災害

復興庁、「東日本大震災発災10年ポータルサイト」を開設

2020年10月16日、復興庁は、「東日本大震災発災10年ポータルサイト」を開設したことを発表しました。

「東日本大震災発災10年ポータルサイト」は、東日本大震災の発災から10年を迎えるにあたって、震災の記憶と教訓や、東北の復興状況と魅力等について、写真や映像を活用しながら情報発信するウェブサイトとして開設されました。各地で開催されるイベント情報の集約や、2020年11月上旬に募集を開始予定のフォトコンテスト・2021年3月上旬に実施予定のオンラインシンポジウム(オンデマンド)等に関する情報更新が、ウェブサイト上で行われる予定です。また、「数字で見る復興」「写真で見る復興」などの各種コンテンツを順次公開することを計画しています。

新着情報(復興庁)
http://www.reconstruction.go.jp/topics/whats-new/
※令和2年10月16日付で、「東日本大震災発災10年ポータルサイト開設について」とあります。

【イベント】第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」(11/27・オンライン)

2020年11月27日、株式会社未来の図書館 研究所の主催により、第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」がオンラインで開催されます。

災害から図書館とコミュニティがどのように立ち直ったか、図書館が人々やコミュニティをどのように支えているか等の事例を踏まえ、「図書館とレジリエンス」について考えるシンポジウムです。

参加費は無料です。YouTubeでの配信が行われるため、視聴のみの場合は申込不要ですが、登壇者への質問等、当日の双方向のやり取りを希望する場合は、事前にZoomでの参加(定員50人程度)を申し込むことが求められています。

なお、UDトークを用いた字幕配信も行われます。

・講演者・パネリスト
柴崎悦子氏(名取市図書館 館長)、三田祐子氏(鳥取県立図書館)

・コーディネーター:
永田治樹氏(未来の図書館 研究所 所長)

【11.27オンライン開催】第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」のお知らせ(未来の図書館 研究所)
http://www.miraitosyokan.jp/wp/20201016/

伊達市保原歴史文化資料館(福島県)、令和元年台風第19号で水損被害を受け応急処置の済んだ資料等を展示する企画展「救出された文化財」を開催中

福島県の伊達市保原歴史文化資料館において、2020年10月3日から2021年1月25日まで、企画展「救出された文化財」が開催中です。

同市では、令和元年台風第19号により、旧梁川町史編纂室で保管されていた資料に水損被害が発生しました。同展は、応急処置の済んだ資料約30点等を展示し、文化財保護の取り組みを紹介するものです。

企画展「救出された文化財」の開催について(伊達市保原歴史文化資料館)
https://www.city.fukushima-date.lg.jp/site/datehistory/36419.html
https://www.city.fukushima-date.lg.jp/uploaded/attachment/47487.pdf
※二つ目のリンクはチラシ[PDF:2.62MB]です。

令和元年台風第19号の被災写真等を集約する「“猪の満水”災害デジタルアーカイブ」のデモサイトがオープン(長野県)

2020年10月8日、「“猪の満水”災害デジタルアーカイブ」のデモサイトがオープンしました。

長野県知事の10月9日の会見等によると、長野県が信州大学と共同で構築したもので、2019年の令和元年台風第19号の教訓を後世に伝えるために被災状況の写真などの記録を集約するデジタルアーカイブです。

“猪の満水”災害デジタルアーカイブ(デモサイト)オープン(“猪の満水”災害デジタルアーカイブ,2020/10/8)
https://chikuma-archive.shinshu-bousai.jp/?p=58

20201009 長野県知事会見(YouTube)
https://youtu.be/C1AG1zEpiiI
※長野県の公式YouTubeチャンネル。同デジタルアーカイブについては11:38頃から紹介。

令和2年7月豪雨で浸水被害を受けた大牟田市(福岡県)の三川地区公民館・駛馬地区公民館、貸館および図書コーナーの蔵書の貸出を再開

2020年7月に発生した「令和2年7月豪雨」の浸水被害により臨時休館していた福岡県大牟田市の三川地区公民館・駛馬地区公民館が、貸館および図書コーナーの蔵書の貸出を再開しています。

三川地区公民館は復旧工事等がほぼ終了したことを受けて、2020年10月12日から貸館および図書の貸出を再開しました。ただし、図書は本棚が設置されるまでの間、一部の配置となり、インターネットによる蔵書の検索ができない状態になっています。

駛馬地区公民館は2020年10月1日から貸館および図書の貸出を再開しました。ただし一部について、当面の間、貸出できない図書があり、インターネットによる蔵書の検索ができない状態になっています。

三川地区公民館再開のお知らせ(大牟田市)
https://www.city.omuta.lg.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=13965&class_set_id=7&class_id=628

【イベント】京都国立博物館主催シンポジウム「文化財の防災・減災 ―火災・地震に対する取り組み―」(10/25・京都)

2020年10月25日、京都国立博物館(京都市東山区)が同館平成知新館の講堂で、シンポジウム「文化財の防災・減災 ―火災・地震に対する取り組み―」を開催します。

京都国立博物館は、独立行政法人国立文化財機構が2014年度から取り組む文化財防災事業の一環として、文化財の防災に関するシンポジウムを毎年開催しています。2020年のシンポジウムでは、火災と地震という2種類の災害に備えるための取り組みについての報告が行われます。

参加費は無料ですが、定員は100人(先着順)でFAXまたは電子メールによる事前申込が必要です。

米国図書館協会(ALA)、暴風雨の被害を受けたマリオン公共図書館が仮設図書館でサービスを実施するための資金を提供:ノートパソコン・タブレット・プリンター・Wi-Fiを購入

2020年10月5日、米国図書館協会(ALA)は、8月10日に発生した暴風雨デレチョの被害を受けた、イリノイ州・マリオン公共図書館に対し、Library Disaster Relief Fundを通じ1万ドルの資金を提供したと発表しています。

同館が設置した仮設図書館において、地域住民に対してサービスを行なえるよう、ノートパソコン、タブレット、プリンター、Wi-Fiのホットスポットを購入するために用いられます。

資金の提供は、十分なサービスを享受できていない住民の支援、暴風雨により大きな被害を受けた地域へのWi-Fiを用いたインターネットへのアクセス提供、リソースが限られた児童生徒のオンライン学習の支援、復興期間中における継続的な質の高い図書館サービスの提供、を目的としており、同館の館長による、これらサービスの必要性は当面のものだが、同地域の長期的なニーズに答えるためにも役立つと発言が紹介されています。

宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「震災と心のうた―短歌・俳句・川柳編―」を実施

宮城県図書館が、2020年10月3日から12月4日まで、同館3階の東日本大震災文庫で、東日本大震災文庫ミニ展示「震災と心のうた―短歌・俳句・川柳編―」を実施しています。

短歌や俳句、川柳により、大震災の中を生きる心情や情景を表現した資料が取り上げられています。また、被災地だけでなく、全国から寄せられた俳句を取り扱った資料の一部も展示されています。

東日本大震災文庫ミニ展示「震災と心のうた―短歌・俳句・川柳編―」
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1646-shinsaibunko-202012.html

参考:
宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「震災とペット」を実施
Posted 2020年8月5日
https://current.ndl.go.jp/node/41664

長野県・信州大学、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風から1年~」を開催

2020年10月9日から、長野県と信州大学教育学部との共催で、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風から1年~」が開催されます。信州大学附属図書館も協力し、長野県立図書館が後援しています。

同展は、令和元年台風第19号による災害から1年を迎えるにあたり、災害の記憶や記憶を保存・継承し、災害を「自分事」として捉え、備えることを目的に開催されるものです。

長野県と信州大学の共同事業である「“猪(しし) の満水”災害デジタルアーカイブ」(デモサイト)や令和元年台風第19号の記録写真等が紹介されるほか、今年で6周年となる神城断層地震に関する「2014年神城断層地震アーカイブ」や2016年に発生した熊本地震に関する「熊本大学アーカイブ「ひのくに災史録」」も紹介されます。

特設ページでの展示をメインとしたものですが、一部会場を設けての展示を行われます。展示会場と開催期間は以下の通りです。

長野市役所 1F交流スペース 10月9日から10月16日

長野県庁 1F玄関ホール 10月12日から10月16日

信州大学中央図書館(松本市) 1F展示コーナー 10月19日から10月26日 ※同大学生、教員のみに公開

長野駅ビルMIDORI 3Fりんごのひろば 10月27日から10月31日

独立行政法人国立文化財機構、文化財防災センターを設置

2020年10月1日、独立行政法人国立文化財機構が、文化財防災センターを設置したと発表しています。

2014年度から文化庁の補助事業により実施してきた文化財防災ネットワーク推進事業で築いた基盤を、常設の組織としてさらに充実・発展させ、日本の文化財防災ネットワークの拠点となることを目指すとしています。

本部は奈良文化財研究所に置かれ、東日本ブロック中核拠点は東京文化財研究所、西日本ブロックの中核拠点は奈良文化財研究所が務めます。また、東京文化財研究所が北海道・東北地方、東京国立博物館が関東・甲信越地方、奈良文化財研究所が中国・四国地方、京都国立博物館が富山・石川・福井・岐阜・滋賀・京都・兵庫、奈良国立博物館が静岡・愛知・三重・大阪・奈良・和歌山、九州国立博物館が九州地方を担当します。

頻発する各種の災害から多様な文化財をまもるため、関係機関との連携体制の構築、技術的課題の研究、啓発活動などの事業を実施し、災害発生時には、文化庁をはじめとした多くの組織や専門家の協力によって迅速かつ効果的な救援活動の中心的な役割を担うとしています。

ページ