EIFL

アルメニア、電子学位論文のリポジトリ“The Armenian ETD-OA”を公開

EIFL(図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が資金援助し、Electronic Library Consortium of Armenia (ELCA)とともに開発した、アルメニアの電子学位論文のリポジトリ“Open Access Repository of the Armenian Electronic Theses and Dissertations”(The Armenian ETD-OA) が公開されたとのことです。

アルメニアでは8万8,000点もの科学論文がOA化されている一方、これまで、博士論文についてはオンラインで見ることができなかったとのことです。

The Armenian ETD-OAはアルメニア国立図書館によって運営され、600以上の電子学位論文を含み、博士論文の書誌情報、フルテキスト、抄録から構成されているとのことです。

収録されている博士論文は、OAI-PMHのプロトコルを用いて、Googleによってメタデータがハーベストされインデックス化されているとのことです。

New Armenian OA ETD repository(EIFL,2016/1/21)
http://www.eifl.net/news/new-armenian-oa-etd-repository

EIFL、ガーナでの移動図書館による児童向けコンピュータ教育事業の動画を公開

2016年1月21日、EIFL(図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、アフリカ・ガーナにおいて、太陽光発電で稼働するラップトップコンピューターとインターネット回線を用い、資源が乏しい学校において、子どもたちがコンピュータ利用の訓練を行なう移動図書館プロジェクトの様子を写した動画が公開されました。

ICTはガーナにおいて義務教育の対象ですが、多くの学校には、コンピューターやインターネット回線、安定した電力が備わっていないため、毎週、国内4地域の図書館が移動図書館を動かして、各週5校づつ訪問し、同プログラムを実施しているとのことです。

ラップトップパソコンには、学校のカリキュラムに沿った教育コンテンツや電子書籍がインストール済であり、図書館員と教師が授業で指導を行なうとのことです。

この3か月で、移動図書館は21の学校を訪問し、1,000人を超える児童が同プログラムを体験しており、児童たちの多くは、これがコンピューターを使う初めての経験であったとのことです。

VIDEO: How mobile libraries in Ghana are helping children pass their computer exams(EIFL,2016/1/21)

EIFLの支援によりパレスチナでオープンアクセス(OA)のワークショップが開催される

図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織EIFLの資金提供のもと、パレスチナにおいてオープンアクセス(OA)に関するワークショップが開催されたようです。

“Open access: How to maximize the impact, efficiency and availability of your research”と題された同ワークショップは、16機関から100名以上の参加を得て、2015年12月6日から9日まで、An-Najah National University、Birzeit University、Palestine Polytechnic Universityの3大学にて開催され たとのことです。

参加者は、研究者や研究管理者、図書館員、情報技術スタッフが含まれていたとのことです。

各機関でOAを促進する方法を考案することに加えて、ワークショップ参加者は国家レベルの研究評価及び評価のためにOAリポジトリの使用を奨励するための「教育と高等教育省(Ministry of Education and Higher Education)」へ勧告することを提案したとのことです。

EIFL、第8回・公共図書館イノベーション賞の受賞館を公表:リテラシー支援

2015年12月21日、図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries(EIFL)”の公共図書館イノベーションプログラム(EIFL-PLIP)が、第8回・イノベーション賞の受賞館を公表しました。

今回の賞はコミュニティにおけるリテラシーを支援する公共図書館を表彰するもので、受賞館は以下の2館です。

・Biblioteca Oasis del Saber(コロンビア)
・Lviv Regional Children’s Library (ウクライナ)

受賞館には1,500米ドル、表彰状、トロフィーが贈られるとのことです。

Congratulations to two EIFL Innovation Award winners(EIFL,2015/12/25)
http://www.eifl.net/news/congratulations-two-eifl-innovation-award-winners

Contributing to literacy: Innovation Award Library’s intensive literacy classes transform lives in Colombia(EIFL)

EIFL、2016年1月からミャンマーで"eLibrary Myanmar Project"の第2期を開始

途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)が、同団体のウェイブサイトで、ミャンマーの大学図書館に、電子ジャーナル・データベース・電子書籍などの電子資源を提供することで、あらゆる分野の教育・研究・学習を提供するプロジェクト"eLibrary Myanmar Project"の第2期を2016年1月から開始すると述べています。

eLibrary Myanmar project phase II(EIFL)
http://www.eifl.net/events/elibrary-myanmar-project-phase-ii

e-Library Myanmar Project (EIFL)
http://www.eifl.net/eifl-in-action/e-library-myanmar-project

EIFLの支援による“Open access in Botswana”の一環としてボツワナでオープンアクセス(OA)のワークショップが開催される

2015年12月8日から10日まで、ボツワナで、EIFLの資金提供のもと、ボツワナ図書館コンソーシアム(Botswana Library Consortium:BLC)によるオープンアクセス(OA)や機関リポジトリに関するワークショップが開催されるようです。

OA方針やOAを進める計画の立て方、OAジャーナルや、オープンジャーナルシステム(OJS:Open Journal System)の活用について、オープンソースの機関リポジトリ用ソフト“DSpace”を利用したOA機関リポジトリの導入と管理、などがテーマとなるようです。

このワークショップは、EIFLとBLCによるボツワナにおけるOA推進活動“Open access in Botswana”の一環として行われるものです。

Open access workshops in Botswana(EIFL)
http://www.eifl.net/events/open-access-workshops-botswana

関連:
Open access in Botswana(EIFL, 2015/7/9)
http://www.eifl.net/news/open-access-botswana

参考:
EIFL、ザンビアにおけるOAキャンペーンについて紹介(記事紹介)

EIFL、マラケシュ条約に関する図書館向けのガイドの改訂版を発表

2015年12月3日、途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)が、「盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約」(Marrakesh Treaty) の図書館向けのガイド“The Marrakesh Treaty: an EIFL Guide for Libraries”の改訂版を発表しました。

これまでの英語版、フランス語版、ロシア語版に加えて、セルビア語版も追加されたとのことです。

改訂に辺り、条約の遂行のためにEIFLの提言が2ページの要約にまとめられており、2部構成の第1部では、条約そのものや主要な概念、条約の目的に貢献するための図書館の役割について簡単に説明されているとのことです。第2部では、知識へのアクセスを可能にするという公共の利益の目標に沿って技術的な条項の実務的な適用方法が提言がされているとのことです。

また、このガイドは、クリエイティブコモンズのAttributionライセンスで公開されており、翻訳・再利用が推奨されています。

EIFL Guide to the Marrakesh Treaty: new design and new translation(EIFL,2015/12/3)

ラオス図書館・情報コンソーシアム(LALIC)創設10周年(記事紹介)

図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries”(EIFL)のウェブサイトに、2015年に創設され、創設10周年を迎えた、ラオス図書館・情報コンソーシアム(Laos Library and Information Consortium :LALIC)の紹介記事が公開されています。

LALICは12のメンバーで創設されたが、電子資源を使うために必要な技術、図書館とICTインフラ開発のための資金、図書館館協力、情報リテラシー技術など図書館や利用者にとって、創設当初は全てが「不足」という言葉で概括できたとのことです。

10年後の現在、LALICは、大学図書館、研究図書館、大学や工芸教育図書館、公共図書館とラオス国立図書館など20のメンバーで構成され、ラオス政府によって承認された登録組織となっているとのことです。

LALICによる研修は、何百もの図書館員や研究者、学生に技術を伝え、オンライン調査や電子図書館・データベースの利用など、デジタル技術を使用することへの自信を与えているほか、デジタル資源をメンバーの大学へ推奨し、EIFLのライセンスプログラムを使って利用させており、若い研究者や学生からデジタル資源に関する研修への継続的要望があるとのことです。

アルメニアにおいて初となる国家規模の電子学位論文のオープンアクセスリポジトリ構築など開始へ(記事紹介)

途上国において図書館を通じ、デジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)は、アルメニアにおいて、初となる国の電子学位論文に関するリポジトリの構築と、若手研究者や学生や大学関係者等を対象とした、オープンアクセス(OA)の促進を図る取組み“Enabling Open Access Electronic Theses and Dissertations as High Priority Scholarly Resources for Armenian Research and Education Communities”の開始を発表しています。

EIFLの援助を受け、アルメニア電子図書館コンソーシアム(Electronic Library Consortium of Armenia:ELCA)が、アルメニア国立図書館やNational Academy of Sciences of Armeniaなどと連携しつつ、大学や研究センターやなどにおけるワークショップ開催、世界各地でもイベントが開催される「オープンアクセスウィーク」の祝賀、リポジトリに関する出版物の刊行、などを実行していくとのことです。

なお、アルメニアでは、2011年に初のOA機関リポジトリが創設されたとのことです。

EIFL、ザンビアにおけるOAキャンペーンについて紹介(記事紹介)

途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)は、ザンビアの図書館コンソーシアム“Zambia Library Consortium”(ZALICO)とともに、同国内で6か月間のOAキャンペーンを実施することについて発表しています。

このOAキャンペーンは2段階(関係機関レベル、国全体)にわけて実施されるとのことで、今回は、ZALICOを構成するザンビア大学(国内最大の大学)やNational Science Technologyなど、国内5機関において各機関の理事長や大学の総長等との交渉や理事会等でのプレゼンテーションといった働きかけを実行していくそうです。

記事では、OAの機関リポジトリは4つで、OAジャーナルは1つしかないこと、などといったザンビアにおけるOAの状況も紹介されています。

なお、EIFLはザンビアでは2001年から活動しており、ZALICOの創設の際も支援したようです。

OPEN ACCESS CAMPAIGN IN ZAMBIA(EIFL, 2015/5/26)
http://www.eifl.net/news/open-access-campaign-zambia

EIFL IN ZAMBIA(EIFL)

ページ