アウトリーチ

米・公共図書館協会(PLA)とOCLC、米国の公共図書館の「オピオイド危機」対応に関する共同プロジェクトの成果を公開

米国図書館協会(ALA)の公共図書館協会(PLA)とOCLCが、2018年9月から実施した、米国の公共図書館の「オピオイド危機(opioid crisis)」対応に関する共同プロジェクトの成果である、概要レポート(Summary Report)と事例研究(Case Studies)が公開されています。

米国では、医薬品オピオイドの過剰摂取による死亡事故の急激な増加等により、2017年10月に公衆衛生上の非常事態が宣言されるなど、オピオイドの蔓延が「オピオイド危機」と呼ばれ社会問題化しています。PLAとOCLCは2018年9月から米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成により、公共図書館と地域のパートナーがオピオイド危機への効果的な対処戦略を展開することを支援するために、知見とリソースの共有を進めるプロジェクトを開始しました。

共同プロジェクトでは、オピオイド危機に対処するための様々な戦略を採用している米国内の8つの公共図書館への事例研究が実施されています。事例研究は図書館スタッフや地域パートナー等へのインタビューにより実施され、公開された成果物では公共図書館による対応活動の主な成果として以下のようなことが指摘されています。

台湾・台北医学大学図書館による近隣住民の健康リテラシー促進のための活動(文献紹介)

2019年8月24日から8月30日までギリシャ・アテネで開催された第85回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会でポスター発表された、台湾・台北医学大学図書館の邱子恒(Tzu-heng Chiu)氏らによるポスター“Community Health Fairs of Taipei Medical University Library (TMUL): promoting consumer health literacy and reading habits for University hospitals’ neighborhoods”が公開されました。

Abstractによると、台湾の大学の医学図書館では、近隣の住民とは一定の距離感があることから、大学の社会的責任を果たし、近隣住民の健康と福祉を高めることを目的に2018年春に実施した「コミュニティ健康フェア」の結果を発表するものです。

「コミュニティ健康フェア」では、12のコンシューマーヘルスに関する本の展示や、11の健康に関する講演会が、健康関連のイベントと連携して大学病院のホールで実施され、1,116人の近隣住民が参加しました。

山口市立図書館、「まちじゅう図書館」のパートナー事業者として市内のカフェ・美容院等の10事業者を決定

2019年10月17日、山口市立図書館は、「まちじゅう図書館」のパートナー事業者として市内の10事業者を決定したことを発表しました。

「まちじゅう図書館」は、気軽に読書に親しめるように、まちなかの人が集まる場所に「サテライトライブラリー」を設置して、本を通じた新たな発見や学びの場を創出する取り組みです。1年間の試行事業を経て、今回公募によりパートナー事業者に決定した市内のカフェ・美容院等10か所に「サテライトライブラリー」が設置されています。

「サテライトライブラリー」には、50冊から60冊の図書館選定の本が定期的に届けられます。また、「サテライトライブラリー」設置事業者は、それぞれのノウハウや専門性を生かしたワークショップ・講座などを、山口市立中央図書館内のスペースで定期的に実施することが計画されています。

お知らせ(山口市立図書館)
http://www.lib-yama.jp/oshirase/index.html
※2019年10月17日欄に「山口市まちじゅう図書館 パートナー事業者の決定」とあります

鹿角市立花輪図書館(秋田県)、花輪市民センターとの連携企画「図書館食堂 ~懐かしいあの本から、心も身体もあったま~るメニュー~」を開催:昔読んだあの本のメニューを再現

2019年11月15日、秋田県の鹿角市立花輪図書館が、「図書館食堂 ~懐かしいあの本から、心も身体もあったま~るメニュー~」を開催します。

同館も入居する鹿角市文化の杜交流館コモッセ内の花輪市民センターとの連携企画で、同センターの調理室で実施されます。

昔読んだ本のメニューを再現するもので、

・「魔女の宅急便」 肉団子のトマト煮
・「ムーミンシリーズ」 フィンランド風スープ
・「赤毛のアン」 りんごの砂糖漬け

を調理します。

参加には事前の申し込みが必要で、定員は20人です。
材料費として実費700円が必要です。

【花輪図書館】11/15(金) 図書館食堂 ~懐かしいあの本から、心も身体もあったま~るメニュー~(鹿角市立図書館,2019/10/9)
http://www.kazuno-library.jp/archives/2518

つくば市立中央図書館(茨城県)と筑波大学附属図書館、図書館サービス拡充に関する連携協定を締結:大学図書館と自治体図書館の連携協定締結は茨城県内で初めて

茨城県つくば市の2019年10月17日付の記者会への情報提供資料において、つくば市立中央図書館(茨城県)と筑波大学附属図書館の図書館サービス拡充に関する連携協定締結が発表されています。

両館は2019年9月25日付で「つくば市域図書館連携に関する協定書」を締結しました。大学図書館と自治体図書館による連携協定締結は、茨城県内では初めての事例となります。協定に基づいて連携協議会が立ち上げられ、協定館に所蔵する資料の相互利用・共同事業の企画と実施・その他連携の推進といった連携事業に取り組むことを表明しています。

2019年11月2日には連携共同事業の第1弾として、筑波大学附属中央図書館及びその周辺において「ライブラリーピクニック」が開催されます。「ライブラリーピクニック」では、自動車図書館による図書貸出や横浜市の読み聞かせグループ「つづきブックカフェ」による読み聞かせなどが実施されます。また、屋外カフェや飲食物の持込みが可能な屋外読書スペースも設置されます。

京都府立図書館・京都女子大学図書館学研究会、「京女サロンと京都府立図書館」を京都市役所前地下街「ゼスト御池」にて開催

京都府立図書館は、2019年10月12日に、京都女子大学図書館学研究会KWUICLSとの共催による「京女サロンと京都府立図書館」を、京都市役所前地下街「ゼスト御池」にて開催すると発表しました。

8月に開催した「京女サロン」で実施した「ひとはこライブラリー」のほか、同館の岡崎地区での開館110周年を記念した展示「京都府立図書館110周年の歩み」や、ひとはこトーク・直観讀みブックマーカーといったイベントが開催されます。

同日、同会場では、京都大学理学部による「ウォークインサイエンス2019」が開催されています。

ゼスト御池にて「京女サロンと京都府立図書館」を開催します(京都府立図書館)
https://www.library.pref.kyoto.jp/?p=20000

@kwuicls(Twitter,2019/9/24)
https://twitter.com/kwuicls/status/1176303551041007616

奈良県立図書情報館、「出前図書情報館 in 東吉野村「天誅組と東吉野村」」を開催:今年度、市町村と連携し、地域ごとのテーマで講演会を実施

2019年10月26日、奈良県立図書情報館が、東吉野村住民ホールにおいて「出前図書情報館 in 東吉野村「天誅組と東吉野村」」を開催します。

同村主催の「天誅組フェスティバル」午後の部において、講演会とパネルディスカッションを行うもので。橋本紀美氏(安堵町歴史民俗資料館長)による講演の後、、草村克彦氏(天誅(忠)組記念館館長)、阪本基義氏(前東吉野村教育長)及び同館館長の千田稔氏によるパネルディスカッションが行われます。

参加には事前の申し込みが必要です。

また、会場までは、同館所蔵資料のなかから講演内容に関連する本や、講師及び千田館長の著書の展示が行われ、利用者カードを持つ人はそれらの本を借りることもできます。また、利用者カードの即日発行も行なわれます。

同館では、2019年度、県内市町村と連携し、地域ごとのテーマで講演会を実施することとしており、今回が初回です。

出前図書情報館 in 東吉野村「天誅組と東吉野村」 令和元年10月26日(土)(奈良県立図書情報館)
http://www.library.pref.nara.jp/event/3126

神栖市立図書館(茨城県)、県立神栖高等学校内に返却用ブックポストを設置

2019年9月4日、茨城県の神栖市立図書館が、県立神栖高等学校の昇降口に返却用ブックポストを設置したと、同館のTwitterで紹介しています。

神栖高校の生徒が市立図書館で借りた本やCD等を返却することができます。

@kamisu_Lib(Twitter,2019/9/4)
https://twitter.com/kamisu_Lib/status/1169127828870324224

神栖市立図書館のブックポストが設置されました(神栖高校,2019/8/28)
http://www.kamisu-h.ibk.ed.jp/index.php?action=pages_view_main&&block_id=827#_827

みえ防災・減災センター等、「昭和東南海地震75年(みえ地震対策の日)シンポジウム」を開催:「みえ防災・減災アーカイブ」の体験や三重県立図書館による防災・減災関連本の貸出も

2019年12月15日、みえ防災・減災センター、三重県、三重大学、津地方気象台主催による「昭和東南海地震75年(みえ地震対策の日)シンポジウム」が、御浜町中央公民館にて開催されます。

1944年12月7日に発生した昭和東南海地震から75年にあたることから、災害の教訓を次世代に継承するとともに、県民の防災・減災意識を高めることを目的に開催されるものです。

基調講演やパネルディスカッションが行われるほか、三重県立図書館による防災・減災関連本の貸出、『現代三重の災害』-『三重県史』(通史編 近現代2)・別編-の展示、会場内に設置されたパソコン・タブレットによる「みえ防災・減災アーカイブ」体験等も行われます。

昭和東南海地震75年(みえ地震対策の日)シンポジウムを開催します!(みえ防災・減災センター,2019/9/26)
http://www.midimic.jp/news/syouwatounannkai.html

ページ