ネパール

ネパール唯一の国連寄託図書館が被災

国連のDag Hammarskjöld LibraryのブログであるUN Pulseによると、ネパールで唯一の国連寄託図書館であるトリブバン(Tribhuvan)大学中央図書館が、2015年4月25日の地震により被災したようです。

同図書館は現在、被災状況把握及び復旧作業のため休館中のようです。UN Pulseには、被災状況の写真が掲載されています。

UN Depository Library in Nepal Damaged in 25 April Earthquake(UN Pulse, 2015/5/6)
http://un-library.tumblr.com/post/118283017269/un-depository-library-in-nepal-damaged-in-25-april

国土地理院、ネパールで発生した地震の地殻変動の情報(速報)を公開

2015年4月30日、国土地理院は4月25日にネパールで発生した地震による地殻変動の情報をウェブサイト上で公開しました。

公開された情報は、地球観測衛星 「だいち2号」に搭載された合成開口レーダー(PALSAR-2)によって解析されたとのことで、地震に伴って地殻変動が見られた場所や、断層のずれが広がった範囲などが明らかとなっているようです。

ただし今回の結果は速報であるとのことで、今後内容が更新される可能性もあるそうです。

また、公開された情報については、原初データは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が所有し、解析を国土地理院が行ったようです。

国土地理院ホームページ(2015/4/30付の「新着・更新情報」に「2015年4月25日ネパールの地震に伴う地殻変動について」とあります。 )
http://www.gsi.go.jp/index.html

2015年4月25日ネパールの地震に伴う地殻変動(国土地理院, 2015/4/30)
http://www.gsi.go.jp/cais/topic150429-index.html

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)による観測画像(宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター, 2015/4/30)

国立民族学博物館、ネパールの地震に関する情報を集積

国立民族学博物館は、2015年4月28日より、ネパールの地震に関する情報を集積して、ウェブサイトで公開しています。

これは、現代インド地域研究国立民族学博物館拠点(MINDAS)が行なっているもので、地震の被災状況は、地方を含めて全貌の把握が困難として、ネパールの地震に関するウェブサイトや現地メディアのウェブサイトなどへのリンクを集積して公開しています。

ネパール地震2015(国立民族学博物館, 2015/4/28)
http://www.minpaku.ac.jp/nihu/mindas/nepal_earthquake2015_j.html

参考:
米国国立医学図書館(NLM)、ネパールの地震への対応に当たる医療専門家支援のため、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供
Posted 2015年4月28日
http://current.ndl.go.jp/node/28383

米国国立医学図書館(NLM)、ネパールの地震への対応に当たる医療専門家支援のため、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供

米国国立医学図書館(NLM)は、2015年4月27日、ネパールの地震への対応に当たる医療専門家を支援するために、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供する“Emergency Access Initiative”(EAI)の実施を発表しました。

650タイトル以上の生物医学の雑誌や4,000タイトル以上の参考図書、オンラインデータベースのフルテキストを提供し、無料提供の期間は、2015年4月25日から5月23日までとのことです。

EAIは、NLMと医学図書館全米ネットワーク(National Network of Libraries of Medicine)、米国出版社協会(AAP)のProfessional/Scholarly Publishing Division等が合意している緊急支援イニシアティブです。EAIの実施は今回で5回目となるとのことです。

NLM and Publishers Launch Emergency Access Initiative, Granting Free Access to Books and Journals for Healthcare Professionals Responding to Earthquake in Nepal(NLM, 2015/4/27)

ネパール図書館財団とカトマンドゥ大学が図書館員の研修プログラム実施で覚書

2013年9月5日、ネパール図書館財団とカトマンドゥ大学マネジメントスクールが、図書館およびインフォメーションマネジメントのための研修/ワークショッププログラムの運営で覚書を交わしたと発表しました。

MoU Signed between NLF and Kathmandu University (Nepal Library Foundation 2013/9/5付けの記事)
http://www.nepallibrary.org/mou-2013-NLF-Kathmandu-University

図書館の利用を通じて、農業で家族を養うことができるようになったネパール人女性の事例(記事紹介)

READ Globalのウェブサイトに、READ Globalがネパールに設置した図書館(READ Center)の利用を通じて、家族を養うことができるようになった女性の事例が紹介されています。

記事によると、現在35歳で5人の子どもの母であるFulkumari Mahatoさんは、2年前に夫に先立たれました。彼女は、貧しい生活から抜け出すため、図書館で本やビデオを見て野菜栽培を学び、また“Practical Answers”プログラムを通じてカリフラワーやキャベツ、キュウリの栽培を学びました。さらに農閑期の野菜の育て方も学び、1年を通じて安定した収入を得ることが可能になりました。

これにより彼女は、子どもを学校にやるに十分な収入を得ることができるようになりました。また、彼女自身もリテラシー技能を身につけ、今や地域のリーダーとなり、他の女性から農業やビジネスを始めることについて質問を受ける立場になったとのことです。

なお、“Practical Answers”プログラムは、READ Centerで質問を受け付け、それに基づいて農村部にいる人たちに必要なトレーニングや情報源を提供するというもののようです。

Creating Family through Libraries(READ Global)

EIFL、女性支援サービスを行う「公共図書館イノベーション賞」授賞2館を発表

2013年7月5日、EIFLの公共図書館イノベーションプログラム(EIFL-PLIP)は、5番目のイノベーションアワードの授賞2館を発表しました。今回のアワードは、ICTを利用して女性支援を行う図書館サービスを対象としたものです。

受賞した2館とは、スラム地域居住者の女性に仕事を見つけさせ、起業する支援を行っているネパールのカトマンズ、BaluwatarのREADによる情報リソースセンターと、優れた女性の織工を対象にビジネスとICTスキルの支援を行うグアテマラのサン・フアン・ラ・ラグーナのRija’tzuul Na’ooj図書館となっています。

EIFLのウェブサイトでは両館の取組みについて詳細な紹介があります。

EIFL-PLIP awards for libraries empowering women (EIFL 2013/7/5付けの記事)
http://www.eifl.net/news/eifl-plip-awards-libraries-empowering-women

E1438 - 地域の自立的発展のための“図書館”を作るREAD Global

ネパール等で,農村地域の自立的発展のため“図書館”を作る活動を行っている非営利組織READ Global(以下READ)に対して,2013年4月14日,米国のペンシルバニア大学とそのビジネススクールであるウォートン・スクール(Wharton School)が“Lipman Family Prize”を贈った。READの代表者であるシアビカ(Tina Sciabica)氏は受賞に際しインタビューに応じ,その活動の概要や考え方を語った。...

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