児童書

大垣市・大垣市教育委員会(岐阜県)と株式会社アルファポリス、大垣市立図書館が提供する電子書籍の充実を目的に「先端技術を活用した図書館サービスの充実に向けた連携協力に関する協定」を締結

岐阜県の大垣市・大垣市教育委員会と株式会社アルファポリスが、2021年5月11日に、「先端技術を活用した図書館サービスの充実に向けた連携協力に関する協定」を締結したと発表されています。

情報通信技術(ICT)等の先端技術を活用し、大垣市立図書館・大垣市立上石津図書館・大垣市立墨俣図書館の図書館サービスの充実(電子書籍の充実)を図ることを目的としたもので、株式会社アルファポリスが、同社が運営する絵本投稿サイト「絵本ひろば」に搭載されている絵本(電子書籍)を、同館が運営する「大垣市電子図書館」を通じて市民が無償で読めるようにする内容となっています。

日進市立図書館(愛知県)、同市が実施したクラウドファンディングによる寄付金を活用し、多言語の絵本156冊を購入:おはなし会の実施も予定

愛知県の日進市立図書館は、多言語の絵本156冊を購入し、2021年4月21日から利用できるようにしたと発表しています。

同市が、コロナ禍だからこそ子どもが本に出合う機会を増やすことを目的に、保育園・放課後児童クラブ・子ども教室・小中学校図書室・公共図書館における子ども向け書籍を購入するために実施したクラウドファンディングで集まった寄付金のうち、図書館宛てに寄せられた43万5,633円を活用して購入されたものです。

今後、これらの本を活用したボランティア団体にによる英語のおはなし会や、名古屋外国語大学グローバル共生社会研究所と連携した英語以外の言語によるおはなし会の開催が予定されています。

報道によると、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、タイ語、ベトナム語の9か国語版の絵本や児童書が購入されており、英語版が半分以上を占めるものの、市内に多く住むブラジル系・中南米系・ベトナム系・タイ系の住民のことも考えて言語を選定したとのことです。

韓国国立子ども青少年図書館、人工知能(AI)・仮想現実(VR)・拡張現実(AR)を取り入れた体験型読書サービスの提供を開始

2021年4月1日、韓国国立子ども青少年図書館が、人工知能(AI)・仮想現実(VR)・拡張現実(AR)といった新技術を取り入れた新しい体験型読書サービスの提供を開始したと発表しています。第4次産業革命時代の子ども・青少年に、「読む」読書から「楽しむ」読書へと拡大された体験環境を提供することが目的です。

「こども資料室」等に備えられる「AI音声認識読書ロボット」では、子ども向けの童話・童謡・映像等約800種類の様々なコンテンツとAI・図書を融合させた面白い読書を提供します。

また、同館のメイカースペース「未夢所(未来の夢・希望創作所)」では、AI・VRといった技術を用いて読書活動を支援するとし、絵本を直接見て読んでくれる「AI読書ロボット」を備えて、文字を読めない子どもが読書を体験して興味を持ってくれるよう支援するとしています。

その他、韓国国立中央図書館(NLK)が製作した保護者を対象としたVR図書館や、コロナ禍で来館できない利用者が、図書館のウェブサイトを通じARを用いた読書体験ができるサービス等も提供されます。

板橋区立中央図書館(東京)の新館がオープン:いたばしボローニャ絵本館を併設

2021年3月28日、東京都の板橋区立中央図書館の新館がオープンしました。同区の平和公園内に移転・開館したものです。

同館は「未来をはぐくみ、心の豊かさと新しい価値を創造し、“緑と文化”を象徴する図書館」を基本理念とし、「生涯を通じ、こころの豊かさを支える図書館」「課題解決型図書館」「学校・家庭と連携する図書館」「地域のコミュニティ形成を支援する図書館」「板橋の魅力“緑と文化”を象徴する図書館」を掲げています。

また、同館には、いたばしボローニャ絵本館が併設されています。同区では、「ボローニャ児童図書展」事務局より1993年から寄贈された海外絵本をもとに2004年に絵本館を設置しましたが、今回、新しい中央図書館に移転・併設したものです。絵本館には、世界約100か国、3万冊、70言語の絵本が所蔵されています。

3月28日に新中央図書館・ボローニャ絵本館がオープンします!(板橋区立図書館,2021/3/25)
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/oshirase/2000487.html

国際子ども図書館、開館20周年記念コンテンツ「SDGsと子どもの本―いま、図書館にできること」を公開

2021年3月23日、国立国会図書館国際子ども図書館は、同館の開館20周年を記念したコンテンツとして、「SDGsと子どもの本―いま、図書館にできること」を公開しました。

同館はウェブサイト上で、これからの図書館や子どもにとっても重要なテーマである、国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)」を巡って、国連広報センター所長の根本かおる氏と国際子ども図書館長の堀純子による対談、作家の天童荒太氏や米国の絵本作家Oge Mora氏のインタビュー動画を掲載しています。

また、2019年4月以降、SDGsを子どもたちが親しみながら学ぶためための図書として、国際連合が「目標1」から順番に発表しているSDG Book Clubのブックリストについて、その概要や、選出タイトルを同館の情報提供媒体「子どもと本に関するニュース」で取り扱った記事の紹介などを行っています。

新着情報(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/index.html
※2021年3月23日付のお知らせに「国際子ども図書館開館20周年記念コンテンツ「SDGsと子どもの本―い ま、図書館にできること」を公開しました」とあります。

仙台市民図書館、児童書展示「震災 防災~まもろうたいせつないのち~」を開催中

仙台市図書館が、2021年3月9日付の公式Twitterにおいて、仙台市民図書館の児童書コーナーで、児童書展示「震災 防災~まもろうたいせつないのち~」を開催中であると発表しています。

@sendai_lib(Twitter,2021/3/9)
https://twitter.com/sendai_lib/status/1369155138808549376

参考:
仙台市若林図書館、震災関連事業「荒浜の思い出、そして今、未来へー海辺の図書館写真展」を開催中
Posted 2021年2月3日
https://current.ndl.go.jp/node/43180

日立市立図書館(茨城県)、各館で東日本大震災関連の展示を開催中

茨城県の日立市立図書館が、各館で東日本大震災関連の展示を開催中です。

記念図書館では、2021年2月23日から3月11日まで、東日本大震災をもとにした小説や絵本、原子力発電や津波、防災など東日本大震災に関する本を展示する「東日本大震災から10年」が開催されています。

十王図書館では、3月5日から3月18日まで、地震への備えのほか、近年多発している台風被害や水害に関する本の展示「~東日本大震災から10年~」が開催されています。

南部図書館では、3月6日から3月26日まで、震災当時の写真と南部地区の復興後の写真に関するパネル展示「東日本大震災から10年~あの記憶と日立南部地区の復興、そして未来へ~」が開催されています。また、企画展示として東日本大震災や防災などに関する児童書・一般書を展示する「3.11の本」も2月15日から3月11日まで行われています。

「東日本大震災から10年」に関する本の展示のお知らせ(記念図書館)(日立市立図書館,2021/2/23)
https://www.city.hitachi.lg.jp/lib/003/p093146.html

女川町生涯学習センター図書室(宮城県)、東日本大震災の記録や防災・減災の本、絵本・児童書で伝える防災の本等を展示する「記憶と記録の本」展を開催中

2021年2月15日、宮城県の女川町生涯学習センター図書室が、同室公式Twitterで、「記憶と記録の本」展の開始を発表しました。

東日本大震災から10年経過し、「町の傷跡」は目立たなったものの、かつての女川の面影は薄れつつあることから、これからの危機管理、防災や減災、わたしたちの明日、を考えることを目的に、東日本大震災の記録の本、防災・減災の本、絵本・児童書で伝える防災の本等を展示するものです。

@o_tsunagaru_lib(Twitter,2021/2/15)
https://twitter.com/o_tsunagaru_lib/status/1361265506322276353

伊万里市民図書館(佐賀県)、ブックスタートで配る絵本およびアドバイスブックの購入費用に係るガバメントクラウドファンディングを実施中

佐賀県の伊万里市民図書館が、ブックスタートで配る絵本およびアドバイスブックの購入費用に係るガバメントクラウドファンディングを、2021年2月18日から5月18日まで実施しています。

ガバメントクラウドファンディングとは、地方公共団体がふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングで、同市が生後3か月の集団健診と併せて実施していたブックスタートがコロナ禍により中止となっているため、ブックスタートを再開させることを目的に行われているものです。

目標額は100万円で、目標金額を上回ったときは、翌年度以降のブックスタート継続のための費用として活用します。目標金額を下回った場合でも、ブックスタートは市の事業としては引き続き行うとしています。

ガバメントクラウドファンディング「ブックスタート事業」にご協力ください (伊万里市民図書館,2021/2/18)
https://www.city.imari.saga.jp/11142.htm#itemid14282

フィンランド・ヘルシンキ市、ヘルシンキ都市圏図書館(HelMet)に属する図書館のブックコートフィルムをバイオプラスチック製に変更すると発表

2021年2月12日、フィンランド・ヘルシンキ市が、ヘルシンキ都市圏図書館(HelMet)に属する図書館のブックコートフィルムを植物由来のバイオプラスチック製に変更すると発表しました。対象となるのは、ヘルシンキ市、エスポー市、ヴァンター市、カウニアイネン市の64館です。

ブックコートは本を長持ちさせて環境への影響を軽減する一方で、環境問題につながるプラスチック製フィルムに代わる高品質な素材を求めることはこれまで困難であったところ、同国の企業が新しく開発したサトウキビ由来のバイオエタノールを原料とした素材が条件を満たすものであり、図書館関係企業で販売されるフィルムもバイオプラスチック製のものに切り替わることが紹介されています。

また、図書館においては、ブックコートをしない場合の本の耐久性に関する調査を2020年3月から行っており、コロナ禍でのロックダウンにともなう本の流通量不足により、現在も調査を継続中です。雑誌や安価なペーパーバックといったすぐに古くなる資料や、余り貸し出されない参考図書についてはブックコートをしないでも良いが、児童書や移動図書館で用いる本はブックコートが必要という図書館の考えも紹介されています。

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