2017年10月17日から20日まで,環太平洋研究図書館連合(Pacific Rim Research Libraries Alliance:PRRLA)の2017年総会が中国・浙江大学で開催された。12の国・地域の34の大学図書館から62人が出席し,日本からは植木俊哉東北大学附属図書館長と筆者の2人が参加した。
米SPARC(CA1469参照)と,オープンな学術情報の流通の促進を目的に活動する学生団体The Right to Research Coalitionが研究・教育のオープン化を目的に2014年に設立したOpenConが,2017年7月,過去3回のOpenCon会議開催経験等に基づいて,参加への障壁をできるだけ下げ,多様で公平な会議を実現するための報告書“Diversity, Equity, and Inclusion”を公開した。
2016年12月5日から9日まで、筑波大学において、筑波大学・図書館情報メディア系、図書館情報メディア研究科、知的コミュニティ基盤研究センター主催による第18回アジア・太平洋電子図書館国際会議(18th International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries: ICADL 2016)および、アジア・太平洋地域情報学大学院フォーラム(the Asia-Pacific Forum of Information Schools: APIS)が開催されます。
この会議のテーマは「オープンアクセス社会における知識、情報、データ」です。ピッツバーグ大学のラーセン教授(Ronald L. Larsen)、京都大学の田中克己教授、シンガポールマネージメント大学のLIM Ee Peng教授による基調講演、下記3件のワークショップ等が予定されています。参加費は有料で早期登録の締切は10/31です。ワークショップは無料ですが、ICADL 2016への参加登録が必要となります。