資金調達

米国図書館協会(ALA)、ゲームに関するプログラム作成やコレクション構築のための年次助成金事業を開始

2020年1月2日、米国図書館協会(ALA)のGames and Gaming Round Table (GameRT)は、図書館によるゲームに関するプログラムの作成やコレクションの構築を可能とすることを目的とした年次助成事業の実施を発表しました。

500ドルの助成が1件、250ドルの助成が2件で、米国およびカナダの公共・学校・大学・専門図書館で勤務しているALAの会員に応募資格があります。

応募にあたっては、助成金を得て作成する、持続可能なゲームプログラムの計画等を説明する必要があります。

申請期間は毎年1月1日から3月1日までで、助成対象者はALAの年次大会においてGameRTが主催するイベントで発表されます。

河内長野市立図書館(大阪府)のネーミングライツが開始

2019年12月29日、大阪府の河内長野市立図書館は、総合工具メーカーのTONE株式会社をネーミングライツパートナーとして決定したと発表しています。

愛称は、「河内長野市立図書館 Supported by TONE®」で、期間は2020年1月1日から2024年12月31日までの5年間です。

命名権料は、図書館の図書の充実、施設の維持管理等に役立てることになっており、初年度は年額50万円及び39万3,340円相当の物品提供、次年度以降は年額70万円です。

河内長野市立図書館のネーミングライツ開始について(河内長野市立図書館, 2019/12/29)
https://www.city.kawachinagano.lg.jp/site/tosho/34513.html

京丹後市立大宮図書室(京都府)、一般財団法人平井嘉一郎財団からの寄附金で平井嘉一郎文庫用の児童書を購入:今回で11回目

2019年12月23日、京都府の京丹後市は、大宮図書室内の平井嘉一郎文庫への図書の充実を図ることを趣旨とした一般財団法人平井嘉一郎財団からの寄附金で、児童書等218冊を購入したと発表しています。

当該図書の貸出開始は2020年1月10日からで、貸出に先立ち、当日、大宮こども園の園児約43人を招いての絵本の読み聞かせが行われます。

平井嘉一郎文庫は、ニチコン株式会社の創業者とされる故平井嘉一郎の遺志を引き継いだ遺族からの寄附金で購入した児童書からなる文庫です。

今回で11回目の寄附で、これまでで計2,948冊の書籍が購入されました。

平井嘉一郎財団からの寄付で大宮図書室に児童書218冊を購入(令和2年1月10日から貸出開始)(京丹後市, 2019/12/24)
https://www.city.kyotango.lg.jp/top/shisei/3/4/11581.html

兵庫教育大学附属図書館、青空教室フェス「BLUE CLASS」の運営費用を募るクラウドファンディングを開始

兵庫教育大学附属図書館は、2019年12月16日から2020年1月31日までの期間、青空教室フェス「BLUE CLASS」の運営費用を募るクラウドファンディングを実施しています。目標金額は100万円です。

「BLUE CLASS」は、市民・学生・教員が交流・議論する「ラーニングコモンズ」として青空教室を開催するイベントです。2018年の開始以降、同大学の敷地内で「ブックリサイクル」「土・木・光:生活のなかにあふれるSDGs」「多様性/多様な性」をテーマとして計3回開催されています。

今回クラウドファンディングの対象となっている第4回では、規模を拡大して神戸市東遊園地での開催を予定しており、テーマは「レ・クリエーション:遊び・創造・教育」となっています。

青空教室BLUE CLASSプロジェクトで、クラウドファンディングをはじめました。(兵庫教育大学)
https://www.hyogo-u.ac.jp/blue_class.php

SCOSS、非営利のオープンアクセス(OA)・オープンサイエンスサービス支援のため第二の資金調達サイクルを開始:DOAB・OAPEN、PKP、OpenCitationsが援助対象

2019年12月4日、非営利のオープンアクセス(OA)・オープンサイエンスサービスの資金調達支援のための連合“Global Sustainability Coalition for Open Science Services(SCOSS)”は、第二の資金調達サイクルを開始したことを発表しました。

SCOSSはOA・オープンサイエンスにとって重要な非営利のインフラやサービスに対して、ステークホルダー機関が直接かつ即時の投資を可能にするフレームワークの提供を目的として2017年に設立されました。米国大学協会(AAU)・北米研究図書館協会(ARL)・カナダ研究図書館協会(CARL)・オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)・EIFL・欧州研究図書館協会(LIBER)・フランス高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)・Redalyc・SPARC Europeで構成される国際的な連合として組織されています。

E2202 - 大阪市立中央図書館のネーミングライツ協定締結について

大阪市立中央図書館は,2019年9月18日に株式会社辰巳商会とネーミングライツ協定を締結し,同年10月1日より「辰巳商会中央図書館」を愛称として使用している。本稿はその経緯と協定締結による効果,その後の動向を紹介する。

高松市、高松市図書館のネーミングライツ事業者を募集

2019年12月3日、香川県の高松市が、高松市図書館のネーミングライツ事業者を募集すると発表しました。

対象は、中央図書館、夢みらい図書館、牟礼図書館、香川図書館、国分寺図書館の5施設、及び、移動図書館3台です。

愛称の条件として、「図書館」又は「図書館の意味を持つ言葉」が含まれるようにすること、各施設を区別するため、愛称に中央図書館は「中央」・夢みらい図書館は「夢みらい」・牟礼図書館は「牟礼」・香川図書館は「香川」・国分寺図書館は「国分寺」が含まれるようにすること、同市財産の公共性及び図書館としてのイメージを損なうおそれがないものにすること、があげられています。

募集期間は2020年1月31日までです。

ネーミングライツ事業者を募集します(中央図書館など6施設等)(高松市, 2019/12/3)
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/toshokan/ne-mingu_tosyo.html

金沢大学附属図書館、「金大図書館時習基金」を設置

2019年11月1日、金沢大学附属図書館は、「金大図書館時習基金」を設置したことを発表しました。

同館利用者の利便性・快適性の向上、所蔵資料の保存・活用を継続的に実施するための基金であり、同基金への寄付を募集するとともに、寄付は以下の事業等に活用するとしています。

1.所蔵資料の保存修復及び貴重資料のデジタルアーカイブ化
2.図書館設備の整備・充実

「金大図書館時習基金」11月1日スタート(金沢大学附属図書館, 2019/11/1)
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?p=25428

参考:
東北大学附属図書館、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)を設置
Posted 2019年3月4日
https://current.ndl.go.jp/node/37697

東北大学、2種類のクラウドファンディングプロジェクトを開始:図書館所蔵「漱石文庫」のデジタルアーカイブ化プロジェクトと大学病院考案レシピの書籍化プロジェクト

2019年11月5日、東北大学は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社と東北地方の大学では初となる業務提携を結び、提携後初のプロジェクトとして、附属図書館所蔵「漱石文庫」のデジタルアーカイブ化と大学病院考案レシピの書籍化を目指した2つのプロジェクトを開始したことを発表しました。

「漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト」は、東北大学附属図書館が所蔵する「漱石文庫」のデジタルアーカイブ化を目指す目標金額200万円のプロジェクトです。「漱石文庫」は、夏目漱石自身の肉筆による手帳や日記、ノート、試験問題、創作メモ、手紙などからなる自筆資料と、約3割に書き込みやアンダーラインが多数見られる旧蔵書で構成される、漱石の創作過程を知ることができるコレクションです。漱石没後100年がすぎ劣化の進行した資料や薄い鉛筆書きのため公開の難しくなった肉筆資料が現われ始めているため、クラウドファンディングを通して、最新の技術による全面的なデジタルアーカイブ化とインターネットを通した一般公開を進めたい、としています。

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、近刊学術書をオープンアクセス(OA)化するためのクラウドファンディングキャンペーンを開始

2019年10月24日、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)は、近刊学術書をオープンアクセス(OA)化するためのクラウドファンディングキャンペーンを開始したことを発表しました。

キャンペーンはCUPとクラウドファンディングサービスのプラットフォームを提供する出版社Unboundとの提携によって実施されます。CUPにとって単行書に対するクラウドファンディング実施は初めてのことで、Unboundにとっても学術出版社との提携は初めてのことになります。

クラウドファンディングの対象となっているのは、スコットランドのナショナリズムの根源を扱った英・オックスフォード大学Ben Jackson准教授による2020年刊行予定の書籍“The Case for Scottish Independence: The Political Thought of Scottish Nationalism, c. 1960-2014”です。3か月間のクラウドファンディングキャンペーンによりOA化のための費用を調達することが目指されています。

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