古典

新潟県立図書館、「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」を開催

新潟県立図書館が、第25回ふるさと講座として「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」を開催します。

同館が所蔵する掛け軸を使って、その取扱い・保存方法を解説する講座で、講座の後半には、2016年7月6日には書跡の、2016年7月20日には絵画の掛け軸についての鑑賞のポイントについて説明が行なわれます。

入場は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は30名です。

第25回ふるさと講座 「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」開催のお知らせ(新潟県立図書館)
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/event/furusato_kakejiku.html

【イベント】公開研究会「東京大学史料編纂所のデジタル画像検索閲覧システムの現状と課題」(6/23・東京)

2016年6月23日、東京大学史料編纂所において、公開研究会「東京大学史料編纂所のデジタル画像検索閲覧システムの現状と課題」が開催されます。

東京大学史料編纂所では、戦後長くにわたってマイクロフィルム等で収集した史料画像をデジタル化し、独自に開発した史料画像閲覧システム(Hi-CAT Plus)で検索・閲覧できるデジタルアーカイヴズの構築を進めており、日本史情報国際センターと協働して、海外S科研(科学研究費補助金基盤研究S「マルチアーカイヴァル的手法による在外日本関係史料の調査と研究資源化の研究」)グループがこの事業を推進しています。

今回の公開研究会は、研究状況の中間まとめであり、第1部では、これまでの研究事業の経過とデジタルアーカイヴズ構築の概要について、史料画像閲覧システムのガイダンスを含めた報告が、第2部では、海外S科研の各プロジェクトの活動経過と成果についての報告がなされます。

公開研究会のお知らせ(東京大学史料編纂所)
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/2016/20160623Skaken.pdf

マルチアーカイヴァル的手法による在外日本関係史料の調査と研究資源化の研究(研究代表者:保谷徹)(KAKEN)

【イベント】第2回日本語の歴史的典籍国際研究集会「日本古典籍への挑戦‐知の創造に向けて‐」(7/29、30・東京)

2015年7月29日、30日、東京都立川市の国文学研究資料館で、同館により、第2回日本語の歴史的典籍国際研究集会「日本古典籍への挑戦‐知の創造に向けて‐」が開催されます。

●7月29日
基調講演 「デジタル時代と古典研究 ―画像資料のあり方を手がかりに― 」(カルガリー大学言語学・語学・文化学学科・楊暁捷氏)
・研究報告1 「オーロラと古典籍」(国立極地研究所研究教育系・片岡龍峰氏)
・研究報告2 「書誌学から総合書物学へ」(国文学研究資料館・谷川惠一氏)
・研究報告3 「人情本コーパスの表記情報アノテーション」(国立国語研究所言語変化研究領域・藤本灯氏、高田智和氏)

●7月30日
・パネル1 「アジアのなかの日本古典籍」
・パネル2 「日本漢文学研究を“つなぐ”―通史的な分析・国際発信・社会連携―」
・パネル3 「中世の異界 ― 内と外 ―」
・パネル4 「古典籍を活用する/情報を活用する」

などのプログラムが開催される予定です。

入場は無料で、聴講も自由です。

第2回日本語の歴史的典籍国際研究集会(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/sympo20160729.html

米国の大学・研究図書館協会、“RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage”誌をオープンアクセスに

2016年5月17日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、同会が発行する、特殊コレクションや文化遺産に関する雑誌“RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage”を、2016年春号からオープンアクセスとすると発表しています。

2016年春の理事会で新しい方針が承認されたことにより、最新号へのエンバーゴが撤廃され、2000年の創刊号から最新号までの利用が可能となっています。

印刷版はそのまま維持されるようです。

RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage Becomes Open Access(ACRL,2016/5/17)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/11902

RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage Becomes Open Access
http://rbm.acrl.org/

参考:
College & Research Libraries誌が創刊号から全てオンラインで無料利用可能に

オックスフォード大学ボドリアン図書館、トールキン自身による注釈が書かれた「中つ国」の地図を取得

2016年5月3日、オックスフォード大学ボドリアン図書館が、ブラックウェル書店から販売に出されていた、作家J・R・R・トールキン(John Ronald Reuel Tolkien)自身による注釈が書かれた「中つ国」の地図を取得したと発表しています。

「中つ国」は『ホビット物語』『指輪物語』といった彼の作品に登場する架空の世界で、今回取得した地図は、1969年に「中つ国」の地図を作成することを依頼されたイラストレーターのベインス(Pauline Baynes)氏が、同氏が所持していた『指輪物語』から抜き取った地図に、トールキンとともに注釈をつけたもので、緑色のペンや鉛筆でトールキン自身による注釈が書かれています。また、1970年に公刊された「中つ国」の地図は、この注釈に基づいて描かれていることが見て取れるとのことです。

同館では、手稿やスケッチといったトールキンに関する資料を所蔵しており、今回所得した地図を展示することも考えられているようです。

Bodleian Libraries acquires rare map of Middle-earth annotated by Tolkien(Bodleian Libraries,2016/5/3)
http://www.bodleian.ox.ac.uk/news/2016/may-03

関連:

フランスの大学間共同利用言語・文化図書館(BULAC)で、第2回韓国古書ワークショップが開催される

2016年5月3日、韓国学の発展と、新しい古文献の発掘を目的に、韓国・文化体育観光部、韓国国立中央図書館(NLK)、フランス国立東洋言語文化研究所(INALCO)の共催により、フランスの大学間共同利用言語・文化図書館(BULAC)において、第2回韓国古書ワークショップが開催されます。

2012年にカナダ・トロント大学で北米地域の韓国学司書・研究者を対象に実施して以来4年ぶりの開催で、ヨーロッパ初開催となる今回は、フランスを中心にヨーロッパの韓国学司書・研究者など約40名が参加するとのことです。

ワークショップでは、NLKの韓国古典籍総合目録システムの活用方法、韓国の古書の基礎知識、韓国学の主要な情報源などの紹介や、BULAC所蔵の韓国の古書コレクションについての発表が行われるとのことです。

유럽에서 한국 고서를 이야기하다(NLK,2016/5/2)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8544&notice_type_code=3&cate_no=0

参考:
CA1822 - 大学間共同利用言語・文化図書館(BULAC)-欧州随一の言語・文化図書館- / Clotilde Monteiro
カレントアウェアネス No.320 2014年6月20日

景福宮内の国王(皇帝)の書斎を朝鮮王朝の歴史が体感できる「小さな図書館」に改修(韓国)

韓国・文化体育観光部は、文化財庁と連携し、朝鮮王朝の王宮・景福宮内に1891年に建設された朝鮮国王/大韓帝国皇帝・高宗(1852-1919)の書斎・集玉斎を「小さな図書館」として改修し、2016年4月27日の「文化のある日」にあわせて開館式とトークイベントを開催すると発表しています。

集玉斎内には、朝鮮時代の歴史・人物・文化関連の図書(1,000冊)や、集玉斎旧蔵資料の影印本(350冊)のほか、韓国文学の翻訳書(英語・中国語・日本語)230冊も備えられ、景福宮を訪れた国内外の観光客が歴史空間を体験できるように改修されたとのことです。

この他、集玉斎に連結して建てられている八隅亭においてブックカフェを運営し、宮中茶菓や韓国文学の翻訳本を販売するするほか、集玉斎旧蔵資料を所蔵する韓国学中央研究院(蔵書閣)が、集玉斎において展示や王室文化講座を開催する計画となっています。

궁궐 속 작은도서관 ‘집옥재(集玉齋)’ 개관(韓国文化体育観光部,2016/4/26)
http://www.mcst.go.kr/web/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=15155

高宗の書斎「集玉斎」、市民の図書館に生まれ変わる(東亞日報,2016/4/27)

QRコード付きの図書館の書架風壁紙でデジタル化されたシェークスピアの作品を案内:ボーダフォンと英国図書館による取組み

2016年4月22日、ボーダフォンと英国図書館(BL)は、デジタル化されたシェークスピアの初期の14作品へオンラインでアクセスできるQRコード付の図書館の書架風壁紙を作成したと発表しています。

個々の書籍に印刷されたQRコードをスマートフォン等で読み取ると、英国図書館の古典文学の名著を紹介するウェブサイト“Discovering Literature”内のシェークスピアの作品に繋がるようになっています。

壁紙は、シェークスピアの命日である4月23日に、トラファルガー広場でのイベントでお披露目され、4月25日からバーミンガム、ペンザンス、シルチェスターといった都市や村を巡るほか、シェークスピア没後400年にちなみ、国民がこの壁紙に触れる機会を設けるため、400枚の壁紙が用意されているとのことです。

この取組みの背景には、近年、シェークスピアの作品の知名度が衰えていることがあるようです。

VODAFONE AND BRITISH LIBRARY CREATE INTERACTIVE ‘DIGITAL LIBRARY’ WALLPAPER OF SHAKESPEARE’S ICONIC WORKS(ボーダフォン,2016/4/22)

宮内庁、書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで、ギャラリー展示『宮廷の音楽の調べ~楽書の世界』を公開

2016年4月1日、宮内庁が、書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで、ギャラリー展示『宮廷の音楽の調べ~楽書の世界』を公開しました。

宮内庁書陵部の図書寮文庫が所蔵する伏見宮旧蔵の楽書(雅楽に関する資料)を中心に、貴重で珍しい資料6点を選び、多彩な宮廷音楽の世界を紹介するものと紹介されています。

宮内庁 お知らせ
http://www.kunaicho.go.jp/
※「ギャラリー展示資料『宮廷の音楽の調べ~楽書の世界』(書陵部所蔵資料目録・画像公開システム)(平成28年4月1日)」とあります。

書陵部所蔵資料目録・画像公開システム
http://toshoryo.kunaicho.go.jp/
※トップページに「ギャラリー」があります。

京都大学、京都大学基金に「文学研究科所蔵貴重資料修復基金」を設置

2016年4月7日、京都大学が、京都大学基金に「文学研究科所蔵貴重資料修復基金」を設置したと発表しています。

文学研究科が所蔵する、歴史的にも価値の高い貴重資料を修復して後世に伝え、人文社会系学問の発展に寄与するために役立てられるとのことです。

同研究科が所蔵する資料の中には保存状態が悪く、研究上の利用が困難な資料も少なくないが、限られた予算の中では、その作業は遅々としたものにならざるを得ないため、広く寄付を募り、江戸時代初期写本『太平記』や『大日本史』編纂記録など特に保存状態の良くない貴重資料の修復費用に充てると説明されています。

京都大学基金に「文学研究科所蔵貴重資料修復基金」を設置しました。 (京都大学,2016/4/7)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/office/soumu/shogai/news/2016/160407_1.html

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