オープンアクセス

2015年のオープンアクセスウィークは10月19日~25日

2015年10月19日から25日にかけて、「オープンアクセスウィーク(Open Access Week)」として、世界各地でオープンアクセスに関連する様々なイベントが予定されています。

オープンアクセスウィークは2007年に開始され、今年で9回目となります。

今年のテーマは"Open for Collaboration"(オープンが生む協同)とのことです。

デジタルリポジトリ連合(DRF)のウェブサイトには特設ページが用意され、OAWのロゴやポスターなどのグッズ、国内で開催されるイベントがまとめられています。

2015年のオープンアクセスウィークは,10月19日(月)~25日(日)!(DRF)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?oaw2015

参考:
【イベント】第2回SPARC Japanセミナー2015(オープンアクセス・サミット2015)「科学的研究プロセスと研究環境の新たなパラダイムに向けて-e-サイエンス、研究データ共有、そして研究データ基盤-」(10/21・東京)
Posted 2015年9月16日
http://current.ndl.go.jp/node/29449

2015年のオープンアクセスウィークのテーマは“Open for Collaboration”

米国デジタル公共図書館(DPLA)と“DigitalNZ”、最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティション“GIF IT UP 2015”を開催(10/12-11/21)

2015年10月12日から11月21日まで、米国デジタル公共図書館(DPLA)と、ニュージーランド国立図書館の電子図書館ポータル“DigitalNZ”は、Europeanaやオーストラリア国立図書館の情報探索サービス“Trove”と連携して、国際的なコンペティションである“GIF IT UP 2015”を開催しています。

“GIF IT UP”は、DPLA・DigitalNZ・Europeana・Troveのサイトから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使って作成された最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティションで、2014年に第1回目が開かれています。

作品は、パブリックドメインで、著作権の制限がないことを宣言するか、再利用可能なクリエイティブコモンズであることが条件とのことです。

作品は国際的な委員会で審査され、優勝者と3人の次点者を選ぶとのことです。Tumblrの ‘notes’に最も書き込まれたGIFには“people’s choice award” が与えられ。ニュージーランドの児童・生徒向けにも特別な賞があるようです。

ハーバード大学図書館が“Open Library of Humanities(OLH)”の図書館協力補助金制度(Library Partnership Subsidy system)に加盟

2015年10月13日、ハーバード大学図書館が、人文科学分野のオープンアクセス(OA)の新しいモデル目指す“Open Library of Humanities(OLH)”の図書館協力補助金制度(Library Partnership Subsidy system)に加盟したと発表されています。

OLHは、そのプラットフォームに関わるコストを著作者からではなく、国際的な図書館コンソーシアムからの拠出によって補っているとのことです。

Harvard Library joins OLH LPS model(OLH,2015/10/13)
https://about.openlibhums.org/2015/10/13/harvard-library-joins-olh-lps-model/

De Gruyter社、二重課金を防止するために新しいオープンアクセスの価格モデルを提示

2015年10月8日、De Gruyter社は、オープンアクセス出版物で、雑誌購読料とオープンアクセス出版物そのものに支払われている“double dipping”(二重取り)を防止する新しい価格モデルを導入するとしています。

De Gruyter社のある雑誌論文の5%以上がオープンアクセス論文の場合は、その割合に比例して雑誌価格を値引くということです。コンソーシアム契約の場合も、同社は契約価格からAPCs(論文処理費用)を相殺するとのことです。どちらの値引きも、次年の契約に適用するとのことです。

De Gruyter presents new open access pricing model to prevent “double dipping”(De Gruyter、2015/10/08)
http://www.degruyter.com/dg/newsitem/148/de-gruyter-prsentiert-neues-openaccesspreismodell-zur-vermeidung-von-doubledipping

参考:
ケンブリッジ大学出版局、オープンアクセス(OA)雑誌コンテンツの著者・購読者からの二重課金を防ぐ新しい購読予約ポリシーを開始
Posted 2015年7月7日

Knowledge Unlatched、学術書のオープンアクセスの第2弾を開始へ

学術出版物の継続的なオープンアクセス(OA)出版を支援するKnowledge Unlatched(KU)が、昨年の学術書のオープンアクセスの試行が成功したのを受けて、その第2ラウンドの開始について発表しています。

少なくとも世界の300の図書館が2016年1月31にまでに誓約すれば、78の新しい人文科学・社会科学の図書がOAで公開されるとのことです。

KUのコレクションは5つの分野(考古学、歴史学、文学、メディア・コミュニケーション・政治学)の78冊の図書で、以下の26の学術出版社から提供されるものとのことです。

・Amsterdam University Press
・Berghahn Books
・Bloomsbury Academic
・Brandeis University Press
・Brill
・Cambridge University Press
・University Press of Colorado
・Dartmouth College Press
・De Gruyter
・Duke University Press
・Edinburgh University Press
・Fordham University Press
・Leiden University Press

文部科学省、「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」を公表

2015年10月6日、文部科学省の科学技術・学術審議会学術分科会第8期学術情報委員会が、「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」(2015年9月11日付け)を公表しました。

この中間まとめは、研究データ等の利活用による研究の加速化や効率化を図ること、及び研究のエビデンスとなるデータを保存・公開する意義とその方策を示すことを意図しており、基本的な考え方として、公的研究資金による研究成果のうち、論文及び論文のエビデンスとしての研究データは、原則公開とすべきであるとしています。

また、次の5点に関して、研究成果の公開についての基本的方策がまとめられています。

・論文のオープンアクセスについての取組
・論文のエビデンスとしての研究データの公開
・研究成果の散逸等の防止
・研究成果の利活用
・人材育成の取組

新着情報 最新1か月分の一覧(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※「平成27年10月06日」に「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」とあります。

学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)(文部科学省, 2015/9)

Directory of Open Access Books(DOAB)のフランス語版が公開

昨年12月に、OAの単行書のダイレクトリであるDirectory of Open Access Books(DOAB)とフランスのLe Centre pour l'edition electronique ouverte (Cleo) が提供する人文・社会科学系を対象にしたOpenEditionとが連携した成果として、DOABのフランス語版が公開されたとのことです。

French version of DOAB in cooperation with OpenEdition(DOAB)
http://us4.campaign-archive2.com/?u=314fa411ba5eaaee7244c95e1&id=1d37aaa2e8

DOAB公式twitter(2015/10/1付け)
https://twitter.com/DOABooks/status/649515863192670209

DOAB(フランス語版)
http://www.doabooks.org/doab?uiLanguage=fr

参考:
国際図書館連盟(IFLA)とBrill社、2015年のオープンアクセス賞にDirectory of Open Access Books(DOAB)を選定
Posted 2015年6月18日

人文科学分野のオープンアクセス(OA)の新しいモデル目指す“Open Library of Humanities(OLH)”がサービスを開始

人文科学分野のオープンアクセス(OA)の新しいモデル目指す“Open Library of Humanities(OLH)”が、2年間余の計画と遂行を経て、99の機関の支援を受け、7つのジャーナルで、そのプラットフォームでのサービスを開始したと発表しています。

1年間での発行量は、これらのプラットフォーム全体で150の記事を推定しており、1週間単位で新しい資料が公開されていく予定とのことです。

今後の3年間の展望として、以下の4点があげられています。

・ジャーナルをOLHのプラットフォームに移行し、望ましくは、現在の購読料で運営するモデルからオープンアクセスモデルに移行し、真の移行を提供
・持続可能性を実現するためにプラットフォームへの投資の維持・増加
・多言語出版、言語間の翻訳設備、注記、教育上の統合、今後の出版におけるピアレビュー/議論を含む、人文科学のための出版技術と社会的戦略の先駆的改革
・横断検索や図書館プラットフォームへの送信といったアグリゲーションサービスの範囲での統合といったOLHのプラットフォームのインデキシングと発見可能性のさらなる改善

OLH Launches(OLH,2015/9/28)
https://about.openlibhums.org/2015/09/28/olh-launches/

OLH

経済学分野の論文アーカイブ“RePEc”がAPIの提供を開始

経済学分野の論文アーカイブサイトである“RePEc”(Research Papers in Economics)がAPIの提供を開始することが、2015年9月28日のRePEcブログ記事で発表されています。

RePEcは複数のデータソースからメタデータ等を集めて提供するサイトで、これまでこのメタデータ等の収集はデータソースごとに行うことしかできませんでした。新たに提供されるAPIではRePEcの情報をまとめて利用することができます。

ただし、サーバへの負担軽減のために、従来通りの方法でデータの収集が可能な場合にはAPIを使用しないことを推奨しています。また、APIの利用には申し込みが必要で、APIの利用目的や、なぜ従来通りの方法を採用しないか等の説明が要求されるとのことです。

RePEc offers now an API(The RePEc Blog、2015/9/28付け)
http://blog.repec.org/2015/09/28/repec-offers-now-an-api/

RePEc API
https://ideas.repec.org/api.html

参考:
経済学分野の論文アーカイブ“RePEc”のカバーしているジャーナルが5,000タイトルを突破
Posted 2012年1月23日

クリエイティブ・コモンズ、オープンアクセスの推進に関しArcadia Fundから45万ドルの助成を獲得 研究者向けのツールを開発へ

2015年9月25日、クリエイティブ・コモンズはオープンアクセス(OA)の推進に関し、Arcadia Fundから3年間で45万ドルの助成を受けることを発表しました。

Arcadia Fundは文化遺産や自然の保護、OAに関する活動に対し助成を行う団体です。クリエイティブ・コモンズは今回の助成を、現在のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの仕組みを補完するものとして、研究者が出版に関わる権利を保持、あるいは取り戻すことができるようにするツールの開発に使用するとしています。

Creative Commons awarded $450,000 from the Arcadia Fund to support open access publishing for authors(Creative Commons、2015/9/25付け)
https://creativecommons.org/weblog/entry/46170

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