図書館

図書館流通センターと大日本印刷株式会社、「バーチャル図書館」の開発を開始

2020年10月30日、図書館流通センター(TRC)と大日本印刷株式会社(DNP)が、「バーチャル図書館」の開発を開始したことを発表しました。

発表によると、仮想空間上の図書館内で利用者が書架を巡って書籍を探し、電子書籍での閲覧やリアルな書籍の取り寄せができる等、バーチャルとリアル両方の利点を生かした図書館サービスの実現が目的とされています。

11月1日から30日にかけてオンラインで実施されている第22回図書館総合展で、デモンストレーション版が公開されています。

図書館流通センターと大日本印刷が共同で未来の図書館「バーチャル図書館」の開発を開始 [PDF:236KB](TRC, 2020/10/30)
https://www.trc.co.jp/information/pdf/20201030_TRCrelease.pdf

【イベント】没年調査ソン オンライン&リモートvol.1(11/22・オンライン)

2020年11月22日、京都府立図書館の自主学習グループ「ししょまろはん」の主催で、「没年調査ソン オンライン&リモートvol.1」が、Zoomを用いて開催されます。

「図書館にゆかりのある著作者」の没年を調査するイベントであり、自宅等からのソロ参加、図書館・勤務先等からのグループ参加の二通りの参加方法が想定されています。

当日の内容(予定)は、没年調査や進め方の説明等を行うイントロダクション、没年調査、成果発表です。

参加を希望する場合は、事前の申し込みが必要です。

没年調査ソン オンライン&リモートvol.1 開催のお知らせ(ししょまろはんラボ, 2020/11/8)
http://libmaro.kyoto.jp/?p=732

参考:
【イベント】没年調査ソン in京都 vol.4(10/5・京都)
Posted 2019年9月13日
https://current.ndl.go.jp/node/39018

イタリア図書館協会(AIB)、新型コロナウイルス感染拡大下における資料の取扱や図書館空間の管理に関する文献レビュー・推奨事項を公表

2020年4月21日、イタリア図書館協会(AIB)が、新型コロナウイルス感染拡大下における資料の取扱・ワークスペースの管理に関する文献レビュー及び推奨事項“Covid-19 and health protection in libraries A review of the literature and some recommendations on the handling of materials and the management of workspace [1]”を公表しています。

文献レビューでは、新型コロナウイルスの物体の表面での生存時間やエアロゾル感染の可能性についての論文、及び、同国の高等保健研究所(ISS)による物体の表面の消毒や室内の空調に関する勧告を紹介したうえで、感染が収束しロックダウンが解除されるまでの実践的なガイドラインとして、以下のような措置をとることを推奨しています。

・職員の出勤人数の制限を維持し、すべての利用するワークステーションは少なくとも1メートルの間隔を確保すること。ただし、特定の条件下で飛沫が移動する距離を考慮すると、7メートルから8メートルの距離、もしくは常にマスクを装着すること。

・館内にとどまる間はそのような距離は尊重され、その方針の順守を監視すること。

国際図書館連盟(IFLA)、“Trend Report”の2018年版を公開

2018年8月28日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Trend Report”の2018年版を公開しました。

IFLA Trend Reportは、図書館をめぐる最新の社会動向に関し、図書館界と各分野の専門家による対話を経て作成されたものです。2013年に初めて公開され、2016年からは毎年更新版が公開されています。

2018年版は、今年3月にスペイン・バルセロナで開催された“IFLA President's meeting”での発表をベースとしており、「シナリオ・プランニングと図書館」「攻撃を受けている図書館」「図書館が考慮すべき問題」「図書館とコミュニティのネットワーク」という、各分野の専門家による4つの論考を掲載しています。

Facing the Future with Confidence: IFLA’s Trend Report Update 2018(IFLA,2018/8/28)
https://www.ifla.org/node/67015

台風・長雨により蔵書の水損被害を受けた男木島図書館(香川県)、屋根の改修を目的としたクラウドファンディングを実施中

2017年9月から2017年10月にかけての台風や長雨による建物の雨漏り等で、蔵書の水損被害を受けた香川県の男木島図書館が、屋根の改修を目的としたクラウドファンディングを実施しています。

本瓦で葺き替えることで屋根を改修するとしており、目標金額は150万円、期限は2018年2月14日の午後11時まで、と設定されています。

@OgijimaLibrary(Twitter,2017/12/20)
https://twitter.com/OgijimaLibrary/status/943325346019016704

雨に濡れる5000冊の本。瀬戸内海に浮かぶ男木島図書館を守りたい(Redady for)
https://readyfor.jp/projects/ogijimalibrary-roof

ガラス張りの巣箱を設置し、ミツバチ・養蜂について学べる図書館(米国)

2016年8月の米国ニューヨーク州にあるオリーブ・フリー図書館が発行するニュースレターで、同館にミツバチを観察でき、ミツバチについての解説画面も付いたガラス張りの巣箱が完成したことが報じられています。

この巣箱は地元のボーイスカウトBlake Overton氏によるEagle Scoutプロジェクトで作成していたもので、同館では2014年から毎月養蜂を支援するためのグループの会合も開催されていました。

巣箱はミツバチについて図書館利用者に知ってもらおうというこの教育目的のために作成されたもので、Blake Overton氏は作成のためにCADを学びました。2014年に巣箱作成のための資金集めを行い、2015年に作成され、完成の運びとなったようです。

August 2016 Newsletter(Olive Free Library)
http://archive.constantcontact.com/fs166/1103935396970/archive/1125408248675.html

Observation Hive(Olive Free Library)
http://olivefreelibrary.org/2016/07/30/observation-hive/

『アーチー・グリーンと魔法図書館の謎』の作者エヴェレスト氏が選ぶ魅惑的な図書館トップ10(記事紹介)

2016年6月9日付けのGuadian紙で、『アーチー・グリーンと魔法図書館の謎』で知られる、児童文学作家エヴェレスト(DD Everest)氏が選ぶ魅惑的な図書館トップ10が紹介されています。

実在のオックスフォード大学ボドリアン図書館や、失われてしまった英国エリザベス朝の占星術師・数学者ジョン・ディー(John Dee)の図書館、古代エジプトのアレキサンドリア図書館のほか、文学作品『指輪物語』『薔薇の名前』『ディスクワールド』『ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル』『ハリーポッター』や、映画・テレビドラマの『スターウォーズ』『静寂の図書館』に登場する図書館が選ばれています。

Top 10 secret libraries of all time(Guardian,2016/6/9)
http://www.theguardian.com/childrens-books-site/2016/jun/09/top-10-best-secret-libraries-of-all-time

米国連邦図書館情報ネットワーク、連邦政府機関の図書館・図書館員を称える賞“Awards for Federal Librarianship”の2015年の受賞者を発表

2016年5月10日、連邦政府図書館間の連携・協力を促進するために米国議会図書館(LC)内に設けられている米国連邦図書館情報センター委員会(FLICC)のビジネス部門・米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)が、連邦政府機関の図書館や図書館員等を称える賞“Awards for federal librarianship”の2015年の受賞者を発表しています。

図書館・情報センターに対する賞“Federal Library/Information Center of the Year”の大規模館部門には、国立教育図書館 (National Library of Education) が、小規模館部門には、ニューイングランド第1退役軍人統合サービスネットワーク知識情報サービス(Knowledge Information Service (KIS) of the New England Veterans Integrated Service Network 1)が選ばれています。

また、図書館技術者に対する賞“Federal Library Technician of the Year”には、国防総省語学研修所英語センター(Defense Language Institute English Language Center)のPaul Darr氏が選ばれています。

アラブ首長国連邦・ドバイに2017年に開館する、ムハンマド・ビン・ラシド図書館の概要

2016年2月1日付けのGulf News紙が、アラブ首長国連邦を構成するドバイ首長国の首都・ドバイが、1億ディルハム(※ディルハムはアラブ首長国連邦の通貨の単位)の予算規模で図書館を新設すると発表したと報じています。

2017年に開館するムハンマド・ビン・ラシド(Mohammad Bin Rashid)図書館の設置場所は、ドバイの中心部、ドバイ文化村に隣接しており、7階建て、100万平方フィートの広さで、書籍の形状にデザインされた建物になるとのことです。  

蔵書は、150万冊の印刷された書籍、200万の電子書籍、100万のオーディオブックを含む450万冊以上の書籍を所蔵するとのことです。

建物内には、イベントや教育・文化活動のためのスペース、展示室、500席規模の講堂、工芸品の展示や写本の保存修復を行なう博物館が配置されるとともに、利用者の座席は2,600席用意され、年間900万人の利用が想定されているとのことです。

また、同図書館には、以下の6つの柱に基づいて運営されるとのことです。

1.メインライブラリにおける、児童・若者・家族・ビジネス・アラビア語・インターナショナル・ポピュラー・マルチメディアの8つの各専門室でのサービス。

2.200万タイトルを超える書籍と100万タイトルのオーディオブックを含む電子図書館。

ACRL、2016年の大学図書館優秀賞と“Academic/Research Librarian of the Year”を発表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2016年の大学図書館優秀賞受賞館と“Academic/Research Librarian of the Year”の受賞者を発表しています。

大学図書館優秀賞には、コミュニティカレッジ部門にニュージャージー州のハドソン郡コミュニティカレッジ図書館、カレッジ部門にミネソタ州のマカレスター大学デウィットウォーレス図書館、大学部門にジョージア州のアトランタ大学センターロバートW.ウッドラフ図書館が選ばれています。

“Academic/Research Librarian of the Year”には、ノースカロライナ州立大学の副学長兼図書館長であるナター(Susan K. Nutter)氏が選ばれています。

2016 ACRL Excellence in Academic Libraries Award Winners Announced(ACRL,2016/1/11)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/11204

Nutter named 2016 ACRL Academic/ Research Librarian of the Year(ALA,2016/1/14)

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