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奈良文化財研究所、「文化財総覧WebGIS」を公開

2020年7月20日、奈良文化財研究所が「文化財総覧WebGIS」を公開しました。

文化財に関する調査報告書類は、全国遺跡報告総覧事業によって電子公開が進んでいるものの、報告書類ではその位置情報を把握しづらいという課題があったことから構築されたものです。全国47都道府県の遺跡や建造物などの情報を対象とした文化財に関するデータ約61万件がWebGISで表示できます。

文化財の所在地、種別や時代等によって検索できるほか、文化財報告書が電子公開されているものであれば、全国遺跡報告総覧の当該報告書のページへ遷移し、報告書を閲覧することも可能です。

お知らせ(奈良文化財研究所)
https://www.nabunken.go.jp/news/
※2021.07.20欄に「文化財総覧WebGISの公開」とあります。

文化財総覧WebGISの公開(奈良文化財研究所,2021/7/19)
http://hdl.handle.net/11177/9628

岐阜県図書館、所蔵地図展「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催

岐阜県図書館が、2021年7月3日から8月26日まで、所蔵地図展「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催します。

同館では、約15万点の地図および地図関連資料を所蔵し、随時、所蔵する地図を紹介する企画展示を行っていますが、今年が、1891年に発生した濃尾震災から130年目にあたることから、所蔵する濃尾震災関連の地図や写真、新聞記事、書籍等のほか、岐阜県防災課が作製した写真パネル、中越震災・阪神淡路大震災・東日本大震災等に関連する地図や写真を展示するものです。

「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催(岐阜県図書館)
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/info-events/2021/06/130.html

滋賀県立図書館、デジタルアルバム帖「地引絵図で巡る彦根城下」を公開

2021年3月31日、滋賀県立図書館が、「近江デジタル歴史街道」で、デジタルアルバム帖「地引絵図で巡る彦根城下」を公開しました。

明治初めごろの地番・区画の様子を知ることができる「地引絵図」を公開したものです。明治の彦根城付近の景観を表す貴重な絵図であると説明されています。

宗教改革期のスコットランドにおける聖職者等の人物情報をオンライン地図上にマッピングしたウェブサイト“Mapping the Scottish Reformation”(記事紹介)

スコットランド・エディンバラ大学の情報サービス部門が、2021年1月18日付のお知らせで、自身の国際共同研究プロジェクトへの技術的な貢献の成果として、ウェブサイト“Mapping the Scottish Reformation”が構築されたことを紹介しています。

2020年12月11日付で公開された同ウェブサイトは、スコットランドで宗教改革が展開された1560年から1689年の期間における聖職者及びその配偶者の人物情報をオンライン地図上で提供するツールです。スコットランド国立公文書館(NRS)に保存された約1万ページ相当の手稿から抽出したデータを情報源とし、エディンバラ近郊のロージアン(Lothian)地方・ツィードデール(Tweeddale)地方を中心に、聖職者約700人とその配偶者約500人の人物情報を提供しています。ウェブサイト上では、在職期間・移動・学歴・配偶者・出来事の5つのテーマに基づくデータセットが利用可能なほか、スコットランド国立図書館(NLS)が提供する“Historic Maps API”を活用した地図デザインの切り替え等にも対応しています。

米・カーネギーメロン大学のCyLab、オンライン地図上でIoTデバイスの存在・データ収集方針・データ収集の実施状況等の確認が可能なスマートフォン用アプリを開発

2020年12月3日付で、米・カーネギーメロン大学の情報セキュリティ・プライバシー研究拠点“CyLab”が、同拠点が開発し提供中のスマートフォン用アプリ“IoT Assistant”を紹介するお知らせを公開していました。

“IoT Assistant”は、スマートカメラ・マイク・位置情報追跡サービスなどのインターネットに接続された「IoTデバイス」について、オンライン地図上でこれらのデバイスの存在、データの収集方針、データ収集の実施状況等をユーザーが確認できるアプリです。iOS用、Andoroid用のアプリがそれぞれ無料で提供されています。

“IoT Assistant”のアプリをダウンロードすると、ユーザーはアカウント作成等を行うことなく、すぐにオンライン地図上でIoTデバイスの存在を確認することができます。IoTデバイスを示した地図上のピンをクリックすると、収集データの種類・データの保存期間・収集したデータの共有先などの該当デバイスの情報が表示されます。また、特定の種類のデータ収集のみ表示するフィルタリング機能や通知オプションを備えています。

オランダ・ライデン大学図書館、2万点超の地図資料をオンラインで公開:旧オランダ植民地の地図等

2020年12月1日、オランダ・ライデン大学図書館は、同館が所蔵、又は寄託により保管している複数のコレクションに含まれる地図資料を同館のデジタルコレクションで公開したことを発表しました。

計2万点超の地図資料が利用可能となっており、旧オランダ植民地の地図等が含まれます。発表では、オランダで最も大規模かつ重要な地図コレクションの一つが、今回の公開により研究・教育・一般向けにデジタル形式で利用可能となった、と述べています。

名古屋大学附属図書館、重要文化財「高木家文書」の修復のためのクラウドファンディングプロジェクト「【第2弾】名古屋大学の使命!重要文化財の絵図を守り継ぐ」を開始

2020年11月24日、名古屋大学附属図書館の特定基金ワーキンググループは、同館所蔵の重要文化財「高木家文書」の修復を目的としたクラウドファンディングプロジェクトとして、「【第2弾】名古屋大学の使命!重要文化財の絵図を守り継ぐ」を開始しました。

「高木家文書」は、同館の所蔵する旧旗本交代寄合の西高木家の旧蔵文書群で、2019年7月に国の重要文化財に指定されました。同館は2018年にクラウドファンディングプロジェクト「名古屋大学の使命!東海地方の貴重な古文書を後世に」を実施し、高木家文書の『御用日記』2冊の修復と約500点のデジタル画像化を達成しました。

第2弾のプロジェクトは、高木家文書のうち木曽三川流域を描いた川絵図2点の修復を目的として行われます。目標金額は150万円で、期間は2020年11月24日から12月25日までです。

附属図書館クラウドファンディング「【第2弾】名古屋大学の使命!重要文化財の絵図を守り継ぐ」を開始しました(名古屋大学,2020/11/24)
http://www.nagoya-u.ac.jp/info/20201127_do.html

鶴ヶ島市立図書館(埼玉県)、「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」上に「鶴ヶ島市の文化財」ページを追加公開

2020年11月17日、埼玉県の鶴ヶ島市立図書館は、歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で公開中の「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」に「鶴ヶ島市の文化財」ページを追加したことを発表しました。

「鶴ヶ島市の文化財」では、高精細デジタル画像化された「つるがしま文化財マップ」、鶴ヶ島教育委員会による1997年刊行の『鶴ヶ島市の文化財』の主要部分をテキスト化した「鶴ヶ島市の文化財の解説」などが公開されています。「鶴ヶ島市の文化財の解説」ではテキストの該当箇所から、「つるがしま文化財マップ」へのリンク付けも行われています。

「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」「鶴ヶ島市の文化財」ページ追加公開のお知らせ(鶴ヶ島市立図書館,2020/11/17)
https://www.tsurugashima-lib.jp/news.php?id=602

【イベント】地図から紐解き、編み直す地域情報(12/1・長野/塩尻/オンライン)

2020年12月1日、県立長野図書館と塩尻市立図書館の主催により、「地図から紐解き、編み直す地域情報」が開催されます。

誰もがアクセス可能なデジタルデータ・コンテンツを軸に、公共図書館が果たす役割を改めて考えることを目的としたイベントです。

県立長野図書館、塩尻市立図書館での会場参加ほか、オンラインでの参加が可能です。参加を希望する場合は事前の申し込みが必要であり、会場参加の定員は各20人です。

当日のプログラムは以下を予定しています。

・講演1「地域の再発見から情報を繋ぎ直す」
諸田和幸氏(アーバンデータチャレンジ長野ブロック・伊那市地域おこし協力隊)

・講演2「地理院地図を活用して地域を紐解く」
高橋陽一氏(アーバンデータチャレンジ実行委員・東洋大学公民連携専攻 客員教授)

・「信州ナレッジスクエア」の紹介、参加者によるディスカッション

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