2018年11月16日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境、持続可能性と図書館」に関する専門部会(ENSULIB)が、“Exemplars, Educators, Enablers: Libraries and Sustainability: How libraries contribute to sustainability”(9月25日付け) を公開しました。
2017年7月19日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリー賞2018」の受賞館に、中国広東省の佛山市図書館(Foshan Library)を選んだと発表しています。
2018年6月5日、Library Journal(LJ)誌とCengage Learning傘下のGale社は、2018年の米国の“Library of the Year”に、カリフォルニア州のサンフランシスコ公共図書館(SFPL)を選出したと発表しました。
移民向けサービス“All Are Welcome”の開始、人種差別解消のための取組、全ての事業に公正という使命を組み込むことに優れていること、ソーシャルワーカーの配置や社会奉仕チームによるホームレス・貧困層や薬物中毒者への支援活動、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)内への分館設置、多様性に関する展示の実施、図書館職員の「改善」文化の醸成、バイオディーゼルで走行しソーラーパネルを備えるなどの環境にやさしい移動図書館車、若者向けの図書館空間の構築、住民投票による図書館維持財団の設置といった、SFPLの優れた点が紹介されています。
2017年7月20日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリ賞2017」の受賞者に、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のバート・オルデスロー市立図書館を選んだと発表しています。
都市の緑化のためにメイカースペースとコミュニテイ構築の取り組みを結びつけた“Ernte deine Stadt - Harvest Your City: Three Years of Green and Sustainable Library Commitment in the Stadtbibliothek Bad Oldesloe” プロジェクトや、地域密着型農業に着手したことが評価されています。
対象は図書館員および図書館情報学専攻の学生で、2016年2月1日までにグリーンライブラリ計画についての概要を提出し、2016年5月1日までに、IFLAの「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会(SIG)の受賞審査委員会にPDF、GIF、JPG形式でポスターを提出する必要があるとのことです。
グリーンライブラリーとして著名なベルリン自由大学文献学図書館(Philological Library, Free University of Berlin)の事例や、ベルリン国立図書館(Berlin State Library)におけるハイブリッドライブラリー(Hybrid Library)へのアプローチや戦略のお話を通じて、サステイナビリティやデジタル機能の観点から新しい東京大学附属図書館の図書館機能を構築する可能性を探るとのことです。