ミャンマー

ミャンマー情報省、ドーキンチー財団から移動図書館事業を引き継ぐ

2019年9月25日、ミャンマーで、同国の移動図書館事業を行ってきたドーキンチー財団から同国情報省へ移動図書館車等を引き渡す式典が行われました。

ドーキンチー財団は、式典にも出席した国家顧問兼外相のアウンサンスーチー氏が会長を務める財団で、日本、台湾及び他の国々からも支援を受け、移動図書館事業を行ってきました。事業の発展に伴い財団単独での実施がかなわなくなり、国家事業とされることになったとあります。このたび同財団からは、17台の移動図書館車、11万冊の図書のほか、備品やスタッフが、情報省に引き継がれました。

NEWS(Ministry Of Information)
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news&page=6
※2019年9月26日付けで“Daw Khin Kyi Foundation hands over mobile libraries, equipment, publications to MoI”とあります。

国内の研究成果を公開するMyanmar Education Research and Learning Portalプロジェクトの立ち上げが発表される(ミャンマー)

途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFLの2019年5月31日付のブログが、ミャンマーにおいて、Myanmar Education Research and Learning Portal(MERAL)プロジェクトの立ち上げが発表されたと紹介しています。

同国教育省の高等教育部門及び国家教育政策機関(NEPC)による事業で、5月24日と25日に実施された“Myanmar Universities’Research Conference 2019”の開会式で発表されました。

MERALプロジェクトは、同国内の大学による雑誌論文・博士論文・会議録といった研究成果を収集・保存・共有するための国家ポータルを創設するプロジェクトで、同国の学術機関のリポジトリをホスティングするともに、各機関のリポジトリ搭載のコンテンツを検索・閲覧できるようにするものです。EIFLがプロジェクトの運営を、国立情報学研究所(NII)が次世代リポジトリソフトウェア「WEKO3」を用いてリポジトリの構築支援を行います。

EIFL、Taylor & Francis社とオープンアクセス出版に関する契約の更新に合意:開発途上国の研究者のAPCの減額・無料化

2018年8月22日、開発途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているElectronic Information for Libraries(EIFL)が、Taylor & Francis社とオープンアクセス(OA)出版に関する契約の更新に合意したと発表しました。

開発途上国の研究者が、APC(論文処理費用)の大幅な減額もしくは無料で、同社及びCognet OA社の170を超えるOAジャーナルで公表できる内容で、新たな契約期間は2020年までです。

対象となる国はEIFLとの提携国で、以下の37か国です。

アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニアヘルツェゴビナ、ボツアナ、カンボジア、コンゴ、エストニア、エチオピア、フィジー、ジョージア、ガーナ、コートジボアール、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、ラトビア、レソト、リトアニア、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ミャンマー、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア、ジンバブエ

アジア財団とミャンマー図書館協会(MLA)が連携して実施する、人身売買の危険性への意識を高めるプロジェクト(記事紹介)

アジア財団(Asia Foundation)が、2018年3月29日にウェブサイトで公開した記事で、若者の人身売買の危険性への意識を高めるために、ミャンマー図書館協会(MLA)と連携して2016年から行なっているパイロットプロジェクトを紹介しています。

ミャンマーでは人身売買の多発が問題となっており、若者に対して知識と技能を提供することでその危険性を減らすとともに、労働のために移住するにあたっては、情報に基づいた意志決定ができるよう支援することが目的とのことです。

プログラム開始後、国内10の町の39の図書館で、「人身売買と危険な移住」「自己啓発」をテーマとしたカリキュラムが実施され、その後、情報教育省傘下の情報広報局及び地域の図書館を通じてこの事業を拡大させ、2017年末時点で500人の若者が同プログラムに参加したことが紹介されています。

CA1919 - ミャンマーにおける図書館文化財の保護活動 / 井手亜里

 2015年度から2017年度にかけて、京都大学大学院工学研究科井手研究室により、文化庁の委託事業「ミャンマー連邦共和国の文化遺産のデジタル保存に関する拠点交流事業」が実施された。本事業は京都大学が開発した文化財イメージング技術(1)(2)を活用し、ミャンマーの文化遺産の保存、活用のための共同研究と人材育成を目的としている。

E1949 - 東南・南アジアにおけるOAの現状:Asia OAの報告書から

2017年6月,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の地域コミュニティであるAsia OA(E1898参照)が,近年,多数の学術成果を生み出しているアジア地域のオープンアクセス(OA)の現状を把握することを目的に行った調査の報告書“Asia Open Access Regional Survey”を公開した。

ミャンマー情報省、首都・ネーピードー(ネピドー)に、コミュニティーセンターと移動図書館車を設置:今後5年以内に26の町に設置予定

2017年6月29日、ミャンマーの情報省が、首都・ネーピードー(ネピドー)に、コミュニティーセンターと移動図書館車を設置したと発表しています。

情報省とドーキンチー財団が連携して設置したもので、移動図書館車は、市民との交流や、街の図書館の利用が容易ではない村・学校等に図書を届けることを目的としています。また、コミュニティーセンターは、コミュニティーの課題を市民が集まって話し合う場であると説明されています。

国内5か所目の設置で、情報省とドーキンチー財団は、5年以内に、14の州と地方域の26の町に、コミュニティーセンターと移動図書館車を設置する覚書を締結したと紹介されています。

Community centre, mobile library opened in Nay Pyi Taw(Ministry of Information,2017/6/29)
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/29/06/2017/id-10990

マンダレー大学とヤンゴン大学、オープンアクセスの機関リポジトリを開設(ミャンマー)

2017年5月12日付のEIFLのブログ記事によると、ミャンマーのマンダレー大学とヤンゴン大学がオープンアクセスの機関リポジトリを開設しました。

これらのリポジトリは、途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)のEIFL eLibrary Myanmarプロジェクトを通してEIFLの支援のもと開設され、査読誌の雑誌記事や研究論文などが収録されています。

開設時、マンダレー大学の機関リポジトリ“University of Mandalay Open Access Repository(UMOAR)”には、163の著者による134の出版物、ヤンゴン大学の機関リポジトリ“University of Yangon Repository(UYR)”には、物理学や化学関係の著者を中心に、342の著者による144の出版物が収録されています。

ミャンマーで大学図書館コンソーシアムが結成される

途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)が、同団体のウェブサイトで、ミャンマーにおいて、大学図書館のコンソーシアム“Myanmar Academic Library Consortium” (MALC)が結成されたことを紹介しています。

2016年8月にEIFLが開催したワークショップ“How to manage a successful library consortium”において、9つの大学図書館が覚書を締結し、結成されたもので、コレクション・専門知識・プログラムの共有により、教育・学習・研究を促進する、豊かで支援的で多様な学習環境を、協同で作成し維持する事を目的にしてます。

The Myanmar Academic Library Consortium is born(EIFL,2016/12/13)
http://www.eifl.net/news/myanmar-academic-library-consortium-born

参考:
ミャンマーの大学図書館に、電子情報資源を提供する“e-Library Myanmar Project”(記事紹介)
Posted 2016年7月25日

住友商事株式会社、ミャンマーのドーキンチー財団に移動図書館車3台を寄贈

2016年9月14日、住友商事株式会社は、6月にミャンマーのドーキンチー財団に移動図書館車3台を寄贈したことを発表しました。

ドーキンチー財団は、ミャンマーにおける健康、教育、生活水準の向上などを目的とし、アウンサンスーチー氏によって設立された非営利団体です。同財団による移動図書館はミャンマーの学生・生徒などに利用されています。

寄贈された移動図書館車は、主に地方農村地帯を定期巡回する予定となっています。

ミャンマーのドーキンチー財団(DKKF)へ移動図書館車両を寄贈(住友商事株式会社, 2016/9/14)
http://www.sumitomocorp.co.jp/company/topics/20160831-01/

Mobile Library(Daw Khin Kyi Foundation)
http://dawkhinkyifoundation.org/projects/mobilelibrary/

参考:
ミャンマーに初めての移動図書館がオープン
Posted 2013年7月29日
http://current.ndl.go.jp/node/24028

新潟市がミャンマーにブックバスを寄贈:アウンサンスーチー氏から新潟市長へお礼の盾、届く
Posted 2014年8月22日

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