図書館経営

E2245 - 愛媛県議会における議会図書室機能強化の取組について

愛媛県議会では,超党派の議員で構成する議会改革検討協議会(議長の非公的諮問機関)で議会改革の検討に取り組んでおり,2017年度に議会図書室の機能強化について検討を行った。これは当時,利用が減少傾向にあった図書室が,2018年に1948年の設置から70年の節目を迎えることから,愛媛県議会基本条例の「議会は,議員の調査研究に資するため,議会図書室を適正に管理し,及び運営するとともに,その機能の強化に努めるものとする」という規定を踏まえ,検討を進めたものである。

E2231 - ミライon図書館(長崎県)のオープンについて

ミライon図書館は,「長崎県立長崎図書館」と「大村市立図書館」を施設区分や蔵書区分無く,県と市が共同で運営する一体型の図書館として,2019年10月5日,長崎県大村市に開館した。以下,両館が一体型の図書館となった経緯について述べる。

フィンランド・ヘルシンキ中央図書館(Oodi)の開館1年目の成果(記事紹介)

2020年2月5日、フィンランドのヘルシンキ中央図書館(Oodi)は、開館1年目の2019年の成果を振り返った記事として、“Oodi took Helsinki libraries to new heights in 2019”を公開しました。

Oodiは同記事の中で、同館の1年目の運営は全ての面で予想を上回ったとして、2019年の主な成果を次のように報告しています。

京都大学桂図書館、開館予定日(2020年4月7日)を発表

2020年1月31日、開館準備中の京都大学桂図書館は、同館のTwitterアカウントにおいて、桂キャンパス(京都市西京区)の同大学工学研究科の5図書室が閉室したこと、開館予定日が2020年4月7日であることを発表しました。

京都大学桂キャンパスでは、2003年10月の開学以来、工学研究科の5図書室が運営されていましたが、これらの図書室を集約しエリア連携図書館としての機能を担う新図書館「桂図書館」の建設が行われています。桂図書館は桂キャンパスの所属者の大半が大学院生・研究者であることから、オープンラボ・リサーチコモンズ等の場の提供や、ライティング支援・オープンアクセス支援等の人的サービスにより、研究支援サービスに重点を置いた図書館として開館準備が進められています。

@kukatsuralib(Twitter,2020/1/31)
https://twitter.com/kukatsuralib/status/1223155489397100545

E2222 - 第67回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

2019年10月20日,京都市の龍谷大学大宮キャンパスにおいて第67回日本図書館情報学会研究大会シンポジウムが「デジタルアーカイブと図書館」と題して開催された。以下,話題提供および質疑応答の内容について報告する。なお,登壇者による発表資料が日本図書館情報学会のウェブページで公開されている。また詳細な報告は『日本図書館情報学会誌』にも掲載されるので,そちらも合わせて確認して頂きたい。

館内コミュニケーション促進を目的としたソーシャルプラットフォームの導入結果:スウェーデン・カロリンスカ研究所図書館の事例(文献紹介)

米国大学・研究図書館協会(ACRL)が発行する“College & Research Libraries News”Vol 81, No 1 (2020年1月)に、 館内コミュニケーションの促進を目的として、スウェーデン・カロリンスカ研究所図書館が、Facebookの企業向けソーシャルプラットフォームWorkplaceを導入した結果に関する記事が掲載されています。

同館では、イントラネットのリプレースにあたって、館内コミュニケーション改善の5つの目標が掲げられ、その目標達成のための1つとしてWorkplaceが導入されました。

インターフェースがFacebookとほぼ同じであることから職員になじみ深いこと、動画配信やビデオチャット等の機能を含むものを内製するよりもインターフェースなどが優れていること、教育機関は無料で利用できることが採用した理由として説明されています。

導入にあたっては、まずは館内の2つの部署で試験導入した結果を受けて、潜在的な肯定的な成果が否定的な成果を上回ると見なすことができたため、全館的に導入されました。また、ポリシーやガイドラインを定めるとともに、Workplaceに関する質問を投稿できるグループも作成されています。

【イベント】講演会「デジタル時代の国立図書館の挑戦―オランダ国立図書館の戦略を事例として」(3/17・東京)

2020年3月17日、国⽴国会図書館東京本館新館講堂において、講演・パネルディスカッション「デジタル時代の国立図書館の挑戦―オランダ国立図書館の戦略を事例として」が開催されます。

社会に対する国立図書館の在り方や、将来像実現のための戦略とテクノロジーとネットワークの活用について、講演とディスカッションが行われます。

参加無料、定員200人(先着順、事前申し込み要)、日英同時通訳付きです。当日のプログラムは次のとおりです。

〇講演「ネットワーク、オープン、包摂(Networked, open and inclusive)」(仮)
リリー・クニベラー⽒(オランダ国立図書館長)

〇講演「言葉との協働(Working with Words)」(仮)
エルスベート・クワント⽒(オランダ国立図書館戦略アドバイザー)

〇パネルディスカッション
・ファシリテータ
⽵内⽐呂也⽒(千葉大学副学長兼附属図書館長/アカデミック・リンク・センター長、同大学人文研究院教授)
・パネリスト
リリー・クニベラー⽒
エルスべート・クワント⽒
佐藤毅彦(国立国会図書館電子情報部長)

大阪市の「こども本の森 中之島」の開館日が2020年3月1日に決定:ウェブサイト・SNSアカウントも開設

2019年12月16日付の大阪市の報道発表資料において、大阪出身の建築家である安藤忠雄氏から同市へ、建物が完成した「こども本の森 中之島」の寄付を受けたことが発表されました。

同資料内で、「こども本の森 中之島」の開館日が2020年3月1日となったこと、開館時間・休館日をはじめとした施設基本情報なども合わせて発表されています。現在同館では開館に向けた準備作業が進められており、開館に先立ってウェブサイトの立ち上げとロゴマークの作成が行われたことが紹介されています。また、2019年12月16日付で、同館のInstagram、Twitter、Facebookの公式アカウント開設が発表されています。

報道発表資料「こども本の森 中之島」の寄附を受けました(大阪市,2019/12/16)
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaisenryaku/0000488455.html

愛媛県議会、「愛媛県議会図書室機能強化ビジョン」を策定

2019年12月9日、愛媛県議会が、「愛媛県議会図書室機能強化ビジョン」を策定したと発表しています。

2018年3月に策定した「愛媛県議会図書室機能強化のためのアクションプラン」の計画期間が完了するに当たり、これまでの取組を止めることなく継続・推進するとともに、議会のICT環境の整備等、議会図書室を取り巻く状況の変化に対応した新たな施策を展開するための長期的な方針としてまとめたもので、2020年4月から施行されます。

TOPICS(愛媛県議会)
https://www.pref.ehime.jp/gikai/katsudou/topics/index.html
※「令和元年12月9日、愛媛県議会図書室機能強化ビジョンを策定しました。」とあります。

スコットランド国立図書館(NLS)、2020年から2025年までの戦略案を公開し、意見を募集

2019年12月2日、スコットランド国立図書館(NLS)が、2020年から2025年までの戦略の草案を公開し、意見募集を開始しました。

戦略では、新しい利用者を獲得する方法、ニーズを満たすデジタルサービスを構築する方法、コレクションを同館が所在するエジンバラやグラスゴーを超えて届ける方法などについて計画されています。

また、エジンバラのジョージ4世ブリッジビルを、研究のための場所を維持しつつ、あらゆる来館者にとってより快適で元気づける場所とするための改修も計画されています。

締切は2020年1月27日です。

Views sought on draft National Library strategy(NLS, 2019/12/2)
https://www.nls.uk/news/archive/2019/12/draft-strategy-consultation

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