貴重書

松山市立子規記念博物館(愛媛県)、「子規記念博物館デジタルアーカイブ」を開設

2021年9月19日、愛媛県の松山市立子規記念博物館が、「子規記念博物館デジタルアーカイブ」を公開しました。

開館40周年を記念した取組であり、同館の調査・研究や展示の中核をなす正岡子規の直筆資料の画像・書誌情報・解説を公開するデジタルアーカイブです。開設時には、松山市指定文化財の子規選句稿『なじみ集』と子規歌稿『竹乃里歌』の2点について、書誌情報と解説、全ページの画像が公開されています。

公開資料は順次追加する予定と述べられています。

「子規記念博物館デジタルアーカイブ」を開設します(子規記念博物館, 2021/9/18)
https://shiki-museum.com/information/35249

子規記念博物館デジタルアーカイブ
https://shikihaku-digital-archive.jp/

東京大学経済学図書館・経済学部資料室、エンゲル文庫デジタルアーカイブを公開

2021年8月25日、東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、エンゲル文庫デジタルアーカイブの公開を発表しました。

同館が所蔵する、統計学者エルンスト・エンゲルの旧蔵書「エンゲル文庫」の内、他機関でデジタルアーカイブ化されていないものや書き込み等が見られるものを中心に、111点が「Engel(西洋古典籍・古文書デジタルアーカイブ)」で公開されました。

同館では、同大学経済学部創立100周年および同館創設120年を記念してエンゲル文庫の保存・デジタル化を計画し、保存事業は田嶋記念大学図書館振興財団、デジタル化は東京大学デジタルアーカイブズ構築事業から助成を受けたと述べられています。

エンゲル文庫デジタルアーカイブの公開について(東京大学経済学図書館・経済学部資料室, 2021/8/25)
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/?p=12638

E2415 - 新規利用開拓の試みを評価するIFLA国際マーケティング賞

2021年6月14日,国際図書館連盟(IFLA)の経営・マネジメント分科会が,2021年度の国際マーケティング賞の受賞館10館を発表した。今年で18回目を迎える同賞は,創造的なマーケティングプロジェクトやキャンペーンにより成果をあげた図書館・関連団体等に対して贈られるものである。

大阪府立中之島図書館、「おおさかeコレクション」にて「森田文庫」の一部、「三井文庫」の一部、「近世活字本」を公開

2021年7月20日、大阪府立中之島図書館が、「おおさかeコレクション」にて、特別コレクション「森田文庫」の一部、「三井文庫」の一部、「近世活字本」を公開したと発表しています。

森田文庫は、大阪市内で開業していた漢方医・森田幸門氏の旧蔵書で、診察、治療、漢方、本草など医学の各分野に関する資料が含まれます。

三井文庫は、大阪大学医学部助教授を経て国立大阪南病院長をつとめた三井駿一氏の旧蔵書で、中国の医学書が多く含まれます。

近世活字本は、江戸末期から明治初年にかけての近世活字本のコレクションです。

大阪府立中之島図書館 お知らせ
https://www.library.pref.osaka.jp/site/nakato/
※「「おおさかeコレクション」で当館所蔵の特別コレクション「森田文庫」(一部)、「三井文庫」(一部)、「近世活字本」を公開しました。 (2021年7月20日更新)」とあります。

米・ノートルダム大学、同大学の図書館と美術館の所蔵コレクション等を検索できるオンラインプラットフォームを公開

2021年7月21日、米国のノートルダム大学が、同大学の図書館Hesburgh Libraryと美術館Snite Museum of Art等の所蔵コレクションを検索できるオンラインプラットフォーム“Marble”(Museums, Archives, Rare Books and Libraries Exploration)の公開を発表しました。

同プラットフォームでは、Hesburgh Libraryの貴重書コレクションと一般コレクション、Snite Museum of Artと同大学文書館の資料を検索でき、今後も定期的に新たな資料を追加される予定です。アンドリュー・W・メロン財団から3年半の助成を受け、分野横断的なチームにより開発が行われました。

鳥取県立公文書館・鳥取県立博物館、「高校生のための古文書ワークショップ」を開催

鳥取県立公文書館と鳥取県立博物館の共催により、2021年7月18日、「高校生のための古文書ワークショップ」が開催されます。

郷土の歴史に興味のある生徒、歴史学に興味があり大学等で日本史を研究してみたいと考えている生徒、学芸員など歴史に関わる職業に関心のある生徒を対象としたワークショップです。歴史学の一端に触れ、郷土の歴史や文化財に対する理解を深めるとともに、今後の進路選択に役立てててもらうことを目的としています。

江戸時代以前の古文書の取り扱い方等を学び、中世・近世のくずし字を解読して古文書の内容を要約、200字程度の展示用のキャプション(解説文)を作る内容です。

参加には事前の申込が必要で、定員は10人です。

米・スタンフォード大学図書館、台湾国家図書館と貴重書のデジタル化のため連携

2021年7月13日、米国のスタンフォード大学図書館が、中国の貴重書のデジタル化に関して台湾国家図書館と連携することを発表しました。

対象となるのは、同大学の東アジア図書館と芸術や建築・デザイン等に関する資料を収集するBowes Art & Architecture Libraryが所蔵する中国の貴重書のうち、29タイトル210巻の3万ページ以上です。デジタル化の完了は2021年11月末を予定しています。

デジタル化された資料は、台湾国家図書館の古典籍データベース「古籍與特藏文獻資源」と同大学の検索ポータルサイト“SearchWorks”からアクセス可能となり、同大学の機関リポジトリに保存されると述べられています。

国文学研究資料館、東海大学付属図書館と覚書を締結:東海大学が所蔵する国文学者・池田亀鑑の旧蔵書「桃園文庫」をデジタル化公開へ

2021年7月8日、国文学研究資料館が、東海大学付属図書館と日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画におけるデータベース構築に関する覚書を締結したと発表しています(6月17日付)。

国文学研究資料館が、東海大学が所蔵する国文学者・池田亀鑑旧蔵の「桃園文庫」(『源氏物語大成』を編纂する過程で購入した『源氏物語』の写本をはじめ、『伊勢物語』『土佐日記』などの王朝文学に関するさまざまな資料約2,000点を含むコレクション)のデジタル化を3年計画で進め、「新日本古典籍総合データベース」で順次公開するものです。

フランス・文化省、マルキ・ド・サド直筆の『ソドムの百二十日』とアンドレ・ブルトンの直筆コレクションの入手を発表

2021年7月9日、フランスの文化省が、作家マルキ・ド・サドの『ソドムの百二十日』と詩人アンドレ・ブルトンの直筆コレクションを入手したと発表しました。

これらの資料は、2017年に国宝(trésor national)への指定、輸出証明書の拒否による輸出禁止が行われ、文化省が入手のための支援を呼び掛けていました。

マルキ・ド・サド直筆の『ソドムの百二十日』は、33枚の紙をつなぎ合わせた、幅約11.3センチメートル、全長12メートル以上のもので、フランス革命前のバスチーユ収監中に執筆されました。発表によると、フランス国立図書館(BnF)のアルスナル館で保管されます。

アンドレ・ブルトンの直筆コレクションには、『溶ける魚』、『シュルレアリスム宣言』、『シュルレアリスム第二宣言』が含まれています。『ナジャ』や『磁場』を所蔵しているBnFのリシュリュー館の写本部門で保管され、7月19日からBnFフランソワ・ミッテラン館で実施される展示会で展示される予定とあります。

公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館、「書庫VR見学ツアー」を公開:立ち入り不可の書庫をVRで公開

2021年7月2日、三康図書館(仏教文化に関する研究調査を行う三康文化研究所の附属図書館)が、「書庫VR見学ツアー」を公開しました。

普段立ち入ることのできない書庫をVRで公開したもので、仮想空間上の書庫をめぐりながら、資料の画像や紹介文を閲覧することができます。

今回は、5つある書庫のうち1つ「第4書庫」が公開されており、今後順次公開される予定です。

なお、同館では、現在新型コロナウイルス感染拡大防止のため、書庫見学を中止しています。

三康図書館
http://sanko-bunka-kenkyujo.or.jp/
※2021年7月2日付のお知らせで「VR書庫見学ツアーを公開しました」とあります。

@sankotoshokan(Twitter,2021/7/2)
https://twitter.com/sankotoshokan/status/1410888976240545792

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