DPLA(米国デジタル公共図書館)

米・LYRASIS、米国デジタル公共図書館(DPLA)と連携し、公共図書館からのデジタルコンテンツへの公平なアクセスを支援する“The Palace Project”を実施すると発表

2021年6月28日、米・LYRASISが“The Palace Project”を実施すると発表しました。

LYRASISがナイト財団(John S. and James L. Knight Foundation)から受けた500万ドルの助成をもとにDPLAと連携して行われます。電子書籍・オーディオブックといったデジタルメディアを提供するための安定した一連のコンテンツ・サービス・ツールを開発し規模を拡大することで、公共図書館やその利用者に利益をもたらすことを目的としたものです。

また、同プロジェクトの使命として、デジタル知識への公平なアクセスを提供し、図書館と利用者の直接的な関係を強化し、図書館が全ての主要な電子コンテンツプロバイダーからのコンテンツを提供して利用者のプライバシーを保護することで、公共図書館の使命を支援することを掲げています。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、無料電子書籍コレクション“Open Bookshelf”のタイトル選定を行う取組“Curation Corps”への参加を呼びかけ

2021年6月24日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、DPLAの無料電子書籍コレクション“Open Bookshelf”のタイトル選定を行う取組“Curation Corps”への参加を図書館関係者や学生に呼びかけています。

電子書籍へのアクセス拡大を目指す全米規模の取組で、参加者は、電子コンテンツの評価・選定、“Open Bookshelf”の開発への助言、“Open Bookshelf”に搭載するオープンアクセスの電子書籍タイトルを特定するためのDPLAの蔵書構築選定プロセスへの支援を行うとしています。月15時間から25時間の貢献が求められており、蔵書構築、目録、レコードマネジメント等の知識が必要であるとしているほか、人種に関する蔵書構築や、アフリカ系・ラテン系の米国人、先住民、アジア系米国人コミュニティに関する蔵書構築の経験がある参加者をDPLAでは特に求めているとしています。

参加者には四半期ごとに謝礼金が支払われます。

募集期間は8月2日までです。

Internet Archive(IA)、公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”が米国デジタル公共図書館(DPLA)に参加すると発表

2021年6月22日、Internet Archive(IA)は、IAが実施している公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”が、米国デジタル公共図書館(DPLA)に参加すると発表しています。

IAは2015年からDPLAのコンテンツプロバイダーとして参加していますが、今回の“Community Webs”の参加により、同プログラムで収集・公開してるウェブアーカイブコレクションのメタデータがDPLAに取り込まれます。

Community Webs joins the Digital Public Library of America(Internet Archive Blogs,2021/6/22)
http://blog.archive.org/2021/06/22/community-webs-joins-the-digital-public-library-of-america/

米国デジタル公共図書館(DPLA)、太平洋岸北西部(ワシントン州・オレゴン州)のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2021年5月25日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、新たなサービス・ハブ(複数機関のデータを集約する連携先)である“Northwest Digital Heritage”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“Northwest Digital Heritage”は、太平洋岸北西部の図書館や文化遺産機関にサービスを提供するための、ワシントン州立図書館・オレゴン州立図書館・オレゴン遺産委員会による連携組織です。

今回、マルトノマ郡図書館・オレゴン歴史協会・日系アメリカ人の歴史に関するポータルサイトDensho ・シアトル公共図書館・スポーケン公共図書館・ ヤキマバレー図書館・オレゴン州立図書館・ワシントン州立図書館といった70以上の機関の8万点以上のコンテンツが“Northwest Digital Heritage”を通じてDPLAに提供されました。これらコンテンツには、太平洋岸北西部におけるアジア系アメリカ人・先住民・アフリカ系アメリカ人の体験を記録したものが含まれています。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、Amazon Publishingとの契約締結を発表:同社の電子書籍・オーディオブックが図書館で提供可能に

2021年5月18日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、Amazon Publishingとの契約締結を発表しました。図書館のための電子書籍市場“DPLA Exchange”を通じて、Amazon Publishingの電子書籍・オーディオブック(約1万点)全てを図書館で提供可能とする契約です。

Amazon Publishingのタイトルが図書館向けに提供されるのは、今回が初めてです。2021年夏に4種類のライセンスモデルの下で提供が開始され、2021年末には全タイトルの提供が行われる予定です。図書館利用者は、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が開発に携わった電子書籍アプリ“SimplyE”を通じ、Amazon Publishingのタイトルにアクセスできるようになります。

図書館向けの電子書籍貸出モデルに関し、より多くの選択肢・柔軟性の確保のためにDPLAは複数の出版社と協力しており、Amazon Publishingもその中の一社です。DPLAの発表では、協力関係にある他の出版社と同様に、Amazon側では利用者データを受け取らない仕組みになっていると述べています。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、図書館を対象とした電子書籍作成サービスの提供開始

2021年2月11日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、図書館を対象とした電子書籍作成サービスの提供開始を発表しました。

Digital Divide Data社と連携して提供するもので、パブリックドメイン、もしくは、著作権を保持する冊子体資料を用いて、図書館が、EPUB形式の電子書籍を簡単かつ安価に作成できるサービスです。同サービスは、昨年末にメリーランド州・セントメアリーズ郡図書館において開始していました。

これにより、図書館は、地域資料等多様なコンテンツをコレクションに統合し、電子書籍アプリSimplyEを通じて図書館の利用者に提供するとともに、DPLAの無料電子書籍コレクションOpen Bookshelfを通じて一般にも公開することができるとしています。

DPLA now offering ebook creation service(DPLA,2021/2/11)
https://dp.la/news/dpla-now-offering-ebook-creation-service

米国デジタル公共図書館(DPLA)、図書館のための電子書籍市場“DPLA Exchange”をリニューアル:オーディオブックの提供も開始

2021年1月26日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、図書館のための電子書籍市場“DPLA Exchange”をリニューアルしたと発表しています。

“DPLA Exchange”は図書館のための安価な電子書籍市場で、3つ(同時接続数10で40回貸出、同時接続数1で無制限、同時接続数5で4分の1の価格)のライセンスの方式が用意されています。

2021年初めからはオーディオブック(2万5,000点)の提供も開始されました。現在、1,000以上の出版社からの50万点以上の電子書籍やオーディオブックが搭載されています。また無料電子書籍コレクション1万点を搭載するDPLAの“Open Bookshelf”ともシームレスな統合を行っていると説明されています。

米・ボストン公共図書館(BPL)、歴史的写真の画像データ8,000件以上をWikipediaで利用可能に

2021年1月14日、米国のボストン公共図書館(BPL)は、1月15日にWikipediaが20周年を迎えることを記念し、米国デジタル公共図書館(DPLA)と連携して、BPLのアーカイブコレクションの中から8,000件以上の歴史的写真の画像データをWikimedia Commonsに提供したことを発表しました。

今回のデータ提供は、DPLAによる、図書館や博物館が持つ歴史的資料へのアクセスを向上する取組の一環として実施されました。野球チームのボストン・レッドソックスの初期の写真、1800年代後半の米国西部で行われた調査において撮影された先住民族の写真等が含まれています。

また、発表の中で、年間を通じて数千件の地図・写真・手稿等の画像をWikimedia Commonsに追加で提供する予定であると述べられています。

Boston Public Library makes historical images available for use in Wikipedia(BPL, 2021/1/14)
https://www.bpl.org/news/bpl-dpla-wikipedia/

デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP 2020”の優勝者及び各賞受賞者が発表される

Europeana Proのウェブサイト上に、2020年12月14日付けで記事“Looking back on GIF IT UP 2020”が掲載されています。デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際コンペティション“GIF IT UP 2020”の成果を振り返る内容であり、受賞者及び受賞作品の一覧が“GIF IT UP”のウェブサイト上で公開されたことを紹介しています。

“GIF IT UP”7回目の開催となる2020年は、従来のEuropeana、DPLA、ニュージーランド国立図書館のDigitalNZ、オーストラリア国立図書館のTroveに加えて、日本のジャパンサーチ、インド・コルカタのDAG Museumsもコンテンツ・パートナーとして協力しました。

“GIF IT UP 2020”の各賞のうち、“GIPHY Backdrop Category”では、ジャパンサーチと連携している「東京富士美術館収蔵品データベース」収録資料を用いた作品が受賞しています。

デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”が開催中:2020年はジャパンサーチも協力

Europeanaの2020年9月30日付けのブログ記事で、GIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”の開催と、2020年10月1日から31日にかけて作品の投稿を受け付けていることが紹介されています。

“GIF IT UP”は、コンテンツ・パートナーから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使用して作成したGIFアニメのコンペティションです。応募作品の中から、優勝、次点(3作品)、people's choice賞等が選ばれ、賞品が授与されます。

7回目の開催となる2020年は、従来のEuropeana、DPLA、ニュージーランド国立図書館のDigitalNZ、オーストラリア国立図書館のTroveに加えて、日本のジャパンサーチ、インド・コルカタのDAG Museumsもコンテンツ・パートナーとして協力しています。

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