長期保存

ユネスコ等の"UNESCO PERSIST"プロジェクトが、MLA向けデジタル遺産保存のガイドラインを公開

2016年3月10日、ユネスコ、国際図書館連盟(IFLA)、国際公文書館会議(ICA)等によるデジタル遺産の長期保存のためのイニシアチブであるUNESCO PERSIST(Platform to Enhance the Sustainability of the Information Society Trans globally)プロジェクトは、ガイドライン"The UNESCO/PERSIST Guidelines for the selection of digital heritage for long-term preservation"を公開しました。

ガイドラインの目的は、長期的に持続可能な保存を行うために、デジタル遺産の選択に関し、MLA等の各機関が方針を立案する際の出発点を提供することであるとされています。

Launch of the PERSIST digital heritage selection Guidelines(IFLA, 2016/3/10)
http://www.ifla.org/node/10315

"The UNESCO/PERSIST Guidelines for the selection of digital heritage for long-term preservation"

E1757 - 日本の府省ウェブサイトの残存率:WARPにおける調査

 国立国会図書館はインターネット資料収集保存事業(WARP)を実施している。情報の書き換えや削除が頻繁に行われるウェブサイトを保存して,永続的にアクセスできるようにするのが本事業の目的である。それでは,ウェブサイト上の情報は時間の経過とともにどのくらい消えていくのだろうか?その実状を把握するため,WARPで収集したデータを用いて分析を行った。

Open Preservation Foundation(OPF)に、ポルトガル国立図書館が参加

デジタル資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)は、2015年11月30日、ポルトガル国立図書館が加盟したと発表しています。

Open Preservation Foundation welcomes the National Library of Portugal as its newest member(OPF,2015/11/30)
http://openpreservation.org/news/open-preservation-foundation-welcomes-the-national-library-of-portugal-as-its-newest-member/

国家デジタル管理連盟(NDSA)による2015年の「デジタル管理イノベーション賞」の受賞者が発表

2015年10月15日、米国議会図書館(LC)による「全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム」(NDIIPP)のイニシアチブとして2010年7月に設置された、デジタル情報の長期保存に取組む機関のコンソーシアムである国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance:NDSA)が授賞する2015年の「デジタル管理イノベーション賞」について、その受賞者が発表されました。

受賞者は、2015年11月2日から開催される“iPRES 2015”で表彰され、“The Signal”において、それぞれの特集が組まれるようです。

個人賞、機関賞など4つがそれぞれ発表になっています。

Open Preservation Foundation(OPF)にアラバマ大学図書館が参加

長期デジタル保存を目指した非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)は、2015年9月2日、アラバマ大学図書館がOPFに参加することを発表しました。

University of Alabama Libraries joins the Open Preservation Foundation(OPF, 2015/9/2)
http://openpreservation.org/news/university-of-alabama-libraries-joins-the-open-preservation-foundation/

参考:
英国情報システム合同委員会(JISC)、“Open Planets Foundation”に参加
Posted 2010年10月7日
http://current.ndl.go.jp/node/16926

Open Preservation Foundation(OPF)が2105-2018年の戦略計画を発表 ブランドイメージとWebサイトも一新
Posted 2014年11月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27456

電子情報の長期保存に関する欧州のプロジェクト”PREFORMA”、各標準への適合性を検査するソフトウェアのポータル”Open Source Portal”を公開

電子情報の長期保存に関する欧州のプロジェクト”PREFORMA”のウェブサイトで、各標準への適合性を検査するソフトウェアのポータル”Open Source Portal”が公開されています。

このポータルでは、現在プロトタイプの段階にあるオープンソースプロジェクトを紹介しています。

次の3つのプロジェクトとそのソフトウェアについて、概要やリンクが掲載されています。

・PDF/Aに関する”the veraPDF Consortium”
・TIFFに関する”Easy Innova”
・オープンソースの動画標準に関する”MediaArea”

PREFORMA Open Source Portal launched!(PREFORMA)
http://www.digitalmeetsculture.net/article/preforma-open-source-portal-launched/

OPEN SOURCE PORTAL(PREFORMA)
http://www.preforma-project.eu/open-source-portal.html

関連:
veraPDF consortium issues first public software release(PREFORMA)

米国議会図書館(LC)、長期保存のための推奨フォーマットのガイド”Recommended Formats Statement”を公開

2015年7月15日、米国議会図書館(LC)は、長期保存のための推奨フォーマットのガイド”Recommended Formats Statement”を公開しました。

これは、2014年6月に公開した”Recommended Format Specifications”の2015-2016年版です。

”Recommended Format Specifications”の公開以来、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、英国図書館(BL)などの国立図書館をはじめ、写真の専門家、Recording Industry Association of America(RIAA)などに至るまで、さまざまな方面から意見が寄せられました。それに基づき、静止画資料や録音資料に関する記述などを修正し、また文書のレイアウトやタイトルを変更しました。タイトルの変更は、この文書が技術仕様に関するものではなく、利用者のためのガイドであることを明確にするためとのことです。

Keeping Up With the Joneses: The New Recommended Formats Statement(LC, 2015/7/15)

ファイル形式を識別するツール”Siegfried”バージョン1.0が公開

Open Preservation Foundation(OPF)のサイトによると、ファイル形式を識別するツール”Siegfried”バージョン1.0が公開されました。

このツールは、英国国立公文書館(TNA)が開発したフォーマットレジストリであるPRONOMに準拠しており、

・PRONOMの完全な実装
・ファイル形式のマッチング結果の信頼性の高さ
・マッチングの速さ
・マッチングの基準についての情報の詳細さ
・シンプルなコマンドラインインターフェース
・デバッグモードなどの強力なオプション

などが特長です。

Siegfried v 1.0 released (a file format identification tool)(OPF, 2015/5/25)
http://openpreservation.org/blog/2015/03/25/siegfried-v-1-0-released-a-file-format-identification-tool/

Siegfried(IT for Archivists)
http://www.itforarchivists.com/siegfried

PRONOM(TNA)
http://apps.nationalarchives.gov.uk/PRONOM/

参考:

米国における公共放送の歴史的コレクションを提供する“American Archive of Public Broadcasting”の公開開始

2015年4月7日、米国議会図書館(LC)、ボストンの公共放送局であるWGBH、放送局を支援するNPOであるCPBの三者共同の事業である“American Archive of Public Broadcasting”が米国における公共放送の歴史的コレクションを提供する新しいウェブサイトを公開する、とLCが発表しました。

ウェブサイトにおいて提供されるのは、米国における1950年代以降のラジオやテレビのデジタル化済みコンテンツとのことで「スター・ウォーズ エピソード3」公開時のジョージ・ルーカス監督のコメンタリーや、ジョン・F・ケネディとヒューバート・H・ハンフリーの両大統領候補へのインタビュー記録といった著名人に関する資料が含まれるようです。

また、同ウェブサイトでは公開時点において、250万の目録レコードが提供されるとのことです。

American Archive of Public Broadcasting
http://americanarchive.org/

American Archive of Public Broadcasting Launches New Website(LC)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-059.html

参考:

CLOCKSSとCHORUSが提携、公的助成を得た研究成果への長期的なアクセスの保障へ

2015年3月30日、公的助成研究成果のパブリックアクセスに向けた官民連携イニシアティブ“Clearinghouse for the Open Research of the United States(CHORUS)”が、CLOCKSSと提携したと発表しています。CLOCKSSとの合意により、CHORUSに参加する出版者は、米国政府の公的助成を得た研究成果の保存と長期的なアクセス保障を行うことできるとのことです。

CLOCKSS and CHORUS PARTNER TO SUPPORT PERPETUAL PUBLIC ACCESS TO US FUNDED RESEARCH ARTICLES(CHORUS, )
http://www.chorusaccess.org/clockss-and-chorus-partner-to-support-perpetual-public-access-to-us-funded-research-articles/

The CLOCKSS Archive
http://clockss.org/

参考:
PorticoがCHORUSに協力し、OSTPの指令による公的助成を得た研究の長期アクセスを保障するための保存を支援することで合意
Posted 2014年8月19日

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