オープンデータ

東北大学附属図書館、「Go to 図書館」キャンペーンの一環として「百鬼夜行展」を開催:同館Twitter・Instagramで任天堂「あつまれ どうぶつの森」で使えるマイデザインを公開

東北大学附属図書館が、同館本館において、2020年11月27日から2021年2月18日まで「百鬼夜行展」を開催します。同館の「Go to 図書館」キャンペーンの一環として、同館所蔵の同絵巻の原寸大複製をパネル展示するものです。

連携企画として、同館のTwitter・Instagramで、任天堂「あつまれ どうぶつの森」で使える、鬼・妖怪等のマイデザインが公開されています。

【本館】"Go to 図書館"企画「百鬼夜行展」開催について(東北大学附属図書館)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/2020/20201125.html

@hagi_no_suke(Twitter,2020/11/25)
https://twitter.com/hagi_no_suke/status/1331492196512530434

韓国国立中央図書館(NLK)、同館および公共図書館の司書による推薦図書をLinked Open Dataで公開

2020年11月19日、韓国国立中央図書館(NLK)が、同館および公共図書館の司書による推薦図書を、同館の「国家書誌LOD」のウェブサイトを通じて、Linked Open Dataで公開したと発表しています。

参加している公共図書館は、ソウル特別市の広津区立図書館と道谷情報文化図書館です。公開されたデータには、司書による書評も含まれています。

흩어진 정보! 엮으면 보배! 링크드 데이터의 세계(散らばった情報!組み合されたら宝!リンクトデータの世界)(NLK,2020/11/19)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=37596&schBcid=normal0302

リポジトリの利用・パフォーマンス分析のためのウェブサービス“Repository Analytics and Metrics Portal(RAMP)”を用いた7か国35の機関リポジトリの分析(文献紹介)

2020年11月12日付で、Emerald社が刊行するデジタル情報・流通分野の査読誌“Online Information Review”のオンライン速報版(ahead-of-print)の論文として、“An analysis of use and performance data aggregated from 35 institutional repositories”がオープンアクセスにより公開されています。

同論文は、リポジトリの利用・パフォーマンスの経時的なデータを集約し、オープンデータセットとして提供するウェブサービス“Repository Analytics and Metrics Portal(RAMP)”を用いた機関リポジトリの実績の分析に関する論文です。2017年からサービスを開始したRAMPは、現在、米国のモンタナ州立大学図書館・ニューメキシコ大学図書館が運営し、世界中の55以上の機関リポジトリからデータを集約しています。データ集約にはGoogleのウェブサイト分析用ツールGoogle Search Consoleを利用しています。著者らは2019年の5か月間にRAMPが集約した7か国35の機関リポジトリのデータの分析を実施しました。

オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品に関するデータをLinked Dataにより集約して構築したデジタルプラットフォーム“Van Gogh Worldwide”が公開

2020年11月5日、オランダ国立美術史研究所(Netherlands Institute for Art History:RKD)は、19世紀の画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品に関するデータをLinked Dataにより集約して構築したデジタルプラットフォームとして、“Van Gogh Worldwide”が新たに公開されたことを発表しました。

“Van Gogh Worldwide”は、電子的に利用可能なゴッホの作品に関する学術データの主要保有機関である、RKD及びオランダ・アムステルダムのゴッホ美術館(Van Gogh Museum)、オランダ・オッテルローのクレラー・ミュラー美術館(Kröller Müller Museum)の3機関による共同イニシアチブです。3機関は設立パートナーとなり、オランダ文化遺産庁(Cultural Heritage Agency of the Netherlands)をはじめ、多数の美術館・個人・研究機関等の協力を得てプラットフォームを構築しました。

レファレンス協同データベース、「アーバンデータチャレンジ2019」で国立国会図書館賞を受賞した「あっちこっち れはっち!」開発メンバーのインタビューを公開

2020年10月30日付で、国立国会図書館のレファレンス協同データベース(レファ協)は、「アーバンデータチャレンジ2019」で国立国会図書館賞を受賞した「あっちこっち れはっち!」の開発中心メンバー3人に行ったインタビューを、ウェブサイト内にコラムとして掲載しました。

アーバンデータチャレンジ(UDC)は、オープンデータの利活用を通じて地域課題の解決を目指すコミュニティや活動を支援するイベントです。「あっちこっち れはっち!」はレファ協のAPIを使ったアプリであり、2019年度のUDC2019の作品コンテストにおいて、主要な部分に国立国会図書館のデータを用いた作品を対象として初めて設置された「国立国会図書館賞」を受賞しました。

レファ協に掲載された「あっちこっち れはっち!」開発メンバーへのインタビューは、新型コロナウイルス感染症の影響で延期されていた授与式を、2020年8月8日に実施した際に行われたものです。3人の開発メンバーに対して行われた、作品やレファ協のデータを使ってみた感想などのインタビューが掲載されています。

米・アリゾナ大学図書館、研究データリポジトリ“UA Research Data Repository”を公開

2020年10月29日、米国のアリゾナ大学図書館は、同館が中心となって開発し、提供を開始した研究データリポジトリ“UA Research Data Repository(ReDATA)”に関する記事を掲載しました。

“ReDATA”は、同大学に所属する研究者により作成されたあらゆるタイプのデータを蓄積し、共有する研究データリポジトリです。

記事の中では、情報アクセス・共有の障壁を減らすという同館のミッションに沿うものであり、研究成果の影響の把握も行えること等が述べられています。また、同リポジトリで公開されたデータにはDOIが付与されます。

欧州委員会(EC)、「オープンソースソフトウェア戦略 2020-2023」を承認

2020年10月21日、欧州委員会(EC)は、「オープンソースソフトウェア戦略 2020-2023(Open source software strategy 2020-2023)」を承認したことを発表しました。

欧州委員会は同戦略を、欧州のデジタルトランスフォーメーション等に関する包括的戦略“European Commission Digital Strategy”の目標達成に向けた重要な一歩に位置づけています。オープンソースの持つ変革・革新・協調の可能性や、その原則・開発実践等を奨励・活用するための見通しを示し、ソフトウェアや専門知識の共有・再利用を通して、欧州社会の利益の増進・コストの削減・サービス改善を目指す内容です。

戦略では主要な目標として以下の4点を掲げています。

・欧州独自のアプローチによってデジタル分野における自律性確立を推進すること
・“European Commission Digital Strategy”を実践すること
・ソフトウェア、アプリケーション、データ、情報、知識の共有と再利用を奨励すること
・ソースコードの共有によって知識社会へ貢献すること

総務省、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」の受講生募集を開始

2020年10月27日、総務省は、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」の受講者募集を開始しました。

同講座は、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の配信プラットフォーム「gacco」において2021年1月12日から開講される予定です。政府統計の総合窓口であるe-Stat等を用いて、オープンデータを活用したデータ分析手法を学ぶことができます。

2020年1月に実施された講座を再び開講するものであり、登録料や受講料は無料です。また、特別講義として、「統計ダッシュボード」の使い方の解説が行われます。

データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」の受講者募集開始(総務省, 2020/10/27)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000058.html

【イベント】オープンサイエンス時代におけるデータアーカイブの役割とデータ活用:周辺的労働に関する短期パネル調査」を事例に(11/17・オンライン)

2020年11月17日、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターにより、セミナー「オープンサイエンス時代におけるデータアーカイブの役割とデータ活用:「周辺的労働に関する短期パネル調査」を事例に」が、オンラインで開催されます。

講演者は太郎丸博氏(京都大学)と三輪哲氏(東京大学)であり、オープンサイエンス時代にけるデータアーカイブの役割やデータの活用について考えるセミナーです。

受講料は無料(要事前申込)であり、誰でも参加が可能です。

オープンサイエンス時代におけるデータアーカイブの役割とデータ活用:「周辺的労働に関する短期パネル調査」を事例に(東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター)
https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/center/event/

Figshareで公開されたオープンな研究データの利用傾向に関する調査(文献紹介)

2020年10月4日付で、Sage社の刊行する情報科学分野の査読誌“Journal of Information Science”のオンライン速報版の論文として、“Do researchers use open research data? Exploring the relationships between usage trends and metadata quality across scientific disciplines from the Figshare case”が公開されています。

同論文では、オープンな研究データの利用率が低い要因としてしばしば指摘されるメタデータの品質との関連の実態を調査するために、研究データ公開プラットフォームFigshare上で公開されたデータの比較・検討が試みられました。著者らは、2019年10月から11月に取得したFigshare上の全21分野・約700万件のリソースのメタデータに対する体系的な品質評価等を実施し、その分析結果を報告しています。

分析の結果として、研究分野によらずオープンな研究データの利用には偏りがありごく少数のリソースが利用全体の大半を占めていることや、データの利用と評価ツールで測定したメタデータの品質との間に有意な相関関係が認められなかったことなどを報告しています。

ページ