高齢者サービス

新型コロナワクチンの接種会場となる米国の公共図書館(記事紹介)

American Libraries(オンライン)のブログ“The Scoop”の2021年2月2日付の記事“A Shot in the Arm”が、新型コロナワクチンの接種会場となっている米国の公共図書館を紹介しています。

記事では、2020年、新型コロナウイルスの検査センター、3Dプリンターを用いた保護具の作成、フードパントリーへの食料を寄付する場所として、図書館は、コロナ禍対応に不可欠な施設として認識されたが、通常毎日開館していること、車椅子での利用も可能なこと、防犯カメラ等の防犯機能を備えていることなどから、2021年は、新型コロナワクチンの接種会場となることが要請されているとします。

そして、公共図書館が新型コロナワクチンの接種会場となった事例として、ニューヨーク州・スケネクタディ郡公共図書館(SCPL)を取り上げ、2020年12月には医薬品が到着し、2021年1月4日からは、通常プログラミングのために用いられる部屋で、1日100人から150人の接種が行われていると紹介しています。同館職員は問診表のコピー、在庫の管理、クリップボートやペンの調達、医療従事者が使うノートパソコンの提供、警備員付き添いのもとでのワクチンの搬入や、ガウン・手袋・マスク・注射器・注射器廃棄箱等の搬入・搬出といった作業を行っているとのことです。

阪南市立図書館(大阪府)の「認知症にやさしい図書館プロジェクト」による取り組み「マスターズCafe」がNHK厚生文化事業団の「第4回認知症とともに生きるまち大賞」を受賞

2020年12月8日、大阪府の阪南市立図書館は、同館の「認知症にやさしい図書館プロジェクト」による取り組み「マスターズCafe」が、NHK厚生文化事業団の「第4回認知症とともに生きるまち大賞」を受賞したことを発表しました。

阪南市立図書館は、「超高齢社会と図書館研究会」が2017年10月に発表した「認知症にやさしい図書館ガイドライン」に沿って、社会福祉協議会や市内2か所の地域包括支援センター、介護保険課等の他機関や団体と協力して、2018年4月から「認知症にやさしい図書館プロジェクト」を開始しました。2018年9月からは、同プロジェクトの一環として、認知症の本人やその家族、図書館ボランティア、市職員等とともに、誰でも気軽に利用できるコミュニティカフェとして「マスターズCafe」の取り組みを週に1回実施しています。

韓国国立中央図書館(NLK)、第14回図書館革新アイデア・優秀事例の審査結果を発表:新型コロナウイルスの感染拡大後の新たなサービス等

2020年9月22日、韓国国立中央図書館(NLK)が、第14回図書館革新アイデア・優秀事例の審査結果を発表しました。

最優秀賞には、京畿道の利川市図書館・利川市麻長図書館による「オンライン読書カフェ<私の部屋の図書館>の運営」(事例)が選ばれました。

優秀賞には、ソウル特別市麻浦中央図書館による「図書館、コロナを越えてニューノーマルを夢見る麻浦中央図書館の非接触サービス」(事例)、忠清南道生涯教育院による「記録と文章作成による世代間融合型文化コンテンツ、識字教室での高齢者と青少年による世代間の共感事業運営」(事例)が選ばれています。

奨励賞には、中央大学校文献情報学部による「図書館統合電子書籍アプリ開発案」(アイデア)、ソウル特別市江西区立江西英語図書館による「コロナ禍における現場での図書館キュレーションサービス、司書が作る本の弁当」(事例)、ソウル特別市道谷情報文化図書館による「閉鎖型図書館が文化サロンとして再生」(事例)、仁川広域市弥鄒忽(ミチュホル)図書館による「新型コロナウイルス感染症による危機で世に知られた公共図書館の先進的対応」(事例)、京畿道・坡州市委託図書館による「止まってしまった図書館、動く司書達、オンラインプラットフォームを活用した情報活用教育の企画協力」(事例)が選ばれました。

【イベント】大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)主催シンポジウム「生と死と、そして命を支えるために」(9/8・豊中)

2020年9月8日、大阪大学における持続可能な共生社会を構想するための学際的なシンクタンク「社会ソリューションイニシアティブ(SSI)」の主催により、シンポジウム「生と死と、そして命を支えるために」が開催されます。

同シンポジウムは、近隣の自治体及び住民とともに超高齢社会に暮らす一人ひとりに寄り添う活動を展開することを目的としたSSIの基幹プロジェクト「一人ひとりの死生観と健康自律を支える超高齢社会の創生プロジェクト」の中間的な成果・取り組みを報告する趣旨で開催されます。「一人ひとりの死生観と健康自律を支える超高齢社会の創生プロジェクト」では具体的な活動の一つとして、「「図書館と認知症」の集会を開催しつつ、認知症にやさしい図書館を増やす」ことを挙げており、シンポジウム当日には、大阪大学大学院医学系研究科の山川みやえ准教授による報告「拡大する図書館の価値:超高齢社会の中での緩やかな変革」も行われます。

シンポジウムは大阪大学会館講堂(大阪府豊中市)で開催されますが、新型コロナウイルス感染症対策のため会場参加は関係者のみとなり、関係者以外はYouTubeのライブ配信とオンデマンド配信によりシンポジウムの様子を視聴することができます。

E2237 - 第28回京都図書館大会<報告>

2019年12月2日,市民交流プラザふくちやま(京都府福知山市)で第28回京都図書館大会(E2061ほか参照)が開催された。本大会は館種を越えて図書館関係者の連携と理解を深め,研鑽を積むことを目的として1992年から開催されている。第28回大会では,全国で地震,台風,豪雨等,災害が続く中,有効な対応策を考えるため「災害等の諸課題に立ち向かう図書館」と題し,講演,事例発表等が行われた。

生駒市(奈良県)、「あなたの一票で決まる「市民推薦」職員表彰」の投票を受付中:生駒市立図書館による「市民自治協議会との協創「朝活読得会」」も候補

奈良県の生駒市が、「あなたの一票で決まる「市民推薦」職員表彰」の投票を受付けています。

同市ではこれまでも職員表彰を行っていましたが、2020年度から、市民からの評価を職員の意欲向上につなげることを目的に、職場や地域で活躍する職員から応募のあった取組を市民に公開して投票する機会を設け、多くの投票を受けた取組を評価する「市民推薦賞」が新設されました。

市民協創部門として、生駒市立図書館による「市民自治協議会との協創「朝活読得会(よんどくかい)」」が候補となっています。同取組は、2018度のワークショップで提案された「図書館がある地域の特性を活かしたまちづくり」をもとに、中地区健康まちづくり協議会と同館が、開館前の図書館を利用して、地域住民の健康のサポートを目指す活動で、2019年8月1日から毎週木曜日、同館の本館において、ラジオ体操、呼吸法や歌、朗読などを行なっています。

投票期間は2020年1月21日から2月3日までで、市役所ウェブサイトもしくは市役所1階ロビーにて投票できます。表彰式は2月21日です。

鳥取県立図書館、「図書館を活用した『オレンジネットワーク鳥取モデル』推進事業 平成30年度・令和元年度報告書」を公開

2020年1月15日、鳥取県立図書館が、「図書館を活用した『オレンジネットワーク鳥取モデル』推進事業 平成30年度・令和元年度報告書」を公開しました。

同館では、音読教室の普及を進め県民の健康長寿を応援すると共に、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」に向けて、図書館・行政機関・高齢者が集う施設が連携した認知症対策「オレンジネットワーク鳥取モデル」推進事業に取り組んでおり、同報告書は平成30年度・令和元年度の取組みをまとめたものです。

平成30年度事業「オレンジネットワークとっとりリレー講演会」、令和元年度事業「オレンジネットワークとっとりワークショップ」、米国図書館協会(ALA)での事例発表、タブレットを使った音読教室、情報活用講座といった取組が掲載されています。

お知らせ(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/info/
※2020年01月15日欄に「「図書館を活用した『オレンジネットワーク鳥取モデル』推進事業報告書」を作成しました」とあります。

神戸市立須磨図書館、区役所の「輝け☆須磨オヤジ塾」企画の一環で図書館の使い方講座と一箱図書館のワークショップを実施:一箱図書館は12月中館内で展示

神戸市立須磨図書館が2019年12月12日に実施した、60歳以上の男性を対象とする図書館の使い方講座とワークショップについて、神戸市立中央図書館のFacebookが紹介しています。

須磨区役所まちづくり課による「オヤジによるオヤジのための 一緒に地域活動ができる仲間づくり企画」という趣旨の、主に定年退職した60歳以上の男性のためのイベント「輝け☆須磨オヤジ塾」の一環で実施されたもので、電子図書館などの最近の図書館についての講座と、一箱図書館のワークショップが行われました。

12月中は、ワークショップで作成された「一箱図書館」が館内で展示されています。

@kobe.municipal.library(Facebook, 2019/12/20)
https://www.facebook.com/226155507573445/posts/1175754035946916/

鳥取県立図書館、企画展示「米国図書館協会(ALA)2019年次大会ジャパンセッション・参加報告」を開催中:米国の図書館で配布しているパンフレット等も展示

鳥取県立図書館が、2019年12月10日から2020年1月30日まで、企画展示「米国図書館協会(ALA)2019年次大会ジャパンセッション・参加報告」を開催中です。

米国図書館協会(ALA)2019年次大会ジャパンセッションで発表した同館の医療・健康情報サービス、高齢者サービスに関する取組事例を掲示しているほか、米国や世界の図書館、世界の書店に関する本もあわせて展示しています。

また、米国の図書館で配布しているパンフレットも展示されています。。

【企画展示・国際】アメリカ図書館協会の年次大会で鳥取県立図書館の取組事例を発表しました!(令和元年12月10日から令和2年1月30日まで)(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/exhibition/12130.html

宝塚市立中央図書館(兵庫県)、「たからづか思い出カフェ」を開催:同館による宝塚に関する本の作成事業「マチ文庫」等を活用しての回想法を実施

兵庫県の宝塚市立中央図書館は、2019年11月から、「認知症を理解するために」と題し、認知症に関する啓発イベントや認知症の方も参加できるイベントを開催しますが、その第4回として、12月2日に「たからづか思い出カフェ」を開催します。

回想法の手法により、宝塚の昔の懐かしい写真を見ながら、それにまつわる思い出を話し合うもので、宝塚への思いを手作りの本にし図書館の資料として保存・公開する同館の「マチ文庫」の資料も用いるとしています。

エイジフレンドリー・シティ宝塚 認知症を理解するために(宝塚市立図書館)
https://www.library.takarazuka.hyogo.jp/info/index.html#20191031a
※「第4回 「たからづか思い出カフェ」 12月2日(月曜日) 13:30~15:00」とあります。

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