災害

令和2年7月豪雨による被害を受け、大牟田市(福岡県)の三川地区公民館・駛馬地区公民館が臨時休館:図書コーナーの利用・貸出が当分の間中止

2020年7月9日、大牟田市立図書館(福岡県)は、令和2年7月豪雨の影響により、三川地区公民館・駛馬地区公民館が臨時休館し、両公民館の図書コーナーの利用・貸出ができないと発表しています。

同市の発表によると、両公民館については、令和2年7月豪雨により床上浸水するとともに、電気機器等が繋がらない状況となっており、図書館の貸出については、7月8日からは当分の間中止するとしています。

大牟田市立図書館 図書館からのお知らせ
http://www.library.city.omuta.fukuoka.jp/
※2020/07/09欄に「<三川地区公民館・駛馬地区公民館図書コーナー休止のお知らせ>」とあります。

天草市(熊本県)、ウェブサイトに「歴史資料保全のお願い」を掲載し、古い記録・美術工芸品等を捨てないよう呼びかけ

2020年7月10日、熊本県の天草市は、令和2年7月豪雨をうけ、ウェブサイトに「歴史資料保全のお願い」を掲載し、古い記録・美術工芸品等を捨てないよう呼びかけています。

災害復旧ボランティアに対して、被災した建物から古文書や美術工芸品などが出てきた際に、処分する前に所蔵者に確認することや、所蔵者に対して、安易に廃棄・売却などをせず、市文化課または熊本被災史料レスキューネットワークに連絡するように、としています。

歴史資料保全のお願い(天草市,2020/7/10)
https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0037224/index.html

参考:
歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表
Posted 2020年7月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41451

人吉城歴史館(熊本県)、令和2年7月豪雨により、展示品・収蔵品の水没等の被害

2020年7月10日に熊本県災害対策本文会議が開催した「令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第8回)」の会議資料によると、人吉城歴史館は、床上浸水、展示品・収蔵品の水没、窓ガラスの破損等の被害を受けたとのことです。

令和2年7月豪雨に係る情報について(熊本県)
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_34110.html
https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=34110&sub_id=46&flid=242879
※二つ目のリンクが「令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第8回)」の会議資料[PDF:7.53MB]です。58ページ目に人吉城歴史館の被害状況の記載があります。

西日本自然史系博物館ネットワーク、「令和二年豪雨災害に関連して」を公表

2020年7月9日、西日本自然史系博物館ネットワークが、「令和二年豪雨災害に関連して」を公表しています。

自然史資料の水損への対処に関し、必要な相談に応じるとしています。

令和二年豪雨災害に関連して(西日本自然史系博物館ネットワーク,2020/7/9)
http://www.naturemuseum.net/blog/2020/07/post_74.html

参考:
歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表
Posted 2020年7月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41451

芦北町立図書館(熊本県)、令和2年7月豪雨による浸水被害のため蔵書の多くが水損

2020年7月11日付けの産経新聞(オンライン)が、熊本県の芦北町立図書館が、令和2年7月豪雨による浸水被害を受け、蔵書の多くが水損したと報じています。

記事には、被害の状況や、水損した資料の応急処置作業が行われている様子を撮影した動画も掲載されています。

【動画】図書館浸水 片付けに追われ 熊本・芦北町(産経新聞,2020/7/11)
https://www.sankei.com/west/news/200711/wst2007110012-n1.html

参考:
CA1891 - 水損資料を救うために / 正保五月
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1891

宮崎歴史資料ネットワーク、被災資料の救出等に関して要請があれば支援活動を行えるよう準備している旨発表

2020年7月7日、宮崎歴史資料ネットワークが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、他の被災県に直接赴いて支援する事は難しい状況にあるものの、被災資料の救出等に関して他の団体・個人から要請があれば直接間接に支援活動を行えるように準備している旨発表しています。必要な物資等も手配できるようにしているとしています。

また、同県は他地域と比較して被った損害は現状では限られているとしています。

宮崎歴史資料ネットワーク(Facebook,2020/7/7)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=164749498429582&id=111102067127659

歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表

2020年7月8日、歴史資料ネットワーク(史料ネット)が、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表しています。

九州地方の豪雨によって被害を受けた人にお見舞いを述べるとともに、 被災地の住民や、ボランティアに対し、歴史資料の保全をお願いするものです。

2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)(歴史資料ネットワーク,2020/7/8)
http://siryo-net.jp/info/2020kyushu/

参考:
東京文化財研究所、公式Twitterにて、水損文化財の処置における注意点をまとめた文書を紹介
Posted 2020年7月7日
https://current.ndl.go.jp/node/41438

国立研究開発法人防災科学技術研究所(NIED)、「令和2年7月3日からの大雨に関する防災科研クライシスレスポンスサイト」を公開

2020年7月4日、国立研究開発法人防災科学技術研究所(NIED)が、「令和2年7月3日からの大雨に関する防災科研クライシスレスポンスサイト」を公開しました。

災害対応支援を目的として、NIEDが運用する府省庁防災情報共有システム(SIP4D)に収集された情報を、目的別に集約し公開を行うものです。

防災科研クライシスレスポンスサイト(NIED-CRS)(NIED)
https://crs.bosai.go.jp/
※「最新のお知らせ」及び「新着情報」に、「2020年7月4日 令和2年7月3日からの大雨に関する防災科研クライシスレスポンスサイトを開設しました」とあります。

令和2年7月3日からの大雨に関する防災科研クライシスレスポンスサイト
https://crs.bosai.go.jp/DynamicCRS/index.html?appid=eb80ae7c6baa4754914c1b8310be9c4c

東京文化財研究所、公式Twitterにて、水損文化財の処置における注意点をまとめた文書を紹介

2020年7月6日、東京文化財研究所が、令和2年7月3日からの大雨をうけ、公式Twitterにて、水損文化財の処置における注意点をまとめた文書を紹介しています。

@NRICPT(Twitter,2020/7/6)
https://twitter.com/NRICPT/status/1279970637776216065

被災文化財について殺菌燻蒸、およびその後のクリーニングを実施する場合の注意点 [PDF:2ページ]
https://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/110706.pdf

【イベント】地域連携イベント「学術野営2020 in 奥州市」(7/11-12・オンライン)

2020年7月11日から12日にかけて、国立歴史民俗博物館「総合資料学の創成」事業と合同会社AMANEの主催により、「学術野営2020 in 奥州市」がGoogle Meetを利用したオンライン形式で開催されます。

「学術野営」は、地域資料の保存・伝承・利活用に関わる専門家が交流し、その物理的な継承・情報公開及び共有・社会での利活用等に関する、多面的・学際的議論を展開する集会です。「学術野営2020 in 奥州市」では、地域資料をめぐる事例として、同館が地域資料継承支援に関する覚書を締結した岩手県奥州市の状況に焦点をあてるとともに、地震などの大規模自然災害(有時)および過疎化・人口減少(平時)双方を原因とした資料消失について、その現状や対策を一体的に議論することが試みられます。さらに、新型コロナウイルスの世界的な流行による地域資料継承への影響や今後の展望についても、参加者全員で検討することが予定されており、7月11日には発表やセッション(座)で様々な話題提供と議論が行われます。翌12日には、えさし郷土文化館・奥州市牛の博物館・後藤新平記念館の奥州市に所在する3館を対象に、人の移動が制限(自粛)されている状況下での博物館施設の展示解説の手法を実験する「オンライン巡検」が行われます。

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