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2021年1月12日、カタール国立図書館(QNL)が、カタールサッカー協会と覚書を締結したと発表しています。
覚書の締結は、同国における科学・文化・技術の総合的な発展を強化するための知識の交換を目的としたもので、特に、サッカー分野の記録化における協力について示されています。
締結の意義として、2022年のFIFAワールドカップカタール大会に向けて、スポーツ界に長期的に貢献するとともに、中東地域および全世界に対し深い文化的遺産を残すだろうと述べられています。
2020年9月15日、カタール国立図書館は、知識共有と、情報への障壁のないユニバーサルアクセスに向けた同館の取組として、“Open Initiative Award”の創設を発表しました。
カタールでのオープンスカラシップの進歩に貢献したイニシアチブを対象とした賞であり、毎年のオープンアクセスウイーク中に授与されます。2020年の授与スケジュールは、10月7日までの応募受け付け、10月19日から25日のオープンアクセスウイーク中に受賞者のプレゼンテーションを開催、となっています。
News(Qatar National Library)https://www.qnl.qa/en/about/news ※2020年9月15日付けのニュースに“The National Library’s New Accolade Aims to Reward Knowledge Sharing in Qatar”とあります。
2020年5月6日、Elsevier社は、カタール国立図書館(QNL)が組織するコンソーシアムと試験的なオープンアクセス(OA)出版に関する契約を締結したことを発表しました。
締結された3年間の契約により、QNLのユーザー・カタール財団・カタール大学はElsevier社のプラットフォームScienceDirectに掲載された約2,300誌の学術雑誌へアクセス可能になります。また、契約の条件を満たす機関に所属するカタールの研究者は、2020年1月から2022年12月までの期間に対象となる同社の学術雑誌へ投稿した論文について、追加費用を支払うことなくOAで出版することができます。OA出版された論文はCC-BYまたはCC-BY-NC-NDのライセンスで利用することができます。
さらにQNLのユーザー・カタール財団・カタール大学が同社の抄録・引用文献データベースScopusを利用可能となる3年間の契約も締結されています。
2020年3月12日、カタール国立図書館(QNL)が、同国において新型コロナウイルスの感染者が確認され学校・大学等が休校となったことを受け、利用者と職員の安全のため、追って通知するまで休館すると発表しました。
電子書籍・電子ジャーナル・電子新聞・音楽映像の配信や“Qatar Digital Library” やリポジトリへのアクセスは継続されます。また、レファレンスについてはウェブフォーム“Ask Our Librarians”から受付けています。イベントやプログラムについてはオンラインプラットフォームによる代替手段の提供に取り組んでいることも説明しています。
その他、新型コロナウイルスに関する信頼できる情報を集めたガイドも公開されています。
@QNL(Twitter, 2020/3/12)https://twitter.com/QNLib/status/1237812702451576835
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2019年6月20日、カタール国立図書館(QNL)が、カタール作家フォーラム(Qatari Authors’ Forum)と覚書を締結したと発表しています。
両機関は、研究と文学における共通の利益を進展させ、各々が公衆へのより良いサービスを提供するための将来のプロジェクトを明らかにする枠組みにおいて協力していくとしています。
News(QNL)https://www.qnl.qa/en/about/news ※「20 June 2019 Qatar National Library and Qatari Authors’ Forum Sign Memorandum of Understanding」とあります。
2019年5月27日、Springer Nature社は、カタール国立図書館(QNL)と3年間の“Read and Publish”契約の締結で合意したと発表しています。
QNLは、コンソーシアムを組織しており、コンソーシアム参加機関の研究者は、同社の2,250誌にアクセスできるほか、1,850誌を超すハイブリッドジャーナルで無料で論文を公表することができます
同社の発表によれば、欧州以外の国で同社と同種の契約を締結したのは初めてとのことです。
カタール国立図書館(QNL)の2019年5月26日付のニュースにおいて、同館で私的に活動する、海外の大学等に在籍する大学院生によるピアサポートネットワークが紹介されています。
海外やオンラインの大学の博士課程に在籍しているために、1人で悩みを抱えている大学院生が多いことから、互いに支えあうために構築されたもので、月1回同館でミーティングを行い、研究方法・論文の論理構成・エビデンスや統計の使い方・研究計画書の書き方・批判的な読書方法・調査分析手法・ソフトウェアのスキルなどといった実用的な情報の共有が行われています。
同ネットワークを管理する学生は、図書館はデータベースを含めた情報源へのアクセスを提供することで博士課程に必要なスキルの開発を促進していると述べており、また、同館も、学術コミュニティの大学院生に提供する主要なサービスの一つであるとしています。
カタール国立図書館(QNL)が、同国の“National Sports Day”(毎年2月の第二火曜日)にあわせ、車椅子利用者向けのフィットネスイベントを開催したことを同館ウェブサイトで紹介しています。
イベントでは、フィットネスのプログラム「ズンバ (zumba)」を実施したほか、健康維持やフィットネスの目標設定方法や、新しい人と出会う機会としての国内で実施されているソーシャル・アクティビティ(課外活動)の活用方法について情報共有したと紹介されています。
同イベントは、障害者の社会参加を促すことが期待されています。
2019年1月20日、カタール国立図書館(QNL)は、同館のIFLA/PACアラビア語圏地域センターとしての役割について、国際図書館連盟(IFLA)と3年間の延長で合意したと発表しています。
同館では、ユネスコ(UNESCO)との18か月間の連携プロジェクトを含む、アラブ地域の文献遺産の保存支援に関するいくつかの事業を計画しており、将来的にはアラブのいくつかの国での保存・保全に関する研修やワークショップの開催も予定しています。
Qatar National Library Extends its Role as Regional IFLA Preservation and Conservation Center(QNL,2019/1/20)https://www.qnl.qa/en/about/news/qatar-national-library-extends-its-role-regional-ifla-preservation-and-conservation
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