大統領図書館

韓国国立中央図書館(NLK)、ロシア・エリツィン大統領図書館と業務協約を締結:大統領図書館のデジタル化資料を閲覧できる専用席を設置

2020年9月29日、韓国国立中央図書館(NLK)が、韓・露修好30周年を記念して、ロシア・エリツィン大統領図書館と業務協約を締結したと発表しています。

今回の業務協約により、エリツィン大統領図書館のデジタル資料約87万の検索およびロシア関連資料のデジタルデータへの無料アクセスが可能となります。NLKでは、国立デジタル図書館の「情報広場」内にエリツィン大統領図書館のデジタル化された蔵書を閲覧できる専用席3席を設ける計画です。

エリツィン大統領図書館のプレスリリースによると、韓国で最初にエリツィン大統領図書館の遠隔電子閲覧室が設けられたのは、2017年の高麗大学校とのことです。

국립중앙도서관, 러시아 문헌의 디지털 서비스 제공(国立中央図書館、ロシア文献のデジタルサービス提供)(NLK,2020/9/29)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=37230&schBcid=normal0302

500頭のヤギが設けた防火帯がレーガン大統領図書館を山火事から守ることに貢献(米国)

2019年10月30日に米国・カリフォルニア州で起こった山火事からレーガン大統領図書館を守るにあたり、500頭のヤギが貢献したとロイター通信が報じています。

同図書館にはレーガン政権期の文書や記念品が所蔵されており、当時の大統領専用機やベルリンの壁の一部が納められているほか、レーガン元大統領本人とナンシー夫人が埋葬されています。

山火事は10月30日の午前中には図書館を囲み、大統領専用機を展示している格納庫から50フィート地点まで迫りましたが、図書館に到達することなく消火されました。図書館の近くの草むらを除去し、防火帯を設けていたことが消火活動に貢献したとされています。

この防火帯は2019年5月に、ヤギに食べさせることで草を除去するサービスによって設けられたものでした。大統領図書館付近の防火帯設置には500頭のヤギが参加したとのことで、「ヤギが草をすべて食べていたので、図書館には火が届かなかった」とする図書館広報担当者のコメントが紹介されています。

ジョン・F・ケネディ大統領図書館、アポロ11号のミッションを追体験できるARアプリを公開:月面着陸50周年を記念して

2019年6月17日、米国のジョン・F・ケネディ大統領図書館(John F. Kennedy Presidential Library and Museum)は、1969年7月20日のアポロ11号月面着陸からまもなく50周年を迎えることを記念し、AR(拡張現実)を利用してアポロ11号のミッションを追体験できるアプリ“JFK Moonshot”の公開を発表しました。iOS版・Android版が提供されています。

アポロ11号の打ち上げからちょうど50年後となる2019年7月16日午前9時32分(米国東部標準時)に、アプリ内でも打ち上げが行われ、月面着陸までの5日間のミッションをリアルタイムで追跡できます。

また、ボストンにあるジョン・F・ケネディ大統領図書館の外には、高さ363フィート(約111m)、実物大のアポロ11号(サターンV型ロケット)がARオブジェクトとして設置されており、アプリを通じて、現地では実物大ロケットの打ち上げシミュレーションを体験できるとあります。

その他、アプリ内ではアポロ11号のミッションをより深く学ぶことができるARゲーム等も提供されています。

ジョン・F・ケネディ大統領図書館、ケネディ家の様子を撮影したネガフィルム約1,700点をデジタル化して公開

2018年9月14日、米国のジョン・F・ケネディ大統領図書館(John F. Kennedy Presidential Library and Museum)が、同館所蔵のケネディ家に関するコレクションのなかから、約1,700点の硝酸塩のネガフィルムをデジタル化し、オンラインで公開したと発表しています。

今回公開されたものは、同館で所蔵する写真コレクションの一部であり、ケネディ大統領の母親の結婚前の様子を撮影した写真等といったケネディ大統領誕生以前からの物を含む、ケネディ家の日常生活、休暇、祝賀行事といった様子を撮影した写真が含まれます。

硝酸塩のネガフィルムは脆弱で、今回デジタル化されたフィルムの原本の何点かは劣化しているものの、概ねよく保存されているとのことです。

米・オバマ大統領センター(OPC)内にシカゴ公共図書館(CPL)の分館を設置へ

2018年5月2日、米・シカゴ市とオバマ財団は、同市内に建設中のオバマ大統領センター(OPC)内にシカゴ公共図書館(CPL)の分館を設置すると発表しました。

新しい分館は、オバマ財団のミッションの中核である「市民参加」を重視した最先端の図書館として建設すると説明されています。

CPLではOPCと協力して効果的なプログラムを開発する予定で、市民参加に関するマルチメディアコレクションの所蔵、コミュニティーに関与するためのプログラムの実施、読書・学習のための空間、プログラムやイベントも開催可能な宿題支援のための空間、児童用の空間、Youmediaプログラムのための空間、会議室などの設置が計画されているほか、職員は、求職者や労働力開発支援のための訓練を受講するとしています。

エイブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館、同大統領関係文書をオンラインで公開

2018年4月19日、エイブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館が、同大統領関係文書をオンラインで公開したと発表しました。

公開されたのは、米国大統領であった同氏の1809年の出生から1842年までのものです。同大統領によって書かれた文書及び同大統領に向けた文書340点と、同大統領が弁護士や州議会議員として直面した問題に関わる文書4,839点が含まれます。文書は文字起こしされ、注釈が付されています。

この公開は、同大統領関係の全ての文書を注釈や参考情報と共に提供するという同館の目標への第一歩であるとされ、全ての文書の公開が完了すれば、文書は15万から17万5,000点になるとされています。

米・ミシシッピ州立大学、ミッチェル・メモリアル図書館にグラント大統領に関する博物館と寄贈を受けたリンカーン大統領関係資料のギャラリーを増築

米・ミシシッピ州立大学は、同大学のミッチェル・メモリアル図書館に増築した、グラント大統領に関する展示を行なう博物館と、最近研究者から寄贈を受けたリンカーン大統領関係資料を展示するギャラリーを、2017年11月30日にオープンすると発表しています。

同大学は、大統領図書館を運営する6つの大学のうちの1つで、オープン当日には、学内にあるグラント大統領図書館において記念式典が行われます。式典には、米国国立公文書館(NARA)のDavid Ferriero館長、米国議会図書館(LC)のCarla Hayden館長などが招待されています。

オバマ財団・米国国立公文書館、オバマ大統領の記録の保存と利用に関して発表

2017年5月3日、オバマ財団と米国国立公文書館(NARA)が、オバマ大統領の記録の保存と利用に関して発表を行なっています。

オバマ財団が、オバマ政権時に作成された機密扱いされていない全ての大統領記録のデジタル化に対して資金提供するとの声明に従うもので、NARAは大統領記録の国家管理者としての役割を果たすものの、これまでの大統領のように記録保存のための大統領図書館をオバマ大統領センター内には建設せず、代わりにデジタルアーカイブを構築します。

オバマ大統領の記録は、デジタル化された後、NARAの既存の書庫で管理され、オバマ大統領センター内のオバマ博物館等での展示の際に貸し出すなどして利用されます。

フランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館・博物館、日系アメリカ人の強制収容に関する特別展を実施

米国のフランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館・博物館が、日系アメリカ人の収容につながった「大統領令9066号」の署名・発令(1942年2月19日)から75年を迎えたことを受け、特別展“ IMAGES OF INTERNMENT: THE INCARCERATION OF JAPANESE AMERICANS DURING WORLD WAR II”を開催します。

署名の背景に関わる文書や、大統領に反対したファーストレディのエレノア・ルーズベルトの役割、200を超える強制収容に関する写真や動画、収容体験者のオーラルヒストリーのフィルム、1988年のレーガン大統領(当時)による「市民の自由法」署名時の映像等が展示されます。

展示は、2017年12月31日までです。

New Special Exhibit IMAGES OF INTERNMENT: THE INCARCERATION OF JAPANESE AMERICANS DURING WORLD WAR II(フランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館・博物館)
https://fdrlibrary.org/exhibitions

オバマ大統領図書館等のデザイン設計を担当する建築事務所が決定に

2016年6月30日、シカゴに建設される、オバマ大統領図書館が入居するオバマ大統領センター(Obama Presidential Center)について、デザイン設計を、ニューヨークに本拠とし、博物館や学校、非営利の機関などを特に扱う“Tod Williams Billie Tsien Architects | Partners” (TWBTA)と、地元シカゴに本拠をおく“Interactive Design Architects” (IDEA)の2つの建築事務所が担うことが発表されました。

Meet the Architects(Obama Foundation)
http://www.barackobamafoundation.org/meet-the-architects

The Obama Foundation Announces Architect Selection for Future Presidential Center(Obama Foundation, 2016/6/30)
http://www.barackobamafoundation.org/news/entry/Architect-Selection-Announcement

関連:
Tod Williams Billie Tsien Architects

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