貴重書

京都大学図書館機構、「中井家絵図・書類 幕府之部」の図面13タイトル及び京都大学附属図書館・文学研究科・理学研究科所蔵資料31タイトルを「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」で公開

2020年1月27日、京都大学図書館機構は、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」にて、

(1)京都大学附属図書館が所蔵する「中井家絵図・書類 幕府之部」の図面13タイトル

(2)京都大学附属図書館が所蔵する一般貴重書(和)、文学研究科が所蔵する地図等、理学研究科が所蔵する洋書、合計31タイトル

を電子化・公開したと発表しています。

(1)は、江戸幕府京都大工頭の中井家に伝わった図面を中心とした資料「中井家絵図・書類」のうち、京都所司代や京都守護職などに関係する「幕府之部」から建築物の図面13点を電子化したものです。

(2)は、毎年附属図書館をはじめ学内の図書館・室が所蔵する貴重資料を電子化・公開する、同機構の「京都大学オープンアクセス推進事業」の一環として行われたもので、附属図書館と理学研究科が所蔵する資料については、所蔵館を明示すれば自由に二次利用することができるとしています。

E2222 - 第67回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

2019年10月20日,京都市の龍谷大学大宮キャンパスにおいて第67回日本図書館情報学会研究大会シンポジウムが「デジタルアーカイブと図書館」と題して開催された。以下,話題提供および質疑応答の内容について報告する。なお,登壇者による発表資料が日本図書館情報学会のウェブページで公開されている。また詳細な報告は『日本図書館情報学会誌』にも掲載されるので,そちらも合わせて確認して頂きたい。

米・ハワイ大学マノア校ハミルトン図書館、フランク・ホ―レー氏の遺族から江戸時代の捕鯨の様子を描いた絵巻「鯨魚覧笑録」(二巻)の寄贈を受ける:同館「阪巻・宝玲文庫」の一部に

2020年1月24日、米・ハワイ大学マノア校は、同校のハミルトン図書館が、フランク・ホ―レー(Frank Hawley)氏の息子であるJohn Harvard Hawley氏の妻・Deborah Rudolph氏から、絵巻「鯨魚覧笑録」(二巻)の寄贈を受けたと発表しています。

1819年に作成された捕鯨の全過程が描かれた絵巻で、東京国立博物館にも同タイトルであまりカラフルでないものが所蔵されていると説明されています。

同資料は、英国人ジャーナリストであるフランク・ホ―レー氏が収集した琉球関係資料に元ハワイ大学教授の阪巻駿三氏の個人コレクションを加えて成立した、同館アジアコレクションの「阪巻・宝玲文庫」に加えられるとしています。

Rare Japanese scrolls gifted to Hamilton Library(University of Hawaiʻi at Mānoa, 2020/1/24)
http://manoa.hawaii.edu/news/article.php?aId=10401

【イベント】高木家文書重要文化財指定記念講演会「伝来の地で語る高木家文書の世界」(3/1・大垣)

2020年3月1日、岐阜県大垣市の大垣市スイトピアセンター学習館2階スイトピアホールにおいて、高木家文書重要文化財指定記念講演会「伝来の地で語る高木家文書の世界」が開催されます。

名古屋大学附属図書館が所蔵する「高木家文書(交代寄合西高木家関係資料)」が、2019年7月に重要文化財に指定されたことを記念して、広く高木家文書を紹介するという趣旨の下で開催されます。同講演会は名古屋大学附属図書館と、旗本高木家の役宅であった「西高木家陣屋跡(国指定史跡)」を管理する大垣市教育委員会が主催者となり、会場は高木家文書ゆかりの地である岐阜県大垣市が設定されています。講演会会場では高木家文書のレプリカ展示も行われます。また、講演会参加者には「高木家文書関連グッズ」が進呈されます。

事前申込・参加費は不要ですが、定員は120人(当日受付順)です。主なプログラムは次のとおりです。

・高木家文書の特徴と伝来
 石川寛氏(名古屋大学人文学研究科准教授)

・高木家治水文書の紹介
 秋山晶則氏(岐阜聖徳学園大学教育学部教授)

・高木家文書にみる上石津地域の人々と山
 山﨑和真氏(大垣市教育委員会学芸員)

・質疑応答

E2218 - 第24回情報知識学フォーラム<報告>

2019年11月23日,第24回情報知識学フォーラムがITビジネスプラザ武蔵(金沢市)にて行われた。情報知識学フォーラムは情報知識学会が主催となり,毎年情報知識学に関わる様々なテーマを取り上げている。

E2214 - 佛教大学図書館デジタルコレクションのリニューアルと目的

佛教大学図書館では,2019年8月にデジタルアーカイブである「佛教大学図書館デジタルコレクション」をリニューアルした。本稿においては,そのリニューアルの経緯と意図について述べてみたい。

E2217 - 図書館総合展2019フォーラムin大阪<報告>

2019年9月28日,大阪市にあるYMCA国際文化センターを会場に,2019年3回目の図書館総合展地域フォーラム(CA1944参照)が開催された。3回目のテーマは「open」である。フォーラムは,第1部に関西の各機関・グループで活躍する8人の登壇者によるリレートーク,第2部に協賛企業によるプレゼンテーション,第3部に「OpenGLAMの可能性を再度考える」というテーマで講演・報告が行われた。

宮内庁、正倉院のウェブサイトをリニューアル:「正倉院宝物検索」に出陳年・掲載誌の情報や正倉院文書のマイクロフィルムを閲覧できる文書検索機能を追加

2019年12月26日、宮内庁が、正倉院のウェブサイトをリニューアルしたと発表しています。

リニューアルにあたり、「正倉院宝物検索」に出陳年・掲載誌の情報や正倉院文書のマイクロフィルムを閲覧できる文書検索機能が追加されました。

お知らせ(正倉院)
https://shosoin.kunaicho.go.jp/information
※令和元年12月26日欄に「ホームページが新しくなりました。「正倉院について」に新たなページが加わりました。 「正倉院宝物検索」に出陳年や掲載誌の情報が加わりました。また,マイクロフィルムを閲覧できる「文書検索」が加わりました」とあります。

正倉院宝物検索
https://shosoin.kunaicho.go.jp/search

慶應義塾図書館、グーテンベルク聖書原本を4日間限定で展示

2019年12月18日から12月21日まで、東京都港区の慶應義塾図書館で、グーテンベルク42行聖書(慶應本)原本が4日間限定で展示されています。

同館で第351回企画展示として2019年11月25日から12月21日まで開催されている、慶應義塾図書館貴重書展示会ダイジェスト「インキュナブラの時代 慶應義塾の西洋初期印刷本コレクションとその広がり」の一環として展示されています。なお、この企画展示は、2018年度に丸善丸の内本店で開催された展示会の出品資料の一部を展示するものです。

入場は無料で、誰でも見学可能です。

図書館展示室 展示情報(インキュナブラの時代)(慶應義塾図書館)
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/exhibition/monthly_1.html

オランダ王立図書館(KB)とダブリン大学トリニティ・カレッジ(TCD)、近世欧州の重要な個人コレクションであるオランダ・ファーヘルコレクションの目録作成作業を開始

2019年12月9日、アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジ(TCD)は、オランダ政府及びオランダ王立図書館(KB)の支援を受け、TCD図書館が所蔵するオランダ・ファーヘルコレクション(Fagel Collection)の目録作成作業を開始すると発表しました。

同コレクションは、その多くがオランダの公職に就いていたファーヘル家で5世代にわたって構築されたものですが、フランス革命軍がオランダに進行したことでオランダ総督の書記官(griffier)を務めていたヘンドリックファーヘルがイングランドに留まった際、ロンドンに送られた同コレクションが売却を余儀なくされ、TCDで所蔵されることになったものです。

同コレクションは、近世欧州の重要な個人コレクションの一つで、フランス・ドイツ・英国の著作が多く、歴史・政治・法律分野が充実していますが、哲学・神学・地理学・旅行・自然史・視覚芸術など多様な分野のものが含まれます。最近の調査によると、コレクション内の10%を超すものが現存唯一のタイトルで、また、いくつかの地図は、その地域の最も早く知られた地図であることが判明したと紹介されています。

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