災害

長野県、信州大学との共同事業として「“猪(しし)の満水”(令和元年東日本台風)災害デジタルアーカイブ」を公開

2021年10月12日、長野県は、信州大学との共同事業として「“猪(しし)の満水”(令和元年東日本台風)災害デジタルアーカイブ」を公開したことを発表しました。

2019年10月に発生した「令和元年東日本台風」に関し、個人・団体・市町村等から提供を受けた様々な情報を収録しています。公開内容は「地図で見る災害の記録」「写真アーカイブ」「資料アーカイブ」「災害アーカイブ展特設サイト」「住民へのインタビュー動画」等となっています。

なお、「令和元年東日本台風」を「猪(しし)の満水」と呼称する理由については、1742年の千曲川の水害「戌(いぬ)の満水」になぞらえたものであり、令和元年が亥(いのしし)年であったためと説明しています。

長野県と信州大学、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風からの復興にむけて~」を開催

2021年10月8日、長野県と信州大学教育学部の共催による、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風からの復興にむけて~」の実施が発表されました。

令和元年東日本台風の被災状況の写真や、水害からの復旧・復興におけるまちの様子、人々の活動の姿がわかる展示に加え、過去の災害や他地域の災害を記録し伝える取組の紹介が行われます。

新型コロナウイルス感染症感染対策のため、特設ページをメインとした展示ですが、10月から11月にかけて、一部会場を設けての展示も実施するとあります。

災害アーカイブ展~令和元年東日本台風からの復興にむけて~開催のお知らせ(信州大学教育学部, 2021/10/8)
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/education/event/other/post-30.php

キハラ株式会社、東日本大震災復興支援活動「笑顔を届けるプロジェクト in school library」の最終報告の冊子を公開

2021年10月5日、キハラ株式会社が、東日本大震災復興支援活動「笑顔を届けるプロジェクト in school library」の最終報告の冊子を公開したと発表しました。

学校用に選書した150冊の東日本大震災関連書籍を、専用ブックトラックと共に無償で学校に貸出すプロジェクトであり、2015年から行われています。全国の小学校・中学校・高等学校46校、専門・公共図書館2館に貸出しが行われたとあります。

今回公開された最終報告は、2017年7月から2021年3月までの活動をまとめており、各学校での展示の様子や児童・生徒から寄せられたメッセージ等が掲載されています。なお、2015年か6月から2017年6月までの活動は、中間報告の冊子にまとめられています。

また、同プロジェクトで使用した書籍と児童・生徒からのメッセージカードは、気仙沼図書館(宮城県)に寄贈され、同館では「笑顔文庫」として保存されているとあります。

【イベント】デジタルアーカイブ学会第6回研究大会第2部(10/15-16・仙台、オンライン)

2021年10月15日から10月16日にかけて、デジタルアーカイブ学会第 6 回研究大会の第2部が開催されます。

参加方法は、東北大学災害科学国際研究所(宮城県仙台市)での会場参加とオンライン参加の2種類であり、参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。

主なプログラムは以下の通りです。

●10月15日
・東日本大震災アーカイブシンポジウム(仮) -リアルとデジタルのアーカイブの意義と未来-
司会:加藤諭氏(東北大学学術資源研究公開センター史料館)

【伝承館事例報告】
青森県八戸市みなと体験学習館(前澤時廣氏)
岩手県東日本大震災津波伝承館(藤澤修氏)
みやぎ東日本大震災津波伝承館(登壇者未定)
福島県東日本大震災・原子力災害伝承館(瀬戸真之氏)

【デジタルアーカイブ事例報告】
岩手県(いわて震災津波アーカイブ〜希望)(高杉大祐氏)
宮城県図書館(アーカイブ宮城)(加藤奈津江氏)

・パネルディスカッション
国立国会図書館(中川透)
東北大学(柴山明寛氏,コーディネーター)

墨田区(東京都)、災害対応リヤカー型移動図書館「北斎丸」のPR活動を実施したと発表

東京都の墨田区が、災害時にも活躍できるリヤカー型の移動図書館「北斎丸」のPR活動を、アルカキット錦糸町で2021年9月1日から9月26まで開催されている「地元すみだを通して防災を知ろう!!」で実施したと発表しています。「北斎丸」は、「すみだの力応援助成金」からの助成をうけて、すみだ新製品開発プロジェクトが製作したものです。

本の貸し出しのほか、紙芝居や読み聞かせもできるようになっていることから交流の場を設けることができるほか、ソーラーパネル・蓄電池・USB充電器・夜間照明・携帯トイレ・殺菌装置等も備わっており、災害時の対応も可能と紹介されています。

災害時でも活躍できる移動式の図書館!?(墨田区,2021/9/13)
https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/kouhoukatudou/kodomo-pr-taisi/katsudoukiroku/2021/hokusaimaru.html

川崎市市民ミュージアム、企画展「救う過去、つなぐ未来 -川崎市市民ミュージアム被災後活動報告展-」を開催

2021年9月7日から10月31日まで、神奈川県の川崎市市民ミュージアムの主催により、企画展「救う過去、つなぐ未来 -川崎市市民ミュージアム被災後活動報告展-」が、東海道かわさき宿交流館(川崎市)で開催されます。

令和元年度東日本台風により設備・収蔵品に大きな被害を受けた同ミュージアムについて、被災からこれまでの活動を、写真パネルを中心に紹介する展示です。

川西町フレンドリープラザ(山形県)、トークイベント「「本のある場所」のいま あれから10年の記憶の記録。そして、コロナ禍のいま。」を開催

2021年9月25日、山形県の川西町フレンドリープラザが、同プラザ内の遅筆堂文庫において、一箱古本市in川西プレゼンツ「記憶の記録」として「「本のある場所」のいま あれから10年の記憶の記録。そして、コロナ禍のいま。」を開催します。

東日本大震災から10年、被災地の記憶を記録する作業に取り組んできた名取市図書館(宮城県)の加藤孔敬氏と、“一箱本送り隊”として被災地と関わってきたライター・編集者の南陀楼綾繁氏が「本のある場所」のいまについてトークを行うものです。

参加料金は1,000円(クッキー付き)で、定員は30人です。

また、同プラザのギャラリーにおいて、「「本のある場所」のいま展」が、9月22日から10月3日まで開催されます。雑誌『ダ・ヴィンチ』2021年6月号で特集された「10年後の被災地をめぐる「本のある場所」のいま」のパネル展で、被災地3県の書店・図書館・出版社・アーカイブ等における「本」に携わる人の今の様子や震災当時の様子が展示されます。

国土地理院、「明治前期の低湿地データ」の整備範囲を全国の主要都市周辺へと拡大

2021年9月1日、国土地理院が、「明治前期の低湿地データ」の整備範囲を拡大を発表しています。土地の液状化との関連が深い区域である「明治期の低湿地データ」について、これまで公表していた三大都市圏周辺と静岡地区に加え、全国の主要都市周辺について公開したものです。

明治期に作成された地図から、河川や湿地、水田・葦の群生地などの区域を抽出したもので、液状化を含めた土地の災害リスクの高い場所が分かると説明されています。

明治時代の地図から、土地の液状化リスクがわかります~「明治期の低湿地データ」の整備範囲を拡大しました~(国土地理院,2021/9/1)
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/bousaichiri61026.html

明治期の低湿地データ(国土地理院)
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/lc_meiji.html

国立映画アーカイブ、国立情報学研究所(NII)と共同で「関東大震災映像デジタルアーカイブ」を開設

2021年9月1日、国立映画アーカイブが、国立情報学研究所(NII)と共同で「関東大震災映像デジタルアーカイブ」を開設したと発表しました。

国立映画アーカイブが所蔵する関東大震災関連の映画を公開するウェブサイトであり、9月1日時点では、文部省が監修した1923年の映画『關東大震大火實況』の全編が公開されています。

発表によると、1923年9月1日の関東大震災発生から100年の節目を迎える2023年9月1日までに、『大正拾弐年九月一日 猛火と屍の東京を踏みて』をはじめとした、同館が所蔵する全ての関東大震災関連の映画が公開される予定です。

WEBサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」開設のお知らせ(国立映画アーカイブ, 2021/9/1)
https://www.nfaj.go.jp/ge/topics/20210901/

【イベント】第441回機振協セミナー「防災・災害のことなら防災専門図書館へ」(9/15・オンライン)

2021年9月15日、機械振興協会(機振協)経済研究所BICライブラリの主催により、第441回機振協セミナー「防災・災害のことなら防災専門図書館へ」がオンラインで開催されます。

防災専門図書館の矢野陽子氏を講師とし、災害の記録の収集保存を長年にわたって行っている同館の取組について、講演が行われます。

定員は90人(先着順・要申込)で、参加費は無料です。

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