災害

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科、東日本大震災に関するオーラルヒストリーをスマホアプリを活用しウェブラジオ番組として配信:番組はデジタルアーカイブ化し同研究科の授業でも活用

2021年4月22日、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科は、東日本大震災に関するオーラルヒストリーをスマホアプリを活用しウェブラジオ番組として配信すると発表しています。

同研究科が、陸前高田市(岩手県)等の協力を得て録音した、東日本大震災の被災当事者をはじめ被災地支援や復興にかかわった人々による復興の10年を振り返る語りを配信するものです。配信した番組は、オーラルヒストリーとしてデジタルアーカイブ化されるとともに、同研究科の授業「オーラルヒストリーとデジタルアーカイブ」の教材としても活用されるとしています。

「自らの語り声を収録し番組に投稿し社会で共有する」という、オーラルヒストリーの新たなアーカイブの可能性を追求することを目的に、番組制作には、陸前高田市長はじめとした行政職員に加え、被災住民や事業者、NPO等にも音声ファイルを投稿してもらい配信するとしています。

岡山県立図書館、「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」を公開

2021年4月22日、岡山県立図書館が、「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」を公開したと発表しています。公開日は4月1日で、県庁の危機管理課から資料提供を受け、同館が運営する「デジタル岡山大百科」内に構築したものです。

搭載データ件数は、写真ファイル1,007件、動画ファイル66件で、「平成30年7月豪雨」の災害データを地域別、分類別(災害記録、復旧・復興、ボランティア活動)に探すことができます。

「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」公開!(岡山県,2021/4/22)
https://www.pref.okayama.jp/site/presssystem/713343.html

@okayama_preflib(Twitter,2021/4/22)
https://twitter.com/okayama_preflib/status/1385126222129033219

国際図書館連盟(IFLA)、事務局長名で南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館における火災被害に関する声明を発表

2021年4月20日、国際図書館連盟(IFLA)が、事務局長名で南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館における火災被害に関する声明を発表しました。

ケープタウン大学図書館は、同館“Jagger Library”の閲覧室が火災被害を受けたことを4月18日に発表していました。同閲覧室は大きな被害を受けましたが、火災検知システムにより防火シャッターが作動し、図書館の他の場所への延焼は防がれたと述べています。発表によると、所蔵コレクションへの影響については、安全性が確保され、建物内への立ち入りが可能となってから完全な確認が行われます。

声明の中では、同館の災害対策と延焼防止のための安全対策を称えるとともに、復旧に向けた動きを支援すること等が述べられています。

IFLA Statement on University of Cape Town Library Fire(IFLA, 2021/4/20)
https://www.ifla.org/node/93830

【イベント】熊本大学デジタルアーカイブシンポジウム「災害の教訓を次世代につなげるためにー災害遺構に学ぶー」(4/30・熊本、オンライン)

2021年4月30日、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センターの主催により、熊本大学デジタルアーカイブシンポジウム「災害の教訓を次世代につなげるためにー災害遺構に学ぶー」が開催されます。

同大学は、熊本地震に関するデジタルアーカイブ「ひのくに災史録」の構築・活用を行っています。同シンポジウムでは、熊本地震からの復興を振り返り、教訓を次世代につなげる防災教育について話し合われます。

参加方法は、同大学工学部百周年記念館の会場参加とオンラインでの参加の2通りがあります。参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。

当日のプログラムは以下の通りです。

・基調講演「災害史料と現在、そして未来」
稲葉継陽氏(熊本大学永青文庫研究センター長 教授)

・パネルディスカッション「災害遺構・史料からの学び」
登壇者:
小川久雄氏(熊本大学学長)
稲葉継陽氏
竹内裕希子氏(熊本大学デジタルアーカイブ室長)
田中尚人氏(熊本大学熊本創生推進機構)

大津町立おおづ図書館(熊本県)、特設コーナー「熊本地震から5年~あの日の記憶 あの日の記録~」を設置

熊本県の大津町立おおづ図書館が、2021年5月16日まで、特設コーナー「熊本地震から5年~あの日の記憶 あの日の記録~」を設置しています。

同館では、熊本地震の記憶と記録を後世に伝えるため、様々な資料を収集していますが、同コーナーでは、同町における地震の被害対応の記録や、県全体の熊本地震の検証誌、安全に過ごすための備えに関する本などが置かれています。

熊本地震から5年~あの日の記憶 あの日の記録~(大津町立おおづ図書館,2021/4/15)
https://www.ozu-lib.jp/display/2021/4208/

お知らせ 熊本地震から5年~あの日の記憶 あの日の記録~(大津町立おおづ図書館,2021/4/15)
https://www.ozu-lib.jp/news/2021/4207/

熊本県立図書館、熊本地震に関する展示を実施中

熊本県立図書館が、2016年4月14日および16日に発生した熊本地震から今年で5年を迎えることから、4月の展示として、熊本地震に関する展示を実施しています。

1階子ども図書室では、熊本地震の本や防災の本を集めた「いのちをまもろう くまもとじしんから5ねん」が行われています。

2階第1閲覧室では、熊本地震の被害の大きさがわかる資料や避難所での活動・記録等の資料、復旧・復興の様子がわかる資料に加え、防災・減災に関する資料も展示する「熊本地震から5年」が行われています。

3階第2閲覧室では、同館が所蔵する、熊本地震当時の様子を知る事ができる資料の一部に加え、他県でどのように熊本地震が報道されたかが分かる新聞等を展示する「熊本地震から5年」と、防災に関する雑誌を集めて展示する「防災 熊本地震から5年 東日本大震災から10年」が行われています。

子ども図書室 4月の展示(熊本県立図書館)
https://www2.library.pref.kumamoto.jp/?page_id=409

くまもと森都心プラザ図書館、「熊本地震 あれから5年 ~今、改めて考える「防災」~」展を開催中

熊本市のくまもと森都心プラザ図書館において、2021年4月2日から4月29日まで、「熊本地震 あれから5年 ~今、改めて考える「防災」~」展が開催されています。

2016年4月の熊本地震発生から今年で5年を迎えることから、自然災害に関する本と防災の本が展示されています。

@stsplaza(Twitter,2021/4/11)
https://twitter.com/stsplaza/status/1381099429537619969

参考:
菊陽町図書館(熊本県)、「熊本地震 あれから5年」展を開催中
Posted 2021年3月22日
https://current.ndl.go.jp/node/43604

宮城県図書館、東日本大震災における宮城県内の津波の高さ(推定)を館内に掲示:1階エントランスの吹き抜けを利用

宮城県図書館は、2021年3月27日から6月10日まで、東日本大震災における宮城県内の津波の高さ(気象庁が公表した推定値)を1階エントランスに掲示しています。石巻市鮎川浜では高さは7.7mに及び、掲示を見上げることで危機意識を新たにすることができる、としています。

今回の高所への掲示に際しては電動昇降機が使用されており、その様子を撮影した動画「宮城県図書館の電動昇降機」もYouTube上で公開されています。

東日本大震災 宮城県内の推定される津波の高さ(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1714-2021-03-03-09-09-49.html#8

川崎市市民ミュージアム、冊子『2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集』を公開

2021年3月31日、川崎市市民ミュージアムが、冊子『2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集』の公開を発表しました。

同館の収蔵品レスキュー活動について発信するプロジェクト『川崎市市民ミュージアム被災収蔵品レスキューの記録』の一環として制作されたものであり、レスキュー関係者による寄稿を中心に、被災後の活動がまとめられています。

「2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集」を公開しました(川崎市市民ミュージアム, 2021/3/31)
https://www.kawasaki-museum.jp/news/23339/

2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集(川崎市市民ミュージアム)
https://www.kawasaki-museum.jp/rescue/booklet/

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