NLM(米国国立医学図書館)

米国国立医学図書館(NLM)、同館所蔵の医学映像を研究者のエッセイとともに提供するウェブサイト“Medicine on Screen: Films and Essays from NLM”を公開

2019年2月21日、米国国立医学図書館(NLM)が、ウェブサイト“Medicine on Screen: Films and Essays from NLM”の公開を発表しました。

2013年に公開した“Medical Movies”を新たなデザインのもと拡充させたもので、 同館の4万点を超す映像コレクションのなかから歴史・健康の文脈において選択されたタイトルと、それらタイトルに関する研究者のエッセーが搭載されています。

同館がデジタル化映像も公開している“NLM Digital Collections”や同館医学史課のYouTubeチャンネルを補完するものと位置づけられています。

NLM Launches Medicine on Screen(NLM,2019/2/21)
https://www.nlm.nih.gov/news/NLMLaunchesMedicineOnScreen.html

米国国立医学図書館(NLM)、オープンデータポータルサイト“Data Discovery”を公開

2019年1月29日、米国国立医学図書館(NLM)が、オープンデータポータルサイト“Data Discovery”の公開を発表しています。

NLMでは多くのデータをオンラインで公開してきましたが、“Data Discovery”を通じて公開することで、データセットのスプレッドシートによる表示、データの視覚化、APIの提供を可能としました。

Data Discovery at NLM(NLM Musings from the Mezzanine ,2019/1/29)
https://nlmdirector.nlm.nih.gov/2019/01/29/data-discovery-at-nlm/

Data Discovery(NLM)
https://datadiscovery.nlm.nih.gov/browse

米国国立医学図書館(NLM)、特別展“Politics of Yellow Fever in Alexander Hamilton’s America”を開催:児童・生徒・学生向け教育コンテンツを含むオンライン展示も公開

2019年1月2日、米国国立医学図書館(NLM)が、1月11日から5月22日まで、特別展“Politics of Yellow Fever in Alexander Hamilton’s America”を開催すると発表しました。

1793年に黄熱病がフィラデルフィアで大流行した際に、住民が、科学と政治の不安定な協調のなかで、如何に黄熱病に対応したかを示す内容となっています。

K-12の児童・生徒の学習プランや大学の講義に対応した教育用コンテンツを含むオンライン展示もあわせて公開されます。

NLM Launches a New Banner Exhibition (NLM,2019/1/2)
https://www.nlm.nih.gov/news/NLM_Launches_Politics_of_Yellow_Fever_in_Hamiltons_America.html

米国国立医学図書館(NLM)、医学件名標目表(MeSH)の2019年版を公開

米国国立医学図書館(NLM)が、毎年更新されているシソーラス、医学件名標目表(MeSH)の2019年版を公開しています。

421の定義語(Descriptors)の追加、9の定義語の削除、3の副標題(Qualifiers)の削除、論文の索引で用いる20の新たなPublication Typesの追加が行われました。その結果、全体で2万9,351の定義語、76の副標題、24万7,209の補足用語(Supplementary Concept Records)となると発表しています。

What's New for 2019 MeSH(NLM Techinical Bulletin, 2018/12/13)
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/nd18/nd18_whats_new_mesh_2019.html

米国国立医学図書館(NLM)、デジタル化資料を公開するウェブサイト“Digital Collections”をリニューアル

2018年11月20日、米国国立医学図書館(NLM)が、11月5日にデジタル化資料を公開するウェブサイト“Digital Collections”をリニューアルしたと発表しています。

新しいウェブサイトでは、読み込むたびにトップページの背景画像が切り替わるほか、検索ボックスの簡素化が行われています。

その他、最近デジタル化された資料12点を表示する“Recently Digitized”、“Digital Collections”に含まれる個別のコレクションをまとめて表示させる“Collections”、 NLMの他の3つのデジタル化事業へのリンク“Related Digital Projects”の3つの項目があります。

PubMed Central(PMC)、研究データの引用情報や補足資料に関する情報の掲載を開始

2018年11月5日、米国国立衛生研究所(NIH)の国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)が、PubMed Central(PMC)において、研究データの引用情報(Data Citations)・補足資料(Supplementary Materials)・データの利用可能の紹介(data availability statements)等の情報の掲載を開始したと発表しています。

同情報はAssociated Data欄に掲載されており、検索結果画面で“Associated Data”を選択して Associated Data欄があるものに限定して検索することができます。

米国国立医学図書館(NLM)が策定した「戦略計画2017-2027」に基づく取組です。

NCBIのPubMed Labsが開発した試験的サービス“PubMed Journals”が終了:将来的にNCBIの製品への組み込みを検討

2018年6月15日付の米国国立衛生研究所(NIH)の国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)のブログで、 PubMed Labsが開発した試験的なサービス“PubMed Journals”の終了が発表されています。

“PubMed Journals”は、関心がある生物医学分野の雑誌を簡単に探して論文を閲覧できたり、NCBIのアカウント等でログインをすれば、興味のある雑誌を「フォロー」することで、雑誌の新着記事や論文の取り下げ情報などの最新情報をニュースフィードで受け取ることができるサービスです。

記事では、これまでの実績として、同サービスを約2万人が利用し、1万453点の雑誌がフォローされ、利用者は平均3誌をフォローしていたことが紹介されています。

同サービスは独立のサービスとしては終了するものの、将来的にはNCBIの製品への組み込みを考えているとしています。

米国国立医学図書館(NLM)、災害時医療・公衆衛生に関するデータベース“Disaster Lit”を公開

2018年6月19日、米国国立医学図書館(NLM)が、データベース“Disaster Lit”の公開を発表しています。

“Disaster Lit”は、災害時の医療や公衆衛生に関する情報を提供することでPubMedを補完する事を目的に構築されたもので、政府機関・NPO・大学などが作成した無料で利用可能な1万4,000点の報告書・ガイドライン・ウェブサイト等へのリンク情報が搭載されています。

あわせて、NLMの災害情報管理研究センター(DIMRC)のウェブサイトもリニューアルされています。

New Website Design for the NLM Disaster Information Management Research Center (NLM,2018/6/19)
https://www.nlm.nih.gov/news/New_Website_Design_for_NLM_DIMRC.html

システマティックレビューや消費者健康情報のポータルサイトPubMed Health、2018年10月31日に終了

米国国立医学図書館(NLM)が、2018年10月31日をもって、PubMed Healthを停止すると発表しました。

PubMed Healthは、システマティックレビューや消費者健康情報のポータルサイトとして8年前に構築されましたが、PubMedや、生命科学・医療関係の書籍・文献を提供するBookshelf、医学情報サイトMedlinePlusの利用が多いことから、「戦略計画2017-2027」に基づき、利用が高い3つのプラットフォームに注力するために停止を決めたものです。

PubMed Healthに掲載されていたシステマティックレビューはPubMedから、利用可能な全文はBookshelfから引き続き閲覧可能です。また、掲載されていた消費者健康情報の大部分はMedlinePlusからも入手できます。

米国国立医学図書館(NLM)による人体に有害な成分を含む図書の電子化作業(記事紹介)

米国国立医学図書館(NLM)の医学史に関する貴重な資料を紹介するブログ“Circulating Now”の2018年5月7日、5月9日、5月11日付けの記事において、NLMが行なった、1874年刊行の図書“Shadows from the Walls of Death: Facts and Inferences Prefacing a Book of Specimens of Arsenical Wall Papers”のデジタル化作業を紹介しています。

4点のみ現存している同書は、ヒ素による顔料の使用中止を普及するために作成されたもので、ヒ素による顔料で着色された壁紙のサンプル84点を含んでいます。

2017年8月11日に行なわれたスキャン作業は、専門家による作業環境調査のもと、防護服・ニトリル製手袋・防塵マスクを装着し、V字形ブックスキャーナーを用いて行われました。いくつかのページでめくるのが困難であったものの、作業自体は容易で、数時間で終了したと紹介されています。

また、作業環境調査の結果として、作業中の手袋の着用と、作業後の機器の徹底的な拭き取りを強く推奨しています。

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