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【イベント】KeMCo国際シンポジウム「本景 — 書物文化がつくりだす連想の風景」(5/29・オンライン)

2021年5月29日、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)の主催により、国際シンポジウム「本景 — 書物文化がつくりだす連想の風景」がオンラインで開催されます。

書物が生み出す文化的風景や新たな視点の提供について、多角的な検討が行われます。同シンポジウムは、日本語・英語のバイリンガルで開催され、翻訳を字幕で提供するとあります。

参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。

当日の主な内容は以下の通りです。

●第1部:未来の「本景」-方法論と文脈における新たな試み
・書物コレクション・アーカイブのキュレーションと物質文化研究-方法論的挑戦の探求
クリスチャン・イエンセン氏(大英図書館前収書・司書部長)

・躍動するアーカイブとしての書物:古書への新たな科学的アプローチ
アレクサンドラ・ギレスピー氏(トロント大学副学長)

・KeMCoにおける書物の風景-書物のマテリアリティとミュージアム
松田隆美氏(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 機構長/慶應義塾大学文学部教授)

『メタデータ評論』が創刊

2021年5月1日付で『メタデータ評論』の第1号が刊行されました。

「創刊の辞」によると、同誌は、「著者と読者を仲立ちする目録・分類・索引・メタデータをめぐる議論と情報交換の場」と銘打ち、図書館分野に限らず、類縁機関(文書館・博物館・美術館等)、出版社、書店、デジタルアーカイブなどの情報も含めた広範囲の情報資源組織化(目録・分類・索引・メタデータ)を対象範囲とする「総合雑誌」と位置付けられています。

メタデータ評論 第1号(創刊号)
http://techser.info/

参考:
『資料組織化研究-e』が終刊
Posted 2019年11月12日
https://current.ndl.go.jp/node/39495

慶應義塾ミュージアム・コモンズ、慶應義塾の文化コレクションを発信するポータルサイト“Keio Object Hub”を公開

2021年4月14日、「コモンズ」として機能する大学ミュージアムである慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)が、慶應義塾の文化コレクションを発信するポータルサイト“Keio Object Hub”を公開しました。

同ポータルサイトは、学内の図書館、研究所、学部、一貫教育学校等で収蔵・活用されてきた文化財コレクションについて、データベースを連携させ、展覧会等の学内の文化関連活動と結びつけ、慶應義塾のアートとカルチャーを一望できるものとされています。

発表によると、画像やメタデータはIIIFに対応しており、公開時点では約1万1,500件の文化財情報が掲載されています。今後もコレクションを追加するほか、Linked Open Dataへの対応やジャパンサーチとの連携も計画しているとあります。

慶應義塾のアート&カルチャーを発信するポータルサイト「Keio Object Hub」(v1.0)公開(慶應義塾, 2021/4/14)
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2021/4/14/28-79381/

文化庁、ウィズコロナにおける持続的な国際交流モデルの構築を目的とした博物館等の国際交流の促進事業の実施を発表

2021年4月14日、文化庁が、博物館等の国際交流の促進事業の実施を発表しています。

同庁では、ICOM京都大会2019を契機に国際交流を促進してきたものの、コロナ禍の影響を受けているとのことです。しかし、「新たな日常」に対応した収益力の強化や、日本文化の発信機能の強化が重要であることから、海外の博物館等と連携して、ウィズコロナにおける持続的な国際交流モデルを構築することを目的に同事業は実施されます。

同事業の概要資料には、デジタルアーカイブを活用したオンライン展示会等が事業内容として書かれています。

5月中旬に予定されている公募開始に先立ち、4月19日から4月23日まで事前相談が行われます。

新着情報一覧(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/whats_new.html
※2021年4月14日欄に「博物館等の国際交流の促進事業」とあります。

東京都歴史文化財団、6つの都立ミュージアムの収蔵資料・作品を横断検索できるTokyo Museum Collectionを公開

2021年3月30日、東京都歴史文化財団が、Tokyo Museum Collectionを公開しました。

6つの都立ミュージアム(江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館、江戸東京たてもの園)が収蔵する資料・作品を、横断的に検索できるデータベースです。

検索対象となる資料・作品は計40万点以上で、公開されている収蔵資料・作品情報(但し、画像は除く)は個別に記載がないかぎり、オープンデータとして利用することができます。

最新トピックス(東京都歴史文化財団)
https://www.rekibun.or.jp/topics/
※2021.03.30欄に「東京都立博物館・美術館収蔵品検索ウェブサイト「Tokyo Museum Collection」を公開しました!」とあります。

県立長野図書館のOPACから長野県立美術館「アートライブラリー」所蔵資料の検索が可能に

県立長野図書館が、2021年4月9日から、同館OPACを通じて、長野県立美術館「アートライブラリー」の所蔵資料の検索が可能になると発表しています。

「アートライブラリー」は、4月10日に開館する長野県立美術館において、新たに設置される美術に関する専門図書館です。

2019年7月23日に締結された、長野県文化振興事業団信濃美術館(当時)と県立長野図書館の連携協定における主な事項のうち「蔵書管理の統一化に関すること」に基づき、同ライブラリーに備えられている展覧会カタログ、雑誌・新聞等に関する情報を、県立長野図書館の業務システムに統合し、検索できるようにしたものです。

検索結果画面において、「所蔵館」が「県立美術館」となっている資料が、アートライブラリーに所蔵されている資料です。

川崎市市民ミュージアム、冊子『2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集』を公開

2021年3月31日、川崎市市民ミュージアムが、冊子『2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集』の公開を発表しました。

同館の収蔵品レスキュー活動について発信するプロジェクト『川崎市市民ミュージアム被災収蔵品レスキューの記録』の一環として制作されたものであり、レスキュー関係者による寄稿を中心に、被災後の活動がまとめられています。

「2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集」を公開しました(川崎市市民ミュージアム, 2021/3/31)
https://www.kawasaki-museum.jp/news/23339/

2020年度 川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキューの記録集(川崎市市民ミュージアム)
https://www.kawasaki-museum.jp/rescue/booklet/

フランス・ルーブル美術館、同館コレクションのオンラインデータベースを公開

2021年3月26日、フランスのルーブル美術館が、同館コレクションのオンラインデータベース“collections.louvre.fr”の公開を発表しました。

館内に展示中のものやフランスの他の機関へ長期貸出中のもの等も含め、同館の所蔵品の約75%に当たる、48万2,000件以上のデータが提供されています。各所蔵品はタイトル、制作日・場所、来歴を始めとしたデータが付与され、多くは画像も公開されています。

検索窓の他、絵画や彫刻といったカテゴリーごとの一覧、テーマでまとめられたアルバム、同館内の地図を用いて、検索・アクセスが可能です。

プレスリリースでは、オープンデータを推進するフランスの省庁横断組織“Etalab”によるオープンデータライセンス“Licence Ouverte”を採用していること、データベースは随時更新を行い、研究成果も反映すること等が述べられています。

大阪市立東洋陶磁美術館、ウェブサイト「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」を公開

2021年3月26日、大阪市立東洋陶磁美術館が、ウェブサイト「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」を公開したと発表しています。

同ウェブサイトには、同館所蔵の、国宝2件・重要文化財13件を含む23件の作品画像が搭載されており、「利用規約」にのっとることで、同当館への申請なく、自由にダウンロード、複製、再配布することが可能です。

利用規約によると、所蔵者名・撮影者名の表記や、編集・加工の表記等が必要で、また、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示4.0国際、と互換性があり、同利用規約が適用されるコンテンツはCC BYに従うことでも利用できるとしています。

「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」サイト公開のお知らせ(大阪市立東洋陶磁美術館,2021/3/26)
https://www.moco.or.jp/whatsnew/newarrival/2406/

国文学研究資料館、3月26日から「新日本古典籍総合データベース」で米・フリーア美術館の「プルヴェラー・コレクション」を公開:記念オンラインイベント等も実施

2021年3月22日、国文学研究資料館が、米国の国立アジア美術館と合意を締結し、フリーア美術館所蔵「プルヴェラー・コレクション」を「新日本古典籍総合データベース」上で提供することを発表しました。

「プルヴェラー・コレクション」は、日本の江戸時代以降から近現代までの「絵本」(絵が多く入っている書物一般)のコレクションです。3月26日に12点が先行提供され、今後計900点の画像が公開されます。また、先行提供にあわせて、日本古典籍の知的資源としての豊かさ・魅力への理解を深めるため、両館で作成した一般向けの動画5本、子ども向けの動画1本を、両館の公式YouTubeで公開すると述べられています。

加えて、同プロジェクトの開始を記念し、3月27日に日本と米国を結んでのオンラインイベント「プルヴェラー・コレクションの扉を開く ― フリーア美術館×国文研」が開催されます。

お知らせ(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/news/
※2021年3月22日付で、「「新日本古典籍総合データベース」でフリーア美術館所蔵「プルヴェラー・コレクション」の画像を公開開始」とあります。

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