オープンデータ

【イベント】Japan Open Science Summit 2021(6/14-19・オンライン)

2021年6月14日から6月19日まで、Japan Open Science Summit 2021(JOSS2021)がオンラインで開催されます。

国立情報学研究所(NII)、科学技術振興機構(JST)、物質・材料研究機構(NIMS)、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、情報通信研究機構(NICT)、学術資源リポジトリ協議会(Re*poN)の6組織の主催による、オープンサイエンスをテーマとした日本最大のカンファレンスです。

テーマは「市民科学」「テクノロジー」「政策・ポリシー」「図書館・大学のデータ管理」「分野におけるデータ公開・管理」「総合」が設定され、オープンサイエンスの動向や研究データの共有・利活用などに関する様々なセッションが行われます。また、セッションの1つとして、6月17日に、国立国会図書館主催「Wikidata×デジタルアーカイブ×LOD―国立国会図書館・東京藝術大学・大阪市立図書館のリソースをつなげてみる―」が行われます。

参加費は無料で、事前の申込が必要です。

Japan Open Science Summit 2021
https://joss.rcos.nii.ac.jp/

Microsoftの学術情報についてのサービスMicrosoft Academic Services(MAS)が2021年末をもって終了

2021年5月4日、Microsoftは学術文献検索サービスMicrosoft Academicを含む学術情報についての一連のサービスであるMicrosoft Academic Services(MAS)を、2021年末をもって終了することを発表しました。

Microsoft Academicの基盤となっているMicrosoft Academic Graph(MAG)については、2021年末をもって更新は終了するものの、データについてはODC-BYで引き続き使用できます。Microsoft AcademicとMAGのAPIであるProject Academic Knowledgeについては、2021年末をもってアクセスができなくなります。

MASは、ビッグデータや人工知能といった分野で研究を行う際の障壁となっていた大規模データセットへのアクセスの不平等といったことを背景に、7年前に開始されました。アクセスへの障壁を取り除くという目的を達成したことから、MASを終了するとしています。

米・カルフォルニア大学とSpringer Nature社、オープンサイエンスを推進するためのパイロット事業を開始

2021年4月15日、Springer Nature社は、米・カルフォルニア大学と、2022年4月までの期間でオープンサイエンスの推進を支援するためのパイロット事業を実施すると発表しました。2020年に両者が署名した転換契約の一部として開発されたものです。

同事業により、パイロット事業に参加する同大学の研究者は、Nature誌あるいはNature Neuroscience誌へ神経科学分野の論文を投稿する際に、下記のサポートを受けることができます。

・オープンアクセス(OA)出版(論文処理費用(APC)・編集評価料(Editorial Assessment Charge)は同大学図書館と同社が負担)
・一回の投稿での両誌の編集者による検討
・SpringerNature社のプログラム「GuidedOpenAccess」(のカスタマイズ版)の利用
・オプションとして、論文、データ、コード、ピアレビューレポートをOA化するといった、研究成果をオープンに利用できるようにするための支援

パイロット事業のデータは同社にフィードバックされ、その効果について両者で共同調査と評価が行われます。

米国国立公文書館(NARA)、同館の目録および1940年国勢調査のデータセットを公開

2021年4月19日、米国国立公文書館(NARA)が、同館の目録および1940年国勢調査のデータセットを公開したことを発表しました。

発表によると、同館の目録のデータセットには、メタデータや1億2,700万件以上のデジタルコピーへのURL等の、225ギガバイトのデータが含まれています。1940年国勢調査のデータセットは、調査結果の記録である“population schedule”の画像約370万件やメタデータ等を含む、15テラバイトのデータが提供されています。

データセットは、「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」が提供する“Registry of Open Data”を介して利用できると述べられています。

National Archives Releases Catalog, 1940 Census Datasets(NARA, 2021/4/19)
https://www.archives.gov/news/articles/catalog-census-datasets

メタデータの拡充によりオープンアクセス出版の機能強化を図るOPTIMETA(文献紹介)

2021年4月14日、Research Ideas and Outcomes誌に“OPTIMETA – Strengthening the Open Access publishing system through open citations and spatiotemporal metadata”と題された文献の初稿が公開されました。著者はドイツ国立科学技術図書館(TIB)のChristian Hauschke氏ら4人です。文献では、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)から助成されているオープンアクセス(OA)ジャーナルのメタデータ拡充等を目的としたプロジェクトOPTIMETA(Stärkung des Open-Access-Publikationssystems durch offene Zitationen und raumzeitliche Metadaten)について述べられています。

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、「篆書字体データセット」を公開

2021年3月31日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、「篆書字体データセット」の公開を発表しました。

IIIFで公開されている字書・字彙類に記された篆書字体画像の、所在情報とメタデータがまとめられています。発表時点でのデータ規模は、ハーバード大学図書館の“HOLLIS”で公開されている『金石韻府』をはじめとした、7点の資料画像から抽出された篆書体7,681文字種の文字画像データ10万6,447文字です。

データセットは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-SAで提供されています。

ニュース(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2021年3月31日付で、「篆書字体データセット」の公開に関するお知らせが掲載されています。

篆書字体データセット(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/tensho/

国立大学図書館協会、「オープンサイエンス及び研究データ管理に係る参考となる取組事例」を公開

2021年3月26日、国立大学図書館協会のオープンアクセス委員会は、「オープンサイエンス及び研究データ管理に係る参考となる取組事例」を作成・公開したことを発表しました。

同協会会員館や関連団体における、オープンサイエンスや研究データ管理・公開に関する取組事例がまとめられています。

お知らせ(国立大学図書館協会)
https://www.janul.jp/ja/news
※2021年3月26日付で、「「オープンサイエンス及び研究データ管理に係る参考となる取組事例」(オープンアクセス委員会)を公表しました」と掲載されています。

「オープンサイエンス及び研究データ管理に係る参考となる取組事例」(オープンアクセス委員会)を公表しました(国立大学図書館協会)
https://www.janul.jp/ja/news/20210326

フランス・ルーブル美術館、同館コレクションのオンラインデータベースを公開

2021年3月26日、フランスのルーブル美術館が、同館コレクションのオンラインデータベース“collections.louvre.fr”の公開を発表しました。

館内に展示中のものやフランスの他の機関へ長期貸出中のもの等も含め、同館の所蔵品の約75%に当たる、48万2,000件以上のデータが提供されています。各所蔵品はタイトル、制作日・場所、来歴を始めとしたデータが付与され、多くは画像も公開されています。

検索窓の他、絵画や彫刻といったカテゴリーごとの一覧、テーマでまとめられたアルバム、同館内の地図を用いて、検索・アクセスが可能です。

プレスリリースでは、オープンデータを推進するフランスの省庁横断組織“Etalab”によるオープンデータライセンス“Licence Ouverte”を採用していること、データベースは随時更新を行い、研究成果も反映すること等が述べられています。

総務省、「統計データ分析コンペティション2021」を開催

2021年3月26日、総務省が「統計データ分析コンペティション2021」を開催することを発表しました。

高校生・大学生等による統計の有用性の理解、統計データ利活用拡大を目的としています。データサイエンス教育の汎用素材として作成・公開されている、地域別の統計をまとめた「教育用標準データセット」を用いた統計データ分析の論文を募集し、アイデアと解析力を競うコンペティションです。

「高校生の部」と「大学生・一般の部」があり、エントリー期間は5月10日から8月10日までです。

「統計データ分析コンペティション2021」を開催します!(総務省, 2021/3/26)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000061.html

大阪市立東洋陶磁美術館、ウェブサイト「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」を公開

2021年3月26日、大阪市立東洋陶磁美術館が、ウェブサイト「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」を公開したと発表しています。

同ウェブサイトには、同館所蔵の、国宝2件・重要文化財13件を含む23件の作品画像が搭載されており、「利用規約」にのっとることで、同当館への申請なく、自由にダウンロード、複製、再配布することが可能です。

利用規約によると、所蔵者名・撮影者名の表記や、編集・加工の表記等が必要で、また、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示4.0国際、と互換性があり、同利用規約が適用されるコンテンツはCC BYに従うことでも利用できるとしています。

「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」サイト公開のお知らせ(大阪市立東洋陶磁美術館,2021/3/26)
https://www.moco.or.jp/whatsnew/newarrival/2406/

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