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枚方市(大阪府)、9月15日からオンラインで完結する図書館利用者登録「スマート登録」を開始:スマートフォン版ウェブページに表示されるバーコードによる「スマート貸出」等が可能に

2021年8月26日、大阪府の枚方市が、オンライン図書館利用者登録「スマート登録」を、9月15日から開始すると発表しました。

発表によると、「スマート登録」により、登録から電子図書館の利用まで、来館することなくオンラインで行えます。申請は専用のフォームから行い、手続きには、本人確認書類や市内在学・在勤証明書類(市外在住者のみ)を撮影した写真データが必要です。

登録完了後は、紙の貸出カードは発行されず、「ひらかた電子図書館」や、スマートフォン版「枚方市立図書館OPAC」の「利用照会」ページで表示されるバーコードでの貸出手続き「スマート貸出」、資料のインターネット予約が可能になると述べられています。

スマート登録(オンライン図書館利用者登録)のご案内(枚方市, 2021/8/26)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000036091.html

土岐市議会(岐阜県)、「土岐市図書館設置条例」の改正を審議:不適切な利用者による図書館の利用を制限する規定を追加

2021年8月27日、土岐市議会(岐阜県)は、同日から9月28日までを会期とする「令和3年第4回定例会」のウェブページを公開しています。同ウェブページには、審議予定の議案一覧及び「令和3年第4回土岐市議会定例会議案」が掲載されており、その中に「土岐市図書館設置条例の一部を改正する条例について」(議第46号)も含まれています。

同議案における条例改正は、地方自治法に基づく公の施設の利用制限について、制限対象となる基準の明確化を目的としたものとあり、利用制限に関する規定の新規追加が提案されています。この規定では、次のいずれかに該当する利用者について図書館利用の拒否又は退館を命じることが可能となっています。

(1)公の秩序又は風俗を乱すと認められる者
(2)建物又は図書館資料等を故意に汚損するおそれのある者
(3)この条例又はこの条例に基づく規則の規定に違反した者
(4)その他管理上支障があると認められる者

株式会社プラネット、図書館利用に関する意識調査の結果を発表

2021年8月25日、株式会社プラネットが、同社が配信している消費財や暮らしにまつわるトピックスに関するニュースレター『Fromプラネット』 の第163号として、図書館利用に関する意識調査の結果を発表しています。

図書館の利用経験、利用頻度、図書館を利用する・利用したいと思う目的、読み・借りしている本や雑誌の種類が、性別・年代別・職業別で調査されています。

また、「書店によく足を運ぶ人は図書館の利用頻度も高い」傾向を示すことや、本好きな人ほどコロナによって図書館利用の頻度に影響が大きかったと言えそうであること等の指摘や、「図書館を利用したことがなく、今後も利用しない」と回答した人の理由に関する調査結果の紹介もされています。

『Fromプラネット』Vol.163 図書館利用に関する意識調査(プラネット,2021/8/25)
https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol163.html

E2410 - デンマークの公共図書館による新たな図書館評価手法の提案

緊縮財政下において継続的に公共図書館を運営するにあたり図書館評価が重視されている。そのような中,2020年の秋,デンマークのロスキレ中央図書館,およびコンサルタント会社のSeismonautが新たな図書館評価手法による調査“The Impact of Public Libraries in Denmark: A Haven in Our Community”を実施した。調査結果は同名の報告書に示されている。本稿では,ロスキレ中央図書館による調査および報告書について概要を紹介する。

英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、大学図書館への来館を促す要因に関するレポート“Drivers for the Usage of SCONUL Member Libraries”を公開

2021年7月2日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、大学図書館への来館を促す要因に関するレポート“Drivers for the Usage of SCONUL Member Libraries”の公開を発表しました。

発表では、多くの資料がデジタルでアクセス可能にも関わらず、SCONUL館員館における図書館空間の利用は増加していることが指摘されています。同レポートでは、この点に関して、以下をはじめとした内容に焦点を当てて調査や分析等が行われています。

・大学のキャンパスのデザイン、利用の変化の文脈における図書館スペースの変化
・学生の身体や教育、情報技術とデジタルをはじめとした、学術図書館の利用に変化をもたらす要素
・図書館のスペースの利用傾向に関する、公開されている研究成果
・SCONULの館員館から提供された、公開されていない情報が明らかにするもの
・新型コロナウイルス感染症感染拡大を含む、将来の図書館利用を形作る要素

レポートの結論部分では、生徒中心型の教育により学部の建物に滞在する必要性が下がったことや、コンピュータやプリンターといった機器の利用をはじめとした、大学図書館を訪れる学生が増えた理由12点や、今後の研究の方向性等がまとめられています。

E2371 - 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響

国立国会図書館(NDL)では,2014年および2019年に「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」を実施した(E1667,E2225参照)。公共図書館に関する意識や情報行動の変化を把握するために,数年に一度程度の頻度でこのような調査を行うことを想定していたが,2020年,新型コロナウイルス感染症の流行により人々の意識や行動に大きな変化が生じたことが推測されたため,2019年に続けて2020年12月11日から15日にかけて調査を実施した。

E2344 - ドイツ・ベルリン国立図書館における日記調査

ドイツ・ベルリン国立図書館(以下「同館」)は,2020年初めに同館ポツダム通り館(以下「本施設」)で利用者を対象とする日記調査を実施し,同年8月にその報告書を公表した。様々な図書館利用者調査の中でも,本調査は特に利用者の内面に踏み込んでそのニーズの分析を試みたものである。本稿では本調査の目的と方法を中心にその概要を紹介する。

公共図書館員の意欲低下経験に関する質的研究(文献紹介)

2020年12月14日付で刊行された、カナダ国内の図書館協会のネットワーク“The Partnership”の“Partnership: the Canadian Journal of Library and Information Practice and Research” Vol. 15 no.2に、公共図書館員の意欲低下経験に関する論文“The Public Librarian Low-Morale Experience: A Qualitative Study”が2021年1月4日付で公開されました。

同論文は、米国のウィンスロップ大学に所属するKaetrena Davis Kendrick氏によるもので、現役の公共図書館員または元公共図書館員20人を対象に実施した半構造化インタビューの分析結果がまとめられています。意欲の低下が進む過程や、公共図書館員の意欲低下経験に特有の影響因子を明らかにすることが研究課題として挙げられています。

E2340 - 感情労働者たる図書館職員を保護するための指針(韓国)

日本においては,以前から,利用者対応に関わって,図書館職員の疲弊・困惑・憤りや,退職に追い込まれた事例の報告・紹介が行われている。そのような現場での問題を受け,この間,図書館界の専門誌では,図書館職員のメンタルヘルス・感情労働(感情を管理して職務を遂行する労働)・カスタマーハラスメント(カスハラ)に関する記事も現れ始めてきている。そこでは,日本の図書館界においても,米国と同様,図書館学・図書館情報学の見地からの図書館職員のストレス緩和等に関する研究・考察の拡充(理論)や,組織全体でのメンタルヘルスの体制の整備(実践)の必要性等も指摘されている。

埼玉県教育委員会、県政サポーターへのアンケート「埼玉県内の図書館利用について」の結果を公表

2020年11月5日、埼玉県教育委員会は、県政サポーターへのアンケート「埼玉県内の図書館利用について」の結果を公表しました。

埼玉県では、インターネットを活用して県政課題への意見を聴取し県政に反映させるため、「県政サポーター」制度を設け、サポーターに対しインターネットアンケートへの協力を依頼しています。県政課題に関する様々なテーマのもとアンケートを実施しており、第64回アンケートのテーマは「埼玉県内の図書館利用について」でした。

アンケートは2020年8月20日から31日にかけて実施され、回答者は2,207人でした。結果公表のお知らせでは、回答者の属性と、以下に関する質問の回答結果が紹介されています。

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