2014年3月31日、ジャパンリンクセンター(Japan Link Center: JaLC)を含む4機関が、新たに、研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアムであるDataCiteの会員となったとのことです。
今回参加したのは、それぞれの国や地域でDOI登録の活動を行っている機関で、JaLCのほか、エストニアのUniversity of Tartu (UT) 、the South African Environmental Observation Network (SAEON)、 European Organisation for Nuclear Research (CERN) の4つです。
この夏も,図書館員が,各地で自転車を使った様々なイベントを開催している。例えば米国のシアトル公共図書館では地域のイベントに本やサービスを届ける“Books on Bikes”というプログラムを実施している。6月に新しい中央図書館のデザインを発表したフィンランドのヘルシンキ公共図書館では,専用のトレーラーを付けた自転車6台が,街を走る企画を行っている。新しい時代の図書館を市民に印象づけるものとなったようだ。またポーランドでも,“バイシクールライブラリー(Bicycool Library)”というイベントが国内各地で開催されている。これは図書館利用者の参加するサイクリングを企画し,読書振興のプログラムなどを提供するもので,2010年以来実施されている。昨年は延べ100回ほど開催され参加者は3,500人にのぼったという。...
IFLA(国際図書館連盟)が2013年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞館を発表しています。第1位には、視覚障害のある学生にニーズに応えるサービスを提供するタルトゥ大学図書館(エストニア)が選ばれています。第2位にはSaskatoon Public Library(カナダ)、第3位にはKhakas Republican Children's Library(ロシア)が選ばれています。
国際図書館連盟(IFLA)の“特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会”(Library Services to People with Special Needs)が2012年8月に開催したサテライトミーティング「ホームレスと図書館」について、そのプレゼン資料の内容がLibrary Review誌の2013年春号で出版されるとのことで、Earlyciteとして既にウェブで公開されています。
これは、エストニア視覚障害者図書館(Estonian Library for the Blind)が、エストニア文化省の支援を受け、同国のIT企業Iceit Teenusedと共同で開発したものです。2010年9月に開発が始まり、2010年12月にはテスト版サイトが公開、2011年中の改善を経て、2012年4月2日にサービスが開始されました。2012年10月にはエストニア視覚障害者連盟(Estonian Federation of the Blind)による “Deed of the Year 2012”賞を、2013年2月にはエストニア図書館員協会の“Deed of the Year of Special Library”賞を受賞しています。2013年3月現在では、2,200点近くの録音図書、新聞、雑誌が利用可能で、その言語は、エストニア語、ロシア語、フィンランド語、英語、ドイツ語、アイスランド語に渡っているそうです。
2012年8月10日にエストニアのタリン中央図書館において、国際図書館連盟(IFLA)の“特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会”(Library Services to People with Special Needs)が、「ホームレスと図書館:すべての人のための情報と知識の権利」をテーマとしたサテライトミーティングを開催していました。このほど、そのプレゼンテーション資料が公開されたようです。
"The Homeless and the Libraries - The Right to Information and Knowledge For All": Satellite Program Presentations http://www.ifla.org/node/6939
Presentations From: The Homeless and the Libraries -- The Right to Information and Knowledge For All (INFOdocket 2012/10/19付けの記事)