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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
北海道コカ・コーラボトリング株式会社は、2019年7月5日に、北海道の市立小樽図書館において、同館応援自動販売機2018年度寄付金贈呈式を実施すると発表しています。
同取組は、同館に設置する自販機の売上金の一部を書籍購入費として寄付するもので、2010年6月に開始されました。
2018年度の寄付金は4万1,600円で、26冊の書籍購入に充てられました。
今年で9回目の寄付で、寄付額は累計38万1,520円、購入冊数は244冊となります。
今年で9回目 地域に愛される図書館運営を応援 市立小樽図書館応援自動販売機~2018年度寄付金贈呈式~ [PDF:2ページ]http://www.hokkaido.ccbc.co.jp/pdf/2019/cola_19070301.pdf
オーストラリア国立図書館(NLA)が、同館が所蔵する、1850年から1950年にかけての7,000枚以上の広告ポスターの保存及びデジタル化によるオンライン公開のための費用の寄付を呼び掛けています。
寄付金は“National Library of Australia Fund”に送られ、保存及びデジタル化作業の支援に用いられます。
寄付には税控除の特典があり、期限は2019年7月31日までです。
@National.Library.of.Australia(Facebook,2019/6/6)https://www.facebook.com/National.Library.of.Australia/posts/10156229489115233
2019年5月27日、北海道コカ・コーラボトリング株式会社は、売上金の一部を札幌市絵本基金「子ども未来文庫」に絵本として寄贈する、「子ども未来文庫」応援自販機の第1号機を、学校法人三幸学園札幌子ども専門学校に設置すると発表しました。5月29日に同校において運用開始記念セレモニーが行われました。
絵本の購入などの手続きは図書館流通センター(TRC)の協力を得て実施され、寄贈された絵本は、札幌市内の子育て支援施設や公立保育所等で、閲覧や読み聞かせ用の絵本として活用されます。
今後も札幌市子ども未来局と協働で自動販売機の設置拡大に取組むとしています。
ニュースリリース(北海道コカ・コーラボトリング株式会社)https://www.hokkaido.ccbc.co.jp/newsrelease/release.html ※2019.5.27欄に「「子ども未来文庫応援自販機」 第1号機運用記念セレモニー開催!」とあります。
2019年4月23日、奈良県の平群町が、「(仮称)平群町文化センター・図書館整備事業」へのふるさと納税(寄附金)の募集開始を発表しました。
同町では、2020年春オープン予定で、平群駅前に、中央公民館・人権交流センター・図書館からなる複合施設を建設する計画で、さらなる設備・備品の充実を図るため、ふるさと納税(寄附金)を募集するものです。
募集期間は2019年10月31日までで、寄附金額は1口1万円以上です。
寄附者のネームプレートが、開館時に館内に掲示されます。
平群町 新着情報http://www.town.heguri.nara.jp/web/ ※04月23日欄に「(仮称)平群町文化センター・図書館整備事業ふるさと納税(寄附金)を募集します!」とあります。
2019年4月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、カナダ国立図書館・文書館財団(Library and Archives Canada Foundation)が設立されたことを紹介しています。
同財団は、LACが所蔵する膨大でかげがえのない貴重なコレクションを、カナダ人がよりアクセスできるように、また、同国の文化遺産をもっと鑑賞したいと望む世界中の人々と共有できるよう、熱意のある個人のグループにより設立されました。同館のコレクションを拡大し保存するための事業や連携を支援するための資金調達が重点的に取り組まれます。
また、生涯を同国の文学や歴史的遺産の創造と促進に捧げた個人の貢献をたたえることを目的に、5人の著名人に最初の“LAC Scholars Award”が授与されました。
2019年3月15日、独立行政法人国立美術館が、クラウドファンディングサイトを開設したと発表しています。
国立美術館を応援してくださる方と「来館者と美術館」という関係を越えて、共に何かを作り上げる「仲間」という関係を築き、一緒に文化・芸術を盛り上げていきたいとの思いから開設したと説明されています。
現在は、国立西洋美術館が所蔵する、上半分が失われたクロード・モネの「睡蓮、柳の反映」を、作品の全図が写ったモノクロ写真や残存部の科学的調査などをもとにしてデジタル推定復元するプロジェクトへのクラウドファンディングが6月2日まで実施されています。目標金額は300万円で、推定復元されたデジタル画像は、修復の終わった作品と共に、6月11日開幕の「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」での公開が予定されています。
独立行政法人国立美術館 法人トピックスhttp://www.artmuseums.go.jp/ ※2019.3.15欄に「国立美術館がクラウドファンディングサイトを開設しました。ぜひご参加ください!」とあります。
2019年3月11日、茨城大学図書館が、同館所蔵の貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始しました。
菅文庫は、幕末の水戸藩の史学者・菅政友(かんまさすけ)の収集した蔵書の大部分を収めたもので、地元水戸に関する資料や、菅政友が専門とする史学関係に加え、国学・文学・儒学・地誌・法制・経済から理学・医学等まで幅広い内容の蔵書を含む漢籍・国書約1万点のコレクションです。
今回のプロジェクトは、損傷のひどい資料の中でも重要度の高い、菅政友自身が書写した写本を中心に修繕することを目指すものです。目標金額100万円を達成した場合、茨苑祭(茨城大学水戸キャンパス学園祭)での修復資料の展示や、ギャラリートークなども予定されています。
募集期間は3月11日から4月19日までです。
貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを公開しました(3館共通)(茨城大学図書館,2019/3/11)http://www.lib.ibaraki.ac.jp/news/index.php?id=252
2019年3月1日、東北大学附属図書館が、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)の設置を発表しています。
同大学が所蔵する学術資料の一層の活用を図るとともに、貴重な資料を次世代に確実につないでいくことや、所蔵資料を公開するデジタル・アーカイブを構築することを目的に設置されたもので、基金の主な使途として、以下の4点が挙げられています。
1.市民のみなさま・学生・研究者のためのデジタルコレクション構築と公開 2.貴重資料に関する各種イベント開催 3.図書館設備の充実、資料の保存・修復 4.人材育成
同基金に寄付を行うと、各種顕彰・特典を得ることができます。
お知らせ(東北大学附属図書館)http://www.library.tohoku.ac.jp/news/news.html ※2019/03/01欄に「 「図書館のみらい基金」を設置しました」とあります。
一般社団法人北海道ブックシェアリングが、北海道内の小規模自治体を訪れて図書施設の整備や読書活動の普及を進めるプロジェクトのためのクラウドファンディングを開始しています。
同プロジェクトは2019年度から3年間実施され、図書館車「やまびこ号」で年に10から15の自治体を訪れて、学校図書館、公民館図書室、私設図書館等の施設や蔵書の診断・アドバイス、公共図書館や民間施設での図書イベントの運営・手伝い等を行うことが予定されています。
一般社団法人北海道ブックシェアリング https://booksharing.wixsite.com/bookshare ※トップページに「クラウドファンディングをはじめました!」とあります。
北海道の小規模自治体を走るやまびこ号プロジェクト(Readyfor) https://readyfor.jp/projects/yamabiko
2019年2月13日、JSTORや電子学術情報アーカイブ Portico等を運営する米・ ITHAKAは、Reveal DigitalがITHAKAに加わることを発表しました。
Reveal Digitalは、特別コレクションを利用可能とするためのデジタル化・権利処理費用をクラウドファンディングの手法で調達することで、図書館のデジタルコレクション開発を支援する事業を行っている団体です。
今後も、Reveal Digitalでは、特別コレクションの図書館主導によるオープンアクセスでの公開モデルを支援するとしており、ITHAKAでは、今回の提携により、図書館が所蔵する特別コレクションの識別・デジタル化・共有・保存や研究者による利用拡大が可能となるとしています。
Reveal Digital Joins ITHAKA(ITHAKA,2019/2/13)https://www.ithaka.org/news/reveal-digital
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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