災害

E2209 - 石巻市図書館の移動図書館車「ひより号」の運行終了について

石巻市図書館では,2011年10月から2019年8月までの約8年間,東日本大震災で被災された住民のための仮設住宅団地(以下「団地」)に移動図書館車を運行した。全国の皆様から多大なご支援をいただいたことにつき,この場を借りて御礼を申し上げるとともに,ひと区切りをつけた移動図書館業務について報告したい。

人と防災未来センター(兵庫県)、災害や防災関連資料からなる「河田文庫」を開設

兵庫県神戸市にある「人と防災未来センター」が、2019年12月13日に「河田文庫」を開設したことが報じられています。

報道によると、河田恵昭センター長の研究資料約3,000点からなるもので、同センターの資料室内に設置されたとのことです。同文庫には、一般に入手不可能な資料も含まれており、震災後に復興計画を協議した「神戸市復興計画検討委員会」の記録や全国各地の地域防災計画などの企画書類、災害廃棄物処理を巡る議論に関する書類等もあるとのことです。

同文庫は一般公開されているとのことです。

災害関連の資料収蔵「河田文庫」 黒田裕子さん企画展も(神戸新聞, 2019/12/13)
https://www.kobe-np.co.jp/news/bousai/201912/0012958613.shtml

【イベント】シンポジウム『東日本大震災と「記憶」の記録化』(12/21・東京)

2019年12月21日、東京都文京区の跡見学園女子大学文京キャンパスにおいて、シンポジウム『東日本大震災と「記憶」の記録化』が開催されます。

被災地と外部とをつなぐ実践や、被災者にとっての「心のよりどころ」に注目する活動をに関する報告を行い、いま何が求められているのかを考えることが目的です。

内容は以下の通りです。
写真展『心はいつも子どもたちといっしょ』も同時に開催されます。

事前の申込みは不要です。

・西村慎太郎氏(国文学研究資料館・准教授)
原子力災害地域の歴史を未来へ紡ぐ―大字誌という方法

・吉田智彦氏(写真家・文筆家)・鹿目久美氏(福島からの避難者、母ちゃんずメンバー)
笑顔の向こうがわ―保養キャンプで出会った母子の日常にある矛盾と不安

・植田今日子氏(上智大学総合人間科学部・教授)
『更地の向こう側』の記憶地図―気仙沼市唐桑町宿での試みから

・槻橋修氏(神戸大学大学院工学研究科・准教授)
ふるさとの記憶―「失われた街」模型復元プロジェクト

・コーディネーター:金子祥之氏(跡見学園女子大学・助教)

栃木県立図書館、ロビー展示「図書館のレファレンス事例で学ぼう!災害・防災 ~台風19号を受けて~」を開催中

栃木県立図書館が、2019年11月29日から2020年2月26日まで、ロビー展示「図書館のレファレンス事例で学ぼう!災害・防災 ~台風19号を受けて~」を開催中です。

資料の紹介に加え、栃木県立図書館が過去に行った関連のレファレンス事例や、台風第19号による県内被害に関する新聞記事の展示も行なっています。

図書館のレファレンス事例で学ぼう!災害・防災 ~台風19号を受けて~(栃木県立図書館, 2019/11/29)
http://www.lib.pref.tochigi.lg.jp/index.php?key=jo5ovvtyn-1471#_1471

参考:
令和元年台風第19号による図書館への影響
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39264

神奈川県川崎市、「川崎市市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について」を公表

2019年12月5日、神奈川県川崎市は、報道発表資料「川崎市市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について」を公表しました。

資料は以下の8章からなります。「被害の概要」によれば、収蔵品約26万点のうち収蔵庫等で保管していなかった約3万1,000点は浸水被害を受けていないとあり、また「各収蔵庫の状況」では、被災後の各収蔵庫内の様子が分かる写真が掲載されています。

・被害の概要
・これまでの経過・対応内容
・市民ミュージアムの作業環境整備の状況
・各収蔵庫の状況
・収蔵品レスキューの工程・支援体制
・収蔵品レスキューの優先順位の考え方
・収蔵庫等からの主なレスキュー状況(12月4日現在 速報)
・継続して実施する事業

市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について(川崎市, 2019/12/5)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/250/0000112818.html

大船渡市(岩手県)、「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」を開催:「みちのく震録伝」で収集した東日本大震災の証言を詩として編集したものを音楽とともに朗読

2020年3月7日、岩手県の大船渡市が、大船渡市民文化会館リアスホールにおいて、「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」を開催します。

東北大学アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」で収集した東日本大震災の証言を聴きやすいように詩として編集したものを、俳優の竹下景子さんが音楽とともに朗読するものです。

大船渡市による災害復興への取り組みや、「みちのく震録伝」の取り組みの報告等もあわせて行なわれます。

2012年から東日本大震災の被災地において毎年開催されており、今回で9回目です。

入場料は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

東日本大震災伝承イベント「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」(大船渡市, 2019/11/28)
https://www.city.ofunato.iwate.jp/site/hukkou/11906.html

【イベント】講演会 図書館 きのう・今日・あす 2019「「福島の図書館員」東日本大震災からの9年」(12/8・東京)

2019年12月8日、日本図書館協会において、講演会 図書館 きのう・今日・あす 2019「「福島の図書館員」東日本大震災からの9年」が開催されます。

2013年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会(シンガポール)においてベストポスター賞を受賞した鈴木史穂氏(福島県立図書館)を講師に招き、2011年から現在までの鈴木氏の活動と福島の図書館の状況についての報告が行われます。

参加費は500円で、事前の申し込み(としょかん文庫・友の会宛)が推奨されています。

講演会「図書館 きのう・今日・あす 2019」 「福島の図書館員」東日本大震災からの9年(としょかん文庫・友の会)
https://toshokanbunkotomonokai.jimdo.com/

【イベント】ふくしまを伝える アーカイブフォーラム2019(12/8・楢葉)

2019年12月8日、福島県楢葉町のJヴィレッジホールにおいて、福島県が主催する「ふくしまを伝える アーカイブフォーラム2019」が行われます。

2020年度の開館に向けて整備中の「東日本大震災・原子力災害伝承館」の設立趣旨の1つである「情報発信」の大切さについて県民全体で考える機運を醸成することを目的に開催されるものです。

福島県クリエイティブディレクターの箭内道彦氏と内堀雅雄福島県知事による対談や、県内で復興に向けた活動を行っている人によるパネルディスカッションが行われます。

参加には事前の申し込みが必要で、定員は200人です。

ふくしまを伝える アーカイブフォーラム2019(福島県 ふくしま復興ステーション)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/forum2019.html

米・ミネソタ州のロチェスター公共図書館が水損事故から得た教訓(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)児童図書館サービス部会(ALSC)の2019年10月25日と11月30日付のブログで、9月22日に3階の機械室からの水漏れで全フロアが数インチの浸水被害を受けた米・ミネソタ州のロチェスター公共図書館の、復旧作業の中で得た教訓が紹介されています。

10月25日付のブログでは以下の13点が指摘されています。

【イベント】第6回全国史料ネット研究交流集会(2/8-9・神戸)

2020年2月8日から9日にかけて、神戸市の御影公会堂で、第6回全国史料ネット研究交流集会が開催されます。

阪神・淡路大震災を機に始まった災害時の歴史資料や文化財の保全活動の各地への広がりをうけ、2015年から開催してきた研究交流集会を、阪神・淡路大震災から25年の節目に当たる2020年に再び神戸で開催するとしています。

第6回全国史料ネット研究交流集会を開催します(2/8・9)(歴史資料ネットワーク, 2019/11/20)
http://siryo-net.jp/event/20200208-9-koryushukai-kobe/

参考:
CA1743 - 被災資料を救う:阪神・淡路大震災からの歴史資料ネットワークの活動 / 川内淳史
カレントアウェアネス No.308 2011年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1743

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