図書館員

国際図書館連盟(IFLA)、改正EU著作権指令に関する図書館員の関与の重要性と関与のための手順等を解説した記事を掲載

2019年11月6日、国際図書館連盟(IFLA)は、2019年6月に施行された改正EU著作権指令について、図書館員の関与の重要性と関与のための手順等を解説した記事として、“European Copyright Directive Implementation Advances: How Can You Get Involved?”を掲載しました。

改正EU著作権指令の発効後、オランダ・ドイツでは図書館を含む様々な利害関係者の提言を集めるためにすでに公開協議が開催され、フィンランド・ハンガリー・アイルランドでは、図書館の専門家がそれぞれの政府と協議を開始するなど、実施に向けた準備が進んでいます。IFLAは改正EU著作権指令に含まれる内容と図書館員の関与の重要性、関与のために踏むべき手順等を同記事の中で解説しています。

韓国・ソウル特別市、「全員が共存する図書館づくり」をメインテーマにアイデアソンとフォーラムを開催

韓国・ソウル特別市が、ソウル図書館及びソウル市庁において、「全員が共存する図書館づくり」をメインテーマにアイデアソンとフォーラムを開催します。

同市が昨年まで開催していたソウルブックフェスティバルを、市民の参加を高める方向に変更したもので、2019年11月23日と24日に開催されるアイデアソンは、図書館の問題を参加者自身が発見・解決し、優れたアイデアを表彰する企画です。

参加者は20チーム(1チーム6人)に分かれ、参加者が他のチームに得点を与える参加者投票の得点に図書館関係者の評価を加算し受賞チームが決定され、大賞(1チーム)150万ウォン、優秀賞(2チーム)各50万ウォン、奨励賞(5チーム)各10万ウォンが「文化商品券」で授与されます。

また、「未来のための図書館、次の10年後の私たちの生活のための指針」をテーマに、「今日を楽しみ明日を夢見る市民の知識文化の発電所」としての公共図書館の革新と社会的役割を議論するフォーラムも11月21日から11月23日にかけて実施されます。

フォーラムは以下の3つのテーマ・5つのセッションで構成されています。

(1)民主主義のプラットフォームとしての図書館
1.誰のための「小さな図書館」か?
2.地域住民がつくっていく図書館とは?

大学図書館問題研究会 学術基盤整備研究グループがWebページを公開

大学図書館問題研究会の学術基盤整備研究グループが、2019年10月29日付けで同グループのWebページを公開しています。

活動方針、グループへの参加方法、参加者、連絡先などの情報が掲載されています。

大学図書館問題研究会 学術基盤整備研究グループ
https://sites.google.com/site/scienceinfra

E2187 - IAML日本支部40周年記念シンポジウム<報告>

2019年6月15日,愛知淑徳大学星が丘キャンパス(名古屋市)において,国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部の第66回例会が開催された。筆者は同支部の個人会員としてこの例会に参加したので,IAMLの紹介と併せてその概略を報告する。

研究データ管理に関する無料の図書館員向けオンライン講座“Research Data Management Librarian Academy”が開始

LJ infodocketの2019年10月8日付け記事で、研究データ管理(RDM)に関する無料のオンライン講座“Research Data Management Librarian Academy”(RDMLA)の開始が紹介されています。

RDMLAのウェブサイトによれば、世界中の研究集約的な環境で勤務する図書館員や情報専門家らのための専門スキル開発プログラムであり、無料のオンライン講座を提供する“Canvas Network”上で公開されています。特徴として、米・ハーバード大学図書館やブラウン大学、エルゼビアなど、複数の機関によるパートナーシップが挙げられています。

RDMLAのカリキュラムは、RDMにおいて研究者との効果的に連携するために必要不可欠な知識やスキルに焦点を当てており、RDMの基礎、研究文化、図書館でのRDMサービスの提唱とマーケティング、プロジェクト管理、RDMツールの概観などのトピックを扱う8つのオンライン自習型学習ユニットを備えているとあります。なお、受講には登録が必要となっています。

神戸大学附属図書館、同大学で開催された「オープンサイエンス研修会」の資料を神戸大学学術成果リポジトリ(Kernel)で公開

神戸大学附属図書館電子図書館係のTwitterアカウントの2019年10月4日付のツイートにおいて、同大学で2019年9月30日に開催された「オープンサイエンス研修会」の資料を神戸大学学術成果リポジトリ(Kernel)で公開したことが発表されています。

研修会で使用された、
・プレゼンテーション「図書館員のためのオープンサイエンス概論:オープンサイエンスと学術機関リポジトリ」
 小野亘氏(国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課長)
・プレゼンテーション「オープンサイエンスと学術機関リポジトリ」
 林正治氏(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター特任助教)
がKernel上で公開されています。

@kobekernel(Twitter,2019/10/4)
https://twitter.com/kobekernel/status/1180020209228271617

インターネットソサエティ(ISOC)、2019年の「インターネットの殿堂」を発表:公共図書館でのインターネットへのアクセスの進展に貢献した米国のポリー氏も選出

2019年9月27日、インターネットのオープンな開発・進展・利用の保証に取組むNPOであるインターネットソサエティ(ISOC)が、新たに「インターネットの殿堂(Internet Hall of Fame)」入りをした11人を発表しました。

「インターネットの殿堂」は、ISOCが2012年に創設した、インタ―ネットに多大なる貢献をした個人をたたえるプログラムで、今回選ばれた人には、公共図書館での無料のインターネットへのアクセスを進展させた米国のポリー(Jean Armour Polly)氏が選ばれています。

研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)を実践する:図書館員の視点から(記事紹介)

研究評価の改善を求める「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)の2019年8月21日付のブログ記事において、米・アイオワ州立大学図書館の図書館員であるCurtis Brundy氏によるエッセイ“Implementing DORA – A Librarian’s Perspective”が公開されています。

同氏は大学図書館でオープンアクセス(OA)・オープンデータの推進と図書館コレクション予算の管理を担当しています。投稿誌をベースにした研究評価の在り方は研究者の活動に強く影響を与えており、高品質の研究が掲載されているとみなされた「正しい」雑誌の購読価格の高騰、キャリア形成においてインセンティブの弱い研究データのオープン化やオープン教育資源(OER)の製作と採用の阻害等の形で、図書館へ悪影響を及ぼしていることから、研究評価の改善を目指す試みは自身の担当業務の改善・発展を目指す試みと強く結びついたものであることに言及しています。

同氏はエッセイの中で研究評価の改善に向けて図書館員の関与や行動が介在し得る機会として以下の3点を挙げています。

ドイツ図書館協会(DBV)、デジタル時代における図書館職員のメディアリテラシー・情報リテラシーの強化を目指すプロジェクト“Netzwerk Bibliothek Medienbildung”を開始

2019年8月1日、ドイツ図書館協会(Deutschen Bibliotheksverbandes:DBV)は2014年から5年間実施していた全国規模のキャンペーン“Netzwerk Bibliothek”が2019年7月31日に成功の内に終了し、新プロジェクトとして“Netzwerk Bibliothek Medienbildung”を開始したことを発表しました。

“Netzwerk Bibliothek”はドイツ連邦教育研究省(BMBF)の支援の下、2014年8月1日から2017年7月31日を第1期、2017年8月1日から2019年7月31日を第2期として展開された、図書館サービスの認知度と多様性を高めるための全国規模のキャンペーンです。キャンペーンの成果であるチュートリアルやベストプラクティス等は、“Netzwerk Bibliothek”のウェブサイトで確認することができます。

2019年8月1日からはデジタル時代における図書館職員のメディアリテラシー・情報リテラシーの強化を目指す新しいプロジェクトとして“Netzwerk Bibliothek Medienbildung”が開始されます。DBVはこのプロジェクトを通して、デジタルメディア教育の場としての図書館機能の強化、地域ネットワークの構築等が図られる、としています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)、美術館・図書館・文書館・博物館等における労働人口の多様性に関する調査報告を公開

2019年8月7日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、オーストラリアの美術館・図書館・文書館・博物館等(GLAMR;Galleries, Libraries, Archives, Museums, Records)における労働人口の多様性に関する調査報告書として、“Australian Library and Information Association Galleries Libraries Archives Museums and Records Workforce Diversity Trend Report 2019”を公開したことを発表しました。

この調査報告書はオーストラリア統計局による2006年、2011年、2016年の国勢調査のデータに基づいて作成されており、労働人口の多様性に関して是正に向けて取り組むべき課題として、以下の5点を指摘しています。

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