多文化・多言語サービス

京都市中央図書館、「京都外大生による多言語おはなし会」を実施

2020年1月19日、京都市中央図書館において、「京都外大生による多言語おはなし会」が開催されました。

同館と京都外国語大学多言語・多文化絵本読み聞かせの会の連携企画です。

英語・中国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語などで、絵本の読み聞かせ、歌や世界の遊び、外国の冬の過ごし方のお話等を行なうことを通じて、世界の言葉や国々を紹介するものです。幼児向けと小学生向けの2部制で行われています。

京都外国語大学のプレスリリースによると、科学研究費「複言語・複文化活動を通した学びの共同体の構築と有効性(課題番号17K02907)」の助成を受けているとのことです。

中央図書館「京都外大生による多言語おはなし会」の実施について(京都市教育委員会, 2020/1/17)
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000263462.html

三郷市(埼玉県)、東京オリンピック・パラリンピックでのホストタウンとなっているギリシャに関する本の巡回展示「旅するギリシャライブラリー」を市内の図書館・図書室で実施

東京オリンピック・パラリンピックでのギリシャのホストタウンとなっている埼玉県の三郷市が、ギリシャに関する本の巡回展示「旅するギリシャライブラリー」を市内の図書館・図書室で実施すると発表しています。

各館・室約1か月ごとに巡回するもので、2020年1月18日に北部図書館から始まっています。

展示の棚にあるギリシャに関連する本を借りる際にカウンターに申し出ると、各展示場所の先着15人が「日本一の読書のまち三郷」オリジナルブックバックがもらえます。

【巡回展示】旅するギリシャライブラリー New! (三郷市)
http://www.city.misato.lg.jp/item/34632.htm

研究データ同盟(RDA)、先住民のデータの先住民による管理を促進するための国際ネットワークGlobal Indigenous Data Alliance (GIDA)と覚書を締結

2019年12月17日、研究データ同盟(RDA)は、Global Indigenous Data Alliance (GIDA)と最近覚書を締結したことを発表しています。

GIDAは、先住民のデータに関する主権とガバナンスを向上させることで、先住民のデータの先住民による管理を促進することを目的とした国際ネットワークです。

覚書の締結により、GIDAはRDAの傘下組織となり、今後、理事会や技術援助評議会(TAB)との連携、総会への参加、RDAへの貢献や運営組織との協力のほか、ウェビナーやワークショップといったイベントの共催等が検討されています。

米・ジョンズホプキンス大学、19世紀に執筆され現代の同性愛者の権利運動の土台を作った希少本“A Problem in Greek Ethics”の新たな一部を発見し図書館蔵書として受入

米国メリーランド州のジョンズホプキンス大学のニュースセンター“Hub”に2019年12月6日付で、19世紀に詩人のジョン・アディントン・シモンズにより執筆され、現代の同性愛者の権利運動の土台を作ったとされる希少本“A Problem in Greek Ethics”の第6部目となる新たな一部が、同大学Sheridan図書館のキュレーターであるGabrielle Dean氏によって確保されたことを紹介する記事が投稿されています。

1873年に執筆された“A Problem in Greek Ethics”は、1883年にシモンズが個人的に10部だけ印刷したとされており、現存するコピーはそのうちの5部のみである、と考えられていました。記事では、Dean氏が展示の準備のためインターネット上でシモンズの筆跡に関する検索を行っていたところ、偶然貴重書書店が販売しているレターセットの画像の中に新たに発見された6部目のコピーが含まれていた、と発見の経緯を説明しています。

韓国・京畿道、「図書館多文化サービス活性化セミナー」を開催:「多文化サービスマニュアル」の説明・「グローバルガーディアン(多文化教育活動家)」の修了書授与

2019年11月28日、韓国・京畿道が、道内図書館の多文化サービス担当者を対象に、「図書館多文化サービス活性化セミナー」を開催します。

「図書館多文化サービスマニュアル策定事業」の一環として行われるもので、「多文化時代の共存とコミュニケーション」をテーマに、「多文化サービスマニュアル」の紹介と活用方法の説明、優秀事例の発表が実施されます。

「多文化サービスマニュアル」は、公共図書館の実施している多文化サービスを分析し作成されており、体系的な実施方法や実務面での発展方法、実際の運営事例等が含まれます。

また、地域の図書館や教育機関において多様な文化芸術・人文教育を担当する専門家「グローバルガーディアン(多文化教育活動家)」の養成課程を修了した12人に終了証が授与されます。

京畿道では、今後も、多文化に対する理解を増進し偏見を解消するためのカスタマイズ型支援事業を継続的に推進し、図書館の担当者の積極的な関与を促すため、教育・コンサルティング事業等を実施する計画であるとしています。

韓国・忠南図書館、「2019ユニバーサルデザイン・補助機器アイデア公募展」の2部門で受賞:障害・年齢・性別・言語にかかわらず多様な空間を利用できるように設計した点等が評価

2019年11月6日、韓国・忠清南道は、忠南図書館が「2019ユニバーサルデザイン・補助機器アイデア公募展」において、「障害物のない生活環境認証部門」「ユニバーサル建築設計デザイン部門」の2部門で受賞したと発表しています。

同館が、設計段階から、障害物のない生活環境及びユニバーサルデザインの概念を導入し、開館以降も継続的に施設を改善するなど、図書館内の障害物をなくし、移動が容易で、障害・年齢・性別・言語に関係なくすべての利用者が多様な空間を利用できるように設計した点が評価されたものです。

また、文化施設が不足している地域特性を考慮し、多彩な教育・文化イベントや公演・展示会を開催するなど地域の文化の中心としての役割を果たしたことも評価されました。

名古屋市図書館、G20愛知・名古屋外務大臣会合開催を記念し、20分館で1館1国を特集する展示を実施

名古屋市図書館が、2019年11月1日から11月23日にかけて、G20愛知・名古屋外務大臣会合開催を記念し、以下の通り、20分館が1館につきG20メンバー国1国を特集する展示を実施すると発表しています。

・千種図書館  アルゼンチン
・東図書館   オーストラリア
・北図書館   ブラジル
・楠図書館   カナダ
・西図書館   中国
・山田図書館  フランス
・中村図書館  ドイツ
・瑞穂図書館  インド
・熱田図書館  インドネシア
・中川図書館  イタリア
・富田図書館  日本
・港図書館   メキシコ
・南陽図書館  韓国
・南図書館   南アフリカ共和国 
・守山図書館  ロシア
・志段味図書館 サウジアラビア
・緑図書館   トルコ
・徳重図書館  英国
・名東図書館  米国
・天白図書館  欧州連合

また、鶴舞中央図書館では、G20メンバー国及び招待国のすべての参加国を紹介する本の展示のほか、愛知県政策企画局国際課提供のG20パネル展示を行うとしています。

白老町立図書館(北海道)、アイヌ民族関係資料等を集約し郷土資料コーナーをリニューアル

2019年10月18日付の地元紙で、北海道の白老町立図書館が、所蔵するアイヌ民族関係資料等を館中央部に集約し、郷土資料コーナーをリニューアルしたと報じられています。

アイヌ民族資料集約、白老町立図書館がコーナーを刷新 (室蘭民報,2019/10/18)
http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2019/10/18/20191018m_08.html

参考:
【イベント】むすびめの会4月例会「IFLA先住民部会の活動とアイヌ・先住民」(4/6・東京)
Posted 2019年3月18日
https://current.ndl.go.jp/node/37803

舞鶴市立西図書館(京都府)、東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンであることにちなみ「ウズベキスタンってどんな国?」を開催:民芸品・民族衣装の紹介や郷土食の試食等

2019年11月9日、京都府の舞鶴市立西図書館が、同市がウズベキスタン共和国の2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンであることにちなみ「ウズベキスタンってどんな国?レ・アルトゥルさんを囲んで」を開催します。

ウズベキスタン共和国のお話や民芸品、民族衣装の紹介や郷土食プロフの試食が行なわれます。

レ・アルトゥルさんは、両国の調整や合宿団の受け入れ準備のほか、市民との文化交流などを担当するウズベキスタンからの国際交流員です。

西図書館だより(令和元年10月号) [PDF:2ページ]
https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kyouiku/cmsfiles/contents/0000005/5592/nishi0110.pdf

ルクセンブルク国立図書館(BnL)の新館が開館:90言語以上の図書・DVD・録音資料等を所蔵し館内に音楽室等も設置

ルクセンブルク国立図書館(BnL)の新館が、2019年9月30日の落成式を経て、翌10月1日から開館しました。

Luxembourg Times紙の2019年10月1日付の記事によると、BnLの新館は10年の準備期間、5年の建築期間、180万点以上の資料の4か月にわたる移転期間を経て開館しました。新館の建築費は1億1,100万ユーロであり、ルクセンブルク語からスカンジナビア語、アフロ・アジア語、ラテン語、ヘブライ語、サンスクリット語、現代インド語など、90言語にわたる図書・DVD・録音資料等のコレクションを所蔵していることを特徴として挙げています。その他、電子ピアノや利用可能な楽譜、遮音設備を備えた「音楽室」や児童書と子ども用のおもちゃを備えた「ファミリールーム」など、館内の特徴的な設備についても紹介されています。

ページ