美術館

「角川武蔵野ミュージアム」が2020年8月1日にプレオープン:「グランドギャラリー」「マンガ・ラノベ図書館」等がオープン

2020年7月2日、株式会社KADOKAWAは、公益財団法人角川文化振興財団が、同社と所沢市(埼玉県)が共同で進めるプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」のプレオープンを2020年8月1日に決定したと発表しています。

同ミュージアムは、図書館・美術館・博物館が融合する文化複合施設として隈研吾氏が設計したもので、8月1日のプレオープン時には1階の「グランドギャラリー」「マンガ・ラノベ図書館」および2階のカフェがオープンするほか、10月15日まで竣工記念展「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」が開催されます。

マンガ・ラノベ図書館は、約2.5万冊の書籍があり、ラノベやマンガの分類ジャンルの開発など多彩なアプローチでラノベ・マンガの魅力を発信するとしています。

グランドオープンは2020年11月6日が予定されています。

川崎市市民ミュージアム、「市民ミュージアム 収蔵品レスキューの状況について(令和2年6月)」を発表:被災収蔵品の収蔵庫からの搬出が2020年6月19日に完了

2020年6月24日、川崎市市民ミュージアムが、「市民ミュージアム 収蔵品レスキューの状況について(令和2年6月 )」を発表しました。

令和元年台風第19号により収蔵品等が浸水被害を受けた川崎市市民ミュージアムにおいて実施されている収蔵品レスキューの6月19日現在の状況が説明されており、被災収蔵品の収蔵庫からの搬出が6月19日に完了したとしています。

市の報道発表資料(川崎市市民ミュージアム)
https://www.kawasaki-museum.jp/kawasaki/
※2020年06月24日欄に「市民ミュージアム 収蔵品レスキューの状況について(令和2年6月)」とあります。

市民ミュージアム 収蔵品レスキューの状況について(令和2年6月)(川崎市,2020/6/24)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/250/0000118748.html

東京都、事業者向け「東京都感染拡大防止ガイドブック」を公開:「博物館、美術館編」「図書館編」など業種別ガイドブックも

2020年6月19日、東京都は、事業者向け「東京都感染拡大防止ガイドブック」の公開を発表しました。

東京都感染拡大防止ガイドラインの内容を、イラストを用いてわかりやすく整理したものです。6月19日時点では、「博物館、美術館編」「図書館編」など24の業種別ガイドブックと、該当がない業種を対象として、全業種に共通した部分だけをまとめた「共通編」を公開しています。

事業者向け「東京都感染拡大防止ガイドブック」の公開について(第500報)(東京都, 2020/6/19)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/06/19/10.html

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、「博物館・美術館・図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防策に関する調査報告」を公開

2020年6月19日、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点は、「博物館・美術館・図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防策に関する調査報告」(2020年5月29日付け)の公開を発表しました。

2020年5月1日から5月14日までの期間、博物館再開へ向けた対策を考えるための臨時テーマ研究として実施された調査の報告書であり、国内外の博物館・美術館・図書館関係団体が発表した新型コロナウイルス感染拡大予防策に関する情報をとりまとめています。5月14日に日本博物館協会および日本図書館協会から指針となるガイドラインが公表されたため、同日を調査の区切りとし、以降は国内で得られる情報を中心に目に留まったものを追記した、とあります。

今回公開を行う理由として、この期間までに国内外の博物館・美術館・図書館関係団体が公表した新型コロナウイルス感染拡大予防策の記録として、調査結果が今後の対策検討の材料となると考えたことを挙げています。

豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(東京都)、2020年7月7日に開館

2020年6月18日、豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(東京都)が、2020年7月7日に開館すると発表されました。当面の間、新型コロナウイルス感染症拡大対策のため入館は予約制です。

同ミュージアムは、トキワ荘の持つ歴史的意義や文化的価値の再評価と、マンガ・アニメを核とする地域文化の継承・発展を目的としています。当初は3月22日開館予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため延期されました。

また、6月22日付で掲載されたお知らせには、37.5度以上の発熱や風邪の症状がある人は来館を避けること、マスクの着用や咳エチケット等、来館に際しての留意点や、入口での検温をはじめとした同館で行われている新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組が記載されています。

開館日決定のお知らせ(豊島区立トキワ荘マンガミュージアム, 2020/6/18)
https://tokiwasomm.jp/news/2020/06/post-10.php

武蔵野市立吉祥寺図書館(東京都)、同市立吉祥寺美術館との共同企画として子どもたちに手洗い・マスク着用の大切さを伝える動画「どんくまさんからのおねがい」を公開

2020年6月1日、東京都の武蔵野市立吉祥寺図書館は、武蔵野市立吉祥寺美術館とのコラボレーション企画により、動画「どんくまさんからのおねがい」を公開したことを発表しました。

公開された動画は、2020年3月に中止となった吉祥寺図書館の人形劇で出演予定であった「どんくまさん」が手洗いやマスク着用の大切さを子どもたちに伝える内容です。「どんくまさん」は、絵本画家・柿本幸造氏の『どんくまさん』シリーズ(至光社)に由来するキャラクターです。操演は人形操演師の山田はるか氏が担当しています。

動画は2020年5月31日付で、YouTubeの武蔵野市立吉祥寺美術館公式チャンネルに登録された第1弾の動画として公開されています。

吉祥寺図書館 × 吉祥寺美術館 「どんくまさんからのおねがい」動画を配信します!(吉祥寺図書館,2020/6/1)
https://www.musashino.or.jp/kichijoji/news/kichi-movie-donkuma-20200601/

REALM Project、新型コロナウイルスの除染手段としての自然減衰に関する研究文献のシステマティックレビューを公開

2020年6月17日、REALM Projectが、紙・プラスチック・布・金属といった一般的にみられる素材におけるウイルスの減衰、ウイルスの伝染方式、予防・除菌方法の有効性に関する研究文献に重点を置いたシステマティックレビューを公開しました。参照した文献の一覧および減衰の結果と方法に関する文献の一覧もあわせて公開されています。

同プロジェクトでは、引き続き、新型コロナウイルスに関する文献の収集とレビューを行って、その知見を図書館・博物館・文書館のコミュニティと共有していくとしています。

REALM Project: Systematic Literature Review(OCLC WebJunction,2020/6/17)
https://www.webjunction.org/news/webjunction/realm-systematic-lit-review.html

美術館・図書館・文書館・博物館がもたらす経済的価値を試算した報告書が公表される(カナダ)

2020年5月15日、カナダ博物館協会のウェブサイトにおいて、報告書“Value Study of GLAMs in Canada”の公開が発表されています。

本報告書は、カナダ博物館協会とカナダ国立図書館・文書館が主導するオタワ宣言ワーキンググループが英・Oxford Economics社に委託して実施した調査の成果です。定量的・定性的評価手法を組み合わせることにより、複数の観点から、カナダにおける非営利のGLAM(美術館・図書館・文書館・博物館)がもたらす経済的価値を試算しています。

数値化できた全ての価値要素を総計した結果として、2019年時点においてGLAMがもたらす価値を、年間117億カナダドルと見積もっています。年間の運用コストである30億カナダドルと比較すると、費用便益比は3.9となり、このことは、1カナダドルの投資に対し社会が4カナダドル近くの利益を受け取ることを意味し、交通インフラのような他の大規模社会投資と比較しても遜色のないもの、と述べています。

E2267 - 英国図書館が進める音声記録の保存事業

英国図書館(BL)では2015年に,録音資料の保存のために我々に残されているのはあと15年ほどである,という報告がなされた(E1753参照)。それを受けて同館では音声記録の保存プロジェクト“Save our Sounds”を発足し,その一環として,“Unlocking Our Sound Heritage”(UOSH)を2017年から開始した。UOSHの目的は,記録媒体の物理的劣化や旧式化により再生できなくなるおそれがある音声記録50万点を保存することである。BLが地域のハブ機関である国内10機関と連携して希少なコレクションをデジタル化・目録化し,その音源を誰もが自由に聴くことができるウェブサイトを開設する計画である。対象となる音源は録音の歴史が始まった1880年代からの多彩な音声記録であり,媒体はろう管,アナログレコード,オープンリール,カセットテープ等幅広い。なお,この事業は国営宝くじ文化遺産基金(The National Lottery Heritage Fund)からの助成金930万ポンドや,慈善団体や個人からの寄附を受けて運営されている。

一般財団法人地域創造、2019年度「地域の公立文化施設実態調査」報告書を公開:美術館等を対象とした調査を実施

2020年6月3日、一般財団法人地域創造は、2019年度「地域の公立文化施設実態調査」報告書の公開を発表しました。同法人が2014年度に実施した「地域の公立文化施設実態調査」の後継調査にあたるものです。

同調査は、「ホール」「美術館」「練習場・創作工房」(およびそれらの施設を含む「複合施設」)といった公立文化施設の設置状況、運営体制、自主事業やアウトリーチの取り組み、高齢者や障がい者などに向けた事業等を調査対象としています。2019年9月から11月にかけて、全国の地方公共団体を対象に調査票による調査が実施されました。配布数1,790に対して回答数は1,695であり、回収率は91.9%となっています。

「2019年度地域の公立文化施設実態調査」報告書を公開しました(一般財団法人地域創造, 2020/6/3)
https://www.jafra.or.jp/docs/6808.html

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