グリーンライブラリー

IFLA、グリーンライブラリに関する書籍“The Green Library - Die grüne Bibliothek” を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が、グリーンライブラリのケーススタディ等をまとめた書籍“The Green Library - Die grüne Bibliothek”を刊行しています。ドイツその他の欧州諸国、アジア、オーストラリア、米国からの寄稿記事、ケーススタディが掲載されているとのことです。

なお、本文は英語もしくはドイツ語の記事から構成されており、すべて英独両言語のアブストラクトが付されているとのことです。

The Green Library - Die grüne Bibliothek
http://www.degruyter.com/view/product/204586

目次(PDF)
http://www.degruyter.com/view/supplement/9783110309720_Contents_en.pdf

※8月6日追記
The Green Library – Die grüne Bibliothek(IFLA, 2013/8/6付け)
http://www.ifla.org/publications/ifla-publications-series-161

参考:
CA1797 - 動向レビュー:米国および日本におけるグリーンライブラリーの事例紹介 / 岩見祥男

中央館の屋上を“天空の庭”に?バンクーバー公共図書館が新戦略計画を公表

バンクーバー公共図書館が、2013年から2015年までの新戦略計画を策定したとのことで、その概要をニュースリリースと動画、イラストにより伝えています。中央館の屋上を“天空の庭(garden in the sky)”へと改築することに向けプラニングを進めることが目玉のようで、協同作業スペース、創作スペースを含むコミュニティスペースの拡大等の方針が示されています。

これを報じたThe Vancouver Sun紙によると、同館のSandra Singh館長は、屋上を緑化し、読書スペースやカフェを設置するビジョンを示しているようです。

Vancouver Public Library Announces New Strategic Plan(VPL, 2013/4/24付け)
https://www.vpl.ca/news/details/highlights_of_vpls_new_strategic_plan

Vancouver Public Library Strategic Plan 2013 Video(イラスト、動画3分42秒)
https://www.vpl.ca/news/details/stratplan_2013_video

フィンランドの公共図書館におけるグリーンライブラリーの示し方(記事紹介)

国際図書館連盟(IFLA)のIFLA Journal誌の2012年10月号に、Vallila Library(ヘルシンキ市図書館の1つ)におけるグリーンライブラリーとしての活動が紹介されています。同館は、ヘルシンキ市環境センター(Helsinki City Environmental Center)のEcoCompass環境ラベルを与えられた最初の図書館とのことですが、グリーンライブラリーとして、建物の環境への配慮やリサイクルなどへの取組みだけでなく、図書館サービスの面においてもグリーンライブラリーとしてのあり方を問い直し、環境問題に関する情報へのアクセスの促進や、環境問題にフォーカスしたイベントの開催するなどしたとのことです。

Ref.
Showing the green way: Advocating green values and image in a Finnish public library
Harri Sahavirta 239p~
http://www.ifla.org/files/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-38-3_2012.pdf

Out now: October 2012 issue of IFLA Journal(2012/10/3)

世界初、緑の子ども図書館"My Tree House"建築へ(シンガポール)

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、世界初の緑の子ども図書館"My Tree House"の建設計画を公表しています。

この子ども図書館は、緑の図書館をコンセプトとし、環境にやさしい建築や施設管理を実現するとともに、7万冊の蔵書のうちの3割は、動植物、自然、水資源、環境や気候変動など“緑”に関する書籍とする予定とのことです。完成は2013年半ばを目標としています。

Ref.
My Tree House, World's 1st Green Library for Kids(NLB 2012/5/9付プレスリリース)
http://www.nlb.gov.sg/Corporate.portal?_nfpb=true&_windowLabel=PRHandler_1&PRHandler_1_actionOverride=%2FIBMS%2FcorpHomePR%2FcorpPRHandler%2Fdetail&PRHandler_1detailId=613&PRHandler_1mediaType=1&_pageLabel=Corporate_page_ne_pressreleases

My Tree House World’s 1st Green Library for Kids

ニューヨーク公共図書館、環境にやさしい分館を開館

ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、88番目の分館“Battery Park City Library”の開館を発表しています。同館は、低エネルギーでの冷暖房や照明、低水量での配水など環境に配慮されて造られており、NYPLとしては、環境評価制度LEEDの認定を初めて受けた図書館となるとのことです。白を基調とした内装で、24,000点の資料を所蔵、36台の利用者用コンピューターが設置され、子ども用・ヤングアダルト用・大人用の各閲覧スペースが用意されている模様です。

First "Green" New York Public Library Opens(NBC New York 2010/3/18付けの記事)
http://www.nbcnewyork.com/news/local-beat/First-Green-NYC-Public-Library-Opens-88450062.html

New York Public Library Opens Green Library in Battery Park City(NY1.com
2010/3/18付けの記事)

米国初の「カーボンポジティブ」な図書館

米国コロラド州にあるRangeview Library Districtの支部図書館であるAnythink Bringhton図書館が、米国で初めて「カーボンポジティブ」(温室効果ガスの吸収量が排出量を上回る)な図書館になったということです。Anythink Bringhton図書館は、環境評価制度LEEDの認定を受けた建物、108キロワットの太陽光発電システム、炭素クレジットの購入などにより、排出量よりも吸収量が16%多くなりました。これによるエネルギーの節約費用は年間3万ドルになるということです。Rangeview Library Districtでは、全ての図書館で、「カーボンニュートラル」(温室効果ガスの吸収量と排出量が同じ)を達成することを最終目標にしているということです。

Anythink Brighton Becomes First Carbon Positive Library in U.S.(ニュースリリース)
http://www.anythinklibraries.org/news-item/anythink-brighton-becomes-first-carbon-positive-library-us

米国の新築図書館の傾向は?

Library Journal誌の12/15/2007号が、2006/2007会計年度内に新築された168公共図書館、21大学図書館について、費用・面積・収蔵能力・座席数・建築家などを一覧表の形で紹介しています。昨年度は、ティーン、ヤングアダルト向けスペースの増加が特徴として挙げられていたのですが、今年度は、米国グ…Library Journal誌の12/15/2007号が、2006/2007会計年度内に新築された168公共図書館、21大学図書館について、費用・面積・収蔵能力・座席数・建築家などを一覧表の形で紹介しています。昨年度は、ティーン、ヤングアダルト向けスペースの増加が特徴として挙げられていたのですが、今年度は、米国グリーンビル協議会(USGBC)によるエネルギー・環境デザイン(LEED)認証評価を受けている建物が多いなど、省エネルギー・環境保護に関連する空間が多いことが特徴として挙げられています。また映画館機能を有する図書館などもあり、プロジェクトの大型化が進んでいる点も指摘されています。

なお、2002会計年度からの数値の推移がわかる表も掲載されています。

Library Buildings 2007: Going, Going, Green - Library Journal

E578 - 公共図書館の新館建設に見る環境への取り組み(米国)

米国では,毎年多くの公共図書館が開館あるいはリニューアルしている。American Libraries誌の新館特集には,“libraries = cultural icons”というコピーが踊り,文化の象徴として,蔵書のみならず建物自体によっても地域の文化を守るものであるとの意識がうかがえる。 12月にオープンしたモンタナ州…

ボーズマン公共図書館の環境への取り組み

11月12日開館予定のモンタナ州ボーズマン公共図書館では、米国グリーンビル協議会(USGBC)が行っている評価制度LEED(the Leadership in Energy and Environmental Design)のシルバーに認定される、環境に優しい図書館建築を進めています。これは、50万ドルの寄付を受けるための必要条件ともなっているそう…11月12日開館予定のモンタナ州ボーズマン公共図書館では、米国グリーンビル協議会(USGBC)が行っている評価制度LEED(the Leadership in Energy and Environmental Design)のシルバーに認定される、環境に優しい図書館建築を進めています。これは、50万ドルの寄付を受けるための必要条件ともなっているそうで、ソーラーパネルや水を使わないトイレなどを導入しています。

この一環として、駐車場の建物入り口に近いエリアは、ハイブリッドカーの優先スペースとしました。冬の寒さが厳しいこの地域では、重宝されるスペースだそうです。

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