資金調達

大阪市、大阪市立浪速図書館のネーミングライツ優先交渉権者が決定したと発表

2021年2月26日、大阪市が、大阪市立浪速図書館のネーミングライツ優先交渉権者が決定したと発表しています。

優先交渉権者は株式会社ゼストエステートで、今後、詳細について優先交渉権者と協議を進めるとしています。

提案ネーミングライツ料は年額(消費税抜き)は10万円で、希望愛称使用期間は1年間、希望愛称名はzest浪速ライブラリーです。

浪速図書館のネーミングライツ優先交渉権者が決まりました(大阪市,2021/2/26)
https://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000528745.html

参考:
E2202 - 大阪市立中央図書館のネーミングライツ協定締結について
カレントアウェアネス-E No.381 2019.12.05
https://current.ndl.go.jp/e2202

大阪市立中央図書館、地下1階左閲覧室を全面的にリニューアルし、参加・交流を志向した空間「Hon+α!(ほな!)」を開設:整備には「森林環境譲与税」を活用

大阪市立図書館は、中央図書館地下1階左閲覧室を全面的にリニューアルし、参加・交流を志向した空間として整備した「Hon+α!(ほな!)」を、2021年3月6日に開設すると発表しました。

「Hon+α!(ほな!)」は、「大阪市立中央図書館施設活用構想」(令和元年9月策定)で掲げる「市民参加・市民交流のできる空間」「新しい機能のある利便性の高い空間」「新しい魅力のある空間」「インターネット接続が保障された空間」「明るく外から見える空間」の5点を基本方針として整備されたほか、「おおさか河内材」を使用して日本の木材の良さを活かした家具等を設置することで、国産木材の普及啓発に努めるとともに、居心地のよい公共空間を形成したと説明されています。また、本などの資料だけでなく、ワークショップなどを通して、人やネットワーク情報との新しい出会い、また未知の発見がある場所をめざすとしています。

3月6日は、オープニングセレモニーと事前申込制のワークショップが行われ、翌3月7日から一般公開されます。

「Hon+α!(ほな!)」の整備にあたっては、国産木材を積極的に活用し、大切な森林を守るために創設された「森林環境譲与税」が活用されています。

日本図書館協会(JLA)災害対策委員会、2021年2月13日に発生した福島県沖の地震により被災した図書館等へ緊急助成を行うと発表

2021年2月26日、日本図書館協会(JLA)の災害対策委員会が、2021年2月13日に発生した福島県沖の地震により被災した図書館等へ緊急助成を行うと発表しました。

当該地震により被災した宮城県・福島県内の図書館で、 復旧・復興に取り組んでいる公共図書館、大学図書館(短期大学・高等専門学校図書館を含む)、学校図書館、専門図書館、公民館図書室等が対象です。

JLAに寄せられた寄附等をもとにした助成で、一施設当たり20万円を基本とし、最大50万円を限度に助成されます。図書館の復旧・復興及び被災者支援等に係る図書館資料・物品の購入や事業の経費が助成対象で、被災地の経済復興のため、可能な限り地元の業者から購入するようにとされています。

助成を希望する館は、3月16日までに同委員会宛に申し込む必要があります。

災害等により被災した図書館等へ緊急助成(2020年度)(緊急対応:2021年2月13日に発生した福島県沖の地震)(JLA災害対策委員会,2021/2/26)
http://www.jla.or.jp/committees//tabid/895/Default.aspx

フィンランド国立図書館、コレクション構築に関する新方針と2021年から2024年までのデジタル化計画を発表

2021年2月11日、フィンランド国立図書館は、コレクション構築に関する新方針と2021年から2024年までのデジタル化計画の公開を発表しました。

公開されたコレクション構築に関する新方針は、同館のコレクションと学術研究、科学の透明性との間の密接な相互関係を強調する内容で作成されました。フィンランドの文化遺産の永久保存と公共利用、特に人文学・社会科学分野の研究のニーズに応じた多言語の研究用資料の構築などが示されています。また、オープンサイエンス・オープンリサーチの推進のため、ライセンス購読制の電子リソースを削減し、オープンアクセス(OA)出版に基づいて研究成果を公開する資金調達モデルに対する支援の方針を明らかにしています。その他、著作権法や関連する合意に基づいて、独自にデジタル化した資料の利用公開を促進すること、研究者が必要とするフォーマットによるコレクション提供の方法を検討することなどについて言及しています。

ドイツ国立科学技術図書館(TIB)、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の助成によりオープンアクセス(OA)への移行を推進するための3種類のプロジェクトを実施

2021年2月8日、ドイツ国立科学技術図書館(TIB)は、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の2年間の助成に基づいて、研究成果物のオープンアクセス(OA)への移行を推進するための3種類のプロジェクトを実施することを発表しました。

ザクセン州立・ドレスデン工科大学図書館 (SLUB)と共同で取り組む“B!SON (Bibliometric and Semantic Open Access Recommender Network)”は、OAジャーナルの推薦システムの開発に関するプロジェクトです。DOAJとオープン書誌データ・引用データを提供する学術インフラサービスOpenCitationsをプロジェクトパートナーとして、機械学習を利用したユーザーの入力情報の類似度判定などにより、著者に自身の研究成果の出版に最適な高品質のOAジャーナルを推薦することを目的に挙げています。

伊万里市民図書館(佐賀県)、ブックスタートで配る絵本およびアドバイスブックの購入費用に係るガバメントクラウドファンディングを実施中

佐賀県の伊万里市民図書館が、ブックスタートで配る絵本およびアドバイスブックの購入費用に係るガバメントクラウドファンディングを、2021年2月18日から5月18日まで実施しています。

ガバメントクラウドファンディングとは、地方公共団体がふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングで、同市が生後3か月の集団健診と併せて実施していたブックスタートがコロナ禍により中止となっているため、ブックスタートを再開させることを目的に行われているものです。

目標額は100万円で、目標金額を上回ったときは、翌年度以降のブックスタート継続のための費用として活用します。目標金額を下回った場合でも、ブックスタートは市の事業としては引き続き行うとしています。

ガバメントクラウドファンディング「ブックスタート事業」にご協力ください (伊万里市民図書館,2021/2/18)
https://www.city.imari.saga.jp/11142.htm#itemid14282

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、アフリカ系米国人の歴史・文化の発展を目的とした博物館助成プログラムについて15年間の取り組みを総括した報告書を公開

2021年2月1日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)は、アフリカ系米国人の歴史・文化を紹介する博物館への助成プログラム“Museum Grants for African American History and Culture Program”について、15年間の取り組みを総括した報告書を公開しました。

IMLSは同プログラムにより、アフリカ系米国人の歴史・文化を紹介する博物館に対して、組織的な能力構築、専門家の育成の支援等を目的として、2006年からの15年間で31州110の団体に合計約2,250万ドルの助成を実施しています。米国の非営利の社会経済問題研究機関であるUrban Instituteが、行政データの分析や関係者へのインタビュー、アンケート調査等により、同プログラムの目標達成度の総合的な評価を行って報告書を作成しました。

犬山市立図書館(愛知県)、2021年3月30日に同館2階に「子ども読書空間」をグランドオープン

愛知県犬山市が、2021年1月8日付で行った記者会見の中で、3月30日に、犬山市立図書館2階に「子ども読書空間」がグランドオープンすることを発表しています。

「子ども読書空間」は、乳幼児から中学生に上がる前までの子どもの読書活動推進に重点を置いた図書館整備により、子どもの読書率・図書館の利用率・読解力の向上等を目的として犬山市が進める事業です。「読書キャンプ」をコンセプトに、犬山の自然や歴史を感じながら本に親しみ、子どもと保護者が気軽に読書ができる空間として、犬山市立図書館2階展示室のリニューアルを進めています。

リニューアル後の「子ども読書空間」では、テントやタープ、山小屋仕立てのベンチや丸太のベンチを設置するなど、「読書キャンプ」のコンセプトによりデザインされたフロア内に、絵本や児童文学書を中心に約3,000冊の図書が配架される予定です。フロアのコンセプト・デザインは、市内の小中学生、子育て世代の保護者、図書館ボランティアらとのワークショップなどを経て設定されました。

東北大学附属図書館、「漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト」を終了

2021年1月22日に掲載されたお知らせ記事で、東北大学附属図書館が、クラウドファンディングによる「漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト」を2020年12月25日に終了したことを発表しました。

クラウドファンディングサービス「READYFOR」上の同事業のページでは、夏目漱石の自筆資料および周辺資料792点、蔵書1点(7,620コマ)をデジタル化し、公開したと述べられています。

同事業で作成された画像は、現在、「東北大学デジタルコレクション」で公開されています。

お知らせ(東北大学附属図書館)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/news.html
※2021年1月22日付で、「【本館】漱石文庫デジタルアーカイブ クラウドファンディング事業終了と画像公開」と掲載されています。

大阪大学、タワーパートナーズセミコンダクター株式会社と附属図書館理工学図書館へのネーミングライツ導入に関する協定を締結

2021年1月27日、大阪大学附属図書館は、大阪大学がタワーパートナーズセミコンダクター株式会社と、附属図書館理工学図書館へのネーミングライツ導入に関する協定を締結したと発表しました(1月25日付)。

学内では3件目、附属図書館では初めてとしています。

対象となるのは、理工学図書館西館1階のラーニング・コモンズとラウンジで、2021年2月から2024年1月まで、同施設の愛称が「TPSCo Commons (ティ・ ピィ・エス・コ コモンズ)」「TPSCo Lounge (ティ・ピィ・エス・コ ラウンジ)」となります。

理工学図書館へネーミングライツを導入しました(大阪大学附属図書館,2021/1/27)
https://www.library.osaka-u.ac.jp/news/20210127_common/

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