災害

本宮市(福島県)、令和元年台風第19号で被災した移動図書館車の運行を再開

福島県の本宮市が、令和元年台風第19号で被災した移動図書館車の運行を再開し、2021年6月20日に、おひろめ会を開催しました。

移動図書館車の名称は「モトム号」で、中央公民館で披露式典を実施し、市内の主要スポットを巡った後、本宮市立しらさわ夢図書館まで運行しました。図書館と中央公民館では記念イベントも開催されました。

図書館では、「モトム号」と撮影した写真を募集しており、寄せられた写真は館内に掲示するとしています。

令和3年6月9日回覧等配布物(本宮市)
https://www.city.motomiya.lg.jp/soshiki/10/20210609.html
https://www.city.motomiya.lg.jp/uploaded/attachment/16750.pdf
※二つ目のリンクがおひろめ会のお知らせです [PDF:3.31MB]

文化財保存修復学会、第43回大会公開シンポジウム「東日本大震災の文化財レスキューを振り返る」の動画をオンラインで公開

文化財保存修復学会が、同学会の第43回大会の公開シンポジウム「東日本大震災の文化財レスキューを振り返る」の動画を2021年6月1日から8月31日までYouTubeで公開しています。

同大会は、福島市のとうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)で5月22日・23日に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。

公開シンポジウムの主な内容は以下の通りです。

・基調講演「文化財防災体制の構築に向けて」
髙妻洋成氏(国立文化財機構文化財防災センター長)

・報告
救援委員会による活動から宮城県被災文化財等保全連絡会議の活動へ
小谷竜介氏(国立文化財機構文化財防災センター)

・原子力災害からの文化財保全活動
本間宏氏(福島県文化センター白河館)

・ふくしま史料ネットの10年と資料保存
阿部浩一氏(福島大学)

・関係者からのコメント
内山大介氏(福島県立博物館)、芳賀文絵氏(東京文化財研究所)、
森谷朱氏(東北歴史博物館)、中尾真梨子氏(福島県文化センター白河館)

【イベント】地方史研究協議会シンポジウム 「非常時の記録保存と記憶化を考える―コロナ禍の〈いま〉、地域社会をどう伝えるか―」(9/18・オンライン)

2021年9月18日、地方史研究協議会シンポジウム 「非常時の記録保存と記憶化を考える―コロナ禍の〈いま〉、地域社会をどう伝えるか―」がオンラインで開催されます。

同シンポジウムは、世界的規模で新型コロナウイルスに関する記録の保存の声が高まる中、日本の地域博物館・図書館等においても、感染拡大後早い段階から資料の収集に着手した事例もあり、すでに、各地域において独自にコロナ禍の地域資料を継承しようとする活動が始まっていることから、会の発足以来、地域資料保存運動に取り組んできた同会においても、コロナ禍の地域資料保存が喫緊の検討課題だと認識し、企画されたものです。

従来の研究・実践に学びながら、コロナ禍の地域資料継承のあり方を見据えて非常時の記録保存/記憶化をめぐる諸問題を議論したい、としています。

参加費は無料ですが、事前の申込が必要です。内容は以下の通りです。

【報告】
・「福島県双葉町における震災資料の保全について」
吉野高光氏(前福島県双葉町教育委員会)

・「地域に残された戦後社会事業史関係資料の価値」
西村健氏(横浜開港資料館)

・「新型コロナウイルス感染症に関する資料収集について」
小畑茂雄氏(山梨県立博物館)

E2390 - 倉敷市立真備図書館(岡山県)再開館までの歩み

2018年7月5日から降り続いた雨による西日本豪雨(E2056参照)で,倉敷市立真備図書館(岡山県)周辺の箭田(やた)・有井(ありい)地区は, 5mを超える浸水の被害にあった。道路から1.5m以上高く盛り土をしている当館駐車場も3m以上浸水し,被害時の状況を写した航空写真では,駐車場の周りの桜並木はひっくり返ったボートが浮いているようだった。

みやぎ東日本大震災津波伝承館(宮城県)が2021年6月6日にオープン

2021年6月6日、みやぎ東日本大震災津波伝承館が、石巻市(宮城県)の石巻南浜津波復興祈念公園内にオープンしました。

同館では、「かけがえのない命を守るために、未来へと記憶を届ける場」をコンセプトとした、パネルや映像による東日本大震災伝承関連の展示が行われています。

国立公文書館、「PARBICA善き統治のためのレコードキーピング・ツールキット」のうち「ガイドライン22:災害復旧計画をつくる」の日本語版を作成・公開

2021年6月4日、国立公文書館は、国際公文書館会議太平洋地域支部(PARBICA)が策定した「善き統治のためのレコードキーピング・ツールキット」に含まれる24のガイドラインのうち、「ガイドライン22:災害復旧計画をつくる」の日本語版を作成・公開したことを発表しました。

同ガイドラインは、アーカイブズ機関が実効性のある「災害復旧計画」を作成できるようにすることを目的としています。なお、国立公文書館は、2020年12月に「ガイドライン20:災害防備計画をつくる」の日本語訳、2021年2月に「ガイドライン21:災害対応計画をつくる」の日本語訳を公開しています。

@JPNatArchives(Twitter, 2021/6/4)
https://twitter.com/JPNatArchives/status/1400606991190536194

ニュースパーク(神奈川県)、企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」を開催中

4月24日から9月26日まで、神奈川県のニュースパーク(日本新聞博物館)が、企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」を開催しています。

報道、連載・企画、記者の寄稿、写真により、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の被災地の復興や課題、人々の思いを伝えてきた地元紙の活動の紹介が行われます。また熊本地震等、各地で発生した災害への地元紙の対応等の紹介や、過去の事例を基に災害時の情報との向き合い方を考えるコーナーも設けられます。

企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」(ニュースパーク)
https://newspark.jp/exhibition/ex000232.html

参考:
ニュースパーク(神奈川県)、緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」を開催
Posted 2020年7月13日
https://current.ndl.go.jp/node/41493

宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」を実施

宮城県図書館が、2021年6月1日から7月30日まで、同館3階の東日本大震災文庫にて、東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」を実施しています。

東日本大震災から10年となる2021年の1月から3月にかけて発行された関連資料の一部を集めたものです。

東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1751-2021.html

参考:
宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「手をそえてくれた人たち」を実施
Posted 2021年3月1日
https://current.ndl.go.jp/node/43398

E2387 - 第7回全国史料ネット研究交流集会<報告>

2021年2月20日・21日の2日間にわたり,NPO法人宮城歴史資料保全ネットワークを中心とした実行委員会主催で,第7回全国史料ネット研究交流集会(以下「本集会」)がオンライン開催された。「資料ネット」(CA1995参照)は,大学教員や大学院生・学部生,史料保存機関職員,地域の歴史研究者らが協力し合い,災害から歴史資料を保全し,災害の記録を保存するために立ち上げられたボランティア団体である。1995年の阪神淡路大震災を機に設立された歴史資料ネットワーク(CA1743参照)を皮切りに,この保全活動は全国に広がり,現在では28もの「資料ネット」が各地で立ち上がりネットワークを構築している。この全国史料ネット研究交流集会は2015年から毎年会場を変えて開催され,各地の「資料ネット」が集まり,設定されたテーマについての情報共有と資料保全活動のあり方に関して議論を重ねる貴重な機会となってきた。

「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」が公開

2021年5月24日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)上で、「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」を公開しました。

国立国会図書館は、2013年度から2020年度まで「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議」を運営していました。同会議は、東日本大震災に関する記録の収集、提供、保存の拡大に向け、東日本大震災の被災地域と近隣地域の各県立図書館の方針や、施策、課題、ノウハウを共有することを目的としていました。

最終報告書では、同会議のこれまでの活動がまとめられています。

「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」を公開(ひなぎく, 2021/5/24)
https://kn.ndl.go.jp/static/ja/2021/05/024.html

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