CLA(カナダ図書館協会)

カナダ図書館協会(CLA)、協会の解散を投票で決定 国内の図書館団体を統合した新組織を樹立へ

1946年に創設されたカナダ図書館協会(CLA)が、2016年1月27日に開催したCLAの総会で投票を実施し、協会を解散することを決定したと発表しています。

背景には、時代の変化と他の図書館団体の増加により、CLAの会員の減少が見られ、結果として、効率的に組織を維持するうえでの課題となったことが指摘されており、CLAの執行委員会も、新組織樹立のためにCLAを解散することを支持したとのことです。

提案された新しい組織“Canadian Federation of Library Associations”は、カナダ全土の多様な図書館コミュニティーを統合するもので、今後数か月の間、CLAは組織を段階的に縮小するとともに、新組織の開設のための業務を行なうとのことです。

Canadian Library Association Results of the Special General Meeting (CLA,2016/1/27)
http://cla.ca/canadian-library-association-results-of-the-special-general-meeting/

参考:
カナダ図書館協会(CLA)が将来計画(ドラフト版)を発表
Posted 2010年10月20日

カナダ図書館協会(CLA)、知的自由と図書館に関する新しい声明を発表

2015年11月17日、カナダ図書館協会(CLA)が、知的自由と図書館に関する新しい声明を発表しています。

新しい声明は、知的自由に関する30年前の声明を改定するもので、声明では、幅広い可能な限り多様な表現を提供し、守り、公平なアクセスを促進するためのカナダの図書館の枠組みだけでなく、知的自由を保証する図書館の役割のための広範な国内及び国際的な文脈を提供することを目的としているとのことです。また、検閲の要求と、リソースへのアクセスを拒否または制限するシステムの採用に対して抵抗するとのことです。

The Canadian Library Association Releases New Statement on Intellectual Freedom and Libraries(CLA,2015/11/17)
http://www.cla.ca/AM/Template.cfm?Section=Home&template=/CM/ContentDisplay.cfm&ContentID=17480

Canadian Library Association Statement on Intellectual Freedom
and Libraries(CLA)

総合目録システム“AMICUS”のOCLCへの外注の動きが議論に(カナダ)

カナダの総合目録システム“AMICUS”について、OCLCとの単独契約に関する事前発注通知(Advance Contract Award Notice)が公表され、外注の動きとして報じられていた件について、カナダ図書館協会(CLA)等が2014年8月5日、書簡をカナダ国立図書館・文書館(LAC)のGuy Berthiaume館長宛てに送付し、またこれに対しLACは8月26日に返信していました。これらの書簡が、9月8日、CLAのウェブサイトに公開されました。

この件については、CLAに先立ち、British Columbia Library Association(BCLA)が7月22日にLACに書簡を送付していました。さらにこれに続いて、Canadian Association of Law Libraries(CALL)が7月30日にBCLAのコメントを支持する書簡を送付しており、CLAの書簡も同様に、BCLAのコメントを支持するものとなっています。

BCLAのコメントの内容は、OCLCがレコードの所有権を主張してきた歴史があること、またOCLCの目録サービスが高額であること等について、懸念を表明したものとなっています。

CLAに対するLACの返信は、この手続きは完了したものではない旨を説明するものとなっているようです。

TPPの著作権法に関連する動きに対し、交渉関係者宛てに公開書簡:EFF、Creative Commons、図書館関連団体等

TPPの著作権法に関連する動きに対して、2014年7月9日付けで、書簡が公開されています。電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation:EFF)のウェブサイトに掲載された情報によると、著作権保護期間延長に関するものと、仲介者の責任に関するものの、2種類の書簡があります。

著作権保護期間延長に関する書簡については、北米研究図書館協会(ARL)、カナダ図書館協会(CLA)、オーストラリア図書館協会(ALIA)等の図書館関連団体や、Internet Archive、Creative Commons、Wikimedia Foundation、EFFなどの連名となっています。

また、EFF等に掲載された情報では“Our Fair Deal”キャンペーンの一環でもあるようです。“Our Fair Deal”は、ウェブサイトによるとTPPを通じて著作権法を変えようとする動きを牽制するためのもので、ニュージーランドで開始され、その後拡大しているとのことです。ニュージーランド図書館協会(LIANZA)やALIAなども中核的な組織メンバーとして掲載されています。

書簡
Letter on TPP Copyright Term Extension Proposals

学校図書館におけるラーニングコモンズの構築・実践に関するモデル(カナダ)

2014年5月28日、カナダ図書館協会(CLA)が学校図書館におけるラーニングコモンズの構築と実践のモデルをまとめた文書” Leading Learning: Standards of Practice for School Library Learning Commons in Canada, 2014”を発表しました。

同文書ではなぜ今、学校図書館をラーニングコモンズとしていく必要があるのかという背景を述べた後に、ラーニングコモンズ構築時に必要な観点や、発展段階の目安となる指標等が具体的にまとめられています。

Leading Learning: Standards of Practice for School Library Learning Commons in Canada, 2014
http://clatoolbox.ca/casl/slic/llsop.html

For Immediate Release Leading Learning: Standards of Practice for School Library Learning Commons in Canada(CLA、2014/5/28付け)

第27回世界知的所有権機関(WIPO)著作権等常設委員会(SCCR)が開催、図書館やアーカイブにおける著作権の権利制限等について議論

世界知的所有権機関(WIPO)の第27回の著作権・著作隣接権常任委員会(Standing Committee on Copyright and Related Rights; SCCR)が開催されました。2014年4月28日から5月2日にかけて、図書館やアーカイブにおける著作権の権利制限等について議論が行われたとのことですが、5月3日の午前に、EUの提言により議論が紛糾したとのことです。これに対し、欧州、ラテンアメリカ、アフリカ、オーストラリア、米国、カナダ、英国の図書館やアーカイブの代表団体である、国際図書館連盟(IFLA)、欧州研究図書館協会(LIBER)、国際公文書館会議(ICA)、図書館電子情報財団(EIFL)、英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)などが共同で声明を発表しています。

Standing Committee on Copyright and Related Rights: Twenty-Seventh Session(第27回SCCRのページ)
http://www.wipo.int/meetings/en/details.jsp?meeting_id=32086

カナダ図書館協会、政府図書館の統合・閉鎖に関して政府に声明を発表

2014年2月18日、カナダ図書館協会(CLA)は、政府機関の図書館の統合・閉鎖について、政府との対話を望んでいると声明を発表しています。声明では、カナダの図書館業界の声を代表して、図書館やアーカイブ、政府図書館サービスへの政府からの予算削減について、もっと議論が必要であること、また、政府から今後の方針について提示される情報が少ないことが指摘されているようです。

Statement regarding Federal Government Library Consolidation and Closure(CLA, 2014/2/18付)
http://www.cla.ca/AM/Template.cfm?Section=News1&CONTENTID=14956&TEMPLATE=/CM/ContentDisplay.cfm

参考:
カナダ市民権・移民省でも図書館閉鎖:行政機関での縮小実施は2012年以降12機関
Posted 2014年1月28日
http://current.ndl.go.jp/node/25355

カナダ研究図書館協会、水産海洋省図書館の閉鎖に関して同省に公開書簡
Posted 2014年1月22日
http://current.ndl.go.jp/node/25302

カナダ図書館協会、アドヴォカシーニュースレター“The National Voice”を創刊

カナダ図書館協会(CLA)が、同協会のアドヴォカシー活動について知らせるニュースレター“The National Voice”を創刊していました。2013年6月付けで刊行した第1号は、2013年1月から5月までの活動の概要を知らせるものとなっています。

なお、刊行は不定期とのことです。

CLA launches advocacy newsletter
http://www.cla.ca/AM/Template.cfm?Section=Home&TEMPLATE=/CM/ContentDisplay.cfm&CONTENTID=14275

2012カナダ図書館月間スタート

10月1日よりカナダ図書館月間がスタートしています。今年のテーマは"Libraries Connect/Bibliothèques Branchées"とのことで、我々の生活する相互に関連しあった世界において図書館が不可欠な存在であることを伝えることを目指しているとのことです。プレスリリースでは、図書館がカナダのコミュニティの中心であり、人々が出会い、学び、つながり、成長する公共スペースを提供していること、情報や資料がながるようにしていること等の認識が示されています。

Ref.
カナダ図書館協会プレスリリース(2012/10/1付け)
http://www.cla.ca/AM/Template.cfm?Section=News1&CONTENTID=13401&TEMPLATE=%2FCM%2FContentDisplay.cfm