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米国デジタル公共図書館(DPLA)、ニュージャージー州・デラウェア州のサービスハブ“NJ/DE Digital Collective”からのコンテンツの提供を開始

2021年8月2日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、サービスハブ“NJ/DE Digital Collective”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“NJ/DE Digital Collective”は、ニュージャージー州立図書館(NJSL)とデラウェア州図書館局(DDL)が両州の文化遺産機関のために共同で創設したものです。NJSL・DDLをはじめ、ラトガース大学・デラウェア大学・プリンストン神学校・プリンストン大学といった20超える機関が、今回、“NJ/DE Digital Collective”を通じてDPLAに12万4,000点以上のデータを提供しています。

公開されたものには、ジャージーシティ公共図書館(Jersey City Free Public Library)のオランダ移民に関するコレクション、デラウェア美術館のイラストレータのハワードパイル(Howard Pyle)の手稿コレクション、 NJSLの1944年に同州に被害を与えたハリケーンに関するコレクション、ラトガース大学の1960年代・1970年代のオーラスヒストリーコレクション等が含まれます。

米・ノートルダム大学、同大学の図書館と美術館の所蔵コレクション等を検索できるオンラインプラットフォームを公開

2021年7月21日、米国のノートルダム大学が、同大学の図書館Hesburgh Libraryと美術館Snite Museum of Art等の所蔵コレクションを検索できるオンラインプラットフォーム“Marble”(Museums, Archives, Rare Books and Libraries Exploration)の公開を発表しました。

同プラットフォームでは、Hesburgh Libraryの貴重書コレクションと一般コレクション、Snite Museum of Artと同大学文書館の資料を検索でき、今後も定期的に新たな資料を追加される予定です。アンドリュー・W・メロン財団から3年半の助成を受け、分野横断的なチームにより開発が行われました。

角川武蔵野ミュージアム、マンガ・ラノベ図書館をリニューアル:蔵書を約1万点増、情報発信拠点やイベントスペースとして近隣地域や教育機関・公共施設等とも連携予定

2021年7月8日、株式会社KADOKAWAは、公益財団法人角川文化振興財団が、マンガ・ラノベ図書館のリニューアルセレモニーを行ったことを発表しました。セレモニーについてのお知らせページにリニューアルの概要が説明されています。

リニューアルにあたり、棚の増設や館内装飾を行い、またKADOKAWA以外の出版社の協力を得た結果、蔵書が2020年8月開館時の約2万5,000冊から大幅に増加し、約3万5,000冊となっています。また、エンタメフィクションのアーカイブとして、過去の作品から今後刊行される作品まで収集活動を行うと説明されています。

プロジェクターの設置などによって、単に本が読める施設ではなく、情報発信拠点やイベントスペースとして近隣地域や教育機関・公共施設などとも連携していく予定と案内されおり、その他、庭園を開放し、天気の良い日には庭に出て本を読むことも可能で、ラノベに特化した販売コーナーオープンしています。

【イベント】第7回熊本被災史料レスキューネットワーク講演会 「球磨川水害による被災文化財ー現状と課題ー」(7/31・オンライン)

2021年7月31日、熊本被災史料レスキューネットワーク・熊本県立美術館・熊本史学会主催の第7回熊本被災史料レスキューネットワーク講演会 「球磨川水害による被災文化財ー現状と課題ー」がオンラインで開催されます。

令和2年7月豪雨から1年間の資料レスキュー活動や被災文化財の現況などを伝えることで、今一度、被災地と文化財について考える機会となることを意図して開催されます。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

内容は以下の通りです。

・報告
川路祥隆氏(熊本県文化課)
令和2年7月豪雨による熊本県の文化財被災と文化財レスキュー事業―球磨川流域の活動を事例に―

有木芳隆氏・萬納恵介氏(熊本県立美術館)
球磨川流域の仏神像の被災について 

・総合討論

MOA美術館(静岡県)、同館駐車場を土石流の救助活動の対策拠点として提供するため臨時休館

静岡県のMOA美術館が、警察・消防・自衛隊の要請を受け、熱海市発生した土石流の救助活動の対策拠点として同館駐車時用を提供するため、2021年7月4日から7月8日まで臨時休館すると発表しています。

@moa_museum(Twitter,2021/7/4)
https://twitter.com/moa_museum/status/1411613097677053953

臨時休館のお知らせ(MOA美術館)
http://www.moaart.or.jp/rinnji/

武蔵野美術大学美術館・図書館、杉浦康平デザインアーカイブ特設サイト「デザイン・コスモス」を公開

2021年6月30日、武蔵野美術大学美術館・図書館が、杉浦康平デザインアーカイブ特設サイト「デザイン・コスモス」を公開したと発表しました。

「杉浦康平デザインアーカイブ」は、グラフィックデザイナーの杉浦康平氏が手掛けた作品や同氏の旧蔵書で構成され、2009年に同館へ寄贈されました。今回公開されたウェブサイト「デザイン・コスモス」は、同氏が監修・構成・セレクションを行った「ヴィジュアル作品集」であり、公開時点ではブックデザイン作品186点のほか、デザイン手法、一部作品の解説動画が掲載されています。

発表の中では、今後も雑誌デザインやポスター作品等を随時追加する計画であると述べられています。

杉浦康平デザインアーカイブ特設サイト「デザイン・コスモス」を公開しました(武蔵野美術大学美術館・図書館, 2021/6/30)
https://mauml.musabi.ac.jp/news/20159/

CA1998 - 令和元年東日本台風による川崎市市民ミュージアムの被災と新しい「あり方」の検討 / 白井豊一

PDFファイル

カレントアウェアネス
No.348 2021年06月20日

 

CA1998

 

令和元年東日本台風による川崎市市民ミュージアムの被災と新しい「あり方」の検討

川崎市市民文化局市民文化振興室:白井豊一(しらいとよかず)

 

みずほリサーチ&テクノロジーズ、文化庁委託事業として実施した「博物館の機能強化に関する調査」の事業実績報告書を公開

みずほリサーチ&テクノロジーズは、令和2年度「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」における「博物館の機能強化に関する調査」の事業実績報告書(2021年3月付け)を公開しています。同調査事業は、令和2年度文化庁委託事業として実施されました。

同調査においては、アフターコロナにおける博物館の機能強化の方向性を模索する必要が生じていることを背景として、日本全国の博物館を対象としたWebアンケート調査や、海外博物館の事例調査が行われました。報告書の主な章立ては次のとおりです。

・第1章 調査の概要
・第2章 新型コロナウイルス感染症に関する全国の博物館の対応と経営状況
・第3章 有識者ヒアリング
・第4章 海外の博物館における新型コロナウイルスの影響と海外事例調査
・第5章 アフターコロナの博物館の機能強化に向けて

E2398 - 日本初のジャパンサーチ・タウンをオンラインで開催<報告>

地域課題解決のために市民がITを活用して,社会課題を解決するシビックテックが日本でも盛んになりつつある。オープンデータを用いた地域課題解決コンテストであるアーバンデータチャレンジ(UDC)の地域拠点の1つUDC京都府ブロックと,市民のIT技術を使って地域を元気にする活動をしているCode for 山城は,このシビックテック活動を京都にて展開している。2019年には,国立国会図書館(NDL)との共催で,地方公共団体のオープンデータや,NDLなどが公開する国内の美術館・図書館・公文書館・博物館(GLAM)分野のデータを用いたアイデアソン,ハッカソンを,けいはんな学研都市に所在するNDL関西館を会場として行った(UDC京都2019;E2235参照)。

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、教員のためのコンテンツを提供するウェブサイト“Museums for Digital Learning”を公開

2021年6月9日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、幼稚園から高等学校(K-12)の教員のためのコンテンツを提供するウェブサイト“Museums for Digital Learning”を公開したと発表しました。

IMLSが米・インディアナポリス美術館及び米・フィールド自然史博物館らと連携し2018年から実施している、多様な博物館が参加し、コレクションを用いたK-12の学校の教員向けの教育資源を開発・共有することを目的とした“Museums for Digital Learning”事業により作成されたプラットフォームです。

発表の中では、K-12の学校の教員と協力してあらゆる博物館にとって入力・追加しやすいテンプレートを作成したことや、29の教育資源を公開しており主題や学年で検索が可能なこと、23館の博物館が参加を表明していること等が述べられています。

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