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国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所、「昭和42年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」を公開

2020年7月1日、国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所が、「阪神大水害デジタルアーカイブ」上で、「昭和42年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」を追加公開しました。

同アーカイブは、土砂災害が増える中で、過去の災害から学び、命や財産を守る術を身に着ける必要性が増している現状を踏まえ、過去の災害の記録・記憶を継承することを目的に作成されました。1967年(昭和42年)7月に発生し、神戸市を中心に死者・行方不明者98人、被害家屋は約6万戸という被害をもたらした豪雨災害について、写真、手記、エピソード、災害体験者のインタビュー動画等が掲載されています。

Topic(国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所)
https://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/
※2020年7月1日付で、「『昭和42年7月豪雨災害デジタルアーカイブ』を追加しました。」というお知らせが掲載されています。

高山市(岐阜県)、デジタルアーカイブ事業で記録として残していきたい場所や慣習を募集

2020年6月30日、岐阜県の高山市が、2020年度から実施するデジタルアーカイブ事業において、記録に残していきたい場所や慣習を募集すると発表しました。

写真や映像として残していきたい風景や慣習が、時代の流れとともにどう変わっていったのか、どう変わっていくのかを定期的に記録し保存する事業です。

いつまでも大切にしていきたい風景や慣習を募集します(高山市,2020/6/30)
https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1005951/1012525/1012526.html

総計20万点以上の映画関係資料を所蔵する「東映太秦映画村・映画図書室」が2020年7月1日にオープン

「東映太秦映画村・映画図書室」の2020年7月1日のオープンが発表されています。

東映太秦映画村(株式会社東映京都スタジオ)が、2018年から、京都大学大学院人間・環境学研究科と映像産業振興機構(VIPO)の協力のもと進めてきた映画関係資料の整理とアーカイブ化の成果で、ポスター約3万点、スチール写真10万点以上、プレスシート3万点以上、台本約1万5,000点、書籍約7,000点、映像ソフト約5,000点等、総計で20万点以上の資料を所蔵しています。

利用料金は無料ですが(映画図書室のみを利用する場合は、映画村の入村料も不要)、資料の利用には事前(5営業日前)の資料閲覧申請フォームからの申請が必要です。閲覧は映画図書室内でのみ可能で貸出は行っていません。複写サービスも行っていますが、ポスター・スチール写真・台本は原則として複写・撮影ができません。

東映太秦映画村・映画図書室オープンのお知らせ(東映太秦映画村・映画図書室,2020/6/26)
https://www.toei-eigamura-library.com/597/

松竹株式会社、「松竹・映画作品データベース」を開設:松竹映画 100 周年記念企画の一環

2020年6月25日、松竹株式会社は、松竹映画 100 周年記念企画の一環として、特設サイト「松竹映画 100 年の 100 選」と「松竹・映画作品データベース」を開設しました。

「松竹・映画作品データベース」は、同社製作、配給の邦画(実写・アニメ)を中心とした作品情報のデータベースであり、キーワード検索のほか、作品名、公開年、キャスト、スタッフから作品を検索することができます。

第1弾として、著名な監督の作品、映画賞受賞作品、2014年以降の作品をピックアップした1011作品の情報が掲載されています。2021年中には、全タイトル約5,000作品の掲載を予定しているとあります。

お知らせ(松竹株式会社)
https://www.shochiku.co.jp/news/?category=infomation
※2020年6月25日付けのお知らせに「<松竹映画 100 周年記念企画>あなたにぴったりの映画、みつかる 特設サイト「100 年の 100 選」オープン~松竹映画 5000 タイトルを網羅するデータベースも、同時開設~」とあります。

韓国・国立子ども青少年図書館、映像の企画や編集方法といったYouTubeでの創作活動に関するオンライン講義を実施

韓国・国立子ども青少年図書館が、2020年6月19日と6月26日の両日、YouTubeでの創作活動についての講義を、同館ウェブサイトおよびYouTubeで実施すると発表しています。

同館のメイカースペース「未夢所(未来の夢・希望創作所)」で最も人気のあるプログラムである同講義をオンラインで公開するもので、2回にわたって行われる講義では、Vlog(日常動画)の撮影方法や映像の企画や編集方法といったYouTubeでの創作に関する全般的な内容が扱われます。

도전! ‘나도 미꿈소 유튜버!’ (挑戦!「私も未夢所YouTuber!」)(国立子ども青少年図書館,2020/6/18)
https://www.nlcy.go.kr/bbs/30010/bbsDetail.do?idx=1069173

音声・動画デジタル化における品質管理:NYPLの事例(記事紹介)

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、NYPLウェブサイト上に掲載された2020年6月8日付けのブログ記事において、NYPLでの音声・動画デジタル化における品質管理について紹介しています。

NYPLのデジタル研究部門に属する、デジタルコレクションサービスの音声・動画保存ユニットがNYPLの視聴覚研究コレクション(audiovisual research collections)の物理的な保存とデジタル化を担当しており、内製あるいは外部委託により行われるデジタル化の監督作業を行っています。

記事によれば、品質管理プロセスでは成果物の100%に対し自動チェックを、約10%から15%に対しマニュアルチェックを実施しています。具体的なチェックポイントの例として、ファイルの技術仕様、ファイルの同一性、ディレクトリ構造及びファイル名の正確性など計8点を示しているほか、使用しているオープンソースのツールも紹介しています。

スコットランド国立図書館(NLS)、青少年を対象に“Home”をテーマとした短編映画のコンペティションを開催

2020年4月27日、スコットランド国立図書館(NLS)は、19歳未満の青少年を対象に“Home”をテーマとした短編映画コンペティションを開催することを発表しました。

NLSは同コンペティションの開催趣旨として、新型コロナウイルス感染症の影響によるロックダウンの経験を若年層が共有する機会の提供を挙げています。受賞作品はNLSの動画アーカイブへ保存され、賞の授与も行われます。

スコットランドに在住する19歳未満の全ての青少年に応募資格があります。応募作品は“Home”を主題としタイトル・クレジットを含めて5分以内の映像であれば、携帯電話・タブレット・カメラ等の撮影手段や、映画のジャンル、言語、アニメーション・ドキュメンタリー・実写といった形式は特に指定しない、としています。また、“Home”をどのように解釈するかも製作者に委ねられており、家族・介護者・ペット・オンラインコミュニティなど映画への参加者にも制限はありません。ただし、著作権で保護された音楽の使用は不可、としています。

コンペティションはNLSとスコットランド青少年映画祭(Scottish Youth Film Festival:SYFF)との共催で実施されます。応募の期限は2020年8月31日です。

みえ防災・減災アーカイブ、伊勢湾台風の災害映像を掲載

2020年3月31日、三重県が、同県及び三重大学みえ防災・減災センターによる「みえ防災・減災アーカイブ」に、伊勢湾台風の災害映像「史上最大 伊勢湾台風の惨禍 34.9.26日」を掲載したと発表しています。

桑名市からの新たな伊勢湾台風に関する映像の提供を受けてのもので、内容は、伊勢湾台風が襲来した翌日にスクーターで撮影した、近鉄四日市駅から近鉄長島駅までの被災動画及び台風襲来から12日目の1959年(昭和34年)10月8日にバスから撮影した名古屋から蟹江までの被災動画となっています。

伊勢湾台風の災害映像をみえ防災・減災アーカイブに掲載しました(三重県, 2020/3/31)
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0022100105.htm

CA1968 - 映画評『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』 / 江上敏哲, 谷口正樹, 門林岳史

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カレントアウェアネス
No.343 2020年3月20日

 

CA1968

 

映画評『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』

国際日本文化研究センター図書館:江上敏哲(えがみとしのり)
元・京都シネマ:谷口正樹(たにぐちまさき)
関西大学文学部:門林岳史(かどばやしたけし)

【イベント】全国映画資料アーカイブサミット2020(3/13-14・東京)

2020年3月13日・14日に、 東京都千代田区の神楽座において、「全国映画資料アーカイブサミット2020」が開催されます。

文化庁の「令和元年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業[撮影所等における映画関連の非フィルム資料]」に基づき、特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)が、映画資料の保存・活用のための基礎知識(資料を知り、いかに保存活用するか)をテーマに、映画資料の理解を深めることを目的に開催するものです。

参加費は無料ですが、定員は100人(事前申し込み、先着順)です。

主な内容配下の通りです。

3月13日

・主催者挨拶 坪田知広氏(文化庁参事官) 

・第1部 セミナー
「映画資料の保存対策と防災」
眞野節雄氏(日本図書館協会資料保存委員会委員長) 

・第2部 プレゼンテーション&シンポジウム
「映画資料所蔵館による自館紹介」3館のプレゼンテーション

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