図書館建築

和歌山市民図書館の新館が2020年6月5日に開館

和歌山市民図書館の2020年6月1日付のお知らせとして、商業施設「キーノ和歌山」内の同館新館が、商業施設のグランドオープンと同日の2020年6月5日に開館することが発表されています。

新和歌山市民図書館は新型コロナウイルス感染症対策として一部のサービスに限定して運営していましたが、感染拡大防止の対策が講じられ、6月5日の開館により、全フロアの利用が可能になります。

新和歌山市民図書館は年中無休で午前9時から午後9時まで開館します。図書の貸出・返却等のサービスの他、館内Wi-Fiの利用や館内iPadでの図書検索等が可能です。また、4階こどもとしょかん内のプレイスペースや屋上芝生広場や、1階に併設されたスターバックス、蔦屋書店を利用することもできます。

お知らせ(和歌山市民図書館)
https://wakayama.civic-library.jp/info_list
※2020年6月1日付けのお知らせに「新和歌山市民図書館の開館について」とあります。

大阪市淀川区、「交流型ワイガヤ図書館」を含む「もと淀川区役所跡地等活用事業」の事業予定者が決定したと発表

2020年6月3日、大阪市淀川区が「もと淀川区役所跡地等活用事業」の事業予定者が決定したと発表しました。2025年6月供用開始予定です。

隣接民有地を活用した、まちの新たなランドマークとなる複合施設が提案されており、複合施設の中には「交流型ワイガヤ図書館」という図書館が整備されます。図書館周辺の空間は、図書館運営へのプラス効果が期待され、区政の推進にも寄与し、図書館との親和性もある施設計画となっていると説明されています。

事業予定者の計画提案書によれば、「交流型ワイガヤ図書館」とは、複合施設内の市立図書館と、隣接して設置する地域住民のコミュニケーションスペース「みんなで育てるライブラリー」を、有機的に連携させて運営するものです。「みんなで育てるライブラリー」は、同施設内に誘致する医療・スポーツ系の専門学校を経営する学校法人が所有・運営することで同活動を地域に根ざした持続的な活動とするとしています。また、市立図書館の上階には学童・保育施設が配置され、図書館の利用を促進するとしています。

徳山駅前賑わい交流施設(周南市立徳山駅前図書館(山口県))を含む徳山駅周辺整備事業が令和元年度全建賞【都市部門】を受賞

2020年5月28日、一般社団法人全日本建設技術協会が、令和元年度全建賞の受賞の決定を発表しました。

【都市部門】には、周南市(山口県)による「徳山駅周辺整備事業(徳山駅前賑わい交流施設・徳山駅北口駅前広場)」が選ばれています。

令和元年度 全建賞(全日本建設技術協会)
https://www.zenken.com/hypusyou/zenkensyou/r01/r01_zk_midasi.htm#itiran
※「令和元年度全建賞につきまして、5月28日授賞が決定しましたのでお知らせします」とあります。

徳山駅前図書館・北口広場 全建賞 (47NEWS(山口新聞),2020/6/2)
https://www.47news.jp/localnews/4871091.html

E2258 - 山形県立図書館のリニューアルについて

2020年2月1日,山形県立図書館がリニューアルオープンした。現在の遊学館に移転した1990年から四半世紀が経過し,開館当時と求められる役割や活用状況が変化したことに加えて,一部施設・設備の老朽化が見受けられたことから,県立図書館のさらなる活性化に向け改修することを決定し2016年3月にその指針となる「山形県立図書館活性化基本計画」を策定した。翌2017年12月には工事概要を公表し,「県民が集い・学ぶ 本のまち」を基本コンセプトに,2018年8月に改修工事は始まった。

広島県教育委員会、「学校図書館リニューアルの手引」を公開

2020年5月15日、広島県教育委員会が、「学校図書館リニューアルの手引」を公開しています。

新着更新情報(広島県)
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/list1-2.html
※「学校図書館リニューアルの手引 2020年5月15日」とあります。

No.18 地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能

 本調査研究では、「地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能」をテーマとして取り上げました。

 近年、まちづくりや地域コミュニティの形成・再生等を目的の一つとして、図書館が新設・更新されることが多く、これらの図書館は、多くの人を集める魅力的な存在として注目されています。本調査研究では、それぞれに特色を有する公立図書館5 館を取り上げ、その施設が地域の拠点として実際にどのように機能しているかを調査分析しました。

 具体的には、気仙沼図書館(宮城県)、大和市立図書館(神奈川県)、田原市中央図書館(愛知県)、瀬戸内市民図書館(岡山県)、伊万里市民図書館(佐賀県)を対象館とした事例調査と、図書館施設についての文献調査を実施しました。事例調査では、実地調査や関係者へのインタビュー等により、施設面の特徴や、その施設が地域の拠点形成の面でどのように機能しているかを分析しました。文献調査では、建築分野における図書館研究の動向、図書館建築に関する先行研究、近年新築又は改築を行った国内公共図書館の情報等を整理しました。

 この調査研究の報告書が、今後図書館の新設・更新を予定している地方公共団体や図書館等における検討に資するとともに、図書館が展開する多様なサービスを支える「器」である図書館施設への知見を深める一助となることを願っています。

E2257 - 「国立国会図書館関西館書庫棟」の竣工

国立国会図書館は,納本制度に基づき,国内で刊行された出版物を網羅的に収集しており,収集した資料は,東京本館(1,200万冊収蔵可能),関西館本館(600万冊収蔵可能),国際子ども図書館(105万冊収蔵可能)の3施設に分散して保存している。所蔵資料の増加に対応した書庫の確保は,国立国会図書館の重要な課題となっているが,2002年の関西館開館から18年が経過し,東京本館,関西館ともに書庫の収蔵能力が限界に近づいてきたため,関西館第2期施設整備事業として,「関西館書庫棟」(以下「書庫棟」)を関西館本館(以下「本館」)の南側敷地に建設し,2020年2月に竣工した。

ドイツ図書館協会(DBV)、小規模自治体図書館の「サードプレイス」化を支援する資金援助プログラムを実施

2020年4月20日、ドイツ図書館協会(DBV)は、人口2万人以下の小規模自治体の図書館を対象とした資金援助プログラム「全ての人のための場所(Vor Ort für alle)」の実施を発表しました。

公共図書館は、資料の貸出だけでなく、学習スペース・カフェ・メイカースペース・共同作業スペース・イベント会場などの提供を通して、デジタル化の進む社会における住民への文化的資源の供給を保証する重要な機能を担っています。“Vor Ort für alle”は、小規模館や地方の図書館をこのような機能を果たす「サードプレイス」へ変容させるための資金援助プログラムで、デジタル機器の設置や現代的な図書館の取り組みの実施等への支援が行われます。人口2万人以下の自治体の図書館はDBVへ最大2万5,000ユーロの支援を申請することができます。また、DBVに加盟していない図書館も申請することができます。

同プログラムは、ドイツ連邦議会の決議に基づき、文化・メディア庁(Beauftragten der Bundesregierung für Kultur und Medien : BKM)による「農村地域の文化(Kultur in ländlichen Räumen)」プログラムの一部として実施されます。

国際図書館連盟(IFLA)、“Public Library of the Year Award 2020”の中止を発表

2020年4月20日、国際図書館連盟(IFLA)の図書館建物および設備分科会 (Library Buildings and Equipments)が、2020年世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の中止をうけて、“Public Library of the Year Award 2020”も中止すると発表しました。

そのかわり、今年の応募資格者にも次年度の“Public Library of the Year Award 2021”の応募資格を与えるとしています。

Public Library of the Year Award 2020 cancelled - but some good news too!(IFLA, 2020/4/20)
https://www.ifla.org/node/93022

宇部市(山口県)、「UBE読書のまちづくりビジョン」を策定

2020年4月16日、山口県の宇部市が「UBE読書のまちづくりビジョン」の策定を発表しました。

2021年の宇部市制施行100周年、宇部市立図書館開館30周年に向けて、全市的に読書のまちづくりを進めるため、図書館を中心に、市民、学校、地域、事業者、関係団体などから幅広く意見を聞くとともに、意見交換をするための「UBE読書のまちづくりネットワーク会議」を結成し、ワークショップ形式で意見を取りまとめ、2020年3月に策定したものです。

基本コンセプトは、「人づくり」「まちづくり」「ネットワークづくり」「図書館の全面リニューアル」の4つを柱としており、「本を通じて「ひと」と「まち」が繋がり、ともに成長する読書のまち宇部」を目指すとしています。

そのうち図書館全面リニューアルに関するコンセプトとしては以下の5点を挙げています。

1 ICT、AIを活用したハイブリッド図書館
2「サードプレイス」として市民の誰もが気軽に利用・交流できる図書館
3 カフェやスイーツも楽しめる「憩い」の場としての図書館
4 情報発信・情報交流の場としての図書館
5 赤レンガ、彫刻等、宇部の歴史・文化を伝承し、永く愛される図書館

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