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米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、本館2階にCenter for Research in the Humanitiesを開設

2019年10月21日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、 Center for Research in the Humanitiesの開設を発表しています。

同センターは、本館の公共スペースを復元・改良・拡大するための図書館の基本計画の一部として、事務室や書庫として使われていたNYPLの本館2階を改修したものです。8,000平方フィート超の面積があり、静かな調査空間、図書館の研究コレクションを用いた作業、一時的な展示、コレクションに関連したイベントなどを実施するための9つの部屋、56席を備えています。

計画されているプログラムとして、

・様々な分野の研究の取り組み方法を教える“Research Instructional Series”
・毎月第一水曜日実施のコレクションの小規模展示“Collections Open Houses”
・著作権や引用に関して実践的に学ぶ研究者のための“Scholarly Communications Series”

が挙げられています。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、ライオン像修繕作業の完了を発表

2019年11月1日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、同館のシンボルとして知られる2体のライオン像、“Patience”(忍耐)と“Fortitude” (不屈の精神)の修繕作業が完了したことを発表しました。

修繕作業は2019年9月2日週に開始されたもので、修繕費用の27万ドルは、ニューヨーク生命財団(New York Life Foundation)からの助成金及び何百人ものニューヨーカーからの寄付により賄われたとあります。

ラテンアメリカの単行書の持続可能なオープンアクセスモデルの導入に向けてのパイロットプロジェクト

2019年10月22日、JSTORが、 Latin American Research Resources Project (LARRP) が主導し、JSTOR・ラテンアメリカ社会科学協議会(CLACSO)及び書店のGarcia Cambeiro社と連携して取り組まれているラテンアメリカの単行書のオープンアクセス(OA)化のパイロットプロジェクトを紹介しています。

図書館界が開発及び支援する持続可能なOAモデルの導入に向けての取組で、LARRPのメンバーである米国のニューヨーク大学・コロンビア大学・ハーバード大学・プリンストン大学・テキサス大学オースティン校・ピッツバーク大学・デューク大学の図書館及びニューヨーク公共図書館からの助成を受けて実施されています。

プロジェクトの第1段階では、JSTOR上で200タイトルの書籍をOAで公開する計画で、CLACSOが2018年から2019年にアルゼンチンで出版した新刊タイトルが含まれます。すでに、人文・社会科学の17分野の100冊近いタイトルが利用可能になっており、今秋には200タイトルに到達する予定です。

ニューヨーク公共図書館(NYPL)、同館のシンボルとして知られるライオン像を修繕することを発表:2019年9月2日週から開始

2019年8月12日、ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、同館のスティーブン・A・シュワルツマン・ビルディングの前に設置されており、同館のシンボルとして知られる2体のライオン像を修繕することを発表しました。修繕期間は2019年9月2日週から9週間であり、修繕費用の25万ドルはニューヨーク生命財団(New York Life Foundation)による助成金及び個人からの寄付金で賄われます。

2体のライオン像は1911年に設置され、ニューヨークが世界恐慌の影響下にあった1930年代に、ニューヨーカーが厳しい状況を耐え抜くためには忍耐と不屈の精神が必要だと考えた当時のニューヨーク市長フィオレロ・ラガーディア(Fiorello LaGuardia)により、それぞれPatience(忍耐)、Fortitude(不屈の精神)と名付けられました。

多孔質のピンク大理石で造られており、雪、雨、風、排気ガス等によるダメージを受けるため、定期的な修繕が行われています。修繕は7年から10年に1度の頻度で行われており、前回は2011年、前々回は2004年に行われました。今回の修繕では、ひび割れへのグラウトの充填、レーザーによる洗浄、以前の修繕箇所の補強等が実施され、作業の間、ライオン像は合板で覆われるとあります。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、利用者カード所持者への動画配信サービスKanopyの無料アクセス提供を中止

2019年6月24日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、これまで行っていた利用者カード所持者への動画配信サービスKanopyの無料アクセス提供について、2019年7月1日から中止することを発表しています。

中止の理由として、提供に係る費用負担の維持が難しいこと、より需要がある本や電子書籍の購入に費用を割り当てることが挙げられています。2019年6月24日付けの米・ニューヨークタイムズ紙の記事では、ニューヨーク市内のブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館でも、NYPLと同じく2019年7月1日からKanopyの無料アクセス提供を中止することが紹介されています。

New York Public Library Statement: Kanopy(NYPL, 2019/6/24)
https://www.nypl.org/press/press-release/june-24-2019/statement-about-kanopy

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、同館のデジタルコレクションに舞台芸術のセット及びコスチュームのデザインに関する資料を追加

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)の舞台芸術図書館(Library for Performing Arts)は、2019年7月17日付けのTwitterにおいて、同館の音楽部門(Music Division)が所蔵する舞台芸術のセット及びコスチュームのデザインに関するコレクション約1,200点がNYPLのデジタルコレクションで利用可能となっていることを紹介しています。

@nypl_lpa(Twitter, 2019/7/17)
https://twitter.com/nypl_lpa/status/1151518909369114625

ニューヨーク公共図書館(NYPL)・DCL社、著作権局“Catalog of Copyright Entries”掲載の著作権に関する記録を構造化しGitHub上で公開

2019年2月1日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、Data Conversion Laboratory(DCL)社と共同で実施してきた、米・著作権局の“Catalog of Copyright Entries”に掲載された著作権に関する記録のデジタル化と検索性向上のためのプロジェクトの第1段階が終了したと発表しています。

第1段階は、1923年から1964年までの印刷物の著作権に関する記録数十万件のデジタル化・構造化を実施するもので、GitHub上でその成果が公開されました。次段階において、同記録の検索容易化のため、ウェブベースのプラットフォーム上で公開される予定です。

図書館にとって、同データは、印刷物の著作権情報の追跡・発見に役立ち、電子化の方法について速やかに判断できるため、数多くの書籍等の電子化によるアクセス増につながると紹介されています。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)とフランス国立図書館(BnF)、文化遺産の保存と利用に関するパートナーシップを締結

2018年9月26日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)とフランス国立図書館(BnF)が、文化遺産の保存と利用に関するパートナーシップを締結したことを発表しました。

合意内容として、既存のデジタル画像やメタデータを研究者のオンラインでの利用のために共有すること、両館が相互に利益のある文化遺産の領域を戦略的にデジタルすること、両館のキュレータが協力して両館のコレクションを研究し文章を執筆すること、両館が関心のある分野に焦点を当てた短期特別研究員制度の開始、研究シンポジウムの計画と開催、が紹介されています。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、Instagramのストーリー機能で古典作品の電子版が読める“Insta Novels”を開始

2018年8月22日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、“Insta Novels”を開始しました。

広告代理店/クリエイティブ・エージェンシーMotherとの連携事業で、NYPLのInstagramのストーリー(Stories)機能を用いて古典作品の電子版を公開するものです。「ハイライト」機能を用いて同電子版を保存することも可能です。

現在、『不思議の国のアリス』が公開されていますが、今後数か月以内には、ギルマン『黄色い壁紙』とカフカ『変身』の公開が予定されています。

ニューヨーク公共図書館・ブルックリン公共図書館・クイーンズ公共図書館、図書館利用者カード保持者が無料で市内の文化機関を利用できるプログラム“Culture Pass”を開始(米国)

2018年7月16日、米・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)・ブルックリン公共図書館・クイーンズ公共図書館が、市内の博物館・美術館といった文化機関を無料で利用できる“Culture Pass”プログラムの開始を発表しました。

3館の利用者カードを所持していれば、市内の文化機関を無料利用できるパス(2名から4名用)を借りることができるプログラムで、専用ウェブサイトから訪問日や訪問機関を選択して申込む仕組みとなっています。

Culture Pass: Get Free Access to NYC Museums with a Library Card(NYPC,2018/7/16)
https://www.nypl.org/blog/2018/07/16/culturepass

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