オープンアクセス

米国政府出版局(GPO)がGitHubに参加

米国政府出版局(GPO)が、2015年3月16日にGitHubへの参加を表明しました。

GPOは、GitHubで、政府刊行物提供サイト“Federal Digital System”(FDsys)におけるコンテンツの登載および処理の方法について情報共有を目指しているとのことです。コンテンツのメタデータ作成プロセスに関するドキュメント等が公開されるとのことです。また、現在FDsys Bulk Data Repositoryで公開されている、FDsysのサイトマップの実装に関する情報等についても、GitHubで公開する見込みとのことです。

GPO JOINS GITHUB (GPO, 2015/3/16)
http://gpo.gov/newsroom-media/presspage/15presspage05.htm

Federal Digital System
http://www.gpo.gov/fdsys/

United States Government Publishing Office・GitHub
https://github.com/usgpo

Digital Government
Building a 21st Century Platform to Better Serve the American People

Wikimedia財団、新しいオープンアクセスポリシーを発表

2015年3月18日、Wikimedia財団が、新しいオープンアクセスポリシーを発表しました。Wikimedia財団の助成を受けた全ての研究成果をオープンアクセスとし、ウィキペディア及びその他のウィキメディアのウェブサイト上で再利用可能とするとのことです。

Wikimedia Foundation adopts Open Access Policy to support free knowledge(wikimedia, 2015/3/18)
https://blog.wikimedia.org/2015/03/18/wikimedia-open-access-policy/

Open access policy
https://wikimediafoundation.org/wiki/Open_access_policy

米国防総省、助成研究成果のパブリックアクセス方針草案を公開

米国防総省(Department of Defense)が、公的助成による研究成果のパブリックアセス方針草案を公開しています。

この草案は米国大統領府科学技術政策局(OSTP)が2013年2月22日に発表した、政府機関に対してパブリックアクセス方針策定を求めた指令に応えるものです。OSTP指令を受け多くの政府機関がパブリックアクセス方針を定めていますが、米国防総省はまず草案を公開し、パブリックコメントを受け付けつつ、2016年末までに正式版の方針を定める予定であるとのことです。

今回公開された草案では、米国防総省の助成研究成果のうち査読論文については出版後12カ月以内に査読済みの最終版を米国防総省のアーカイブから公開することとしています。また、論文の元となったデータの扱いについても定められています。

Department of Defense Plan to Establish Public Access to the Results of Federally Funded Research(DTIC Online)
http://www.dtic.mil/dtic/pdf/DoD_PublicAccessPlan_Feb2015.pdf

ユネスコ、研究者と図書館員のためのオープンアクセスのカリキュラムを公開

2015年3月16日、ユネスコ(UNESCO)のホームページから、研究者と図書館員のそれぞれを対象としたオープンアクセス(OA)のためのカリキュラムがダウンロードできるようになりました。2014年12月19日にその刊行が発表されていたものです。

図書館員を対象とした“Open Access for Library Schools”はOAの歴史やそのインパクト・権利管理等の課題等のOAの概要、OAのインフラ、資源の最適化、相互運用性や検索などの4つの課程から構成されているとのことです。研究者を対象した“Open Access for Researchers”は、学術コミュニケーション、オープンであること(openness)やOAのコンセプト、知的財産権、研究評価指標、OAによる成果の共有など5つの課程で構成されているようです。

このカリキュラムは、今後、自習できるイーラーニングツールとして作成される予定とのことです。

UNESCO’s Open Access (OA) Curriculum is now online(UNESCO, 2015/3/16)

SCOAP3、オープンアクセス論文が5,000件に達したことを発表

2015年3月3日、高エネルギー物理学分野のオープンアクセス(OA)プロジェクト“SCOAP3”が、SCOAP3の支援を受けたOA論文が5,000件に達したことを発表しました。これらの論文は、プロジェクトを支援する出版社の査読誌により、CC-BYライセンスで公開されているとのことです。また、出版社のウェブサイトからアクセスできるだけでなく、SCOAP3のリポジトリにおいても、複数のフォーマットで利用できるとのことです。

5,000 Open Access Articles supported by SCOAP3(SCOAP3, 2015/3/3)
http://scoap3.org/news/5000articles.html

SCOAP3 Repository
http://repo.scoap3.org/

参考:
SCOAP3 Webinar & Forum 2014の動画とスライド公開
Posted 2014年12月2日
http://current.ndl.go.jp/node/27559

オープンアクセスプロジェクトSCOAP3が2014年1月から運用開始
Posted 2013年12月6日
http://current.ndl.go.jp/node/25020

英国研究会議(RCUK)、2015-2016年におけるOA方針の実施支援のための補助金額を公表

2015年3月5日、英国研究会議(RCUK)が、2015-2016年におけるRCUKのオープンアクセス(OA)方針の実施支援のための補助金として、研究機関に支払う予定金額を公表しました。予定金額の合計は2,260万ポンドで、各研究機関への補助金の配布についての表も公開されています。

RCUK announces 2015/16 Block Grant for Open Access(RCUK, 2015/3/5)
http://www.rcuk.ac.uk/media/announcements/150305/

Research Organisation(PDF:3ページ)
http://www.rcuk.ac.uk/RCUK-prod/assets/documents/documents/2015-16-BlockGrantAllocation.pdf

2015年のオープンアクセスウィークのテーマは“Open for Collaboration”

2015年3月4日、米SPARCが2015年のオープンアクセスウィーク(Open Access Week)のテーマを発表しました。

オープンアクセスウィークは毎年10月に、世界各地でオープンアクセスに関連する様々なイベントを開催する取り組みで、今年は10月19日から25日にかけて行われます。

オープンアクセスウィークの開催を最初に呼びかけた米SPARCは、毎年、その年のテーマを発表しています。2015年のテーマは“Open for Collaboration”とする、とのことです。

Theme of 2015 International Open Access Week to be “Open for Collaboration”(SPARC、2015/3/4付け)
http://www.sparc.arl.org/news/2015-open-access-week-theme-announcement

参考:
2014年のオープンアクセスウィークのテーマは”Generation Open” 学生と若手研究者に焦点
Posted 2014年5月13日

2013年のオープンアクセスウィークは10月21日~27日
Posted 2013年10月16日
http://current.ndl.go.jp/node/24604

オープンアクセス単行書のダイレクトリ”Directory of Open Access Books”が2,500の新タイトル追加とSciELOとの連携を発表

2015年3月2日、オープンアクセス(OA)単行書のダイレクトリ”Directory of Open Access Books”(DOAB)は、新たに2,500タイトルのOA単行書を登録したことを発表しました。これにより、2015年3月2日時点でDOABに登録されているOA単行書の数は2,761タイトルになりました。

また、ブラジルのOAプラットフォームであるSciELO(Scientific Electronic Library Online)と連携を開始したこともあわせて発表されています。SciELOとの連携により登録されたOA単行書は300タイトル近くに及ぶとのことです。

Collaboration SciELO and over 2500 books in DOAB(DOAB、2015/3/2付け)
http://www.doabooks.org/doab?func=news&nId=20&uiLanguage=en

Collaboration SciELO and over 2500 books in DOAB
http://us4.campaign-archive2.com/?u=314fa411ba5eaaee7244c95e1&id=14a8d28d9a

参考:
オープンアクセスの単行書のダイレクトリ“DOAB”、ベータ版公開

PLOS ONE、予想した結果が得られなかった論文等を集めた”Missing Pieces Collection”を公開

2015年2月25日、PLOS ONEは新たに予想した結果が得られなかった論文や、有意差の出なかった論文、研究目的を達成できなかった論文を集めたページ、”Missing Pieces Collection”を公開しました。

上記のような論文は、研究を推進する上では重要な結果であるものの、多くの雑誌では査読で却下されてしまいます。PLOS ONEではそのような論文も掲載対象となっており、”Missing Pieces Collection”ではそれらの論文の情報がまとめられています。

The Missing Pieces: A Collection of Negative, Null and Inconclusive Results(PLOS Collections)
http://www.ploscollections.org/article/browse/issue/info:doi/10.1371/issue.pcol.v02.i39

Positively Negative: A New PLOS ONE Collection focusing on Negative, Null and Inconclusive Results(EveryONE、2015/2/25付け)

カナダ連邦政府助成機関(NSERC、SSHRC、CIHR)から助成を受けた研究成果のオープンアクセス方針が公開

2015年2月27日、カナダのエド・ホルダー科学技術担当国務大臣が、連邦政府の3つの助成機関から助成を受けた研究成果のオープンアクセス方針を発表しました。研究成果である査読論文について、12か月以内にオープンアクセスとすることを求めるものとのことです。3つの機関は、Canadian Institutes of Health Research (CIHR), the Natural Sciences and Engineering Research Council of Canada (NSERC), and the Social Sciences and Humanities Research Council of Canada (SSHRC)とのことです。

Minister Holder Announces New Open Access Policy for Research(Science.gc.ca, 2015/2/27)
http://www.science.gc.ca/default.asp?lang=En&n=415B5097-1

Tri-Agency Open Access Policy on Publications(Science.gc.ca)

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