は貴重書に関する展示会を毎年実施していますが、2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で学内者限定で規模を縮小して開催せざるを得なかったことから、新たな試みとしてバーチャル空間で閲覧できる貴重書展を特設のウェブサイトにて期間限定で公開しています。特設ウェブサイトでは、嵯峨本『伊勢物語』やインキュナブラ『ニュルンベルク年代記』など、同大学が所蔵する貴重資料10点を、360度パノラマ空間で鑑賞することができます。また、出展された作品は「近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ」とリンクしており、リンク先で高画質画像により全ページを閲覧することも可能です。

立命館大学アート・リサーチセンター、オランダのライデン国立民族学博物館の日本コレクションに関するデジタル化画像を公開

2021年3月4日、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)は、オランダのライデン国立民族学博物館が所蔵する日本文化資料のうち、浮世絵・銅版画・古典籍などの資料について、全作品のデジタル化画像を一般公開することを発表しました。

ライデン国立民族学博物館は、江戸時代に欧州で唯一日本と交易のあったオランダの機関として、シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold)や長崎・出島の商館長であったブロンホフ(Jan Cock Blomhoff)らのコレクションを中心に、多数の日本コレクションを収蔵しています。同館の収蔵品はすでにオランダ国立世界文化博物館のコレクションデータベースから閲覧可能となっていますが、ARCのポータルサイト上で「ライデン国立民族学博物館の日本コレクション」として公開されたことにより、集中的に閲覧することができるようになりました。

ARCのポータルサイト上で公開されたデジタル化画像には、オランダ国立世界文化博物館のデータベースへ直接アクセス可能なボタン等が設置されています。

大東文化大学、「大東文化大学デジタルアーカイブス」を公開

2021年3月8日、大東文化大学が、「大東文化大学デジタルアーカイブス」を公開したことを発表しました。

同アーカイブスは、文部科学省が実施する平成30年度「私立大学研究ブランディング事業」に選定されたプロジェクト「漢学・書道の学際的研究拠点の形成による『東洋人の''道''』研究教育の推進」の一環として公開されました。

発表によると、同大学が所蔵する漢籍・書跡等830点を掲載しており、今後も提供資料を増やす予定です。

大東文化大学デジタルアーカイブスサイトを公開しました。(大東文化大学, 2021/3/8)
https://www.daito.ac.jp/news/details_30769.html

大東文化大学デジタルアーカイブス
https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000721daito

E2360 - East Asia Digital Library(EADL)β版公開と今後の展望

East Asia Digital Library(EADL)は,東アジアの文化・学術資源を対象とするポータルサイトである。韓国国立中央図書館(NLK)が主体となって構築・運営しており,国立国会図書館(NDL)は参加館として協力している。本稿では,2020年12月17日にβ版を公開したEADLの構築に至る背景,構築体制,機能概要,今後の展望について紹介する。

米国議会図書館(LC)アジア部所蔵の日本古典籍に関するデジタル画像コレクション“Japanese Rare Book Digital Collection”(記事紹介)

2021年2月17日付で、米国議会図書館(LC)が、同館の地域研究(Area Studies)に関する4部門が運営するブログ“4 Corners of the World”において、2020年12月に公開を開始した“Japanese Rare Book Digital Collection”の紹介記事を掲載しています。

“Japanese Rare Book Digital Collection”は、LCのアジア部が所蔵する日本古典籍のデジタル画像コレクションです。2021年2月時点で、『源氏物語』の写本、奈良絵本の4作品、日本で作成され研究者による序や注釈を一部含む漢籍の写本など、大半が江戸時代以前に成立し希少性の高い日本古典籍35作品を収録しています。ブログ記事は、コレクションのオンライン公開に当たって新たに25作品がデジタル化されたことに触れながら、収録作品の特徴・背景等を紹介する内容です。

E2353 - みんなで翻刻:歴史資料の市民参加型翻刻プラットフォーム

新しい知識・情報の創造という図書館・ライブラリーが果たす役割を実現していることや,古文書を読める世代を失いつつある結果,それらを死蔵しかねない状況の図書館にとって存在意義が大きいとしてLibrary of the Year 2020 の大賞を受賞した『みんなで翻刻』は,インターネットを通じて誰もが参加できる歴史資料の翻刻プラットフォームである。「翻刻」とは歴史学の用語で,古文書や古典籍など歴史文献資料に書かれた文字を活字に起こし,史料集として刊行したり,データベース化してオンライン公開したりする作業のことを指す。日本には江戸時代以前から伝来する大量の文献資料が保存されており,近年はこれら資料のデジタル化も急速に進められている。しかしテキスト化された歴史資料は全体のごく一部に過ぎないため,全文検索が適用できないなど効果的な利活用が困難な状況にある。『みんなで翻刻』は,多数の参加者の協力を募ることでこれら文献資料の大規模なテキスト化を実現し,歴史資料の利活用促進につなげることを目的としたプロジェクトである。翻刻されたテキストはCC BY-SAライセンスで公開され,出典を明示すれば自由に利用できる。

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