ソフトウェア

Software Preservation Network、ソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインのドラフト版を公開:フィードバックを募集中

ソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network(SPN)は、2021年7月6日付けのTwitterにおいて、SPNのメタデータワーキンググループが“Software Metadata Recommended Format Guide”(SMRF)を公開したことを発表しています。Googleドキュメント上でドラフト版が公開されており、2021年8月6日までフィードバックを募集しています。

ドラフト版の記載によれば、SMRFはソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインであり、SPNが推奨するメタデータ項目の要約・定義等を行っています。図書館・博物館・アーカイブ・リポジトリといった異なるコンテクストやシステムでも利用できるよう、適応性の高い(adaptable)内容とすることが意識されています。

@SoftPresNetwork(Twitter, 2021/7/6)
https://twitter.com/SoftPresNetwork/status/1412422194190245909

研究データ同盟(RDA)、「研究用ソフトウェアのためのFAIR原則」の草案への意見を募集中

研究データ同盟(RDA)は、RDAの“FAIR for Research Software”ワーキンググループが策定に携わった「研究用ソフトウェアのためのFAIR原則」(FAIR Principles for Research Software)の草案に関し、2021年7月11日まで意見募集を行っています。

「研究用ソフトウェアのためのFAIR原則」は、FAIR原則の内容について、ソフトウェアの特性(実行可能性、複合的な性質、継続的な進化、バージョン管理等)を踏まえた変更・拡張を試みたものです。

FAIR Principles for Research Software (FAIR4RS Principles)(RDA)
https://www.rd-alliance.org/group/fair-research-software-fair4rs-wg/outcomes/fair-principles-research-software-fair4rs

CHORUS、各出版社が定めたソフトウェアの引用に関するポリシーへのリンクをまとめたウェブページ“Software Citation Policies Index”を公開

2021年6月7日、公的助成研究成果のパブリックアクセスに向けた官民連携イニシアティブCHORUSは、各出版社が定めたソフトウェアの引用に関するポリシーへのリンクをまとめたウェブページ“Software Citation Policies Index”の公開を発表しました。

国際イニシアティブFORCE11の「ソフトウェア引用ワーキンググループ」(Software Citation Working Group)との協力により作成されたものであり、少なくとも年1回の更新を行う予定とあります。

近年、出版社はソフトウェアの引用に関するポリシーを出版社又は学術誌単位で定め、周知を行っています。発表では、その多くが「ソフトウェア引用ワーキンググループ」が定めた手引きである“Recognizing the value of software: a software citation guide”に沿っていると述べています。

研究用ソフトウェアの再現性に関するガイド“How reproducible should research software be?”が公開される:再現性における4つのレベルを定義

2021年5月17日、英・Software Sustainability Institute(SSI)は、研究用ソフトウェアの再現性に関するガイド“How reproducible should research software be?”の公開について発表しています。

同ガイドは、再現性に関する4つのレベル(レベル0からレベル3まで)を定義するとともに、自らの研究用ソフトウェアの再現性がどのレベルにあるべきかを判断するための基準を提案し、そのレベルに到達するための推奨手法を示すものとあります。

New guide: How reproducible should research software be?(SSI, 2021/5/17)
https://www.software.ac.uk/news/new-guide-how-reproducible-should-research-software-be

米・イェール大学図書館、同館所蔵の旧式のCD-ROMを利用できるエミュレーションビューワを公開:同大学の学生と研究者が利用可能

2021年4月28日、米・イェール大学図書館が、旧式のCD-ROMを現行のコンピュータシステムで利用できるようにしたエミュレーションビューワの公開を発表しています。同大学の学生と研究者は、当該CD-ROMの目録情報からのリンクをクリックすればコンテンツを利用できます。

同ビューワは、Andrew W. Mellon財団とAlfred P. Sloan財団の助成を受けた、同館のデジタル保存チームおよびソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network等によるEaaSI(Emulation-as-a-Service Infrastructure) プログラムが提供しているもので、現在、同館が所蔵する5,000点以上のCD-ROMのうち約150点がアップロードされています。作業は現在も継続中ですが、全てのCD-ROMが利用できるようにするには約3年かかるとしています。

欧州委員会出版局、研究用ソフトウェアのための学術基盤に関する報告書を公開

欧州委員会出版局(Publications Office of the EU)のウェブサイト上で、2020年12月7日付けで研究用ソフトウェアのための学術基盤に関する報告書“Scholarly infrastructures for research software”が公開されています。

同報告書は、「欧州オープンサイエンスクラウド」(European Open Science Cloud:EOSC)に研究用ソフトウェアを含めるための一連の推奨事項を示したものとあり、研究用ソフトウェアに関する学術基盤の現状、ベストプラクティス、課題等の整理も行っています。EOSC執行委員会のアーキテクチャ・ワーキンググループに属する「研究用ソフトウェアの学術基盤に関するタスクフォース」が同報告書の作成に携わりました。

Scholarly infrastructures for research software(Publications Office of the EU, 2020/12/7)
https://doi.org/10.2777/28598

英・Software Sustainability Institute(SSI)、デジタル人文学に関するSSIへの推奨事項をまとめたレポートを公開:デジタル人文学に携わる実務家らによるワークショップの成果

2020年9月29日、英・Software Sustainability Institute(SSI)は、デジタル人文学に関するレポート“Sustaining Digital Humanities: Important developments in the UK landscape”の公開を発表しました。SSIは、持続可能かつ優れた研究ソフトウェア開発のための活動を行う国立の機関であり、英国のエディンバラ大学・マンチェスター大学・オックスフォード大学・サウサンプトン大学に拠点を置いています。

本レポートでは、人文学分野におけるSSIの使命を推進することを目的として、デジタル人文学に関するSSIへの推奨事項をまとめています。デジタル人文学の進展のための推奨事項を提示するという点で、英・アラン・チューリング研究所が2020年8月に公開したホワイトペーパー“Challenges and prospects of the intersection of humanities and data science: A white paper from The Alan Turing Institute”に続くものと位置付けられています。

オープンソースソフトウェア(OSS)のソフトウェア雑誌“Journal of Open Source Software”が1,000本目の論文を公開

オープンソースソフトウェア(OSS)のソフトウェア雑誌“Journal of Open Source Software”(JOSS)は、2020年8月31日付けのブログ記事において、2016年5月の創刊以降、1,000本目となる論文を公開したことを発表しました。

記事では以下のような内容も紹介されています。

大学図書館問題研究会、第28回大図研オープンカレッジ「オンラインミーティング開催講座」の講演資料等を公開

2020年4月14日、大学図書館問題研究会(大図研)は、4月5日にオンライン会議ツールZOOMを利用して実施した第28回大図研オープンカレッジ「オンラインミーティング開催講座」の開催を報告しました。

第28回大図研オープンカレッジは、新型コロナウイルスの影響により、大学のイベントの中止、図書館の休館、サービス制限などが相次ぎ、感染防止のため、社会全体がソーシャルディスタンシング政策に向かう中、場としてのオンラインミーティング技術に注目が集まっていることを背景に、オンラインセミナーとして開催されました。学会、研究会のようなイベントから日常の会議などに対してどのように向き合っていくかなどをテーマに、大向一輝氏(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)と吉本龍司氏(株式会社カーリル代表取締役)による講演が行われています。

大学図書館問題研究会学術基盤整備研究グループのウェブサイト上で、大向氏・吉本氏の講演資料のほか、参加者からチャットで寄せられた参考資料など、オンラインセミナー当日に扱われた資料が公開されています。

Software Preservation Network(SPN)、ソフトウェアの保存に関する文献等の情報を集約・整理したオンライン目録を公開

ソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network(SPN)は、2020年2月4日付けのTwitterにおいて、ソフトウェアの保存に関する文献等の情報を集約・整理したオンライン目録“Software Preservation Bibliography”の公開を発表しています。

SPNのTraining & Education Working Groupが作成したものであり、文献管理ツールZotero上で公開されています。

@SoftPresNetwork(Twitter, 2020/2/4)
https://twitter.com/SoftPresNetwork/status/1224349381278695426

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