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2020年9月16日、オランダのライデン大学図書館は、イエメンで制作された約150点の写本のデジタル化を完了し、研究・教育目的で自由に利用可能となるように公開したことを発表しました。
同館がデジタル化公開した写本は、17世紀から20世紀半ばまでにイエメンで制作されたイスラム教のシーア派分派ザイド派の文化伝統を記録したアラビア語の写本です。ザイド派の人々が制作した様々な写本は、紛争等のため、過去数百年の間に国外へ流出し、同館特別コレクション室はそのような写本のうち、言語・文学・歴史・宗教・イスラム法などの多様なテーマを含む約150点を所蔵しています。
国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトで、2015年6月4日、ブルーシールドによる、イエメンの文化財保護に関する声明が公表されました。
文化財を軍事目的に使用しないことや、文化財を標的とするいかなる攻撃も控えること、いかなる場所においても文化財への二次的な被害を避けることなどを求めています。
Blue Shield Statement on Yemen(IFLA, 2015/6/4)http://www.ifla.org/node/9608
参考: ブルーシールド、イラクの文化財保護に関する声明を公表 Posted 2014年7月11日http://current.ndl.go.jp/node/26562
2014年10月13日、中国・アラブ諸国国立図書館長フォーラムが中国国家図書館で開催されたとのことです。中国から文化部副部長と中国国家図書館長が、エジプト、イラク、オマーン、チュニジア、アルジェリア、レバノン、スーダン、モロッコ、イエメン等から国立図書館長や専門家等10余名が参加したとのことです。
中国・アラブ諸国協力フォーラム創立10周年を記念して北京で開催された第3回アラブ芸術祭の一環として開催されたものとのことです。
中国国家図書館長からは、文献資源の共同利用、古典籍の保護、中国・アラブデジタルライブラリの構築等を含む協力内容が提案され、こうした協力内容を盛り込んだ声明が採択されたとのことです。
中国阿拉伯国家图书馆馆长论坛在中国国家图书馆举行(中国国家図書館)http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/gtxw/201410/t20141014_91003.htm
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